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投稿日:2017年05月14日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
近年話題にもなっているゴミ屋敷。皆さんの周辺にゴミ屋敷はありますか?
近隣住民にも悪影響を与える可能性が高いゴミ屋敷ですが、正しい片付け方や清掃方法はどのようにすればよいのでしょうか?
また、自分で片付けられないほどの汚れや多くの不用品が出る場合は、誰に依頼すればよいのでしょうか?
今回は、ゴミ屋敷の正しい片付け方や清掃方法についてご紹介します。
ゴミ屋敷と聞いて、どのような状態をイメージしますか?一般的なゴミ屋敷のイメージは、家からゴミが溢れだし、庭や玄関までゴミが山積みになっている状態を想像するのではないでしょうか?
ゴミ屋敷とは、皆さんのイメージ通り、家や土地いっぱいにゴミが溢れ、異臭が発生していたり、虫やネズミが発生したりして周辺住民にも影響を及ぼしているような状態を指します。
ゴミ屋敷となる家は、ほとんどの場合居住者が自ら所有しており、自分が出すゴミの他、様々な場所からゴミや不用品を持ち込んでため込むことが多いとされています。
ゴミ屋敷となってしまう背景には様々な事情がありますが、ゴミ屋敷の家主は独居の高齢者の場合が多く、周辺住民や家族などから孤立して生活していることが多いとされています。
自分の家の敷地内ならゴミをため込んでも文句は言えないのでは?と感じる方も多いかもしれませんが、特に夏場は異臭が発生したり、山積みとなったゴミが道路に崩れ落ちてきたりする可能性もあるため、大変危険であるといえます。
最近では、周辺住民からの苦情や、緊急時や避難時に危険と判断した場合、自治体により強制的にゴミを撤去する事例も増えてきています。
ゴミ屋敷は、自分で片付け・清掃するにはかなりの時間がかかります。それは、周りから見る以上に、ゴミが積み重なった状態になっていることがほとんどだからです。
家の周りのゴミはもちろん、家の内部にも多くのゴミが山積みになり、家主はゴミの上で生活していることがほとんどです。自分でゴミ屋敷を片付け・清掃する方法はないわけではありませんが、多くの時間とかなりの労力が必要であるといえます。
ゴミ屋敷ともなると、排出したゴミがあまりにも多いため、通常のゴミ収集に出すというわけにはいきません。
自ら大きなトラックを借りて地域の廃棄物センターに持ち込むか、不用品回収業者などに依頼して引き取ってもらうことになります。
これらは、作業を行う前に手配しておく必要があります。また、自分で廃棄物センターに持ち込む場合は、営業日や営業時間もチェックしておくようにしましょう。
さらに、ゴミ屋敷の内部は、ホコリや害虫、カビなどで汚染されている可能性が高いため、マスクや軍手を付けて作業を行います。
部屋の中とはいえ、ゴミが高く積み重なっている場合、ゴミを踏みつけて作業することになるので、割れ物などから足を守るためにサンダルを履いたり、長ズボンなどで足を守ったりする必要があります。
廃棄物を運搬する手段を手配し、作業ができる動きやすいスタイルに着替えたら、早速ゴミ屋敷の片付け、清掃に取り掛かります。
まずは、積み重なったゴミを家から出していくことになります。ゴミ屋敷では、通常の可燃ゴミやプラスチックなどの他、家電が収集されていることが多くあります。
ゴミ屋敷に家電が多くあるのは、周辺のゴミ集積所から家電を収集してくるからだそうです。
ゴミ屋敷の家主のほとんどが、収集癖があったり、ゴミ集積所に置かれた家電がかわいそうで連れてくるといった傾向があったりするからだと言われています。
可燃ゴミなどはそのまま廃棄が可能ですが、家電は家電リサイクル法の対象になったり、大きさによっては自分では搬出できなかったりする可能性もあります。
その場合は、業者などに依頼するようにしましょう。ゴミ屋敷のゴミの多くは、食べ物や飲み物のゴミであるため、次々に家から搬出しましょう。
ゴミが家から搬出されれば、家はかなりすっきりすると思います。
ゴミをすべて搬出したら、次は清掃を行います。
ゴミが山積みになっていた家の中では、近隣住民が迷惑に感じるほどの異臭が発生しているため、通常の清掃では元の状態に戻せないことがほとんどであるといえます。
ホコリなどを掃除機で吸い取り、拭き掃除をするまでは自分で行うことが可能ですが、床にしみ込んだ汚れや臭いについては、清掃業者に依頼したり、畳やフローリングの張替えを行ったりして対応します。
実際、ゴミ屋敷ほどの状態になると、片付けから清掃まで全てを自分の手で行うことはほぼ不可能であることが分かります。では、ゴミ屋敷の片付け・清掃はどのように行えばよいのでしょうか?
自分でゴミ屋敷の片付けや清掃を行うのは、少し難しそうでした。
では、ゴミ屋敷化してしまったら、誰に依頼すれば良いのでしょうか?
ゴミ屋敷の片付けや清掃を行う場合、下記のような方法がありますので、自分にあった方法で依頼するようにしましょう。
スピーディーにゴミ屋敷を片付けたい場合は、便利屋や不用品回収業者に依頼する方法がおすすめです。
便利屋や不用品回収業者に依頼するメリットとしては、利用者の金銭的負担が軽いことや短時間で行えるということがあげられます。
便利屋や不用品回収業者の場合、比較的安価で作業を行ってもらえるほか、見積もりから作業まで即日で行ってもらえることがあります。
便利屋や不用品回収業者に依頼するデメリットとしては、機械的な作業になりやすく、専門的な知識を持ち合わせていない場合もあるということがあげられます。
作業が早い反面、ゴミを機械的に回収するため、ゴミの中に貴重品などがまぎれていても、気づかずに廃棄されてしまうこともあります。
また、異臭の強いゴミ屋敷などでは、便利屋や不用品回収業者では異臭の除去に対応しきれないこともあります。
床や壁、建物の基礎までしみ込んだ臭いは、通常の清掃では取り切ることができない場合が多く、脱臭の専門的な知識やハウスクリーニングの知識がなければ解決しないこともあります。
臭いが強い場合や床や壁にシミがついて取れない場合などは、便利屋や不用品回収業者の他にハウスクリーニングが必要となる可能性があることを頭に入れておきましょう。
ゴミ屋敷の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、ゴミ屋敷にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、ゴミ屋敷の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片付けを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今のゴミ屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
ゴミ屋敷の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
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ゴミ屋敷は他人事でありません。自分の住まいの周りにも、ゴミ屋敷となりうる家があるかもしれません。
人の家だから関係ないと思うかもしれませんが、ゴミが山積みになっていると、小さなきっかけから火災が発生したり、地震によってゴミが崩れてしまったりするなど、とても危険な状態といえます。
ゴミ屋敷の家主は、ゴミをため込むことに抵抗がなく、片付ける意思のない方が多いことも事実です。しかし、悪臭や虫・ネズミの発生により、近隣住民に迷惑ともなりえるので、きちんと片付け、清掃することが必要です。
ゴミ屋敷は家主の体にも悪影響を与えることになりますので、定期的にゴミを撤去したり、便利屋・ゴミ屋敷清掃業者業者などに依頼したりして片付けるようにしましょう。
記事を読んで、ゴミ屋敷のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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