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投稿日:2017年05月17日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
汚部屋の大掃除をしたい、と思っても始めるのが億劫だったり、何から手をつければ良いのか分からなかったりすることでしょう。
確かに、汚部屋の大掃除には多くの手順がありますし、実際に大変な作業量です。
今回は汚部屋の大掃除の手順と方法やコツなどを詳しく解説します。汚部屋を解消するまでの流れや、スムーズに片付けを進める方法を説明しています。
キレイな部屋を手に入れるまでのお役に立てることでしょう。
「部屋が片付けられない」「掃除をほとんどしない」という方は、もしかしたら部屋が汚部屋と呼ばれる状態になっているのかもしれません。
汚部屋の住人には、自分の部屋が汚部屋であるという自覚を持っている方が多く、片付けられないことに悩んでいるようです。
汚部屋の大掃除ができない方には、共通する10の特徴があります。当てはまる項目が多いほど、あなたが汚部屋の住人である可能性が高いです。
あなたはいくつ当てはまりましたか。ご自身に汚部屋住人と同じ傾向があることを知ってショックを受けたかもしれませんね。
しかし、汚部屋を大掃除した後には、この特徴も改善されているかもしれません。汚部屋を大掃除するということは、自分自身の生活や習慣を見直すことに繋がるのです。
それでは、これから汚部屋を大掃除する心構えについて見ていきましょう。
汚部屋の大掃除をするための方法は多くあります。
汚部屋といっても、生ごみなどが多く散らばっている部屋なのか、それとも衣類や雑貨などがメインの部屋かによって大掃除のやり方や手順も変わってきます。
また、「何を捨てて何を残すか」の判断基準も人によってバラバラです。
しかし、どんな汚部屋を大掃除する場合でも共通した心構えがあります。ここでは、汚部屋を大掃除する前に持っておくべき心構えについて見ていきましょう。
汚部屋の大掃除をする際に、一番大切な心構えが捨てることです。
汚部屋の大掃除ができない人は、「また使うかもしれない」「捨てるのはもったいない」と考える傾向にあります。
確かに、ご自身にとって必要なものは身の周りにおいておくべきでしょう。しかし、汚部屋の住人は往々にして所有物が多すぎるのです。
所有物が適切な数であれば、部屋が散らかることは一時的にあったとしても、汚部屋になってしまうことはありません。
安かったからと衝動買いしたものがたくさんあったり、同じような雑貨や化粧品などを買いだめしていませんか。
汚部屋の大掃除を進めるためには、「もったいない」と思う気持ちとお別れしながら、不要なものを捨てていく心構えが必要です。
汚部屋の大掃除は、思い立ったら一気にやってしまいましょう。
汚部屋の住人は、ごみを捨てることや不要なものを処分することを先延ばしにしてきました。その結果が汚部屋なのです。
キレイな部屋で生活している方は、ゴミが出るたびに捨てたり不要な物を処分したり増やさなかったりすることが習慣になっています。つまり、掃除を先延ばしにする習慣がないのです。
本来は汚部屋の大掃除は、長期的に少しずつ取り組むことが一番負担が少なく理想的な方法です。しかし、コツコツ掃除に取り組む習慣のない汚部屋の住人にとって、長期的な大掃除をすることはとても難しいものです。
まずは汚部屋を一気に大掃除してしまい、キレイな部屋になってからそれを維持できる習慣を身に着けましょう。
汚部屋の住人は往々にして、ものを床に置くことが多いようです。
食べ終えたお菓子の袋や使った食器、読み終えた漫画などをそのまま床に置いてしまいます。しかし、ものにはそれぞれ適切な置き場所があります。
ものが散らかっている状態は、ものが適切なポジションにないと言い換えることができるでしょう。
汚部屋の大掃除をする際には、それぞれのものに適した場所を用意してあげることが大切です。
ごみはごみ箱、本は本棚、皿は食器棚というように、それぞれのポジションに納めてあげることで、汚部屋の解消に一歩近づきます。
汚部屋の大掃除に取り掛かるには、手順や方法を知っておくと効率が良いでしょう。
汚部屋を脱出したくても、何から手をつければ良いか分からないという方も少なくないようです。ここでは、汚部屋の大掃除の手順や、もの別の片付け・整理の仕方について解説します。
汚部屋の大掃除を一気にやってしまうために、まずは手順を知りましょう。
大まかな手順としては下記のようになります。
それでは、汚部屋の大掃除の段階を一つずつ詳しくご説明します。
生ごみやコンビニ弁当箱、ペットボトルといった明らかなごみを捨てるところから始めましょう。この段階は時間をかけずにスムーズに終えることが大切です。
自治体のごみの分別に従ってごみをごみ袋にいれていきます。燃えるごみや不燃ごみ、資源ごみなどそれぞれのごみ袋を用意しておき、目につくごみをどんどん捨てます。
その際に分別が分からないようなごみが出てくることもあるでしょう。それに備えて、一旦保留しておくための袋も用意しておくと良いでしょう。
まずは、ごみをある程度袋にいれた後に、分別に困ったごみを仕分けます。手元にお住まいの自治体のごみ分別表をコピーアウトしておくと、仕分け作業もスムーズにできます。
汚部屋を大掃除するためにはある程度のスペースの確保も必要なので、まずは明らかなごみを素早く捨ててしまいましょう。
ごみが散らかっているケースの汚部屋であれば、ごみを捨てることでその下に埋もれていた生活用品が出てくることでしょう。
ごみを捨てる作業が一段落した後は、生活用品とごみとを仕分けていきます。
生活用品とごみが混ざっている状態だと、この後の作業を進めにくくなってしまいます。生活用品をまとめながら、ごみを完全に捨ててしまいましょう。
ごみが完全に片付いたあとは、まとまった生活用品が残るはずです。その生活用品を「必要なもの」と「不要なもの」に仕分けていきましょう。
この仕分けの基準は、人それぞれの価値観や思い入れの強さが影響するものです。
しかし、先ほどもお伝えしたとおり、汚部屋の大掃除には基本的にものを「捨てる」という心構えが大切です。判断に迷うことも多いですが、捨てる方向で考えましょう。
「必要なもの」「不要なもの」の判断基準の目安を記載しておくので参考にしてください。
どうしても仕分けできないものは、保留箱をつくっておくと良いでしょう。
「使っていないけど、これだけはどうしても捨てられない」というものは、一旦保留にしておき、改めて考えなおしても大丈夫です。
スムーズに捨てると判断できないものは、あなたにとって何かしらの価値がある可能性があります。汚部屋の大掃除の機会に、所有しているものの価値を再認識できたのであれば、それはとても素敵なことです。
基本的には捨てる姿勢で仕分け作業をしますが、保留箱も積極的に使いながらスムーズに進めてください。
仕分け作業で出てきた不要なものは処分しましょう。
燃えるごみや不燃ごみなどの普通の捨て方で処分できるものも意外と多くあります。
多くの自治体では、粗大ごみの基準が1辺30㎝以上のものと設定されているので、それ以下の大きさに解体できれば普通ごみとして処分できます。
例えば、椅子や布団などは解体することで燃えるごみとして出せますし、ぬいぐるみもそのまま燃えるごみで処分できます。ただし、各自治体によって分別方法は違うので、事前に確認しておいてください。
ものの状態によってはリサイクル業者の利用や寄付なども考えても良いでしょう。
基本的にはすぐに処分してしまう方が良いですが、捨てるには忍びないと感じるものであればオークションや知人に譲るなど、ご自身にストレスの少ない方法を選んでください。
不要なものを処分した後の部屋は、ご自身にとって必要なものだけが残っていることでしょう。この段階で整理整頓をしていきましょう。
部屋の整理整頓は、ものを適切なポジションに置くことと言い換えることができます。
衣類はクローゼットの中に、本やCDは専用の棚に、雑貨は棚の上や玄関先などに、化粧品は洗面台にといったように、それぞれのあるべき場所に置いていきましょう。
食事をするためにダイニングがあったり寝るために寝室があったりと部屋が分かれているように、ものも用途ごとにポジションがあります。シンプルな考え方ですが、ほとんどの汚部屋の住人ができていないことなのです。
ぜひこの機会にものを置いておく場所を考え直してみましょう。
汚部屋の大掃除では清掃までしっかりと行うことが大切です。長年汚部屋だった部屋は、床がかなり汚れていることでしょう。
棚やテーブルの上にも、ほこりが大量に積もっていたり、カビが生えていたりする可能性があります。
そういった不衛生な環境も、汚部屋の大掃除で解消しましょう。まずは、クーラーの上や本棚などの高い場所から掃除をすると良いでしょう。
大量のほこりは宙に舞った後に床に落ちるので、高いところの掃除をした後に床を掃除するのが効率的です。
清掃の段階では、必ずマスクや手袋などを着用し、充分に換気するようにしてください。ほこりやカビが肺に入ることで、肺炎や気管支炎のリスクがあります。健康に気をつかいながら清掃しましょう。
汚部屋の大掃除の手順をご説明してきました。
汚部屋の大掃除は大変な作業ですが、上記の手順どおりに行えば必ずキレイな部屋を取り戻せるでしょう。しかし、部屋の中を片付ける上で、ものの種類ごとに仕分けや処分の方法があります。
汚部屋の大掃除でよく出るものとしては、衣類や本・雑誌、化粧品、雑貨、写真などが挙げられます。これら種類別の処分のコツをしっておけば、汚部屋の大掃除をさらにスムーズに進めることができるでしょう。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
衣類は汚部屋で散らかっていることが多いもののうちの一つと言われています。ベッドやソファの上に無造作に放置されていることが多いようです。
そんな散らかりやすいものの代表である衣類はどのように片付ければ良いのでしょうか。衣類の片付けのコツを以下にまとめます。
まず、クローゼットに収まらない量は処分するようにします。クローゼットが元々狭い部屋の場合は、タンス型やロッカー型のクローゼットを購入するようにしましょう。
部屋に衣類が散らからないようにするには、衣類の所有数を減らすかクローゼットを増やすかの方法をとるようにしてください。
洋服は高価なものも多いので、捨てるには思い切りが必要かもしれません。なかなか捨てる踏ん切りがつかない、という方は判断基準を明確にしておくと良いでしょう。
分かりやすい例としては、1年以上着ていない洋服は捨てるという基準を作っておくことです。また、シャツは7着、コートは3着といったように所有数を超えた分を処分するという基準にしている方もいるようです。
衣類に次いで、本やCDも汚部屋で散らかっていることが多いものと言われています。
本やCDはつい集めてしまいがちなもので、読書や音楽鑑賞が趣味の方が大量に所有してしまうのは仕方がありません。しかし、汚部屋を大掃除するためには、これらも上手く整理する必要があります。
本やCDの片付けのコツを下に記します。
漫画や雑誌などは集めやすいものではありますが、読み返すことは少ないのではないでしょうか。読み返すほど好きな漫画であれば残しても良いと思いますが、基本的に捨てるようにしましょう。
また読み返したくなったとしても、古本やネットで購入することもできますし、最近では電子書籍やスマホアプリでも読むことができます。
雑誌に関しても、気に入ったページ以外は読まないことがほとんどなので、そのページだけ切り抜いて処分すると良いでしょう。
CDの片付けでは、ぜひデジタル化を進めましょう。デジタルデータであれば、外付けのHDDなどを使うことで多量の曲を保管することができます。PCに曲を取り込み、その後は処分するようにすると良いでしょう。
本やCDをどうしても処分したくない、という方は本棚・CD棚を新たに増やすようにします。とにかく床に置きっぱなしにしないこと、適切な場所に保管することが汚部屋の大掃除では大切です。
雑貨も個人の趣味が大きく反映されるものです。少しごちゃごちゃしている部屋の方が落ち着くという方もいるかもしれません。
汚部屋を大掃除する際には、雑貨も必要なもの以外は捨てるのが理想です。景品のぬいぐるみや旅行土産の置物などは思い入れを持ちやすいものですが、できるだけ処分するようにしましょう。
雑貨の片付け方のコツは、以下になります。
写真を撮り、思い出を残しておくことで思い切って処分できることもあるようです。
デジカメやスマホで写真を撮れば、PC上に残しておくことができるので、実物の写真が増えてスペースを圧迫することもありません。
また、雑貨の置き場所には所有者の趣味が反映されますが、できるだけ置き場所を決めておいた方が良いでしょう。
雑貨はごちゃごちゃと置いてあるよりも、1点ないしは数点に絞ってまとまっていた方が魅力も際立つのではないでしょうか。
化粧品や整髪料を部屋のテーブルに放置したままにしていませんか。汚部屋の大掃除の際には、これらを洗面台に移動させましょう。
化粧品や整髪料はリビングではなく、洗面所などの身を整える場所に置いておくべきものです。
また、化粧品や整髪料などはついつい買いだめしがちなものです。お気に入りのもの以外は収納するか、処分するようにしましょう。
いつも使うものだけを表に出しておくようにすれば散らかることもありません。
汚部屋の大掃除は、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、汚部屋にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、汚部屋の大掃除は、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片づけを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今のごみ屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
汚部屋の大掃除に悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
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今回は汚部屋の大掃除の手順や方法について、詳しく解説しました。汚部屋の大掃除をやる際の心構えや方法、コツからご自身に合った片付け方で進めてみてください。
汚部屋の大掃除はご自身の生活や習慣を見つめなおす機会でもあります。
作業は大変なものですが、ぜひこの機会にキレイな部屋を手に入れましょう。
記事を読んで汚部屋やゴミ屋敷の片付けに関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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