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投稿日:2017年04月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
冷蔵庫を回収してもらう方法は、無料と有料の2つがあります。冷蔵庫を回収を無料で行ってもらうには「売る・譲る」を行えば可能です。有料で冷蔵庫を回収してもらうのであれば家電リサイクル券を購入する方法が一般的です。
新しく冷蔵庫の購入をした、夫が単身赴任から帰ってきて赴任先での冷蔵庫がいらなくなった、親族が亡くなってその方の冷蔵庫が不要になったなど、様々な要因で冷蔵庫が不要になる場面が発生することがあります。
このページでは、冷蔵庫を回収についてどういった回収方法があるのか、家電リサイクル法の事も含めて紹介します。冷蔵庫を回収して欲しい方は必見です。
オコマリは、不用品回収を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。不用品回収に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの不用品回収のサービスの詳細ついては、「不用品回収|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
冷蔵庫を回収を無料で行ってもらう方法は下記の2つがあります。
冷蔵庫の耐久年数は10年ほどと言われていますが、家族が増えたり、ライフスタイルが変わったりすることで新しい冷蔵庫にしたい!という方もいらっしゃいます。その場合には冷蔵庫を無料で回収してもらって、運が良ければ売却益も欲しいものですよね。
冷蔵庫を売却して回収してもらうのであれば、リサイクルショップやフリマアプリを活用しましょう。リサイクルショップに売却する場合には製造年から5年以内であることが重要です。5年を過ぎてしまうと買取が難しくなるので、そうなった場合にはフリマアプリなどを活用するようにしましょう。フリマアプリを活用して売却した場合、送料が冷蔵庫だと最低でも1万円近くはかかりますので、売った金額に対しての送料がどれくらいか?は考えてから売値を決めるようにしましょう。
オコマリのスタッフでも冷蔵庫をリサイクルショップやフリマアプリで売った経験の方はいますが、共通している冷蔵庫の特徴は「傷があまりなく」「中身が綺麗」であることです。あまりにも汚かったり、汚れが目立つ冷蔵庫は無料では回収されないと思った方が良いでしょう。
また、売れない場合でも知人や友人に無料で譲るのも1つの手です。冷蔵庫は売れなかったり、譲れない場合には有料で回収してもらう必要があるため、無料で持っていってくれるだけでも嬉しいはずです。SNSなども活用して貰い手を探すことをしてみましょう。
冷蔵庫を有料で回収してもらうのであれば、家電リサイクル法に則った処分が必要になります。まずは、家電リサイクル法とは何なのかをご説明いたします。
家電リサイクル法は正確には「特定家庭用機器再商品化法」と言います。一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機)から有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
家電リサイクル法という法律には、直接に消費者に対するメリットがあるわけではありません。しかし、地域全体で考えれば、消費者のメリットは大きいと言えます。
現在、日本全体で一年間に廃棄される小型家電は推定で65万トンです。その中に含まれる金銀などの有用金属はおよそ30万トンもあり、金額にして800億円を超えています。
このような廃棄物の中の有用物のことを一般的に都市鉱山と言いますね。資源の少ない日本において、限りある資源をリサイクルすることは、とても重要なことだと言えます。
ここで参考に、冷蔵庫の回収における再商品化の推移を見てみましょう。
*指定取引所で取引した冷蔵庫の重量による再商品化率(単位は%)
リサイクル法制定後、年を追うごとに良い結果が出ています(国による再商品化等基準の70パーセントを大幅に上回っています)。つまり、限りある資源をリサイクルして有効に活用できているということになります。
冷蔵庫を回収するときに関わってくる家電リサイクル法において冷蔵庫を回収するときには、下記の2つの料金・費用を支払う必要があります。
収集運搬費用は冷蔵庫を回収してもらう費用です。冷蔵庫が回収されてリサイクルプラントに運ばれた後、持ち込まれた冷蔵庫は解体され、鉄やプラスチックなどの素材ごとに分類され、再利用されます。フロンなどの有害物質も適正に処理します。こうした過程で必要となるコストを負担する料金の事をリサイクル料金と言います。
家電リサイクル法に則って冷蔵庫を回収してもらう料金・費用相場は、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページで確認できます。冷蔵庫の回収にかかるリサイクル料金はメーカー別に定められています。たくさんの企業が定められていますので、ここでは、ほんの一例を見てみましょう。なおこの料金は2020年のものです。
メーカー | 冷蔵庫(170リットル以下)回収料金 | 冷蔵庫(171リットル以上)回収料金 |
---|---|---|
パナソニック株式会社 | 3,740円 | 4,730円 |
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 3,740円 | 4,730円 |
シャープ株式会社 | 3,740円 | 4,730円 |
東芝ライフスタイル株式会社 | 3,740円 | 4,730円 |
冷蔵庫の回収の料金費用相場は、冷蔵庫の容量によって決まることが上記の表で分かりました。しかし、冷蔵庫の容量がどこに書いてあるのかわからない方もいらっしゃるかと思います。説明書やカタログには書いてあるのですが、一番簡単な方法は冷蔵庫や冷凍庫の扉を開けると扉の内側のどこかに容量を記載したシールが貼ってありますのでそれを確認します。その中の「全定格内容積」の数値が内容量を示しています。
「冷蔵庫の回収で電源をいつ切るべきか?」は回収してもらう前日が良いとされています。冷蔵庫の電源を落とす理由は、冷凍庫の溶けた氷の水をふき取るためです。したがって、もし冷凍庫に氷が付いていないようであれば直前でも問題ないでしょう。
もともと冷蔵庫の回収が電源が入らないで、故障したからという理由であれば電源のことを気にする必要はありません。
ここからは冷蔵庫の回収を有料で行ってもらう実際の方法を見ていきたいと思います。ご紹介する冷蔵庫の回収の方法は4つありますので、自分に合った方法で冷蔵庫の回収をしてもらいましょう。
この処分方法には、冷蔵庫を買い替えする時と買い替えをしないで冷蔵庫のみを引き取ってもらう処分方法になります。
冷蔵庫を買い替える場合には、購入した家電の販売店に古い冷蔵庫を回収してもらえます。
料金は、「リサイクル料金+収集運搬料金」が必要になり、新しい冷蔵庫を購入した際に支払うことになります。
冷蔵庫を買い替えるならば、一番簡単な方法です。
冷蔵庫の購入はせずに回収して欲しい場合には、購入した家電の販売店に相談してみましょう。
この時の料金は、リサイクル料金+収集運搬料金となります。しかし、この場合には、冷蔵庫を家電販売店に自分で持ち込まなければいけないデメリットが発生します。
また、もし家電販売店に自宅まで引き取りに来てもらう場合には、別途料金がかかり、自宅の外に冷蔵庫を運び出す作業も必要となるデメリットが増えることになります。
冷蔵庫を購入した販売店が分からなかったりする場合には、自治体に連絡してみましょう。
自治体が許可した収集運搬許可者を紹介してもらえます。この場合の料金は、リサイクル料金+収集運搬料金となります。
この方法は、事前に郵便局で家電リサイクル券を購入する必要と、運搬業者が家の中の冷蔵庫をそのまま引き取りしないために、冷蔵庫を家屋の外に自分で運び出す必要があるなどのデメリットがあります。
住居地の指定引取場所に自分で冷蔵庫を運搬し処分してもらう方法です。
郵便局に行き、備え付けの家電リサイクル券に冷蔵庫の容量とメーカー指定の料金などの必要事項を記載し、料金を支払います。
その後、購入した家電リサイクル券と処分する冷蔵庫を居住地の自治体の指定引取場所に自分で持ち込みます。
自分で運搬するので料金は、リサイクル料金のみとなります。
この方法のメリットとしては、家電リサイクル料金だけの費用で安くすみますが、自分で冷蔵庫を運搬しなければならないことや冷蔵庫の他に不要になった品物を同時に処分できないデメリットがあります。
冷蔵庫を処分する場合には、その他の処分方法としては不用品回収業者に依頼する方法もあります。この方法は、直接自宅に冷蔵庫を引き取りに来てくれることや冷蔵庫以外の不用品も一緒に処分できることがメリットになります。
業者別の特徴や注意する点を見てみましょう。
冷蔵庫を処分する時の不用品回収業者のメリットは、引き取り日時を自分の都合に合わせてもらえる他、自宅の中まで冷蔵庫を引き取りに来てもらえることです。
しかし、不用品回収業者の中には無許可営業を行い、回収した冷蔵庫を不法投棄するなど社会問題化される不適切な処理をする場合もあります。また、冷蔵庫を回収する際に、高額な処理料金を請求する悪徳業者もいますので注意が必要です。
不用品回収業者に依頼しての冷蔵庫の回収の料金費用相場は、10,000円~15,000円/台と考えておきましょう。冷蔵庫の大きさによっても料金費用相場は変動しますので、実際に不用品回収業者に問い合わせしてお見積りを取るのが良いでしょう。
冷蔵庫の回収方法について解説してきました。冷蔵庫の回収を無料で行ってもらう方法や、有料で行ってもらう場合の料金費用相場はご理解いただけたでしょうか?
冷蔵庫の買い替えは5年に1度くらいの頻度でしか発生しませんが、いざという時に慌てないように冷蔵庫回収の基礎知識を身につけておきましょう。
いい加減な廃棄をして責任を負ったり、環境破壊をしてしまったりと言う事は避けなければいけません。ご自身のため、環境のため、新しい冷蔵庫を気持ちよく使っていけるようにしっかりリサイクルに出しましょうね。
記事を読んで、不用品の回収について詳しく知りたい方はこちらを御覧ください。
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