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投稿日:2017年02月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「遺品整理士認定協会」って、聞いたことがありますか?
遺品整理士認定協会は、遺品整理業界の健全化や遺品整理の適正価格、適正サービスに積極的に取り組み、遺品整理を依頼された方に安心され信頼できる遺品整理士を紹介することを目的に設立された協会です。
遺品整理士認定協会を初めて耳にした方もいらっしゃると思いますので、遺品整理士認定協会についてこれから説明していきたいと思います。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
遺品整理士認定協会について説明する前に、遺品整理とはどんなことなのかをまず説明しておきたいと思います。
遺品整理とは、故人が生前持っていた物、使っていた物を整理することです。
しかし、故人と残された家族にとって遺品は単なる物ではなく、残された家族にとっては思い出の品であり、生活を共にした証でもあります。
そう簡単に割り切って即整理できるものではありません。
遺品整理とは、遺品整理を通して、人と人・心と心を結びつける絆となり故人を供養することにつながることです。
以前であれば遺族の心の整理と共に遺族によって整理されていたのですが、近年の核家族化と高齢化の傾向で、遺品と共に空家となりゴミ屋敷という状況にもなりかねません。
ましてや借家や賃貸アパートとなれば直ちに遺品整理をしなくてはなりません。
ここに遺品整理業者による代行の必要性が生じてきます。
遺品整理士認定協会がいう遺品整理士とはどのような人たちを言うのでしょうか?
遺品整理士とは、遺品整理士認定協会が遺品整理士として認定した資格を持った人のことを言います。
この資格を取得すると、遺品整理士認定協会に加盟することになり、遺品整理士認定協会の協力指定店として遺品整理業を営業することができるようになります。
遺品整理士の仕事は、遺族と連携して遺品を整理するだけではなく、リサイクルや産業廃棄物といったものの廃棄に関する知識を持つことで不要な遺品を正しく処理するといった役割も持っています。
まず、核家族世帯と高齢者世帯の近年の動向を見てみましょう。
国の統計局の平成12年から17年にかけての資料によりますと、核家族の世帯は23.8%増加しており、高齢夫婦世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)は22.6%増加、一人暮らしの高齢者(65歳以上)は27.5%増加しています。
また、平成35年には総人口に占める高齢者の割合(高齢化率)は30%を超えると言われています。
このように核家族世帯、高齢夫婦世帯、一人暮らしの高齢者は増加しています。
今後もこの傾向は変わらないものと予測されています。
このような情勢の中で、遺品整理を行いたいが時間が取れないとか、人手が足りない、高齢のため作業をするのが困難であるなどの場合には遺品整理業者に代行してもらうことになってくるのではないでしょうか。
その需要は増加の一途をたどるでしょう。
業者の中には、遺品を不法投棄する者やリサイクル法に違反する者、不当な費用を請求する者などが存在します。
そこで遺品整理士認定協会が設立されたのです。
遺品整理士認定協会は遺品整理業界の健全化を目指しているのです。
そのためには遺品整理の正しい対応と専門的な知識を持った人材の育成は必要になってきます。
それを担うのが遺品整理士認定協会なのです。
また、現在空家が急増して社会問題になっています。長く手つかずの状態で放置されている家屋では解体するにしても清掃から遺品整理まで幅広い対応が必要となる現場も多くあります。
そのような対応ができる業者は少なく、この空き家対応を行う業者の需要も今後増加する者と思われます。
この場合でも正しい対応と専門的な知識を持った人材の育成は必要です。これも遺品整理士認定協会が担っているのです。
このように遺品整理士認定協会が担う役割は重要なのです。遺品整理士認定協会がなぜ必要なのかお分かりいただけたと思います。
「遺品整理士認定協会はなぜ必要なのか?」のなかで、遺品整理士認定協会は遺品整理業界の健全化を目指していると説明しましたが、そのために何を行っているのかをこれから説明していきたいと思います。
まず一つ目は、遺品整理の正しい対応と専門的な知識を持った人材の育成です。
そのために遺品整理士認定協会では遺品整理士の養成講座の開催と認定試験を行っています。
このことで、代行を依頼された方に安心を与え、信頼を得ることができるものと思います。なお、遺品整理士認定協会では遺品整理士の紹介も行っています。
二つ目としては、依頼者を守る活動をしています。
遺品整理士認定協会では、代行を依頼された方からの苦情やトラブルを受け付ける「遺品整理不正防止情報センター」を設けています。
苦情やトラブルについては、関係機関や消費者センターに相談し、適切な対処を行い依頼者の方を守っているのです。
三つ目としては、遺品整理士認定協会では遺品査定士養成講座を開講しています。
遺品の買取に関する不正の被害やトラブルが増えていることから、遺品整理の知識の他に遺品査定と買取についてノウハウと専門知識や法令に関する理解を兼ね備えた専門家である遺品査定士の養成講座を開講しています。
他には、遺品整理士認定協会では「遺品整理高齢者会員制度」を設けています。
これについては、高齢者の自らの遺品について家族や周囲の方に迷惑が掛からないように生前から準備し、安心して暮らしたいという声を受けて設けたもので、会費を納めていただければ遺品整理や生前整理をしてもらえる制度になります。
いかがだったでしょうか?遺品整理士認定協会がどのようなところなのかについて今回は説明いたしました。
遺品整理の需要が急増する中、正しい対応と専門的な知識を持った人材の育成が急務な遺品整理業界。
もし少しでも興味持った方いれば受験してみてはいかがでしょうか!?
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