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投稿日:2017年04月05日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品が捨てられないとなる理由は、「心情的に準備ができていない」「遠方で作業に取り掛かれない」「物が多すぎて手に負えない」という3つが大きくあります。
特に親の遺品整理となると、これまでの思い出が蘇ってきて心情的に遺品を捨てられない状況になってしまうことが多いのです。
このページでは、遺品が捨てられない人のために、遺品を捨てられるようになるための方法や、遺品別の捨てられない原因と対処法を解説していきます。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
親の遺品が捨てられない理由としては、「心情的に準備ができていない」「遠方で作業に取り掛かれない」「物が多すぎて手に負えない」だと冒頭でお伝えしました。
親の遺品は思い入れもあることから、遺品が捨てられないと困る方も非常に多いです。ここでは遺品が捨てられない3つの理由、原因に対しての対処法を解説していきます。
親の遺品が捨てられない理由の1つ目の心情的に準備ができていない場合には、時間を置いてから遺品の処分をスタートすることをオススメします。
心の準備が出来ていない以上、無理に遺品を捨てようとしても難しいでしょう。親に限らず、配偶者を亡くされた方や、息子・娘さんを亡くされた親御さんなどは、遺品の整理に気持ちが向かず捨てられない事は当然です。
ただし、そうは言っても賃貸の部屋や家で早く遺品を処分して退去しなければいけないケースもあるのも事実です。その場合には遺品整理業者に依頼して、遺品が捨てられない状況を助けてもらうのが良いでしょう。
遺品整理業者に依頼すれば、自分たちの代わりに遺品の仕分けや処分などを行ってくれます。またアルバムや写真、親が大切にしていた遺品については、事前に遺品整理業者に伝えておくことで手元に戻してくれます。
遺品整理業者に依頼する料金・費用相場としては1K18,000円~とお金はかかってきますが、それでも悲しみで遺品が捨てられない自分たちに代わって対応してくれる遺品整理業者は有効に活用しましょう。
親の遺品が捨てられない理由の2つ目の遠方で作業に取り掛かれない場合には、遺品整理業者にサポートをしてもらうのが良いでしょう。
部屋の広さにもよりますが、3LDKくらいの間取りまでであれば要望を出せば1日で遺品整理を終わらせることができます。下記には遺品整理業者に依頼した場合の間取り別の作業時間をまとめた表を記載しておきました。
間取り | 遺品整理業者の作業時間 |
---|---|
1K/1R | 3~8時間 |
2K/1DK | 5~8時間 |
1LDK・2DK | 6~8時間 |
2LDK・3DK | 1~2日 |
3LDK・4DK | 1~3日 |
遠方である以上、できる限り自分が滞在する期間中に遺品整理を終わらせるのが良いので、遺品整理業者に依頼してしまう方が賢明です。自分たちで遺品整理を行うと遺品整理業者に依頼するよりも2倍以上の時間がかかるため、遺品が捨てられないと悩んでしまう方が多くいます。費用や料金はかかりますが、必要な経費だと考えておきましょう。
親の遺品が捨てられない理由の3つ目の物が多すぎて手に負えない場合には、「遠方で作業に取り掛かれない」のと同様に遺品整理業者に依頼して作業を行ってもらうようにしましょう。
物が多すぎるの状況において、遺品整理に慣れていない方にとっては、どのように遺品を片付けてよいか分からない・・・と困ってしまい、遺品を捨てられない!と悩む方が非常に多くいます。
何日かかるか分からない遺品整理に途方に暮れてしまうのです。その場合には、遺品整理業者にサポートしてもらって解決するのが良いでしょう。
遺品別に捨てられない原因があるのも事実です。遺品によっては、遺族にとって非常に大事なものになるため、「遺品が捨てられない・・・」と困ってしまうのです。
そこでここからは遺品別の捨てられない原因と対処法を解説していきたいと思います。今回は下記の5つの遺品についてお伝えします。
写真は遺品として捨てられない・・・となってしまうケースが多いものになります。写真やアルバムなどは故人が写っているもののため、捨てるのが億劫になってしまうのです。
写真の遺品が捨てられない際には、供養して捨てるか、データ化して捨てるようにするのがオススメです。供養してから処分することで、写真であっても清らかな気持ちで処分できるようになります。
また、データ化してから処分することによって、「写真を捨てなければよかった・・・」と後悔することがなくなります。
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「写真の遺品整理のやり方伝授します!」
書信(手紙)も遺品として捨てられないとなりやすいです。やはり故人が書いた文字が残っているものになるので「捨てると勿体ない」「捨てたことを後悔するのでは?」と思ってしまうからです。
もし残しておきたい書信があったならば、数が少なければ遺品として取っておくのも良いでしょう。無理に捨てる必要もありません。それ以外の書信については、気にしないのであればゴミとして処分するか、供養してから処分するのが良いでしょう。写真と同様に、一度デジタル化してから捨てる方もいらっしゃいます。
書籍に関しては、自分たちが読みたいと思うものであれば形見分けとしてもらうようにしましょう。それ以外の書籍は、売れそうであれば売却し、寄付が出来そうであれば寄付するのが良いでしょう。もし売ったり、寄付できないような書籍しか無かった場合には、燃えるゴミや資源ごみとして処分していきましょう。
遺品として捨てられないとなる1つには衣類もあります。故人が大切にしていた服であれば尚更です。着物のように何世代も引き継がれているものであれば、捨てられないとなるのも当然です。
衣類に関しては、遺品として残しておきたいものを数点に絞って、それ以外は売るか捨てるようにするのが良いでしょう。衣類の状態が良ければ、寄付をして必要としている誰かに使ってもらうのも良いでしょう。故人が大切にしていた衣類が誰かの役に立つのは嬉しいですよね。
趣味のものは故人が大切にしていたきたものの1つでもあるので、遺品として捨てられないとなりやすいでしょう。一番良いのは、同じ趣味の方がいれば形見分けとしてお渡しする事です。
身内に居ないのであれば、売却などをして他の欲しい人に譲るのも良いでしょう。ゴミとして捨てるくらいであれば、同じ趣味の方に大切にされる方が、故人も喜ぶのではないでしょうか。
賞状とかカップなどの記念品は、遺品として捨てられないと感じやすいですが、遺族にとって特別なもの以外は余り考えずに処分しましょう。どうしても気になるようであれば、供養をしてもらってから処分するのがオススメです。
ペットの遺品が捨てられないと悩んでいる方も少なくありません。特に最近はペットを飼育する方が増えており、且つペットを可愛がる度合いも一昔前よりも高くなっています。ペット専用の服やおもちゃなど様々なグッズが溢れており、その対処に困ってしまうのです。
ペットの遺品が捨てられないと困ってしまっている方にオススメしているのは、ペットの遺品を供養してから捨てるようにすることです。供養を行う方法は、神社やお寺に依頼して行ってもらう方法と自分で行う方法の2つがあります。
神社やお寺に依頼して供養を行ってもらう方法では、神社やお寺に持ち込みをしたり郵送をしたりして供養の申し込みを行います。供養をしてもらう料金・費用相場としては段ボール箱1つで10,000~20,000円程度です。神社やお寺に供養を行ってもらうと、供養の証明書を発行してくれるところもありますので、しっかりと供養してもらえたことで安心感を持つことが出来ます。
オコマリにおいても人形供養のサービスを行っており、全国からの申し込みに対応しています。1か月に1度の頻度で供養祭を行っているので、すぐに供養を行って欲しい方にも嬉しいサービスとなっています。
自分で供養を行う方法では、ペットの遺品をまずは綺麗にしてあげて、白い紙や布に包んで処分するようにします。人によっては清めの塩を振る方もいますが、必ずしも振る必要はありません。自宅でもできる簡単な供養の方法ということで、ペットの遺品が捨てられないと困っている方には人気の方法となっています。
遺品を捨てられない理由について、その原因と対処方法を解説してきました。
大切な親や親族、ペットが亡くなってしまったら、だれでも悲しみを感じるものですし、遺品が捨てられないと悩むのも当然です。
とはいえ、遺品が捨てられないままでいると、退去をしなければいけない部屋であれば期限があったりして困ってしまいます。
今回お伝えした遺品が捨てられない理由と対処方法を実践して、遺品と向き合いながらしっかりと手を動かせるようになってくれたら幸いです。
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