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投稿日:2017年06月01日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
供養と聞くと、亡くなった方に対して、御供え物をして、お参りをするものだと思っている方が多いと思います。もちろん、お参りをすることは供養の一つです。しかし、供養には様々な種類のものがあるのです。
供養の本来の意味をしっかりと理解し、祈りを込めることで、供養が意味を持つのです。今回は、様々な供養の種類をご紹介します。
供養とは、仏様や菩薩に尊敬の意味を込めてお花や食べ物を捧げることです。
捧げるお花のことを香華(こうげ)といいます。また、捧げる食べ物のことを飲食(おんしょく)といいます。香華や飲食を一般的にはお供物と呼びます。
供養の語源は、サンスクリット語であると言われています。サンスクリット語のプージャーまたはプージャナーの訳で尊敬という意味を持ちます。
そのような所以で、供養とは、尊敬の意味をこめて真心からお供物を捧げることを指します。
祖先や亡くなった方にお供物をして、真心からお祈りをすることを供養と呼ぶことが多いです。
真心からお祈りをすることだけが供養ではありません。供養することによって、亡くなった方との別れや対話をする機会となり、故人を失ってしまった悲しみを整理し、乗り越えることが出来ます。
また、亡くなった方との心の結びつきをより確かなものとし、心を落ち着かせることが出来るのです。
供養を通して死を考えることで、今生きていることに感謝し、今後の生活をより豊かなものとすることが出来ます。
故人を供養する際の、お通夜やお葬式には、親戚や関係者が一同に会します。
その際に、故人や祖先との結びつきを認識することが出来ます。このことにより、家族、親戚のつながりを深める機会にもなるのです。
このように、供養とは、お供物を捧げて祈るだけではなく、様々な役割を果たしているのです。
永代供養(えいたいくよう)というのは、文字通り永代(長い期間)にわたり供養するというものです。どのような方に需要があるのかというと、先祖代々のお墓を受け継ぐ人がいないという方です。
また、将来、子供に迷惑をかけたくないという考えから、永代供養を選択される方もいます。
先祖代々の墓を受け継いでいく方がいなくなってしまうと、先祖の供養もできませんので不安になります。しかし、永代供養を行えば、お寺が供養をしてくれるのです。
永代供養には大きく分けて2種類の方法があります。
一つ目は、はじめから他の方と共同のお墓に入るというものです。
二つ目は、はじめの一定期間は個別に納骨堂に安置し、その後、共同のお墓に入るというものです。
個別に納骨堂に安置する期間に関しては、お寺などによって異なります。
個別に納骨堂に安置する期間が終わった後は他の方との共同のお墓に入り、供養をしてもらうことが出来ます。
永代供養を選択した場合、共同のお墓に入ることになりますので、遺骨を取り出すことが不可能となります。
そのことを理解した上で、後悔しないような選択をしてください。
永代供養は、代々日本に伝わるような一般的なお墓に入ることに比べると、費用が抑えられます。
はじめから共同のお墓に入る場合は、3~5万円くらいの費用です。
はじめに個別に納骨堂に入る場合でも、10~100万円くらいの費用です。お墓を購入するよりも費用は抑えられます。
今のお墓を片付けて、永代供養墓に移す場合、様々な手続きをしなければいけません。以下の流れを読んで必要な手続きをしていきましょう。
水子供養(みずこくよう)とは、この世に生まれてくることが出来なかった胎児を供養するために行うものです。
妊娠が成立しても、約15%の割合で流産が起きると言われています。
流産は決して珍しい事ではなく、悲しい経験をされている方は意外と多いのかもしれません。
また、様々な理由で、妊娠しても、人工妊娠中絶をしないといけない状況の方もいます。
一度宿った新しい命を亡くしてしまう事はとても悲しい事です。きちんと供養を行うことによって、自分の気持ちを整理することもできるでしょう。
水子供養にかかる費用は、決まりがありません。自分自身の気持ちが大切です。数千円から数万円というように、状況によって包む値段に開きがあるものです。
水子供養は、お寺や神社で行うことが出来ます。
お寺の考え方では、水子を天国に導いてくださるのは、お地蔵様とされています。
そのため、水子供養を行うお寺には、水子地蔵と呼ばれるお地蔵さまがたくさん建立されているのです。位牌を作れば、自宅で御祈りを捧げることもできます。
お寺に比べて、神社で水子供養を行っているところは多くありません。
それは、神道においては古来より水子供養をしていないためです。
しかし、安産や子育ての神様が祀られている神社では、水子供養を行ってくれる神社もあります。
霊璽(れいじ)と呼ばれるもの作り、祝詞を上げた後、自宅の神棚に祀ることで供養を行います。自宅に神棚が無い場合は、水子供養を断られることもあります。事前にきちんと確認しておくことが大切です。
昔からの思い出がたくさんつまった人形をゴミとして捨てるのはかわいそうな気持ちがする方もいるのではないでしょうか。
古くなった人形を供養することを人形供養といいます。
人形だけではなく、ぬいぐるみも供養してもらえます。昔の方は、自分が持っている人形を観音様のように見立てて、祈願を行っていました。
主に安産や子宝に恵まれますようにとの願いが込められていました。そして、その願いが通じ、安産で子供が無事に産まれたときや、子宝に恵まれたときには、子供の代わりに人形を奉納していました。
そして、その人形を供養してもらっていたのです。
このような風習が、人形供養の起源とされています。大きな雛人形や、5月人形の場合、突然持って行っても、受けつけてもらえない可能性もありますので、事前に確認をしておきましょう。
雛人形や5月人形などは、元気に育っていけるようにとの願いが込められている、とてもありがたい人形です。人形供養をしていただく際も、今までありがとうという気持ちを込めて供養してもらいましょう。
人形供養を行うには人形供養を行ってくれるお寺や神社に人形を持っていきます。
家の近くにお寺や神社がある場合は、人形供養を行っているのかどうかを事前に調べておく必要があります。
人形供養を行ってくれるお寺や神社は、インターネットを調べると載っていますので、リサーチしておきましょう。人形供養の流れは、今も昔もあまり変わりません。
このような流れで人形供養を行います。
人形供養にかかる費用は、金額に決まりはありません。
自分の気持ちをお布施として包みましょう。
また、最近では、郵送や宅配を利用して人形供養を実施しているお寺や神社もあります。
この場合は、箱単位での受付になる場合が多く、費用は3千円〜2万円と大きさによって幅があります。
送った人形やぬいぐるみは、単体ではなく、ある程度まとまった数が集まった時点で、合同で炊き上げをする場合もあるようです。
自分の大切な人形の供養の方法をきちんと知りたい方は事前に確認しておくことをおすすめします。
自分の周りの寺社で雛人形の供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、雛人形の供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個雛人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
雛人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
引っ越しなどの場合、自分で人形供養の出来るお寺や神社を探し、お願いすることは可能です。
しかし、所有者が亡くなってしまった場合、雛人形や5月人形、その他の人形やぬいぐるみなどの処理に困ることもあると思います。
その際に、遺品整理業者に依頼する方法もあります。
遺品整理業者の中には、遺品を整理した際に出てきた人形を供養するところまで行ってくれるところもあります。
そのようなサービスがあるのかを、事前に確認しておくと、スムーズに人形供養をしてもらえます。
遺品整理業者は数多く存在します。大切な人形供養まで頼む業者ですので、慎重に選ぶ必要があります。
まずは必ず、2~3社に見積もりを依頼しましょう。サービスの内容と料金を見比べて、納得のいく遺品整理業者を選ぶことが大切です。
業者の中には、遺品をゴミとしか認識せずに、大切に取り扱いをしてくれない業者もあります。
知識がないため、取り扱いの仕方も分からないような業者も存在します。きちんとした知識を持っているのかを確認しておきたいところです。
全国に遺品整理業者は9,000社あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
ここでおすすめしたいのが相見積もりを取ることです。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを取ってもらい、それを比較することです。
しかし、見積もりには遺品整理業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません。
この相見積もりの問題を解決したのがオコマリです。この記事を執筆しているオコマリでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。
また、登録されている遺品整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
[banner_to]供養とは、先祖や故人にお供物をして祈るというだけではなく、家族の絆や命の大切さ、ありがたさを認識するために、大切なものです。
先祖や故人の供養となる永代供養は勿論、この世に生まれることのできなかった胎児を対象とする水子供養を紹介しました。
皿に人形に関しても、自分が大切に思い、感謝の気持ちを持っているものを送り出す際は、供養をすることをお伝えしました。
また、供養を行う事業者として、遺品整理をするという方法もお伝えしました。きちんとした供養をすることによって、自分の中でもきちんと整理することができ、前に進む助けになることでしょう。
供養についてもっと知りたい方はこちらを御覧ください。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。