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投稿日:2018年03月01日 更新日:2024年03月06日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
雛人形を処分しようと思う時、雛人形自体の処分方法は分かってても、雛人形を囲うガラスケースの処分方法が分からない…という方が多いようです。
雛人形とガラスケースは処分方法が異なるため、捨てる際に注意が必要です。
今回は、そんな雛人形のガラスケースの処分方法についてお伝えしていこうと思います。
雛人形の処分方法自体は、下記の記事にまとめてありますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
早速、雛人形のガラスの処分方法についてお伝えしていこうと思います。
3つの処分方法をご紹介いたしますので、ご自身に一番合う方法を選択するようにして下さい。
ガラスケースの処分方法は以下の通り。
それぞれに、メリットやデメリットがありますので、その点も詳しく解説しています。
雛人形のガラスの処分方法の1つ目は、自治体のごみで捨てることです。
ガラスケースの場合、自治体によって不燃ごみに分類されるところと粗大ごみに分類されるところがあります。
粗大ごみに分類されるのは、30cm角以上(30cm×30cm×30cmの箱以上の大きさかどうか)かどうかで判断される所が多いようです。
粗大ごみの場合には、有料のところと無料のところがあります。
例えば東京都では有料になっていますが、値段としては400〜800円ほどで処分してもらえるようです。
雛人形のガラスを自治体のゴミで捨てるメリットは、価格の安さです。
不燃ごみは無料ですし、粗大ごみであっても1,000円も出せば処分してもらえます。
もちろんガラスの量が多い場合には価格が高くなりますが、それでも自治体での処分が一番費用を抑えられます。
雛人形のガラスを自治体のゴミで捨てるデメリットは、面倒くささです。
不燃ごみであれば1週間に1度、もしくは1ヶ月に1度ですし、粗大ごみは1ヶ月に1度で捨てられるようになっている自治体が多いです。
処分できる日が来るまでは、自分で保管して置かなければいけないのは嫌ですよね。
また、少量であればよいですが、量が多くなってくると収集場所まで自分で運ぶのは非常に大変です。
価格が安い分、自分で動かなければいけないのです。
自治体のごみでガラスを捨てる場合、割れたガラスなどの鋭利なものは、紙等に包んであげましょう。
また袋に「キケン」といった文言を書いてあげておくと親切です。
ゴミの回収員さんが怪我してしまうのを防止するためにも協力しましょう。
雛人形のガラスの処分方法の2つ目は、業者に依頼する方法です。
不用品回収業者に依頼してガラスの処分をしてもらえば、業者が自宅まで取りに来てくれるので非常に便利です。
費用観としてはガラスの量によって変動しますが、3,000円〜30,000円ほどでしょう。
ただし、業者の拠点とガラスを回収して欲しい場所が遠い場合には、少し値段が高くなってしまいます。
雛人形のガラスの処分を業者に依頼するメリットは、処分の簡単さです。
業者に依頼してしまえば、自分では殆ど何もせずに雛人形のガラスを処分してもらえます。
また、早くて即日に回収しに来てくれるので、とにかく早く処分したい!という方にはオススメです。
雛人形のガラスの処分を業者に依頼するデメリットは、費用が掛かる点です。
自治体のごみとして処分するよりは、基本的に値段が高くなってしまいます。
また、業者をしっかりと選定しないと不法投棄をされたり、不当請求をされたりとトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるので注意しましょう。
雛人形のガラスの処分方法の3つ目は、供養を依頼する方法です。
雛人形を寺社に供養してもらう際、寺社によってはガラスも一緒に処分してもらえます。
雛人形の供養料金にプラスしての料金になります。
170サイズと呼ばれる三辺の長さの合計が170cm以内のダンボールに雛人形とガラスを入れて、費用観としては5,000円〜30,000円程度でしょう。
雛人形のガラスを供養の依頼して処分するメリットは、処分の簡単さです。
供養をしてもらう場合、寺社によっては持ち込むの場合と郵送の場合の2つがあります。
持っていく場合には結構な手間が掛かりますが、郵送の場合自分で箱に詰めて送る手間分はあるものの楽に処分できます。
雛人形のガラスを供養の依頼して処分するデメリットは、費用の高さと面倒くささです。
業者に回収を依頼するのと同額くらいの費用が掛かるので、自治体のごみとして処分するよりは高く付きます。
また、ガラスケースも含めて処分してくれる寺社は、あまり多くありません。したがって、その寺社を探す面倒くささがあるのもデメリットの一つです。
ガラスケースを郵送で送る時には、緩衝材で包んだりして割れないように気をつけるようにしましょう。
緩衝材で包んでないとそもそも郵送を受け付けてくれない所もありますので、割れない工夫をするようにしてください。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
また、人形とガラスケースを分けて処分するのは手間もかかりますし面倒です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
雛人形のガラスの処分を業者に依頼することは、その簡単さ故に人気の方法です。
しかし、先述のように業者の中には悪徳業者がいるのも事実です。
それでは、どのようにして悪徳業者を見抜き、しっかりとした不用品回収業者に雛人形のガラスに処分を依頼することが出来るのでしょうか?
雛人形のガラスの処分を業者に依頼する際には、いくつかの見極め方があります。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
複数の業者を比較して判断する材料として、なるべく相見積もりを取るよう心がけてください。
料金の安い業者を見極めるだけではなく、こちらの請求通りにきちんとした見積もり金額を出してくれるか、またその内容が明確かという業者の信頼性を見ることができます。
特に料金面での利用者と業者のトラブルは大変多くなっていますので、業者にゴミの処分を依頼しようと考えている人は、念頭に置いておきましょう。
自分でしっかり情報を得て、悪徳業者に騙されないようにすることが最も重要です。
雛人形のガラスケースの処分の方法についてご紹介してきました。
ガラスケースの処分は、それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。
どの処分方法が良いかは、自身の状況によって異なると思いますので、最適な方法で雛人形のガラスケースを処分するようにして下さい。
記事を読んで断捨離についてもっと知りたい方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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