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投稿日:2017年06月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
情報番組でよく特集されるゴミ屋敷。ついついテレビの中の出来事だと思ってしまいがちですが、ゴミ屋敷問題は他人事ではありません。
気付いたら自分や身の回りの人がゴミ屋敷に悩まされてしまう事だって考えられます。ゴミ屋敷になってしまう方の多くに、精神病との関連も見られるのです。
ストレスや孤独感など、私達に身近な小さな悲しみから精神病となり、時を経てゴミ屋敷が生まれる事もあります。今回はゴミ屋敷と精神病について考えながら、いざ家族の精神病やゴミ屋敷問題に遭遇してしまった場合、どうするべきかまとめていきます。
ゴミ屋敷を作り出してしまう人の多くは、自分の家がゴミ屋敷だという自覚を持っていません。
しかも、片付けに対して嫌悪感を抱き、無理に片付けようとすると頑固な態度を示してきます。
精神病である確率も高いのです。一体どのような過程で、ゴミ屋敷が生み出されているのでしょうか。
ショップの紙袋やプレゼントの空き箱を捨てずに保管していたり、もったいないという気持ちに共感できる方は多いと思います。
ゴミ屋敷の住人は、使い古した歯ブラシはいつか掃除で使う、壊れた炊飯器はそのうち誰かに直してもらって使う、長年使用していないタンスはいつか誰かにあげるからとっておく、という気持ちを持っています。
故に、全てのモノに対して「いつか使う」という希望があるのです。昔から収集癖のある方などで、ゴミとして外に置かれている物を拾い集めて保管する場合もあります。
他人からみればゴミですが、ゴミ屋敷の住人は、まだ使えるから拾っておこうという思考を持っているので、ゴミとして認識されていません。
ゴミ屋敷になる家は戦時中や戦後を知っている、「モノを大切にする世代」に多いと言われていますが、3、40代でそのような傾向がみられる方もいます。
ゴミ屋敷を作り出してしまう背景に、強迫性障害(OCD)やうつ病などの精神病が考えられます。
強迫性障害という精神病は成人の40人に1人がかかる精神病で、自身の中で〇〇をやらなければならないという強迫観念に襲われ、何度も同じ行為を繰り返してしまいます。
ゴミ屋敷の住人も、「この不要品もいつか使うから家に保管しておかなければ」という気持ちを抑えきれず、ひたすら収集し続けます。精神病である事に気付いていない可能性もあります。
また、精神病の中でも有名なうつ病になってしまうと、気力が起きないままマイナスな事ばかり考えてしまい、生活がままならなくなります。
食事を作らなくなるとコンビニのお弁当のゴミが増え、ゴミ捨てができなくなると家にゴミ袋が溜まっていくという流れがひどくなり、挙句の果てにゴミ屋敷と化してしまうのです。
大人になってからの精神病は、心を蝕み、生活に大きく影響します。精神病になっても、気づいてくれる人がいないのも問題です。
遠方の家族が心配な場合は、精神病の兆候がないか確認の為にも、度々会う事をおすすめします。
ゴミ屋敷に繋がり、最近話題になる精神病のひとつに、多動性障害、通称ADHDがあります。
子供というのは、落ち着きがなくて当然です。しかし、ADHDというのは、ひとつの事に集中できず、衝動的に同時に様々な事をやってしまう子供からかかる精神病です。
この精神病は、大人になっても変わらない場合があります。
精神病の中でも先天性の脳障害とも言われており、子供なら一見普通の動作にも見えますが、落ち着きがなかったりじっとしていられないという行動に表れ、大人になっても、物事が順序立ててできない為、生活に支障をきたし、結果的にゴミ屋敷に繋がる要因ともされています。
仕事のストレスが解消できないと、自宅にいる時間も無気力になり、普段の生活ができなくなる場合があります。
何をやるのも面倒で、明日の朝にはまた仕事という辛さしか感じない現実の連続は、日々の掃除、ゴミ捨てもしない生活からゴミ屋敷になります。
また、大学生の友達付き合いや、引っ越したばかりの近所付き合いがうまくいかない事も、笑顔や挨拶のない生活が日に日に精神病へと繋がり、やがてゴミ屋敷を生み出す結果にもなります。
ストレスくらいで精神病になんかならないと甘く見ないようにしましょう。
寂しさによって、物を集める事に没頭し、結果ゴミ屋敷になってしまう事があります。
家族との交流がなかったり、恋人ができない、友達と仲違いしたままという悩みなど、意外と身近に起こりうる小さな寂しさが、徐々に大きくなる事には注意が必要です。
人で補えない寂しさを、物で補っていく事で、知らぬ間に心が壊れて精神病になり、最低限の生活もできなくなるほど落ち込んでしまう可能性があるからです。
寂しさに耐えきれずに精神病になる前に、気づける知識を心を持ちましょう。
体の健康は食生活や運動、サプリで補う方法がたくさんあります。しかし、心が不健康になってしまう精神病の場合、生活の場である自宅をゴミ屋敷にしない為に、私達に何ができるのでしょうか。
ここでは、精神病から始まるゴミ屋敷を生み出さない為に、自分自身で、また大切な家族や気になる友人を助けるために、心がけたいポイントをお伝えします。
精神病によってゴミ屋敷にしない為の一番の方法は、日頃から片付けを行う事です。掃除と片付けは別物です。
毎日掃除機をかける方は多いと思いますが、片付けをしなければ、日々物は溜まっていくばかり、ゴミ屋敷のスタートラインです。精神病になると片付けもできなくなってしまいます。
家に物を溜めない為に、毎日整理整頓ができれば良いのですが、苦手な方は片付けする曜日を決めてしまえば、月4、5回で済みます。
また、毎月30日は不要品を集めて捨てる日にしてみたり、溜まった試供品やサンプルを消化する、なんて日を作ってもいいかもしれませんね。
孤独は、精神病からゴミ屋敷に繋がる最大の要因です。
孤独になるな!と言っても、性格や人間関係がそうさせていて、どうしようもできないから精神病になってしまうという方もいるでしょう。
できれば、同じ趣味を持ったサークルに参加してみたり、思い切って学校や職場、近所の方に声をかけて繋がりを持つ方が良いのですが、どうしても苦手、無理という方は、犬や猫に癒されるという方法もあります。
毎日挨拶ができる相手がいるだけでも、生活は変わります。
しかし、人との繋がりが薄れつつある現代、精神病をになる要因はそこら中に転がっています。
人の多い場所に行くという意味ではなく、声をかけられる相手を作る事で、まずは孤独にならない環境を作り、精神病が引き起こすゴミ屋敷を回避しましょう。
やる気が起きない、面倒だ・・・と、生活する気力がなくなると、気づいたときには精神病にかかり、家がゴミ屋敷に!という事も起こり得ます。毎日、勉強や仕事しかない生活はストレスが溜まり、精神病になるリスクも高まります。
たまには趣味に没頭したり、美容にお金をかけてみたり、ただただテレビを見て爆笑するという方法もありますし、一人カラオケだって構いません。
精神病予防にストレス発散は良く効きます。
自分が解放できたり、リラックスできる場所を作りましょう。また、逆に定年後、毎日やる事もなく退屈でストレスが溜まる方もいるでしょう。
時間があるのは、今までの人生を頑張ってきた証拠です。精神病になるなんてもったいないですよね。
懐かしい人に連絡をしてみたり、子や孫に会いに行ったり来てもらったり、新しい趣味に挑戦してみる事で、ストレス解消にもなります。
精神病は、誰もが陥る可能性のある病気です。「私は精神病なんてならないから大丈夫」「親は明るいから精神病なんて無関係」と思っていませんか。
精神病は、明朗で活発な人ほど注意が必要です。
周りに見せる自分のイメージを壊さないよう、疲れていても無理に明るく振舞ったり、実はストレスが溜まる事を自然と行ってしまったりするものです。
体は健康で毎日笑顔でも、精神病になる方はいます。自分では気づかないうちに、精神病体質になってしまう事もあります。
まずは、精神病を他人事と捉えず、無理しない生活を心がけましょう。
もし、あなたの家族や仲良しのご近所さんの家がゴミ屋敷になってしまったらどうしますか?
ゴミ屋敷になってしまう過程には、様々な問題が生じています。まずは、ゴミ屋敷住人の心の問題・精神病。
長らく会わない間に、精神病に侵されて生活もままならずにゴミ屋敷になってしまったのかもしれません。
また、健康被害も問題になります。ゴミ屋敷は、害虫にとっては最高の住処ですし、悪臭から本人だけでなく近隣の人が体調を悪くし、トラブルになる可能性もあります。
更に、乱雑に置かれた木材や紙類は、とても燃えやすい状態です。タバコの引火や、トラブルからの放火など、ゴミ屋敷で火災が起きて大きな被害になる事もあります。
ゴミ屋敷に気づいたら、いち早く対処できるよう、以下のような行動をする事をおすすめします。
まずは、ゴミ屋敷の住人に、自宅がゴミ屋敷であることは理解してもらわなければなりません。度々テレビでも取り上げられますが、頑固な住人が警察や行政とトラブルになっていますよね。
しかし、全てのゴミ屋敷であのような騒ぎが起きているわけではありません。もし、あなたの家族が、自覚なしにゴミ屋敷に住んでいるなら、精神病を患っているかもしれません。
しっかり話し合い、精神病の可能性を見抜き、できれば家族や近所の方の手を借りて、片付けを行いましょう。
ゴミ屋敷に関しては、片付けのプロ・整理収納アドバイザーの力を借りると言う手もあります。
また、配偶者を亡くした事で、悲しみから精神病になり、部屋が片付けられなくなってしまう方もいます。
精神病専門医に診てもらう事や、カウンセリングのひとつとして、グリーフケアアドバイザーという、死別の悲しみからの精神病患者に寄り添うプロに相談する方法もあります。精神病のような複雑な問題で、家族がフォロー出来ない部分に関しては、専門家の力を借りる事も有効的です。
ゴミ屋敷の片づけというのは、そう簡単な事ではありません。大量のゴミと、少しの生活用品を整理する為には、家族だけの力では途方もない作業です。
そんな時は、ゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼してみましょう。害虫や悪臭の発生に関しても、専門の技術で除去し、積もり積もったゴミを効率的に清掃していきます。
マンションの一部屋から、家一軒丸ごとまで、幅広く対応してもらえるので、本人や家族の労力を使わずに、ゴミ屋敷を片付ける事ができます。
全国にゴミ屋敷清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心してゴミ屋敷清掃を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
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ゴミ屋敷に長年住んでしまうと、その生活が当たり前になってしまいます。片付けても精神病の治療にならない事もあります。
もし、一度片付けて同じ場所、同じ環境生活でしていても、いつかまたゴミ屋敷に戻ってしまうかもしれませんね。収集癖のある方や、精神病を患っている方は、特に注意が必要です。
お金を手間はかかりますが、いっその事引っ越してみるという方法もあります。新しい環境で、できれば住む本人の希望する土地で、心穏やかに生活できれば、また住環境がゴミ屋敷に戻ってしまう可能性は減ってきます。
また、子や孫のいる方の場合、今までは年に一度会うか会わないかだった状況を、定期的に会えるようにするのも心の拠り所になり、精神病の治療にもなるでしょう。
離れて暮らす家族がいる場合、一年も会わないと相手の生活環境がかなり変わっている事もあるかと思います。
特に、ゴミ屋敷になってしまう家は、家族との関わりも少なく、数年合わないうちにおばあちゃんが精神病になり、家がゴミ屋敷になっていた、なんて事もあるかもしれません。
ゴミ屋敷は他人事ではありません。私達はどのような時に、ゴミ屋敷と関わることになるのでしょう。
核家族化が進み、最近では3世代でひとつの家に住むというスタイルが減少してきました。
その為、長らく会わなかったおじいちゃんやおばあちゃんが精神病を患い、家がゴミ屋敷になっていたというパターンも少なくありません。
特に、遠くの実家に住んでいる祖父母のどちらかが先に亡くなってしまった場合、その悲しみからうつ病やアルツハイマーなどの精神病から、いつもの生活ができなくなってゴミ屋敷に発展する事も考えられます。
また、一人暮らしを始めた息子・娘が、寂しさから精神病になってしまったり、生活力の無さから部屋がゴミ屋敷になってしまったという事もあり得ます。
親として、子供として、たまには離れた家族の部屋を訪れ、何気なくチェックしてみる事も精神病予防やゴミ屋敷回避の為に重要です。
昔は交流のあったお隣さんの家が、最近人の出入りもなく、住んでいる気配もないと思ったら、いつの間にか悪臭がしていたという例があります。
孤独死なども考えられますが、外観は問題なくとも、部屋の中だけがゴミ屋敷という状況もあるのです。
ご近所さんと言えど、家庭内の事は分かりませんし、特に一人暮らしの高齢者だった場合、関わりはあっても家を訪ねる事がなければ、ゴミ屋敷の兆候に気づかない場合もあります。
近所付き合いが少なくなってきた家の場合、家主が精神病になり気づいたらゴミ屋敷化している事もあります。
近所同士で助け合えれば良いのですが、それが叶わない場合は、行政に相談してみる必要もあります。
どんなにいつも明るく陽気な性格だとしても、私達が精神病にかかってしまう可能性はゼロではありません。
そして、精神病から普段の生活ができなくなり、今の家がゴミ屋敷になってしまう事も、考えられない事ではないのです。
自分自身や大切な家族が、精神病によって困難な生活にならない為にも、日頃から人と人との関わりを怠らず、適度にストレスを溜めないよう努力していかなければなりません。
精神病患者の気持ちは、精神病経験者にしか分からないかもしれませんが、家族や周りの人にも精神病を予防する為に出来る事はあります。
面倒と思うかもしれませんが、面倒が重なると、いつか無気力になり、精神病に自分と周囲の人が悩まされるかもしれないのです。
心の健康を意識し、少しでも快適な生活が送れるよう、ゴミ屋敷が存在する原因と対策を知っておく事が大切です。
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