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孤独死で警察からの流れ

投稿日:2017年04月01日 更新日:2023年11月11日

孤独死で警察からの連絡があった後の流れとは?特殊清掃についても解説

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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孤独死は警察からの連絡で知ることが多くあります。孤独死の連絡を警察からもらった際の流れは、下記のようになっています。

孤独死は一人暮らしをしている人であれば誰にでも起こりうる問題です。最近は高齢者だけではなく、若者でも孤独死になるケースもありますので、注意する必要があります。

このページでは、孤独死の通報を警察から受けたあと、どのようなことを行う必要があるのかを解説していきます。

オコマリは、特殊清掃を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。特殊清掃に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

オコマリの特殊清掃のサービスの詳細ついては、「特殊清掃|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。

目次

孤独死で警察から連絡が来たらどうする?流れも解説

孤独死は警察からの連絡で発生を知ることが多いです。これは孤独死を発見したら、まずは警察に通報することになっているからで、警察から連絡を受けて親族が知るのです。

孤独死を発見するきっかけは、主に以下のものがあります。

そして、気がついた人や相談を受けた関係者が故人を訪ねて孤独死を発見する、もしくは「孤独死の疑いがある」と警察へ通報します。

孤独死の疑いで警察へ通報した場合、警察は住宅管理会社や賃貸住宅保証人などの立ち合いで、該当者の部屋に入ります。

孤独死は警察が調査~通帳などの貴重品は一時預かりする

孤独死は看取りがないため、死因が分かりません。そこで「事故」という扱いになり、故人の死因に事件性がないか警察が調べます。

現金や通帳などの貴重品を警察で預かり、家宅捜索を行って、遺体は検視や関係者による本人確認を行います。また、遺体の外見がその部屋に住んでいた本人か不明な場合は、DNA鑑定も行います。

孤独死の警察での調査時間は1週間~1か月

警察は現場検証や検視と同時に、故人の身元引受人として親族を探します。

故人が親族の連絡先を持っていなくても、警察が持つ膨大なデータベースから探し出して連絡を取ります。連絡を受けた親族は驚きますが、親族のうちの誰かを身元引受人に決め、まずは該当の警察へ行きます。

警察の捜査が終了し、身元引受人による警察での手続きののち、警察で預かっていた現金・通帳・印鑑・貴重品などが身元引受人に渡されます。遺体は検視の後に渡されます。短くて1週間、長くて1ヵ月間ほどかかります。

孤独死の警察での検視には費用はかからない

孤独死の警察での検視は、法律によって定められている行為の為に費用は一切発生しません。しかし、検視が必要となるケースでは、「死体検案書」を作成してもらう必要があり、この資料の作成には費用がかかることがあります。

死体検案書の作成や遺体の搬送、遺体を納める納体袋などを合わせると、4~9万円が相場のようです。ただし、これらの費用については自治体によっては自治体が負担するケースもあります。

孤独死の遺体を火葬します

孤独死の場合、親族が自宅まで遺体を連れて帰ることはほとんどありません。

その理由は、発見された場所から葬儀の場所までが遠いため霊柩車代が高くつく、遺体が遠くまで運べる状態ではない、遺体がほとんど残っていない、などが挙げられます。

また、故人の住民票がある自治体で火葬を行うと、火葬場が安く使える、自治体からお弔い費用が5万円ほど支給される(自治体によって異なる)というメリットもあります。ですから、多くの親族は故人が発見された自治体で火葬をし、遺骨は持ち帰ります。

孤独死で警察が入った後は遺品整理と特殊清掃を依頼する

孤独死で警察が捜査に入ったあとには、遺品整理と特殊清掃を行いましょう。遺品整理と特殊清掃を行う際には、必ず警察に部屋を片付ける許可を得ましょう。

孤独死は事故として警察が捜査しますから、捜査が終わるまでは部屋を片付けることはできません。もし、警察の許可を得ないうちに故人の部屋を片付けたら、捜査妨害をみなされる恐れもあります。

遺品整理とは、一人暮らしの人が亡くなったあと、故人の部屋に残された家財を必要なものと不要なものとに分け、必要なものを親族が引き継ぎ、不要なものを廃棄することです。

特に孤独死で発見された場合は、遺体があった部屋に死臭がこもっていたり、体液がしみ込んで害虫が繁殖したりと、家財を片付けるだけでは部屋を使えないことがあります。その場合には特殊清掃と呼ばれる清掃を行って、死臭や汚染箇所の除去を行う必要があります。

もし賃貸で借りていた部屋で孤独死が発生した場合には、大家さんや管理会社と話をして、どこまでを片付けして清掃すれば良いのかを決めるようにしましょう。自分たちの判断で片付けや清掃をしても、持ち主が「OK」しないと何度もやり直しになってしまいますので注意が必要です。

孤独死の部屋の復旧は連帯保証人か相続人が行う

孤独死した部屋の原状回復工事の責任者は、賃貸住宅を借りたときの連帯保証人です。連帯保証人は故人と同等の責任を負うので、故人の代わりに部屋を復旧させる責任があります。

連帯保証人と連絡がつかなかったり責任がとれなかったりした場合、相続人である親族が責任を負います。孤独死の部屋の復旧は財産の遺産相続と同じように、負の遺産相続として相続人たちに引き継がれます。相続放棄を行えば、孤独死の原状回復の責任も負わなくて済むので、状況によっては相続人が相続放棄をすることも少なくありません。

連帯保証人も相続人も孤独死した部屋の原状回復をしてくれないとなれば、最後は大家さんが行うしかありません。

孤独死の部屋の復旧は業者に依頼する方が安全・安心

孤独死した部屋に警察から入って良いと許可が出たら、すぐにでも遺品整理と特殊清掃を開始しましょう。放っておくと死臭や汚染箇所が広がっていく可能性があるためです。

孤独死した部屋の清掃を依頼するのであれば、孤独死の部屋の清掃を専門に行っている業者を特殊清掃専門業者と呼びます。

通常の清掃会社やハウスクリーニング会社は、見た目をきれいにするだけなので、孤独死の部屋の最大の問題点である死臭や腐臭を完全に除去することはできません。特に腐乱死体で発見された場合、故人の家が賃貸でも持ち家でも関係なく、早く清掃をしないと異臭や害虫が広がって近所迷惑になります。

特殊清掃専門業者は、早く清掃と消臭をするための特殊技術を持っていますので、孤独死した部屋の原状回復に最適なのです。特殊清掃業者の仕事の範囲としては清掃や消臭のみになるので、もし壁紙張替えや床の張替えなどのリフォーム工事が発生する場合には、別途業者を利用する必要があります。

しかし、多くの特殊清掃業者には繋がりでリフォーム工事を請け負える会社を知っていますので、一緒に依頼するのが良いといえます。

特殊清掃業者の作業の中には遺品整理も含まれていますので、遺品整理業者と特殊清掃業者の2つの業者を呼ぶ必要はありません。逆に遺品整理業者だけだと特殊清掃ができない事もありますので、注意しましょう。

孤独死の特殊清掃の費用はどれくらい?

特殊清掃業者の作業項目 特殊清掃業者の料金・費用相場
オゾン脱臭・消臭 40,000円~
除菌剤・消臭剤の散布 13,000円~
浴槽の清掃 60,000円~
畳の撤去 6,000円~
床上の特殊清掃 35,000円~

上記には特殊清掃作業の料金費用相場になります。料金費用相場は5万~50万円ほどです。上記の特殊清掃の作業項目が複数になることもあれば、1つだけのこともあります。

特殊清掃の料金費用相場は、部屋の状態によって金額が大きく変わります。費用が高額になる理由は、特殊清掃は強い臭いの中で作業をするため、人件費がかさむからです。

ただ、高額であるだけに、依頼主の困惑に付け込むぼったくり業者もいます。悪徳業者に引っかからないために、優良な業者を選びましょう。

孤独死の特殊清掃を適正価格で行うためには

孤独死の特殊清掃を適正価格で行ってもらうためには、責任者に必ず、追加料金を取らないことと、消臭を完全に行うことを確認してください。

作業を始めてから「見た目より作業量が多かった」などと追加料金を請求する業者があります。そして、見た目はきれいでも消臭技術が不十分で腐敗臭が残る場合があります。その場合はやり直しを求めますが、応じない業者もいます。

見積もり書を確認して、明朗会計で満足できる仕事をする業者に依頼したいですよね。

孤独死で警察の捜査が入った後の部屋の特殊清掃の手順

孤独死から数日たって発見された部屋には、遺体から出た体液が家財にしみ込み、そこに繁殖した害虫などがいます。腐臭も強く、人が住める状態ではありません。

通常の清掃とは異なる特殊清掃とは、どのような清掃をするのでしょうか。以下で手順をご紹介します。

1. 害虫駆除

まず、遺体から発生したハエやゴキブリを駆除し、人が作業しやすい環境を作ると同時に、近所へ害虫が広がるのを防ぎます。

2. 遺体があった周辺の物の除去と掃除

遺体の周りにあって、体液が付着した物を運び出し、床などを掃除します。

そして、家財を全て運び出します。腐臭がしみ込んでいるので、一時保管場所に運んで、後日、自治体のルールに添って分別と廃棄をします。

3. 消臭剤や消臭器の使用

特別な消臭剤やオゾン消臭器を使って、部屋のすみずみまで消臭をします。そして消毒剤もすみずみまで散布して、雑菌による臭いを断ちます。

4. 依頼主立ち合いで確認

後日、依頼主の立ち合いの元、部屋の汚れや臭いが残っていないか確認します。

「孤独死で警察からの連絡があった後の流れとは?特殊清掃についても解説」まとめ

孤独死で警察から連絡があった後の流れや特徴清掃について解説してきました。

孤独死は警察が事故として捜査行います。親族は驚き悲しい思いをしますが、警察の捜査が終わるまでは、故人の遺体を引き取ることも、故人の部屋の片付けもできません。そして、孤独死から数日が経過した部屋は、臭いがしみ込んだり害虫が発生したりと汚染されているため、特殊清掃の技術がないと復旧はできません。

孤独死は病院などで亡くなるのとは異なり、しっかりと故人を見送れません。社会の孤立化が進んで一人暮らしの人が増える中、どんなしっかりした人でも、いつ孤独死するか分かりません。

できれば孤独死を予防し、予防できなくても早く気がつけるよう、日頃からお互いの関わりを持ちたいですね。

記事を読んで、孤独死について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

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