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エンディングノートの書き方

投稿日:2017年05月30日 更新日:2021年03月30日

エンディングノートの書き方大辞典

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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エンディングノートとは、人生の終焉を迎える前に、病気や事故などで自分の意志を伝えられなくなったとき、亡くなったときなどに備えて、遺族にしてほしいことや残すものについてまとめたノートです。

個人の思いが尊重される現代社会では、人生の最後をどこで迎えたいか、延命治療や介護などの希望を書いておかなければ、周囲の人が判断に困ります。

そして、エンディングノートを使って自分の死後の手続きや葬儀、相続について意志を明確にしておくことは、死後のトラブル防止になります。

ところが、ほとんどの人はすでにエンディングノートを知っていて、書かかなければと思いながら書いていないのです

そこで、エンディングノートを書き始めやすい書き方をご紹介します。エンディングノートを書くと、自分の部屋も片付きますよ。

目次

エンディングノートとは

エンディングノートとは

エンディングノート自分の意志を伝えられなくなったときや亡くなったときに、家族や周囲の人に、自分の気持ちとやって欲しいことを伝えるノートです。

近年の高齢化そして個人化社会が進む中、自分がどのような人生の終焉を迎えたいか考える人が増えました。

そこで、考えるための道しるべとして、項目に添って記入すれば伝えたいことをまとめられるエンディングノートの需要が高くなりました。

その流行ぶりは、書店にエンディングノートのコーナーがある程です。また、エンディングノートを買わなくても、顧客サービスとして無料配布している保険会社や葬儀社もあります。

いずれも内容はほぼ同じで、必要な情報と自分の気持ちをまとめて伝えられるようにできています。

エンディングノートは遺言書ではありません

自分の死後に遺族に遺志を伝える書類と言えば、遺言書ですね。エンディングノートが注目される前は、遺言書の大切さが強調されていました。

遺言書とエンディングノートの違いは、法的効力を持つか持たないかです。

遺言書は何度でも書き直しができ、法的には一番近い日付の遺言が最も有効とされていますが、効力の範囲は裁判所が判断します。

遺言書に確実な法的効力を持たせるためには、法律専門家に校正証書遺言の作成を依頼しなくてはなりません。書き直す度に手数料がかかるので何度も書き直すのは負担になります。

エンディングノートも何度でも書き直しができますが、法的効力はありません。例えばエンディングノートへ財産分与について書いても、その通りになるとは限らず、法律に則った財産分与が優先されます。

しかし、エンディングノートへ財産分与に関する自分の気持ちを書いておけば、もし、遺族が法的な財産分与を不満に感じても、自分の気持ちは別にあることを遺族に伝えることができます。

エンディングノートは遺言書ではなく、自分の気持ちを伝える道具だと思っておきましょう。

エンディングノートで自分の時間を見つめ直す

生きていると、いつどのような事件が訪れるか分かりません。誰にも、突然の事故死や短期間での病死など、自分の遺志を伝える前に命を落とす可能性があります。

そのような不慮の出来事に備えてエンディングノートを書いておくべきですが、不慮の出来事は起きない可能性もあるので、自分の死を想定して書くなんて重い作業は取り掛かりにくいですね。

では、エンディングノートの内容を簡単に見てみましょう。エンディングノートには、伝えたいことや残したいことに関する項目が並んでいます。

その項目へ書きこむ作業を通して、自分の今までの生き方を振り返り、これから何をしたいか、何を引き継いでほしいかという未来へ向き合うことができます。

エンディングノートを書くだけで、自分の過去と未来の時間を見つめ直し、今の自分を確認できるわけです。ですから、毎年の誕生日、元日、記念日などにエンディングノートを書き直すと決めている人もいます。

エンディングノートの分かりやすい書き方

エンディングノートの分かりやすい書き方

エンディングノートは自分の遺志を伝えるためのノートです。書き始める前に、読む人を想定しましょう。誰が読みますか?

相続が発生する家族と親せきでしょうか。自分の生きた証を残したい親しい友人や恋人、自分の遺品整理をしてくれる借家の大家さんや民生委員、福祉施設の相談員という人もいるかもしれませんね。

人は死ぬときに多くの物と情報を残します。エンディングノートを書くときには、残すものについて責任をもって整理してくれる人を想定して、その人に伝えるつもりで書いてください。

エンディングノートに書く項目は自由ですが、以下の項目を書いておく事をおすすめします。

  1. 介護や医療の情報と希望
  2. 死後の手続きに必要な情報
  3. 葬儀や埋葬について
  4. 資産のまとめ
  5. 相続について
  6. 加入している保険
  7. オンライン上の情報整理について
  8. 家族や友人への思い

続いて、エンディングノートの書き方について具体的な紹介をします。

1.介護や医療の情報と希望

エンディングノートには、自分で自分の意志を伝えられなくなったときに、読んだ人に自分の代わりに意志を伝えてもらうという目的があります。

とくに死を迎える前にトラブルが起きて悔いを残さないように、医療情報と希望を明確に書いておきましょう。

自分が急病になったときの情報

かかりつけ医、持病、常用している薬、アレルギーの有無、病名の告知、延命処置、死後の臓器提供や検体登録先など。

介護が必要な状態になったときの情報

希望する介護施設や介護内容、介護の契約や財産管理をしてほしい人など。

2.死後の手続きに必要な情報

自分についての情報で、生きている間はあまり使わなくても、死後の手続きに必要な情報があります。情報がないと手続きに時間がかかるので、分かりやすくまとめておきましょう。

自治体の役所で求められる情報

マイナンバー、本籍地や住民票、勤務先と勤務地、健康保険書やパスポートなど。

3.葬儀や埋葬について

自分の死後、最初に遺族が困るのはお葬式です。自分のお葬式をどのようにしたいか、どこに埋葬して欲しいかわかるようにしておきましょう。

お葬式のあげ方

どのような葬儀をするか、誰に来てほしいか。互助会や生前の契約をしていれば連絡先を書きます。

遺影を用意しましょう。棺桶に入れて一緒に火葬して欲しいものがあれば書きましょう。

埋葬先

お墓を用意してあれば菩提寺や連絡先を、お墓が無ければ希望する埋葬法を書いてください。

4.資産のまとめ

相続が発生する資産は、相続人が申告をしないと忘れられます。それらは休眠口座と呼ばれ、相続人がいないと国庫に入ってしまう恐れがありますから、きちんと相続してもらえるように、情報をまとめておきましょう。

プラスの資産

預貯金がある銀行名と口座番号、有価証券や金融資産、不動産の権利書、貸しているお金、高価な美術品や貴金属、貸金庫や貸倉庫など。

マイナスの資産

借入金の借入先や返済状況、借金の保証人、担保など、

年金

年金番号と年金基金など、個人年金、年金定期便などの年金確認書類について。

クレジットカードなど

クレジットカード会社の連絡先全て。放置しておくと悪用される可能性もあるので、防ぐためにカード機能を止める連絡をします。

他に、公共料金など自動引き落としになっている支払いがあれば、止める手続きをするために連絡先を書きます。

5.相続について

相続については公正証書遺言を残すのが最良の方法です。エンディングノートにはそれを補足する情報を書きましょう。

遺言書について

遺言書の有無、遺言書の種類、保管場所、遺言書作成を依頼した法律専門家の連絡先など。

相続に必要な情報

親族表とそれぞれの連絡先、同居していない家族や養子の有無、家族の誰に何を相続させるかの希望など。

6.加入している保険

加入している保険会社と保険商品、証書番号の一覧を書きます。保険請求の漏れを防ぐために必要です。

7.オンライン上の情報整理について

会員サイトやSNS、オンラインゲームやブログなどのアカウントを止めるためのIDやパスワードをまとめます。

放置しておくとアカウントを乗っ取られて悪用される場合があります。

8.家族や友人への思い

エンディングノートを読んでくれる人へ、自分の気持ちを書きましょう。

面と向かって言えないような深い気持ちを知ってもらうことや、残された人たちの喪失の悲しみを和らげるグリーフケアになります。

また、他者に引き継いでほしい活動や事業、自分の思いなどを残すこともできます。

関連記事:エンディングノートの書き方について詳しく知りたい方はこちら
終活ノートって何?

エンディングノートで生前整理を始めましょう

エンディングノートで生前整理を始めましょう

先の項目で、エンディングノートの具体的な書き方をご紹介しました。エンディングノートの項目を見て、お気付きになった方もいると思いますが、エンディングノートの書き方は自分を総括する書き方です。

エンディングノートを書くことで、今の自分をまとめ、何を必要としているのか、自分の死後には何が必要で何が不要になるのかを考えることができます。また何を残したいのかも分かります。

つまり、エンディングノートを書くことは、頭の中で自分の身辺を整理するデスクワークをすることになります。

次は実際に体を動かして自分の身辺を整理しましょう。自分の死後の事を考え身辺の整理をすることを生前整理といいます。

生前整理は自分も遺族も分かりやすく整理しましょう

生前整理は自分が生活しやすく、それでいて遺族が見てすぐわかるように整理するのが理想です。

エンディングノートに添って、自分の身辺を大きく分けましょう。今の自分に必要なものは、すぐ手の届く範囲に置きます。

死後に必要なものは分かりやすく箱や金庫に入れましょう。

死後に不要なものは例えば服やカバン、趣味の雑貨などになりますが、生きている間は必要です。1カ所にまとめましょう。

残したいもので使わない物は、遺族が見て分かりやすい場所に片付けましょう。そして、必要ないものは廃棄します。

関連記事:生前整理について詳しく知りたい方はこちら
生前整理とは?

エンディングノートを片付ける場所

エンディングノートへは、個人情報や生きているうちには見て欲しくない自分の気持ちなどが書いてあります。いざというときに見つけてほしいけど、日頃は見つかって欲しくないノートですね。

それに、親戚の連絡先や口座番号など時々使う情報もまとめてあります。

そうすると、エンディングノートを置く場所は、自分が手に取りやすく、他人からは見つけにくいけれど本気で探せば見つけられ、それでいて盗難に遭いにくい場所に限られます。

生前整理をするときに、そのような場所も作りましょう。

生前整理アドバイザーに相談しましょう

生前整理アドバイザーに相談しましょう

生前整理に取り組もうと考えるとき、どこに何を置いたらいいのか、どこに不用品を捨てたらいいのか分からなくなる場合があります。

そのような場合は、生前整理アドバイザーがいる生前整理専門業者に相談しましょう。

生前整理アドバイザーとは、一般社団法人生前整理普及協会の専門講座を受講して認定される民間資格です。

生前整理アドバイザーは、自分の万が一の時に備え、残りの人生をより良く生きるために生活をすっきりさせる生前整理の手伝いを行います。

生前整理全般の相談に乗ってくれ、実際の生前整理で出る不用品の処分などの複雑で体力が必要な作業も手伝ってくれます。

また、相続の相談や生前整理に必要なエンディングノートの書き方も教えてくれます。

エンディングノートを書きたいと思っていても書き方が分からない、生前整理はどこから始めたらいいか分からない、相続の手続きの調べ方が分からないなど、漠然とした疑問は生前整理アドバイザーに聞くとスムーズに解決できます。

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「エンディングノートの書き方大辞典」まとめ

エンディングノートの書き方大辞典。今日から始めよう

エンディングノートの書き方は難しそうで実は簡単です。まずは今の自分の情報や気持ちを書きこんでみましょう。

エンディングノートを書くことで自分がどんな生き方をしたいかが見えてきます。そして、エンディングノートをもとに実際の生前整理もしましょう。

ただエンディングノートを書くのも生前整理もエネルギーが要りますね。そんなときは生前整理アドバイザーに相談すれば、書き方や生前整理の方法を教えてくれ、不用品の処分なども手伝ってくれます。

より良く生きるために生前整理をしましょう。

エンディングノート、終活に関してはこちらの記事も参考になります。

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