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投稿日:2018年03月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
引っ越しや断捨離、遺品整理などの片付けをしていると出てくるのが人形ですよね。
雛人形や五月人形などが出てきた時、どのように捨てていますか?
人形自体は、金属製のものが含まれていなければ自治体の可燃ごみで捨てることが可能です。
しかし、人形をそのまま処分するごみ袋に入れて捨てるのはちょっと気が引ける・・・という方も多いでしょう。
今回はそんな方を対象に、人形を捨てる6つの方法をご紹介したいと思います。
それでは早速人形を捨てる方法を見ていきたいと思います。
どの方法が1番自分に適しているのかを考えながら読み進めてみて下さい。
人形を捨てる方法の1つ目は、供養してもらうことです。
神社やお寺に依頼して人形を供養後に捨ててもらうことで、スッキリした気持ちで人形を手放すことが出来ます。
人形を供養してくれる寺社を探すのは、インターネットがオススメです。思っている以上に、供養をしてくれる寺社は多くありません。
人形を供養してもらうには、基本的に料金が発生します。大体ダンボール箱1つあたり、5,000〜30,000円ほどです。
人形に付属しているガラスケースに関しては、供養をしてくれる寺社であっても、なかなか受け付けてくれません。
その場合にはガラスケースのみ自分自身で捨てる必要があります。
自分の周りの寺社で人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形の供養を実施しています。
オコマリで人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
人形を捨てる方法の2つ目は、寄付をすることです。
幼稚園や保育園、NGOやNPOなど寄付する先は様々ですので、自分が納得のいく寄付先を探すようにしましょう。
捨てるのではなく、他の誰かに引き続き使って欲しいという方には、寄付はオススメです。
ただし、人形を供養してくれる寺社を探すのと同様に、寄付先を探すのは思っている以上に大変です。
幼稚園や保育園の場合、ホームページ自体を持っていないところが多いので、一つ一つ電話して問い合わせる必要があります。
NPOやNGOでは、NPO法人もったいないジャパンが有名です。
NPO法人もったいないジャパンでは、特に事前連絡の必要はなく、人形を任意の箱に詰めて送るだけで寄付が完了します。
衣類や日用品、おもちゃ、スポーツ用品など人形以外にも寄付出来るので、人形以外にも寄付出来そうなものがあれば、一緒に寄付してみてはいかがでしょうか。
人形を捨てる方法の3つ目は、売ることです。
寄付するのと同様に、人形を捨てるのではなく、他の誰かに引き続き使って欲しいという方にはオススメです。
また、それに加えて売ることでお金を得ることも出来るので嬉しいですね。
人形を売る先は、人形の買取専門店やリサイクルショップなどがあります。また最近では、フリマアプリやオークションなどでも売ることが出来ます。
出品まで手間が掛かりますが、高額で売れる可能性があります。ただし、人形が売れるのは稀なことなので、売れたらラッキーくらいに考えておきましょう。
人形を捨てる方法の4つ目は、譲ることです。
寄付や売るのと同様に、捨てるのではなく他の誰かに使って欲しい方にはオススメの方法です。
知人や親戚など引き取ってくれる先を広く募集するようにしましょう。
人形を捨てる方法の5つ目は、自治体のごみで捨てることです。
冒頭にお伝えしましたが、人形は可燃ごみで捨てることが出来ます。可燃ごみで捨てるのが安く、手間があまり掛かりません。
人形に付属しているガラスケースなどは、不燃ごみや粗大ごみに分類されるので、可燃ごみとしては出さないようにしましょう。
最後の人形を捨てる方法は、不用品回収業者に回収してもらうことです。
人形が大量にある場合やとにかく早く捨てたい場合にはオススメの方法です。
不用品回収業者に依頼すれば、早ければ即日や翌日に人形の回収に来てくれます。
不用品回収業者と人形を回収して欲しい場所との距離や、捨てる人形の量にもよりますが、三段飾りの雛人形で5,000円〜50,000円ほどします。
さて、ここまで人形を捨てる方法を6つ紹介してきました。
ここからは、人形を捨てる際の注意点をお伝えしていきたいと思います。
人形を捨てる際の注意点の1つ目は、自治体のルールに従って捨てることです。
既にお伝えしましたが、人形や付属品の材質によって何のごみに分類されるのかは異なります。
「人形だから可燃ゴミ」という訳でもないので、しっかりと材質と自治体のごみのルールを確認してから捨てるようにしましょう。
人形を捨てる際の注意点の2つ目は、寄付や譲る人形はキレイな人形を選びましょう。
無料で譲るもしくは寄付するからといって、自分がもらって嬉しくないような人形は避けるようにしましょう。
また、拭いて取れる汚れがあるならば、譲ったり寄付したりする前に拭き取りましょう。
残念ながら汚かったり、破損していたりする人形は、捨てるようにして下さい。
最後の注意点は、不用品回収業者に人形の処分を依頼する場合には、業者選びはしっかりと行いましょう。
「人形を捨てる」と言っていたにも関わらず不法投棄をしたり、1万円と言っていたのにトラックに載せた後に3万円と言ったりと不用品回収業者間とのトラブルは絶えません。
したがって、不用品回収業者に人形の処分を依頼する場合には、比較検討するようにして下さい。
また、お見積もり書を紙やPDFなどで出してもらい、言った言わないのトラブルが無いようにしましょう。
人形を捨てる6つの方法のどれを選択するにしても、捨てる際には感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
声に出すか出さないかは別としても、「ありがとう」という気持ちをしっかり伝えてあげてください。
もし自治体のゴミとして処分するならば、キレイなタオルや布で汚れを取ってあげてから、お清めの塩を振り、白い紙などに包んで処分すると良いでしょう。
こうする事で、自宅での簡易的な供養を行うことができます。
また他のゴミとは混ぜずに、人形だけの袋にしてあげるのもポイントです。
人形を捨てる方法を6つ紹介してきました。
どの捨てる方法が良いかは、その人の状況や人形の状態などで変わってきます。
最後に紹介した注意点もしっかりと読んで、トラブルなどに巻き込まれないようにしましょう。
納得して人形を捨てられることを願っています。
記事を読んで、人形の処分や供養に関してもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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