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投稿日:2017年07月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
子供へのプレゼントやクレーンゲームなどでつい増えてしまうぬいぐるみ。ぬいぐるみに限らず人形には魂が宿るといわれているので、そのままごみとして捨ててしまうのはちょっと気が引けてしまいます。
不要になったぬいぐるみにも新品同様の物から使い古して愛着のあるものまでさまざまなものがあります。
ここでは不要になったぬいぐるみの有効利用や処分の方法について説明していきます。
ぬいぐるみが不要になるケースとしては、子供が成長するとともにぬいぐるみで遊ばなくなった、クレーンゲームで取ってきたけど、数が増えすぎて収納に困る、子供の頃から持っていて愛着があるがもう使うことが無い、結婚式やパーティーなどのイベントでもらったが趣味が合わないなどの理由が挙げられます。
ぬいぐるみは大小さまざまな種類がありますが、収納に場所を取り、新品に近い物や愛着があるものなど、ごみとして捨てるにはもったいない物もあります。
ぬいぐるみを処分する方法は「捨てる」ことを含めてもさまざまな方法があります。
比較的新しく、状態が良いぬいぐるみの場合には、リサイクルショップで買い取ってもらえることもあります。
ほとんどのリサイクルショップでは無料で査定を行ってくれるので、一度査定を依頼することをお勧めします。もし不要になったぬいぐるみの中に、クレーンゲーム限定の商品などレア度が高い物があれば思いのほか高価な金額で買い取ってもらえるかもしれません。
また、テディベアなどコレクションとしてコレクターに人気のぬいぐるみにも高値が付くことが期待できます。もし、安い値段しかつかなくても、また将来誰かが大事に使ってくれるのであれば、処分する側としても気分が楽になります。
この場合はぬいぐるみの衛生状態も査定に反映されるので、自宅でお手入れをしてから査定を依頼すると良いでしょう。処分したいぬいぐるみの数が多い場合には、出張査定・買取を行ってくれるリサイクルショップに依頼すると、持ち込みの手間が省けます。
リサイクル業者にぬいぐるみの処分を依頼するメリットは、不要になったぬいぐるみを他の必要としている人に有効活用してもらえることと、処分にコストがかからず、手元に現金が残る可能性があるということです。
値段がつかない場合には改めて処分方法を考えなければいけないのがデメリットですが、一度査定を依頼してみる価値はあります。この場合には依頼するリサイクル業者が都道府県の警察の古物商の許可を持っている必要があるので、必ず確認するようにしましょう。
現在、インターネット上でオークションやフリーマーケットサイトがあり、不要になったぬいぐるみをそこで売ることもできます。
そのようなサイトに売りたいぬいぐるみを掲載し、写真や文章で状態を買い手に確認してもらい、売却するという流れになります。この時に大切なのは、売りたいぬいぐるみの情報をきちんと掲載することです。
写真は1点だけではなく、角度を変えて数点掲載するようにし、説明文には大きさや写真では伝わりにくい細かな情報を記載する必要があります。このとき、ぬいぐるみに汚れやほつれなどの欠点がある場合にも、なるべく細かく記入しておくとトラブルになる可能性が格段に低くなります。
また、フリーマーケットで販売する場合には買い手に現物を見てから購入してもらえるので、こちらのほうがトラブルが起きにくいというメリットがあります。
インターネットを利用して不要になったぬいぐるみを販売する際の注意点は、売りたいぬいぐるみの情報を正確に買い手に伝えることです。
買い手が決まると、梱包や配送の手間はかかりますが、リサイクルショップより高い金額で買い取ってもらえる可能性があります。
また、フリーマーケットを利用する際には出店の申し込みや出店料の支払、会場への搬入、お店の設置など、こちらもかなりの手間がかかります。
しかし、直接買い手に現物を見てもらい、じかに売り手と買い手がやり取りできるので、そういったプロセスを楽しめる方にはおすすめの方法です。
この方法も、買い手がいれば手元に現金が残ることがメリットですが、他の方法に比べて手間がかかる事、買い手がつかなかった場合には別の処分方法を考えなければいけないということがデメリットとなります。
不要になったぬいぐるみを集めて、海外途上国や国内の保育所などに配布する活動を行っている団体もあります。
国際社会支援推進会ワールドギフトという団体がそのような活動を行っています。
このような団体に不要になったぬいぐるみを寄付すると、障碍者支援施設(共同作業所)へぬいぐるみのクリーニング等の作業を提供し、作業費を受け取ってもらえるなどのボランティア活動の輪に参加することができます。
ボランティア団体にぬいぐるみを寄付する場合には、集荷料金がかかります。
国際社会支援推進会ワールドギフトの場合、ぬいぐるみを詰めた段ボールの大きさによりますが、2,400円~3,400円となっています。
この集荷料金は、海外へぬいぐるみを送る場合の船賃や国内の施設への配送料、国際社会支援推進会ワールドギフトのコールセンターやホームページの運用に使われます。
一般的な不用品の集荷料金より割高に感じる人もいると思いますが、この集荷料金も寄付の一環と考えられる人にはおすすめの処分方法です。
処分したいぬいぐるみに多少の使用感があっても、きちんとクリーニングして必要な場所に寄付してくれるので、安心してぬいぐるみを託すことができます。大切にしていたぬいぐるみが世界のどこかでまたほかの誰かに大事に使ってもらえるという安心感が、この処分方法の最大のメリットです。
神社やお寺などで不要になったぬいぐるみをお焚き上げなどの方法で供養してくれるところもあります。
特に愛着が深く、かつ使用感がありすぎて人に譲ることもできない状態のぬいぐるみをこの方法で処分する人もいます。仏壇などの仏具も同じ方法で供養してから処分してくれるところもあるので、大切にしていたぬいぐるみも仏具同様大切に供養してくれます。
近くにそのような供養を行ってくれる神社やお寺がない場合もありますが、そういった場合には宅配便で供養に対応してくれる施設に送り、処分する方法もあります。
神社やお寺に処分を依頼する際には、お布施が必要になるケースがあります。このお布施は「お気持ちで結構です」といわれる場合もあり、相場が分かりにくく、困ることもある思います。
近年では神社やお寺も近代化してきて、供養料がきちんと決まっているところもありますので、インターネットなどで調べてみることをおすすめします。
この方法も思い出と愛着のこもったぬいぐるみを処分する場合に、おだやかな気持ちで処分することができることがメリットです。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
不要になったぬいぐるみは、一般の布類のごみとして捨てることもできます。この場合は各自治体のゴミ捨てのルールに沿った形で捨てるようにしましょう。
風水や縁起を気にする人は、処分したいぬいぐるみを塩で清めて、きれいな和紙などで包んでから処分するという方法をとると良いでしょう。
この方法は最もコストがかからないことがメリットです。自治体のゴミ出しルールをきちんと守って処分するようにしましょう。
不要になったぬいぐるみを不用品回収業者に依頼して処分してもらう方法もあります。
処分したいぬいぐるみの量が多い場合におすすめの方法ですが、最終的には「ごみ」として処分されるので、それでもかまわないという人には良い方法だと言えます。
この不用品回収業には決まった相場がないので、きちんと業者を調べないまま処分を依頼すると、法外な費用を請求されるなどのトラブルが起こる可能性があります。
処分したいぬいぐるみの量と業者に依頼したい作業内容をきちんと把握して、数社に見積もりを依頼することをおすすめします。
依頼する業者を選ぶときに、一般廃棄物処理業の許可を持っているかどうかを基準にしましょう。
この許可を持たずに一般家庭から品物を回収することは違法です。
この無許可の業者は不法投棄などを行っている可能性があるので、依頼する際には必ず一般廃棄物処理業の許可を持っている業者を選ぶようにしましょう。
不要になったぬいぐるみを生前整理・遺品整理業者に依頼する方法もあります。
このような業者は、一般的な不用品回収業者と異なり、ライフエンディングのための私物や遺品の整理を専門に行っており、引っ越し業者と似た業務を行ってくれます。
この業者の特徴は、品物に対して「供養」の心を持って対応してくれるということです。
ぬいぐるみなどには魂が宿ると言われることもありますが、この生前整理・遺品整理業者には神社やお寺とつながりがある業者もいて、お焚き上げなどの供養を依頼することができることもあります。
また、古物商の許可をもっている業者もあり、買取を依頼することができるケースもあります。
全国に生前整理業者は9,000社あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
ここでおすすめしたいのが相見積もりを取ることです。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを取ってもらい、それを比較することです。
しかし、見積もりには生前整理業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません。
この相見積もりの問題を解決したのがオコマリです。この記事を執筆しているオコマリでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
不要になったぬいぐるみを処分する方法は意外にたくさんある事がお分かりいただけたと思います。
再利用できるぬいぐるみはリサイクルし、思い入れの深いぬいぐるみはきちんと供養して、心をこめて処分しましょう。
ぬいぐるみの処分についてさらに知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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