床の張り替え業者の費用相場や選び方を徹底解説します!
投稿日:2021年02月12日 更新日:2023年11月08日
せいじ |壁紙・床張り替え部編集長
父親が大工をやっていたため、幼いころから家の組み立て作業を見ながら育ちました。高校卒業後は父親の会社を手伝いながら、リフォーム業者の作業員としても働いていました。独立後、主に家のリフォーム作業を多く手がけています。壁紙から床の張り替えまで多くの実績と経験があります。誰にでもわかりやすいように、壁紙や床の張替え作業について解説します。
床の張り替え業者の費用相場は、4.5畳~6畳で10万円~22万円程度、8畳~12畳で15万円~30万円程度、14畳~16畳で28万円~36万円程度、20畳以上で40万円以上です。
「床が傷んでいることに最近気づいた」「部屋の雰囲気を変えたい」そう思われる方は床の張り替えを検討しますよね。
しかし、床の張り替えを業者に依頼したら高額な費用が掛かるのではないか、どんな床材を選べばいいのかわからない、など不安なことが多いのではないでしょうか。
この記事では、床の張り替え業者に依頼したときの費用相場やおすすめの床材について分かりやすくご紹介していきます。
部屋の大きさ | 費用相場 |
---|---|
4.5畳~6畳 | 10万円~22万円程度 |
8畳~12畳 | 15万円~30万円程度 |
14畳~16畳 | 28万円~36万円程度 |
20畳以上 | 40万円以上 |
以上が床のフローリングの張り替え業者にかかる費用相場になります。
床のフローリングの張り替えは元の床材が何だったのか、新しい床材は何の種類を使用するかや業者の違いによって費用は変動するので大きく差があります。
では、床のフローリングの張り替え業者に依頼したときの内訳をご説明します。
費用項目 | 費用相場 |
---|---|
人件費 | 1万円程度~ |
既存の床材の処分費用 | 1万円程度~ |
新しい床材費 | 8万円程度~ |
床の下地処理費用 | 5万円程度~ |
合計 | 15万円程度~ |
床のフローリングを張り替え業者に依頼する際に、必ず決めなければいけないことがあります。
それは床の張り替え方を決めることです。
床の張り替え方は「張り替え」と「上張り(重ね張り)」の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、特徴を確認しながら床の張り替え方を決めてください。
業者に依頼する際の床のフローリングの張り替え方の1つ目は張り替えです。
張り替えとは、既存の床材を剥がし、下地を整えて新しい床材を張る施工方法です。
メリットは、床材を一度剥がすことで床下の状態(腐食やシロアリ)が確認できること、隣の部屋の床と段差ができないことが挙げられます。
デメリットは、床材を剥がすことで処分費がかかることや工期が上張りに比べ、長くなってしまうことです。
業者に依頼する際の床のフローリングの張り替え方の2つ目は上張り(重ね張り)です。
上張りとは、既存の床材の上から重ねるように新しい床材を張る施工方法です。
メリットは、床材を剥がさないためゴミの処分費や解体費が出ないことです。また、工期も比較的短く済みます。
デメリットは、床材の上に新しい床材を張ることで、床の高さが上がってしまい、扉の高さの調整が必要になったり隣の部屋の床と段差ができてしまうことです。
以上のことから、費用をなるべく抑えたい方は上張り(重ね張り)の方が良いと思います。
床のフローリングを張り替え業者に依頼する際、どういった床材があるのでしょうか?
床のフローリングの張り替え業者にかかる費用相場とは?でもお伝えしたように、床材によっても床の張り替え費用は大きく変わっていきます。
以下の表をご覧ください。
床材 | 費用相場 |
---|---|
無垢フローリング | 1万円~3万円程度/m2 |
複合フローリング | 6000円~2万円程度/m2 |
クッションフロア | 3000円~5000円程度/m2 |
価格は1番高いですが、おすすめの床材は無垢フローリングです。そこで、それぞれの床材における特徴をご紹介していきます。
マンションの床の張り替えに使える床材の1つ目は、無垢フローリングです。
無垢フローリングとは、丸太から切り出した、つなぎ目などはない1枚板の床材です。
無垢フローリングの良いところは、質感や香りが良く、1年中快適に過ごすことができます。また、年月が経つにつれて色合いの変化を楽しむこともできます。
デメリットは、傷や汚れが付きやすいことと費用が高いことです。
マンションの床の張り替えに使える床材の2つ目は、複合フローリングです。
複合フローリングとは、薄くスライスした板を、多層接着した「合板」にシートや木を貼り付けて作られるフローリング材です。最近のマンションなどでよく使われていることから、イメージしやすいのではないでしょうか。
メリットは、傷や凹みに強くお手入れが簡単なことです。
デメリットは、傷がついてしまった場合には補修することが難しいことや、無垢フローリングと比べると歩き心地が劣ることです。
マンションの床の張り替えに使える床材の3つ目は、クッションフロアです。
クッションフロアとは、塩化ビニル素材で作られている床材です。ふかふかとした柔らかい踏み心地が特徴で、耐水性や汚れに強く、DIY初心者にも人気の床材になります。また、価格も非常に安価です。
しかし、傷や凹みがつきやすく、劣化も早いため長期間きれいな状態で保つことは難しいです。
ここまで、床のフローリングを張り替え業者に依頼した際の費用相場や床の材質をご紹介してきました。
中には思ったよりお金がかかってしまうからと諦めてしまっている人がいるかもしれませんが、少し待ってください。
ここでは、床の張り替え業者に依頼するときに、少しでも料金が安くなる方法などをご説明します!
床のフローリングの張り替えを安くする方法の1つ目は、床のフローリングの張り替えを業者に頼まず、DIYで行うことです。
自分でDIYをすると、床の張り替え業者に依頼すると必要になる、人件費を削減することができます。また、使用する床材をクッションフロアにし、 上張り(重ね張り)することで、既存の床材の処分費用と床の下地処理費用も削減できます。
つまり、6畳の床を張り替え業者に依頼した場合には、15万円程度必要になるところが、床材費+道具費の3万5000円程度で床をきれいな状態にできます。
下記に床のフローリングをDIYする手順について記載しますので、参考にしてください。
床のフローリングの張り替えを安くする方法の2つ目は、床の張り替えの見積もりを複数業者にしてもらうことです。
床の張り替えの費用はできるだけ抑えたいけれど、DIYで床の張り替えをすると、時間と体力が消費されるから嫌だという人におすすめの方法になります。
しかし、見積もりを取りに来るだけで料金が発生してしまう床の張り替え業者や、なかなか帰ってくれない床の張り替え業者には、注意してください。もし、そういった不安がある方は、オコマリの紹介サービスを利用することをおすすめします。床の張り替え業者に困ったらオコマリに無料相談してみてくださいね。
リビングだけでなく、トイレの床や洗面所の床をリフォームしたい人もたくさんいると思います。
そんな時は床の張り替え業者に依頼しましょう。DIYで補修することはできますが、床の張り替え業者に頼んだほうが良い理由があります。
DIYより張り替え業者が良い1つ目のポイントは、自分でDIYをするときに、既存の床材と違う床材を使うと、段差ができて扉が閉まらなくなることがあります。
DIYより張り替え業者が良い2つ目のポイントは、床材に腐食やカビが発生していた場合、DIYではどうすることもできません。また、腐食やカビをそのまま放っておくと土台にまで影響が出る可能性があるので、早めに床の張り替え業者に相談しましょう。
トイレ・洗面所の床を張り替え業者に依頼した場合の費用相場は以下の通りです。
場所 | 費用相場 |
---|---|
トイレ | 2万円~5万円程度 |
洗面所 | 3万円~10万円程度 |
洗面所の床のリフォームについては、下記の記事でも取り扱っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
床の張り替えを業者に依頼せず、自分で床を張り替えるときに床シートに迷うことがあると思います。そこで、床シートを選ぶ時のポイントをお伝えしていきます。
1つ目のポイントは、防音、遮音性が高い床シートを選びましょう。特にマンションに住んでいる方は、近隣の住民とのトラブルのもとにもなりやすい騒音問題が無くなるかもしれません。また、普段から騒音を気にせずに生活できるようになる可能性もありますよ。
2つ目のポイントは、床シートと床の間に防カビシートを入れましょう。せっかく床シートを敷いたのに、カビが生えると全てが台無しになってしまいます。そういったことを防ぐためにも、防カビシートを敷きましょう。
床の張り替えシートに関しては、下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
床のフローリングの張り替えを業者に依頼した場合、マンションにお住まいの方には、気を付けていただきたいことがあります。
それは事前に近隣の方に挨拶することと、管理会社に床の張り替えの許可を取ることです。
床の張り替え業者も大きな音を出さないように、施工はしますが、もしかすると近隣の方から苦情が入ってしまう可能性があります。近隣トラブルにならないためにも事前に挨拶しておきましょう。
また、マンションによっては、床の張り替えを禁止しているところもあるかもしれません。事前に管理会社に確認しておきましょう。
賃貸物件にお住まいの方の中にも、床の張り替えを行いたいとお思いの方はいるでしょう。しかし、残念ながら賃貸物件で床の張り替えを行うことはできません。
厳密にいうと、できない可能性が高いです。なぜなら、多くの賃貸物件の契約条件には、「原状回復」が求められているからです。※原状回復とは、退去時に部屋を入居時の状態に戻して返却すること
したがって、無断で床の張り替えを行った場合、退去時にトラブルにつながる恐れがあります。床の張り替えを業者に依頼したいときは、大家さんか管理会社に、こういった理由で床の張り替えをしたいと相談しましょう。中には、大家さんや管理業者が、床の張り替え費用を負担してくれたケースもあります。
床は毎日通りますし、傷や汚れがあると気になりますよね。したがって、床の張り替え業者を間違えて失敗することはできません。床の張り替えの業者の選び方のポイントをしっかり押さえておきましょう。
しかし、床の張り替えを業者にお願いしたことがない人はどんなポイントに気を付ければいいか分かりませんよね。
そこで床の張り替え業者の選び方のポイントを2つ紹介していきます。
床の張り替え業者の選び方の1つ目のポイントは、見積もりに内訳が記載されているかどうかです。
きちんとしている床の張り替え業者は、見積もりに内訳を記載するのはもちろんのこと、細かく質問しても丁寧に答えてくれます。
逆に、見積もりに内訳が記載されていない業者や質問しても明確に答えてくれない業者には、依頼しないでおきましょう。後々、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
床の張り替え業者の選び方の2つ目のポイントは、 過去に床の張り替え実績はあるかどうかです。
優良な床の張り替え業者は、ホームページ、またはチラシに過去の実績を記載しています。過去の実績があるということは、今まで仕事を1つ1つ丁寧に行ってきた証拠でもあります。そうして実績を作っている業者は評判や口コミも非常に良いことが多いです。
不安な方は、口コミや評判をインターネットで検索しましょう。そこで評判が非常に良い業者に依頼するとトラブルになる可能性が非常に低いので、実績があり、評判や口コミもよい業者に依頼するのが良いでしょう。
全国に床の張り替えを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して床の張り替えを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
新しい床材に張替えてから15年~20年経った時が、床を張り替える目安の時期になります。
また、床を踏んだ時に凹んだり、ふかふかする場合や、大きな傷や汚れが目立ってきたとき、床がきしむ場合も張り替える目安になります。
床が傷んでいることに気が付いているけれど、まだ大丈夫だろうと余裕をもつことはおすすめできません。
床が傷めば痛むほど、リフォーム代が高額になることが非常に多いです。無駄な出費を抑えるためにも早めに床の張り替えを業者に依頼しましょう。
床の張り替え業者の費用相場は、4.5畳~6畳で10万円~22万円程度、8畳~12畳で15万円~30万円程度、14畳~16畳で28万円~36万円程度、20畳以上で40万円以上でした。
その他にも、床材の種類別の特徴や床の張り替えを安く行うポイントをご紹介しました。床が傷んだまま放置しておくと、張り替え業者に依頼するときの費用もどんどん上がります。
床が傷んできているなと気づいたら、なるべく早めに床の張り替え業者に無料見積もりを取ってもらいましょう。
しかし、初めて床の張り替えを業者に依頼する方は優良業者の選び方が難しいかもわかりませんね。そういったときはオコマリの紹介サービスを利用することをおすすめします。床の張り替え業者に困ったらオコマリに無料相談してみてくださいね。
床の張替えやリフォームについて、もっと知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。
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