抜根の料金・費用相場は、幹の直径が15センチメートル未満であれば、3,000~5,000円/本ほどになります。抜根をするためには伐採も行う必要があるため、実際には伐採の費用も加算されることになります。
抜根したい木の直径 | 抜根の料金・費用相場 |
---|---|
15㎝未満 | 3,000~5,000円 |
15㎝~30㎝ | 4,000~7,000円 |
30㎝以上 | 7,000円~ |
抜根の料金・費用相場は、抜根したい木の直径によって変動してきます。これは直径が大きくなればなるほど根が深くまで張り巡らされていて、抜根の作業に時間を要するためです。
このページでは、抜根の料金・費用相場について季節による料金・費用の変動や木の種類による変動を解説するとともに、抜根の料金・費用相場を抑えるコツを解説していきます。
オコマリは、抜根を始め伐採や剪定、庭の手入れ、遺品整理、生前整理、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。抜根に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの抜根のサービスの詳細については、「伐採・抜根|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
抜根の料金・費用相場は冒頭でお伝えしましたが、抜根を依頼する際には伐採も一緒に依頼することが多いのが実情です。そこで下記の料金表には抜根と伐採を同時に依頼した場合の料金・費用相場を記載しています。
木の高さ | 幹の太さ | 抜根の料金・費用相場 | 伐採の料金・費用相場 | 抜根と伐採の料金・費用相場(合計) |
---|---|---|---|---|
木の高さが3m未満 | 幹の太さ10cm | 3,000円/本~ | 2,000円/本~ | 5,000円/本~ |
幹の太さ20cm | 4,000円/本~ | 8,000円/本~ | 12,000円/本~ | |
幹の太さ30cm | 7,000円/本~ | 10,000円/本~ | 17,000円/本~ | |
木の高さが3m~4m未満 | 幹の太さ10cm | 3,000円/本~ | 3,000円/本~ | 6,000円/本~ |
幹の太さ20cm | 4,000円/本~ | 12,000円/本~ | 16,000円/本~ | |
幹の太さ30cm | 7,000円/本~ | 15,000円/本~ | 22,000円/本~ | |
木の高さが4m~5m未満 | 幹の太さ10cm | 3,000円/本~ | 5,000円/本~ | 8,000円/本~ |
幹の太さ20cm | 4,000円/本~ | 15,000円/本~ | 19,000円/本~ | |
幹の太さ30cm | 7,000円/本~ | 17,000円/本~ | 24,000円/本~ | |
木の高さが5m~6m未満 | 幹の太さ10cm | 3,000円/本~ | 5,500円/本~ | 8,500円/本~ |
幹の太さ20cm | 4,000円/本~ | 17,000円/本~ | 21,000円/本~ | |
幹の太さ30cm | 7,000円/本~ | 19,000円/本~ | 26,000円/本~ | |
木の高さが6m~7m未満 | 幹の太さ10cm | 3,000円/本~ | 7,500円/本~ | 10,500円/本~ |
幹の太さ20cm | 4,000円/本~ | 20,000円/本~ | 24,000円/本~ | |
幹の太さ30cm | 7,000円/本~ | 22,000円/本~ | 29,000円/本~ |
抜根の料金・費用相場は幹の太さで変わってくるとお伝えしましたが、伐採に関しては木の高さも重要になってきます。木が高ければ高いほど、伐採の作業が大変になるために伐採の料金・費用相場は高くなるのです。
また上記の抜根の料金・費用相場表では「~」と記載されていますが、これは「重機」「立地」「季節(繁忙期かどうか)」で変動するためです。
ご紹介した抜根の料金・費用相場はあくまで参考程度にしておいて、具体的な・正確な抜根の料金・費用を算出するのであれば、抜根の業者に現地に見積もりに来てもらうようにしてください。
ちなみに、もし伐採は既に自分たちで済んでいて、抜根だけ依頼したいというケースであれば、抜根の料金・費用相場の部分だけを見れば良いでしょう。
抜根の料金・費用相場は季節による変動をある程度は受けます。特に抜根の受注が増える春~夏と年末については抜根業者への需要が高まるために抜根の料金・費用相場が高くなる可能性があります。
春~夏は木々が生い茂ってくる季節でもあり、近隣住民への考慮や見た目を良くするための抜根の需要が高くなるのです。また、年末に関しては年末の大掃除の一環として抜根を行って庭や家の周りを綺麗サッパリしたいという需要が高くなっていきます。
もし季節による伐採の料金・費用相場を考えるならば、抜根業者が繁忙期に入る少し前に抜根の依頼をするのが良いでしょう。
抜根の料金・費用相場は立地によって変動する場合があります。抜根をショベルカーやクレーンなどの重機を使って行う場合においては、それらの重機が入ってくる道や敷地が必要になります。
もし重機を使った方がよい抜根の状況にも関わらず、住宅地にあって重機の乗り入れが厳しい場合には、手掘りで抜根を進めていかないといけなくなります。そうするとその分だけ時間や人件費が必要になるために料金・費用相場が高くなるのです。
東京や大阪の都市圏においては特に家と家の間のスペースがなく、且つ道路も狭いために抜根の作業が困難になりやすい傾向にあります。軽い気持ちで埋めた木を抜根するにあたっては非常に高い料金・費用がかかることに驚かれる依頼者の方も多く見てきました。
安易な気持ちで木を育てようとすると、「やっぱり不要だから除去したい」という時にとても大変になることを覚えておくようにしましょう。
抜根の料金・費用の決まり方は、抜根の際にかかってくる下記の4つの費用項目が関係してきます。
上記の料金・費用項目の中で、抜根の場所によって大きく変動するのが「重機の使用費用」「土壌の復旧費用」の2つになります。どちらもショベルカーやクレーン車などの重機を使うことになるので、その分重機のレンタル費用や重機を運転する人件費がかかってきてしまうのです。
それではそれぞれの伐採の料金・費用の内訳を見ていきましょう。
抜根の料金・費用内訳の1つ目は、作業費用です。作業費用は人件費と置き換えても良いかもしれません。抜根を行うのは人になりますので、作業に必要な人件費がまずはかかってきます。
抜根の作業が大変になればなるほど、作業費用はかかってきますが、人数を増やせば効率的に抜根ができる訳でもありません。ある一定の人数以上になると逆に効率が悪くなっていきますので、一番効率のよい人数で複数日の作業日数がかかる場合もあります。
抜根の料金・費用内訳の2つ目は、重機の使用費になります。重機の使用費用はどの重機をどれくらいの期間を使用するのかで決まってきます。下記には重機の使用費用の相場を料金表としてまとめてみました。下記の料金表はレンタルをする前提で作っておりますが、もし抜根の業者が自社で重機を所有する場合にはもう少し安くなる可能性もあります。
重機の種類 | 大きさ | 重機の料金費用相場 |
---|---|---|
ユンボ(ショベルカー) | 1.5t | 8,000円/1日~ |
3t | 11,000円/1日~ | |
7t | 17,000円/1日~ | |
クレーン車 | 12t | 55,000円/1日~ |
35t | 85,000円~/1日 |
抜根は手で掘って行うこともできますが、人力で行うことが難しい場合には重機を活用して行います。抜根作業にはユンボ(ショベルカー)を使用することが一般的ですが、倒木の恐れや吊り上げないと抜根が困難なケースではクレーン車が必要になってきます。
抜根の料金・費用内訳の3つ目は、処分費用です。抜根した木の根っこを抜根業者に依頼する場合にかかってくる費用になります。依頼者によっては自分たちで燃えるゴミで処分するから大丈夫という方もいらっしゃいます。その場合には抜根した木を自分たちでビニール袋に入るくらいまで細かく切り分け、処分していきます。
自治体のゴミの日に処分できる1回のゴミの量は決まっています(おおよそ3~5袋)ので、もしそれ以上のゴミ袋が出てきた場合には何回かに分けて抜根した根っこを処分していくようにしましょう。
抜根の料金・費用内訳の4つ目は、土壌の復旧費用です。土壌の復旧費用は、掘り起こされた部分を埋めて復旧する費用になります。
切り株が大きい木の抜根の場合には、抜根した際に土が大きく削り取られるため、その土を再度戻す必要が出てきます。この費用は土壌の状況によって必要かどうか変わってきますので、必ずかかる費用ではないと覚えておきましょう。
抜根の料金・費用相場は木や竹などの種類によって変動するのでしょうか?結論から言えば、抜根の料金・費用相場は変動します。特に竹は根が深い木になりますので、基本的にはユンボを使っての抜根作業が必要になってきます。
木は下記のように垂直方面に伸びる根には3つの種類があります。
また、水平方面にも根が広がるので、水平方面への根の広がり方の違いで下記のような3種類があります。
この垂直方面と水平方面の組み合わせで9つの組み合わせが完成し、木の種類によって下記のような表に当てはまります。表から分かるように、抜根の料金・費用相場が一番高くなりやすいのは「分散型×深根型」の木になります。自分が抜根したい木が表のどこに当てはまるのかがわかれば、抜根の困難さを理解でき、料金・費用相場よりも高くなりそうかどうかを判断することができるでしょう。
集中型 | 中間型 | 分散型 | |
浅根型 | ヤマモミジ | エゾヤマザクラ/シナノキ | アカエゾマツ/ハルニレ/ナナカマド |
中間型 | アオダモ | ミヤマザクラ | カラマツ/キタコブシ |
深根型 | イチイ/カシワ | イチョウ/キハダ | トドマツ/シラカンバ |
ちなみに竹に関していえば、竹の種類によって竹の太さが変わってきます。モウソウチクと呼ばれる竹にいたっては太さが18センチと竹の中でも非常に太い竹になります。また高さも高くなる分、根も深くなる傾向にあって抜根は困難を極めることが予想されます。
竹の種類 | 太さ | 高さ |
---|---|---|
マダケ | 15㎝ | 20m |
モウソウチク | 18㎝ | 22m |
ハチク | 3~10㎝ | 15m |
メダケ | 2㎝ | 5m |
抜根の料金・費用相場を抑えるコツとしては下記の3つがあります。
「抜根の料金・費用相場はどれくらい?季節や立地による変動はある?」でお伝えしたように抜根には繁忙期と閑散期が存在します。抜根の料金・費用相場を抑えたいのであれば、抜根の閑散期を狙うようにしましょう。抜根の閑散期は冬~春と秋になります。秋は夏の繁忙期が続いている可能性もありますので、一番の狙い目は冬~春にかけてです。この季節に抜根を依頼すれば、抜根業者も仕事を欲しいと思っていますので、多少ですが料金・費用相場よりも安くしてくれる可能性もあります。
また、抜根業者に依頼するならば信頼できる抜根業者に依頼することも大切です。依頼する抜根業者を間違えると、抜根当日に不当な追加料金を請求されたり、抜根作業が思っていた通りに行われなかったりします。良い業者かどうかを見極めるためにも、抜根作業が提出したお見積り書をしっかりとチェックして、お見積り書が正確に作られているのかを確認します。もしお見積り書が適当に作られていたり、使用用途が不明な項目があるのであれば、お見積り書を提出した抜根業者に質問をして疑問を解決するように努めましょう。
抜根は業者に依頼して動いてもらう以上お金を払うのは致し方ないことです。抜根の料金・費用を抑えたい!と思う気持ちが強すぎるあまり、経験がない質の悪い抜根業者に依頼しないように気を付けましょう。
伐採・抜根のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは伐採・抜根について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に伐採・抜根に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。