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投稿日:2017年04月28日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
最近はテレビのない家も増えてきているようですが、それでも家にあって当たり前の家電なのがテレビですね。
毎日使っていても処分の仕方についてはあまり考えたことがないのでしないでしょうか?
今回はテレビの処分を無料で行ってもらう方法についてご紹介していきたいと思います。
とはいえ、テレビが無料で処分できなかった時のために、有料で処分してもらう方法もあわせてご紹介します。
そもそも、不要になったテレビは家庭ゴミとして捨てられるのでしょうか?
残念ながら、答えは「テレビを処分する時は、家庭ゴミとしては捨てられない」です。
テレビは家電リサイクル法の対象家電です。いわゆる「家電4品目」と言われるもので、テレビ・エアコン・冷蔵庫&冷凍庫・洗濯機&衣類乾燥機をさします。
テレビにはブラウン管型、液晶型、プラズマ型などさまざまな種類がありますが、その全てがこの法律の対象となります。
テレビを廃棄する際には必ずこの法律に則って処分する必要があります。
また、テレビの廃棄にかかる料金もこの家電リサイクル法によって定められていますので、テレビの廃棄料金は家電リサイクル法によって決まることになります。
これらは処分について法律で定められており、家庭ゴミとして捨てることができません。可燃ゴミ・不燃ゴミのように自治体では収集してくれないということです。
家電リサイクル法とは、正式には特定家庭用機器再商品化法といい、平成13年4月1日に施行されました。
この法律は、年間約60万トンにも及ぶ一般家庭から廃棄される家電製品のごみの量を減らす事を目的としています。
この法律が施行される以前にはこれらの家電ごみのほとんどが埋め立てられてきましたが、埋立地には限界があり、また家電ごみの中にも再利用できる鉄、銅、アルミ、ガラス、プラスチックなどの有用な資源が眠っていることから、それらの再利用を促す狙いもあります。
リサイクル率はブラウン管型で55%以上、液晶型、プラズマ型で74%以上となっています。
しかし、これらの資源を家電ごみの中から選別して再利用するには費用が掛かるため、その一部を家電ごみの廃棄を行う人にリサイクル料として負担してもらう必要があります。
まずは、処分費用のかからない、無料の処分方法からご紹介しましょう。
テレビは家電専門のリサイクルショップはもちろん、総合リサイクルショップでも買い取ってくれます。
中には、テレビ専門の買い取り窓口のあるショップもあります。テレビの処分を買い取りにすることで、無料で処分することができます。
売れるテレビかどうかは、「製造年度から5年以内かどうか」「傷が付いていないか」という2点から大体判断できます。
製造年度から5年以上経っていて、既に傷だらけなのであれば、売るのは難しいと考えましょう。
テレビを無料で処分する際のポイントは下記の4つです。
テレビの入っていた箱や取扱説明書、メーカー保証書、ケーブルなどの備品を揃え、購入時の状態にできるだけ近付けましょう。
付属品がしっかり揃っている方が高く買取してもらうことが可能になります。
テレビを持ち込む前に掃除をして、できるだけきれいな状態にしましょう。シール類は、最初から貼られていたものはそのままで、後から貼ったものは剝がしましょう。
ただし、テレビをきれいにしようとするあまり、逆に傷を付けてしまうこともあると聞きますので、優しく扱うようにして下さい。
店舗によって買い取りに力を入れている家電に違いがあるものです。
その違いは見積もりにでますので、少し面倒に感じるかもしれませんが、複数の店舗からテレビの見積もりを取るようにしましょう。
また、ほとんどのショップでは、テレビが運べない大きさや重さの場合は、出張買い取りを依頼できます。
ただ残念なことに、出張買い取りには出張料がかかる場合が多いです。出張料はショップによって違いますので、依頼する前に何社かで見積もりを取るとよいでしょう。
「業者を使わずに自分でなんとかしたい!」「まだ使えるテレビだから捨てたくない!」というときに味方になってくれるのが、インターネットの交換サイトやオークションサイトです。
オークションサイトは少し荷が重いという人には、交換サイトがよいでしょう。欲しがっている人を探してオファーしたり、地域限定のサイトを使えば直接会って品物と代金の交換をすることも可能です。
これらのサービスを利用することによって無料でテレビを処分することが可能になります。
オークションであれば、リサイクルショップ同様にお金をもらうこともできるので、比較的新しいテレビの場合には、この方法も検討してみても良いでしょう。
さて、ここまでは無料でテレビを処分する方法をお伝えしてきました。
しかし、テレビの状態が良くないと無料での処分は難しいというのがご理解いただけたのではないかと思います。
そこでここからは、無料では処分が難しかったテレビを有料で処分する方法をご紹介していきます。
テレビの処分方法として、最も選ばれるのが「テレビを購入する家電量販店に古いテレビを有料で処分してもらう」または「処分するテレビを買った家電量販店に有料で処分してもらう」、この2つの方法です。
テレビを購入するときに古いテレビを処分してもらえれば、たとえテレビの処分が無料ではなくとも手間がないですから、多くの人が思わずこの方法を選ぶのも頷けます。
しかも大きな家電量販店であれば、テレビだけではなく他の家電の処分料金も明示しているため処分無料ではなくとも安心感があります。
この場合には、「リサイクル料金」の他に「運搬料金」が必要となってきますので、費用としては3,000〜7,000円ほどになります。
少しでもテレビの処分料金を無料に近づけたいときには、市町村にテレビを引き取り依頼することもできます。この場合、テレビの家電のリサイクル券は郵便局で購入し、直接テレビをリサイクル施設に運び入れ処分することになります。
これならテレビの運搬料金は無料です。ただし、自治体によっては家電の引き取りを行っていないところもありますから、必ず事前に問い合わせて確認しておきましょう。
この場合であれば、「運搬料金は無料」ですので、1,500〜3,000円ほどでテレビを処分することができます。
テレビの処分以外にも、多くの生活用品や家電を処分しなければいけないときには不用品回収業者に依頼することもできます。
不用品回収業者廃棄のプロです。
業者に依頼してしまえば面倒なテレビの処分も一緒に依頼できるので、検討してみてもいいでしょう。
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
実際のところ、テレビの処分は無料ではできません。
法律で処分方法が決められていますので、どうしてもリサイクル料がかかってしまうためです。この料金はかかってしかるべきものなので、税金を支払うくらいに捉えておくとよいと思います。
ただ、テレビをリサイクルショップに売るなどをすることで、無料でテレビを処分できる方法もありますので、テレビの状態なども考慮して決めるとよいでしょう。
運んでくれる? | 料金はかかる? | 備考 | |
---|---|---|---|
リサイクルショップの買い取り | Yes | No | 出張買い取りの場合は出張費が必要 |
Webを使った直接取引 | - | - | 設定条件次第 |
小売店の回収 | Yes | Yes (リサイクル料/運送料) |
新品の配送と同時に回収の場合、運送料はかからないところもある |
自治体のリサイクルセンター | Yes | Yes (リサイクル料/運送料) |
取り外しはしてくれない(有料で対応可)/リサイクル券の事前準備は不要 |
家電リサイクル指定引取場所への持ち込み | No | Yes (リサイクル料) |
リサイクル券の事前準備が必要/取り外しも自分で行う |
不用品回収業者の回収 | Yes | Yes | 料金体系が業者によってまちまち |
この記事を読んで家電の処分方法について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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