オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年03月17日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品整理士として就職するとどのような良いことがあるのでしょうか?
遺品整理士は、近年増加する遺品整理のトラブルを回避するため、遺族の気持ちに寄り添った正しい遺品整理を行うための民間資格、それが遺品整理士です。
この仕事に魅力を感じ「やってみよう!」と思った時、実際にはどうやって資格を取得し就職していけばいいのか、またその年収も気になるところです。
このページでは、遺品整理士の資格を取得仕方や遺品整理士の資格を取得するとどのようなメリットが就職であるのかを解説していきます。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
やっとの思いで遺品整理士の資格を取得しても、遺品整理士としての就職活動の仕方が解らない!という方もいらっしゃると思います。
一般的なハローワークでの求人でも遺品整理士の仕事は殆ど見かけることがありませんし、かといって安易に就職先を決めてしまうと、「実は違法なことをする業者だった」なんてことも有るかもしれません。
安全な業者へ遺品整理士として就職したいのであれば、次のような就職活動がおすすめです。
遺品整理不正防止情報センター、こちらの運営元は資格取得先と同じ一般社団法人遺品整理士認定協会です。
遺品整理不正防止情報センターでは、就職活動中の遺品整理士が求職登録すると、求人を募集している遺品整理業者を紹介するという取り組みを行っています。不正のない業者への就職を希望している遺品整理士は、こちらのサービスを利用してみましょう。
【求職希望登録についての問い合わせ先】
遺品整理不正防止情報センター: http://is-eyes.org/inquiry.html
(遺品整理士認定協会の会員のみ可能)
インターネットの求人サイトを覗いてみると、意外にも多くの遺品整理士を募集している会社を見つけることができます。
これからは違法な遺品処理をする業者の摘発が増えていくこと見込まれており、現在遺品整理業を営んでいる会社では正しい専門知識を持った遺品整理士を必要としているところが増えてきているようです。
中には、会社で遺品整理士資格取得のバックアップを積極的に行っている求人もあります。今は遺品整理士の資格を所有していなくても、この先遺品整理士として活躍できる就職先を望んでいるのであれば、資格取得もサポートしてくれる会社への就職はとてもおすすめです。
遺品整理士とは、「遺族の心に寄り添いつつ、法に従い遺品整理を行う人」のことを言います。
遺品整理士は、高齢化が加速する日本国内においてこれから先、現状よりももっと必要になる資格となることが予測できます。しかし遺品整理士という資格について、世の中できちんと理解している人・認知している人はまだまだ少ないのが現状です。
高齢化・核家族化・少子化この3つが留まることなく進んでいる現代の日本では、「遺品は遺族みんなで整理するもの」という今までの当たり前が通用しなくなっています。
遺品を遺族だけで整理したくても、親戚自体が少なく若い人もいない。力のない年寄りだけでは、とてもじゃないけどすべての遺品整理を行うことができない、そんな悩みに応えるようにして現れたのが「遺品整理業者」です。
しかし、遺品整理についてはきちんとした法の整備もできていないことから、遺品整理業者への依頼数の増加に比例して、業者と遺族の間で遺品整理のトラブルがとても多くなりました。
悪質な遺品整理業者による違法な遺品処分、不法投棄や遺品の横流し、正統ではない金額の請求などをなくし、遺品整理業界全体を健全にするために「遺品整理士」は生まれたのです。
遺品整理士として就職するためには、「一般社団法人遺品整理士認定協会」による認定を受け、資格を取得する必要があります。ここからは、遺品整理士として就職し、働くための資格取得方法などについて見ていきましょう。
遺品整理士としての資格取得のために、まずは「一般社団法人遺品整理士認定協会」へ申し込みを行わなくてはいけません。
遺品整理士の資格を申し込むための細かな年齢等の要件はなく、どんな人でも資格取得の申し込みが可能です。申し込みは遺品整理士認定協会へ直接の電話、またはWEB上からでも行えます。
【申し込み先】
一般社団法人遺品整理士認定協会: http://www.is-mind.org/
電話番号: 0123-42-0528
その他、正式な申し込みの際には受講料と会費として合計30,000円が必要です。
【内訳】
受講料: 25,000円
会費: 5,000円(2年間有効)
認定協会へ申し込むと、遺品整理士になるための教材である教本・資料集・DVD・問題集がセットで送られてきます。
教材での勉強を終えたら、次は遺品整理士認定協会へレポートを提出します。教材とセットになっていた問題集で課題レポートの作成を行い、郵送またはWEBにて提出して下さい。
レポートの作成は「難しい」と感じる受講者が多いようですが、遺品整理士認定協会では電話での問い合わせも受け付けておりますし、資格取得までのサポートはとても手厚くなっていますので安心して課題レポートに取り掛かりましょう。
レポート提出後、2か月ほどで合否の結果が協会から届き、そのあとは認定証発行の手続きを行います。
協会からは認定証書とあわせて遺品整理士としての活動に役立つ資料なども贈られてきますので、無くさないように大事に保管しておきましょう。
最後に、遺品整理士として就職した場合にはどのぐらいの年収が見込めるのか、ということについて解説していきます。
遺品整理士は、遺族の心に寄り添う職業です。こう聞くと、遺品整理士はとても社会への貢献度が高い魅力的な職業に思えますが、同時にその仕事内容はとてもハードであろうことは容易に想像できます。
仕事がハードでも遣り甲斐があれば年収は気にしないという方もいらっしゃるでしょうが、多くの人は生活に直結する年収は気になることでしょう。下記はその遺品整理士として就職したあとの年収相場です。
年収 | 400~800万円 |
月収 | 20~40万円 |
このように、遺品整理士としての年収はあまり「平均」を求めることができません。
これは遺品整理士を雇う会社の規模がまちまちであるためで、より多くの仕事を請け負う会社であれば多くの給与が見込めますが、町の小さな業者であれば一般的なサラリーマンの年収ほどである可能性もあります。
では遺品整理士としての年収を上げるポイントはあるのでしょうか?給与が少しでも多くなるための方法について見てみましょう。
個人で遺品整理を行っている業者でも、給与の多いところはいくらでもありますが安定性という面では疑問が残ります。
また、「給与が多い」と言いながらも、小さな会社であるが故に給与の支払いがルーズであったり、違法な遺品整理による摘発リスクも高まります。
安定して長期間高い年収を維持したいのであれば、なるべく遺品整理業者としての歴史が長く、規模の大きい会社を就職先にしましょう。
更に昇給があると安心ですから、確実に昇給していく体系が整っている会社を探してみて下さい。昇給する間隔と金額も、確認できるのであれば求人サイトなどでしっかり確かめておくと安心です。
無事に遺品整理士として就職した後は、まじめに業務に取り組み続けることにより仕事の依頼が増え、結果給与に反映されるということが考えられます。
遺品整理士として責任をもって遺品整理に取り組み、遺族のケアをしていくことで評判が広まり、自分だけではなく会社自体の評価を上げることもできるでしょう。会社の業績が良くなれば、自ずと給料も増えるはずです。
遺品整理士の資格を取得した方は、就職の先に開業を目指している方も多いことでしょう。
実際には他の会社に就職しなくとも、遺品整理業は開業することができますが、スムーズに業務を行うためにも一旦就職するのは賢い方法だと言えます。
いきなり開業してはどうやって業務を進めるのか解りませんし、仕事依頼も少なく給与の安定は見込めません。
しかし、先に他社へ就職することで、収入を安定させながら遺品整理士としての業務を一から学ぶことが出来ます。
開業後の収入は自分の腕次第となりますが、会社の給与よりも多くの収入を得ることも可能ですから、もっと遺品整理士としての収入を上げたい!という方は開業してみるのも一つの手です。
遺品整理士は、これからどんどん需要が増えていくことが見込まれる職業です。
ロボット化で将来消えゆく職業が話題になっている中で、遺品整理士はこの先就職にとても有利な資格となるでしょう。自分の生活の為ばかりではなく、社会に貢献できる職業として遺品整理士の資格取得はとても魅力的だと言えます。
記事を読んで遺品整理に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
遺品整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは遺品整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に遺品整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。