遺品整理と特殊清掃

遺品整理と特殊清掃は切っても切れない関係です。特殊清掃を行う現場では遺品整理をして汚染箇所の除去や死臭の付いた遺品を片付けないと完全に特殊清掃を終えることができないからです。

特殊清掃が必要な部屋以外については遺品整理をする必要は必ずしもないですが、依頼者の多くは特殊清掃業者に遺品整理も同時に行ってもらうことが多いようです。

このページでは、遺品整理と特殊清掃の繋がりや違い、料金・費用相場について詳しく解説していきます。遺品整理や特殊清掃の関係性について知りたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理｜オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。

遺品整理と特殊清掃の繋がり

遺品整理と特殊清掃の繋がりは、特殊清掃が必要な現場では必ず遺品整理が行われるほど密接な関係です。特殊清掃の現場では、汚染箇所を除去することがまず行われますが、その際に遺品に体液や血液が付着しているケースがあります。その場合には、体液や血液が付着している遺品を撤去する必要があるために遺品整理を行うのです。

また体液や血液が付着していなくても、死体から発生した死臭が遺品に付着しているケースもあります。この場合でも遺品を撤去しておかないと特殊清掃が完全に終わらないので、遺品整理が必須になるのです。

特殊清掃と遺品整理がセットにならないことは、特殊清掃が必要な部屋に遺品が何もないケース以外にはあり得ません。しかし、特殊清掃が必要な部屋以外では遺品に死臭などが付着していないならば、無理に遺品整理をする必要はありません。

オコマリが担当させていただいた案件でも、一軒家の家が広くて亡くなっていたのが1階だった場合に、2階の遺品整理は行わなかったというケースがありました。特殊清掃が必要な状況によって遺品整理が必要な範囲が決まると覚えておきましょう。

遺品整理と特殊清掃の違い

遺品整理と特殊清掃の違いは、遺品整理は遺品を必要・不要に仕分けしながら部屋を片付けていく行為ですが、特殊清掃は死体の汚染箇所を除去や死臭の消臭、部屋全体の除菌する行為になります。特殊清掃の現場では殆どの場合で遺品整理が必要になりますが、遺品整理の現場では孤独死や自殺が発生していない限り特殊清掃は必要ありません。

遺品整理の現場で、昔からの臭いを除去するためのハウスクリーニングとしての位置づけとしての消臭は特殊清掃ではなく、単なるハウスクリーニングとなります。

遺品整理と特殊清掃の料金・費用相場

遺品整理と特殊清掃の料金・費用相場は、遺品整理であれば1K/1Rが18,000円～で行うことができますし、特殊清掃は床上の特殊清掃であれば35,000円～で行ってもらうことができます。

間取り	遺品整理の料金・費用相場
1K・1R	18,000円〜100,000円
1DK	36,000円〜150,000円
1LDK・2DK	54,000円〜200,000円
2LDK・3DK	72,000円〜350,000円
3LDK・4DK	90,000円〜500,000円
4LDK・5DK・それ以上	108,000円〜650,000円

作業項目	特殊清掃の料金・費用相場
オゾン脱臭・消臭	40,000円～
除菌剤・消臭剤の散布	13,000円～
浴槽の清掃	60,000円～
畳の撤去	6,000円～
床上の特殊清掃	35,000円～

遺品整理・特殊清掃の料金・費用相場は、現場の状況によって料金・費用相場が変動するので必ず現地でお見積りを取ってもらうようにしましょう。

遺品整理では同じ1部屋でも天井まで遺品が積みあがっている部屋と殆ど遺品がない部屋では金額に差が出てきます。

特殊清掃では同じ特殊清掃が必要な現場でも死体の腐敗状況や死体の位置などでリフォームまで必要な特殊清掃現場と、汚染箇所を除去と数日間のオゾン脱臭だけで終わる特殊清掃現場で金額に差が出てきます。

このように遺品整理も特殊清掃も状況によって料金・費用相場がかなり変動するのですが、1つ言えることは遺品整理と特殊清掃はセットで同じ業者に依頼した方が安くなる傾向になるということです。遺品整理と特殊清掃を同じ業者が担当する方がセットでの値引きが可能になるので、もし遺品整理と特殊清掃を一緒に依頼したいと考えている場合には同じ業者にお願いするようにしましょう。

遺品整理と特殊清掃業者の選び方

遺品整理と特殊清掃業者の選び方は、お問い合わせやお見積り時の対応を見て判断するのが一番大切です。遺品整理や特殊清掃は最終的には依頼してみないと、その業者が正しかったかどうかは判断することができません。しかし作業を依頼してしまうと費用を支払う必要があるために、遺品整理・特殊清掃業者選びは慎重になる必要があるのです。

下記には遺品整理・特殊清掃業者の選び方を表でまとめてみました。

遺品整理・特殊清掃業者の選び方	具体的な選定基準
問い合わせやお見積り時の様子	遺品整理・特殊清掃業者にお問い合わせやお見積りをした際の態度や髪形、言葉遣いなどをチェックしましょう。丁寧な対応、清潔な恰好、正しい言葉遣いを出来ている業者の方が適切に作業をしてくれる可能性が高くなります
相談に親身になって乗ってくれるか	遺品整理や特殊清掃に関しての相談を業者にした際に、親身になって相談に乗ってもらえるかをチェックしましょう。質問をした際の回答が明確かどうかもチェックポイントです
作業実績の量	遺品整理や特殊清掃業者の作業実績があればあるほど作業の質が高くなる傾向にあります。ホームページなどから作業実績を確認しましょう
お見積り書が作業内容を示しているか	遺品整理・特殊清掃業者が提示したお見積り書が作業内容をしっかりと反映したものかを確認しましょう。また変な覚書などを書かされる場合には怪しい業者だと思ってください
遺品整理・特殊清掃業者の車の綺麗さ	お見積りの際に遺品整理・特殊清掃業者が乗ってきた車の中が綺麗かどうかをチェックしましょう。綺麗であればあるほど作業の質が高い傾向にあります

遺品整理・特殊清掃業者の選び方は決して難しいものではありません。遺品整理・特殊清掃業者に依頼するまでの間にできる限り多くの点をチェックしておくことが、安心して依頼できる業者に出会うコツなのです。

もし遺品整理・特殊清掃業者選びに間違ってしまうと、どのようなトラブルに巻き込まれてしまうのかを下記でご紹介しておきます。トラブルに巻き込まれてしまうと遺品整理や特殊清掃に対処するだけでも大変なのに、さらにやることが増えてしまうので絶対に回避するようにしましょう。

遺品整理・特殊清掃業者とのトラブル	トラブルの内容
作業の内容が雑	遺品整理や特殊清掃を行ったにも関わらず、作業の内容が雑だったために依頼通りの遺品整理が行われていなかったり、死臭や汚物が除去できていないトラブルです。経験が浅い遺品整理・特殊清掃業者に依頼すると発生しやすいトラブルです
突然の追加料金	お見積り書に記載のない項目を当日請求されたり、お見積り時には想定しないものがあったと追加の費用を請求されたりするトラブルです。お見積り書なしで作業に入ってしまうケースだと頻発しています
遺品の盗難被害	遺品整理・特殊清掃業者が遺品整理や特殊清掃の作業中に家の中の金品を窃盗するトラブルです。遺品整理・特殊清掃業者の作業中には立ち入りが制限されるため、その間に窃盗をするのです
室内・室外の破壊	遺品を片付けている最中に壁や床、外の階段などを破壊してしまうトラブルです。わざと行うケースは稀ですが、経験の浅い作業員が多い遺品整理・特殊清掃業者では発生しやすいトラブルです
高額な遺品整理・特殊清掃料金の請求	相場の遺品整理・特殊清掃料金・費用よりも2～3倍も高い費用を請求するトラブルです。不動産売却で不動産会社からの紹介の業者しか利用できない場合などで発生しています
相場より安い買取	遺品整理時に買取をしてもらおうと査定をしてもらったら相場よりもかなり安い査定額が付けられて買取をされてしまうトラブルです。依頼者が買取品の価値を知らない場合に多く発生しています

遺品整理や特殊清掃の求人の探し方

遺品整理や特殊清掃の求人の探し方は、業者のホームページから採用情報を確認するのが一番効率的に探すことができます。気になっている遺品整理や特殊清掃業者のホームページにアクセスし、求人を出しているかをチェックしましょう。

もし遺品整理・特殊清掃業者のホームページで求人が見つからなかったとしても、電話やメールなどで問い合わせしてみるのも良いでしょう。

他にも、出稿が無料の求人サイト（ハローワークやIndeedなど）で遺品整理・特殊清掃の求人探しをしたり、派遣登録をして遺品整理・特殊清掃の求人を探したりする方法も存在します。

遺品整理・特殊清掃業者のホームページから求人を探すよりは間接的な探し方になりますが、運が良ければ求人を見つけることができます。

また、一番採用率が高くなる求人の探し方は、遺品整理・特殊清掃業者を知り合いをたどって紹介してもらう方法です。遺品整理・特殊清掃の業界は離職率が非常に高いため、育成しても直ぐに辞められてしまって困っています。共通の知り合いの紹介であれば、信頼があるため「簡単には辞めないだろう」という安心感があるのです。もちろん面接で落とされる可能性もありますが、確率で行けば一番採用率が高くなります。

遺品整理・特殊清掃の求人の探し方のうちどの方法を取るかは、自分にあった方法を選ぶようにしましょう。

遺品整理のことならオコマリ

遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。

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