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遺品の不法投棄

投稿日:2017年04月28日 更新日:2021年11月08日

遺品の不法投棄、罪はあなたに?

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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残念なことですがゴミや産業廃棄物の不法投棄が後を絶ちません。皆さんも毎年ニュースで見たり聞いたりされていますよね?

最近ではこの不法投棄されたものの中に「遺品」が含まれていることも多いとご存知でしょうか?

遺品とは亡くなった人やその家族の思い出が詰まっているものです。それが正しく処分されずに不法に投棄されているとはあまりにも悲しいことです。

遺品の整理を業者に依頼する人も増えている昨今、正しい業者を選ばないと大切な遺品を不法投棄されるばかりか、その責任も問われかねません。

今回は遺品の不法投棄の現状と遺品整理業者の選び方をお伝えします。

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目次

遺品の不法投棄が増えている

遺品の不法投棄

今にも崩れそうなくらい高く積まれたゴミの山や、ゴミから流れ出した液体が周りの環境を汚染している風景を、皆さんも見たことがありませんか?

そのようなゴミに交じって今、遺品が日本中のあちらこちらで不法投棄されています。

遺品とは供養されるべきものであり、きちんと処分されるべきものであるはずなのに、なぜ不法投棄されてしまうのでしょう。

遺品整理の意味や方法をなぞりながら遺品の不法投棄をどうしたら防げるのかを考えていきましょう。

遺品整理はいつするか?

家族や親族が亡くなってお通夜・葬儀と慌ただしい日々が続き、少し落ち着くのは四十九日が終わるころでしょうか。この頃に故人の遺品整理を始める人が多いようです。

遺品整理を始める前に必ず確認をしておきたいのが遺言書や遺言・エンディングノートなどがあるかどうかです。

故人の遺志を確認するとともに、後になって家族や親族間で形見分けなどのトラブルを起こさないためです。

遺品整理というと単に片づけることと考えがちですが、そこには供養するという意味も含んでいます。

遺品の整理を通して故人の人となりを偲んだり、思い出をなぞったり、残された家族にとってはものと気持ちの両方を整理する作業です。

遺品整理に期限はありません。早く遺品整理を行うことで気持ちに区切りをつけたい人、しばらくは故人の遺品に囲まれて生活を送りたい人、人それぞれの考え方で遺品整理の時期は決まります。

遺品整理をする家族や親族の皆さんで話し合って、作業をする時期を決めましょう。

遺品

故人が残すものは以下の3通りに分けられます。

  1. 財産など相続に関わるもの(預貯金・株式・証券・不動産・ローン・高価な貴金属や美術品など)
  2. 形見分けするもの(故人が愛用していた日用品や衣類などを親族や友人に分ける、遺言があれば故人の遺志に従う)
  3. 財産や形見の品以外のすべてのもの(家財道具や電化製品なども)

このうち3番が整理すべき遺品です。それこそお布団からお箸、TVや冷蔵庫まで家の中にあるほとんどすべてのものが遺品にあたります。遺品とひとことでいうものの、大変なボリュームですね。

遺品整理

遺品整理とは遺品を必要なものと必要でないものに分ける作業です。

必要なものとは思い出の品として手元に残したいもの、たとえば故人の写真や日記類、大切にしていたものなどです。

不必要なものはさらに売るもの、リサイクルできるもの、処分するもの、に分けられます。

遺品整理は遺品の量にもよりますがとても時間のかかる作業です。持ち家の場合はそれほど時間を気にせずに済みますが、賃貸住宅の場合は契約期間との兼ね合いもあり作業時期の確認が必要です。

自分で遺品整理をする

遺品の不法投棄、自分で遺品整理をする人

自分を含めた家族や親族だけで遺品整理をすることは気持ちの整理にもつながります

費用面の負担も少なくて済み、遺品整理業者などに依頼した際に懸念されるトラブルの心配もありません。

反面、故人の品に触れることで様々な思いが浮かび作業が進まない時もあります。また不用品の処分や大型の家財の処分など人手やトラックが必要になることもあります。

また遺品整理は自分たちで行い、その後の不用品の処分だけを遺品回収業者や廃品回収業者、リサイクル業者に依頼することもできます。

業者に遺品整理を依頼する

自分たちで遺品整理をする時間が取れない、自身が高齢で作業ができない、一人暮らしの親族が孤独死をして特殊清掃込みの遺品整理をしなくてはならないなどの理由で遺品整理業者に一括で作業を依頼する人が年々増加傾向にあります

遺品整理を遺品整理業者に依頼する場合の懸念は費用がかかることと、高額請求や遺品の不法投棄などのトラブルに遭う可能性もあるということです。

遺品整理業者とは?

遺品整理は比較的新しい業界です。遺品整理の専門業者が生まれたのは2002年頃で、不用品回収業者や便利屋から派生したとされています。

遺品整理と聞くとゴミの処分や部屋の片づけというイメージがいまだに根強くあるのも業界の整備がまだ不十分だからです。

それでも高齢化や無縁化などの影響もあり2015年には遺品整理業者の数はおよそ9,000社にまで増えています

ただ遺品整理業者といっても遺品整理を専門にしているところから、回収業の一環として遺品整理も受けているところ、必要な許可も持たずに遺品整理業をしているところまで様々です。

依頼する側のニーズに合った信頼できる遺品整理業者を選ぶようにしましょう。

遺品整理業者の仕事

片づけや処分という面だけが注目されがちですが、遺品整理業者の仕事はそれだけではありません。

一般の回収業者などが取り扱っていないのが遺品の供養です。遺品をひとつずつ確認し貴重品や思い出の品は依頼者に渡します。

故人が愛用していた日用品などは希望すればお焚き上げ供養に出します。供養に出されるものとして多いのが仏壇や神棚、故人の愛用していた台所用品や衣服、人形などです。

供養は遺品整理業者と提携している寺院などが行う場合と遺品整理業者が行う場合があり、費用は1万円~5万円とされています。

残った遺品をさらに資源リサイクル品、可燃物、不燃物、粗大ゴミなどに分別しトラックに運びます。

これら回収した遺品を廃棄物処分場やリサイクル工場などに搬入して作業自体は終了です。

最近では遺品整理の作業だけではなく、愛する人を亡くして悲しみに沈んでいる家族に寄り添うグリーフケアに力を入れる遺品整理業者も出てきました

これからの遺品整理業者は遺品を整理するだけではなく、いかに遺族に寄り添えるかも重要になりそうです。

遺品回収業者との違い

遺品の不法投棄、遺品整理業者は供養の気持ちで遺品整理をする

遺品整理業者と遺品回収業者、字面は似ていますが性質はまったく異なります。

遺品をひとつずつ確認したうえで整理や分別をするのが遺品整理業者なら、すでに遺品は分別されているものとして細かい確認はせずに回収だけをするのが遺品回収業者です。

遺品と名はついていますが不用品回収と同じだと考えていいでしょう。

貴重品や思い出の品を探しながら作業して欲しいなら遺品整理業者、不用品を回収して欲しいなら遺品回収業者に依頼することです。

業者に依頼する時には自分がどのような作業内容を望むか、業者はどのような仕事内容のところかをきちんと確認することが大切です。

遺品整理業者によくあるトラブル

新しい業界だけにトラブルもまた多く、消費者庁が管轄する国民生活センターも注意を呼び掛けるほど年々トラブルの相談件数は増加しています。

代表的なものとしては以下の3点です。

  1. 高額な料金請求
    見積もり時は安い価格を提示、作業後に追加料金と称して高額な料金を請求する
  2. 無断で持ち去る・不正な買取
    遺族に渡すべき品物を勝手に持ち去る自分たちの利益のために不正な価格で商品を買取る
  3. ゴミの不法投棄
    違法なゴミの不法投棄をする

正しい遺品整理業者を選びトラブルを未然に防ぐことがなによりも大切です。

また不幸にもトラブルに巻き込まれてしまった場合はお住まいの地域の消費生活センターや国民生活センター、最寄りの警察署などに相談をしましょう。

遺品の不法投棄が増えている現状

遺品整理業者の料金の中にはゴミのリサイクル料金や処分費用が含まれています。それにもかかわらず遺品の不法投棄をする悪質な遺品整理業者がいます

実は遺品整理の費用の中で遺品の処分費用が占める割合は非常に大きく、処分費用を抑えることで利益を出そうとする業者が不法投棄をするとされています。

料金を支払った上に遺品が不法投棄されているとは信じられないことです。

家族を亡くし、故人の遺品までそのような扱われ方をされたと知った時の遺族の気持ちを考えると許されることではありませんね。

遺品の不法投棄を減らすには遺品整理業界で働く人のモラルの向上が必要ですし、不法投棄をするような業者を選ばない消費者の目が必要です。

遺品の不法投棄は誰の責任?

遺品の不法投棄に悩む人

遺品の不法投棄はれっきとした犯罪です。遺品整理を依頼した業者が不法投棄をして遺品から身元が判明した場合、その業者だけではなく依頼したあなたにも責任の一端があるとされてしまう可能性もあります

知らないうちに犯罪の片棒を担がされることがないようにしなければなりません。

不法投棄とは?

不法投棄とは廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)を守らず、決められた処分場以外に廃棄物を捨てることであり、不法投棄は廃棄物処理法違反という犯罪であるということです。

廃棄物

廃棄物とは、ゴミ・粗大ゴミ・燃えがら・汚泥・糞尿・廃油・廃酸・廃アルカリ・動物の死体・その他汚物・その他不要物、のことです。

遺品整理の際に大量に出る不要な家財品はこれら一般廃棄物にあたります。一般廃棄物の他には事業活動の際に出る産業廃棄物があります。

処分場

処分場には一般廃棄物最終処分場と産業廃棄物最終処分場があります。

不法投棄される処分場以外の場所とは、山・海・川・道路・空き地・私有地などの廃棄物を捨てると決められていない場所のことです。

個人が不法投棄をした場合の罰則と罰金

個人が不法投棄をすると懲役5年以下か1000万円以下の罰金または併科が科せられます。

不法投棄の未遂であっても罪に問われます。

法人が不法投棄をした場合の罰則と罰金

法人(会社)が不法投棄をすると3億円以下の罰金が科せられます。

依頼した業者が不法投棄をした場合の罰則と罰金

もし業者が無許可業者であることを知った上で依頼していた場合は、懲役5年以下か1000万円以下の罰金または併科となります。

無許可業者だと知らなかった場合でも不法投棄されたものから依頼者の身元が特定されると警察の事情聴取を受けることになりますし、法的な責任を問われることもあります。

遺品の不法投棄をしない正しい遺品整理業者の選び方

遺品の不法投棄をしない遺品整理業者

遺品の不法投棄は犯罪であり不法投棄を行った遺品整理業者だけではなく依頼した側までもが罪に問われる可能性があるということをご理解いただけましたか?

遺品整理を業者に依頼する時はくれぐれも気をつけて信頼できる遺品整理業者を選びましょう。

正しい遺品整理業者の選び方

皆さんが遺品整理業者を探すとしたらどのようにしますか?

昔なら電話帳で、今はやはりインターネット上で探す人がほとんどですよね。インターネット上には「おすすめ業者ベスト〇」などのサイトがいくつもあります。

しかし情報がどこまで正確なのかがわかりづらく迷うところです。ランキングだけではなく実際にその業者を利用した人の口コミや、遺品整理業をしている人のブログなどもあわせて読んでみると遺品整理業者を選ぶ時の判断材料になります

それでは遺品整理業者を選ぶ時に確認しておきたいいくつかのポイントをご紹介します。

気になる費用は?

遺品整理業者に依頼をする場合は、業者によってサービス内容も料金も異なります。

下記では、間取り別の料金の相場をご紹介しています。

遺品整理の費用は、処分する量の多さによって高くなっていきます。したがって、広い家でも捨てる量が少なければ費用は安くなりますし、逆に狭い家でも捨てる量がゴミ屋敷のように多いと費用は高くなります。

部屋の広さ 料金の相場
1R 65,000〜130,000円
1DK 135,000〜150,000円
1LDK・2DK 160,000〜280,000円
2LDK・3DK 190,000〜300,000円
3LDK・4DK 250,000〜700,000円
4LDK・それ以上 270,000〜800,000円

遺品整理の依頼ならオコマリがオススメ

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全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して遺品整理を行ってもらうために、全国一律料金追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。

部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。

例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。

また、登録されている遺品整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。

現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。

問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。

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「遺品の不法投棄、罪はあなたに?」まとめ

遺品の不法投棄の犯人を捕まえたパトカー

かつて遺品整理は遺族がするものでしたが、時代の変化とともに遺品整理のスタイルも変わってきました。

さまざまな理由によって遺品整理を遺品整理業者にお願いすることも増えるとともに、トラブルもまた増えています。

お金を払っているのだから、では済まされないのが一部の悪質な遺品整理業者による遺品の不法投棄という不心得な行為です。

大切な遺品を不当に扱われるばかりか、依頼したあなたまでも法的責任を問われかねません。

遺品整理は単なる片づけではなく供養でもあります。大切な遺品を安心して預けられる遺品整理業者を選びましょう。

記事を読んで、遺品整理に興味の持った方は下記の記事も参考にしてみて下さい。

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