抜根の料金相場は3,000円からとなります。
そもそも抜根とは、木の根っこまでを除去することです。抜根は「伐根」「除根」などとも呼ばれていますが、意味合いとしては一緒になります。
一般家庭での抜根の目的は、庭を新しいデザインにしたかったり、更地にして土地を売却したかったりする時です。一方森林での抜根の目的は、森林の一部を更地にしてソーラーパネルを設置したり、家を建設したりといったものです。
このページでは、抜根に関する知識を万遍なく学べるような無いようにしています。
抜根に関して気になるであろう事柄を全方位的にカバーしておりますので、興味のある章はもちろん他の章についてもぜひ読んでみてください。
オコマリは、抜根を始め伐採や剪定、庭の手入れ、遺品整理、生前整理、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。抜根に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの抜根のサービスの詳細については、「伐採・抜根|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
抜根の料金・費用相場は、幹の直径が15センチメートル未満であれば、3,000~5,000円/本ほどになります。下記には幹の大きさによる抜根の料金・費用相場をまとめました。
幹の直径 | 抜根の料金・費用相場 |
---|---|
15センチメートル未満 | 3,000~5,000円 |
15~30センチメートル | 4,000~7,000円 |
30センチメートル以上 | 7,000円~ |
木の幹の直径が大きくなればなるほど、抜根の時間が長くなって大変さが増すため費用が高くなる傾向にあります。1本あたりの抜根費用を見ると安く見えますが、抜根業者によっては最低作業料金を設定している場合もありますので、依頼したいと考えている抜根業者に聞いてみるのが良いでしょう。
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そもそも抜根とは、「木の根っこまでを除去すること」というのはお伝えした通りです。抜根をしてない状態というのは切り株が残ってしまっている状態と言えます。抜根をせずに切り株が残っていると、切り株に躓いて怪我をしてしまったり、切り株から害虫が発生してしまったりする可能性があります。
また、抜根は適当にやればよいという訳ではなく、根っこをしっかりと除去することが大切です。抜根で根っこが残ってしまうとそこから再度木が生えてくる可能性もあるからです。
抜根の大変さは木の種類によって変わってきます。根っこには、垂直方向に伸びる広がり方で3種類、水平方向に伸びる広がり方で3種類あり、3種類×3種類=9種類の根っこの広がり方があるのです。
根の広がり方 | 内容 |
---|---|
垂直方向の根の広がり | |
浅根型(細根型) | 細根が表装近くに60㎝程度張るもの |
中間型 | 細根や深根が中間に80㎝程度張るもの |
深根型 | 根が地中に深く100㎝程度張るもの |
水平方向の根の広がり | |
集中型 | 細根が株近くにあるもの |
中間型 | 集中と分散の中間にあるもの |
分散型 | 根の広がりが広いもの |
集中型 | 中間型 | 分散型 | |
浅根型 | ヤマモミジ | エゾヤマザクラ | ナナカマド/アカエゾマツ |
中間型 | アオダモ | ミヤマザクラ | カラマツ/キタコブシ |
分散型 | イチイ/カシワ | イチョウ/キハダ | トドマツ/シラカンバ |
このように根っこの広がり方が木によって異なるので、当然抜根の時間などに関わってきます。「分散型かつ深根型」の樹木になれば、それこそ抜根作業が非常にかかってくる事になるでしょう。
自分が抜根したい樹木がどのジャンルに当てはまるかを調べてみると、抜根作業がどれだけ大変なのか?抜根作業を自分でやるべきか業者に依頼すべきか?などが見えてくるでしょう。
伐採と抜根とは、伐採は木を切ることを指し、抜根は根っこを除去することを指します。
伐採と抜根の作業が一緒に行われることは非常に多くあります。伐採と抜根を業者に依頼して行ってもらう場合、伐採と抜根の作業を一緒に依頼する方が費用が安くなる事が多く、依頼者側も一緒に依頼してしまうようです。
伐採は業者に依頼して、抜根は自分でやる。若しくは伐採は自分でやって、抜根は業者に依頼するという方もいらっしゃいます。多いのは「伐採は業者に依頼して、抜根は自分で行う」方ではありますが、抜根を自分でシャベルを使ってやってみたけど、根っこが深すぎて途中で断念したという人が弊社に抜根を依頼することもあります。
庭木の抜根を自分で行う方法 | オススメ度 | オススメ度の理由 |
---|---|---|
手掘りする | ◎ | 最も一般的で手軽に始められる |
重機を使う | △ | 重機を扱うには免許が必要で普通の人は持っていない |
抜根機を使う | 〇 | 使い方が理解できれば便利 |
薬剤を使う | △ | 使い方を間違えると土壌を汚染してしまう可能性があるので注意が必要 |
燃やす | △ | 燃やす方法は危険で一歩間違えると火事になる |
庭木の抜根を自力で行う方法は、「抜根の方法って何がある?」の5つの方法が主ではありますが、自力で抜根向きか?で違いがあります。庭木の抜根を行うならば、最も一般的な「手掘りする」から始めてみるのをオススメします。
それ以外の庭木の抜根の方法も自力でできなくはないですが、専門的な知識が必要であったり、危険が伴ったりするので優先度は低めです。「手掘り」の庭木の抜根方法で出来なかった場合には、次の方法を検討してみると良いでしょう。
庭木の抜根を自力で行う場合には、自力で抜根が可能な木かどうかをチェックしましょう。下記の2つの条件に合致するものであれば、自力で庭木の抜根を行っても問題がないと言えます。
これ以上の庭木になると、抜根の作業の難易度が上がりますので、自力で挑戦してみて難しそうであれば業者に依頼するようにしましょう。自力で庭木の抜根をやろうとするあまり、怪我をすることだけは避けましょう。
抜根の方法 | 抜根の具体的な内容 |
---|---|
手掘りする | シャベルやスコップ、鍬などを使って手で根っこを掘りかえす |
重機を使う | ショベルカーなどの重機を使って根っこを掘りかえす |
抜根機を使う | 三脚式の抜根機械を使って根っこを掘り出す |
薬剤を使う | 切り株を腐らせる薬剤を使って根っこも腐敗させる |
燃やす | 切り株を燃やして根っこも除去する |
抜根の方法は上記で紹介した5つが主になりますが、他にもダイナマイトで爆発させて根っこを掘り出すといった方法もあるようです。
自分で抜根をするならば、手掘りする抜根の方法が一番手っ取り早く取り掛かれます。シャベルやスコップなどを活用して、切り株の周りを掘っていきます。根っこが見えたら、見えた分だけ切除してしまう方が切り株を抜き取る際に楽になります。抜根したい切り株の周りがある程度掘り進められたら、切り株を左右に揺らしていきましょう。グラグラと揺らぐようになったら引っこ抜けるサインです。一気に引き抜いて抜根を成功させましょう。
専用の道具が必要になりますが、三脚式の抜根機械というものが売られているのでそれを活用するのも良いでしょう。使い方は動画サイトなどで学べば問題なく使いこなせます。シャベルやスコップよりも費用はかかるため(抜根機械だけで2~5万円くらいはします)、予算との相談になるでしょう。
薬剤を使用する際には使用方法をしっかりと確認しましょう。使い方を間違うと怪我をしたり、周りの木々も腐敗させてしまう可能性があります。
燃やして抜根する方法は、切り株に穴をあけて灯油を流し込んで燃やすことが根っこまでも燃やすことができるものです。ただし、燃やす抜根の方法を間違えると、火事になりかねませんので気を付ける必要があります。
重機を活用しての抜根方法は、免許を持っている人であればレンタルして自分で行うのも良いでしょう。とはいえ、重機を使う必要のある抜根は多くの人が業者に依頼するようです。どうしても自分でやりたい!という方以外は、抜根業者に依頼して重機で作業してもらうようにしましょう。
抜根後の処理は、抜根業者に依頼していれば抜根業者に処理を依頼し、自分で抜根したのであれば自分で処理するのが良いでしょう。
自分で抜根後の処理をする場合には、燃えるゴミや粗大ゴミなどで処理するようにしましょう。自治体によって木や根っこの処理方法が異なりますので、必ず市町村のホームページなどをチェックしましょう。ある程度の大きさに切り刻まないと処理できない場合が多くありますので注意してください。
業者の抜根を依頼するのであれば、抜根をしてくれた業者に処理も一緒に依頼すると楽でしょう。処理費用も抜根費用の中に含まれて計算されるため、少しでも抜根費用を抑えたい!という方は自治体のゴミとして処理する方法で抜根した木や根っこを処理しましょう。下記には3つの自治体における抜根後の根っこの処理の仕方をまとめておきます。
市町村 | 抜根後の処理方法 | 処理をしてもらうためには? |
---|---|---|
渋谷区 | 燃えるゴミとして処理できる | 50センチメートル以下にしてゴミ袋に入れて処理する |
広島市 | 燃えるゴミとして処理できる | 50センチメートル以下にしてゴミ袋に入れて処理する |
沖縄市 | 草木を回収する日が設定されている | 1メートル以内の大きさに切り、10キログラム以内で透明のゴミ袋に入れて処理する |
竹の抜根は、様々な種類のある木の中でも大変だと言われています。理由は竹の成長速度が早いことや竹の生命力の強さから抜根をしっかりと行わないとすぐに新たな竹が生えてきてしまうからです。
竹の抜根を行うには、根っこから重機などで一気に抜根する方法と薬剤を使用して徐々に抜根していく方法の2つがあります。
重機で一気に抜根する方法では、ショベルカーなどを活用して竹の根元から一気に抜根します。竹の場合伐採したくらいだと、すぐに新しい竹が生えてきてしまうので抜根まで行うようにする必要があります。
薬剤を使用して竹の抜根をする方法では、竹に穴をあけて薬剤を注入して徐々に腐敗させていくやり方が取られます。薬剤を使用した竹の周りのタケノコは絶対に食べないように気を付けましょう。また、竹が植わっている家の周りに他人の植物がある場合には、念のため事前に薬剤を使用することを伝えるようにしましょう。
抜根を業者に依頼する際には、抜根業者の選定が大切です。抜根業者に依頼すればスムーズに抜根を行えるため簡単ですし、何より怪我をするリスクが劇的に減ります。抜根業者の選定基準は下記のようなものがあります。
抜根業者を選ぶ基準 | 基準の内容 |
---|---|
説明が明確 | 抜根業者の作業内容に関しての説明が明確かどうかを確認しましょう。曖昧な説明が多ければ依頼しない方が良いでしょう |
相談に乗ってもらえる | 抜根に関して親身になって相談に乗ってもらえる抜根業者に依頼しましょう |
お見積もりが無料 | 抜根業者によってはお見積もりが有料のところもあります。無料の抜根業者を選びましょう |
追加料金なし | 追加料金があるか?あるならばどのような条件か?を抜根業者に確認しましょう |
実績がある | 抜根の実績が豊富にある業者に依頼するようにしましょう |
抜根を業者に依頼する場合には、抜根を業者に依頼するまでは作業の質がわからないのが一番怖い点です。したがって、様々な角度から抜根業者の評価をすることが大切なのです。少しでも「怪しいな・・・」「ちょっと怖いな・・・」と感じたならば、その抜根業者には依頼しない方が良いでしょう。最後は自分の直感を信じて依頼するしかないので、自分の中での抜根業者の選定基準は高めにしておきましょう。
抜根業者に依頼する際には、繁忙期と閑散期があることは頭に入れておきましょう。繁忙期に突然依頼しようとしても作業までに数日要してしまうケースもありますので注意が必要です。抜根業者の繁忙期は、春先~夏と年末で伐採の繁忙期と重複します。伐採のついでに抜根を依頼する依頼者が多いために、伐採の繁忙期と一緒になるのです。
抜根の重機・機械・道具 | 種別 | 料金・費用相場 | 目的 |
---|---|---|---|
ショベルカー | 重機 | 7,000円~10,000円/日でレンタル可能 | 一気に抜根するため |
抜根用の三脚 | 機械 | 40,000円前後で購入可能 | 1本ずつ抜根するため |
除草剤 | 道具 | 1,000円前後から購入可能 | 腐敗させて抜根するため |
シャベル | 道具 | 1,000円前後から購入可能 | 抜根したい切り株の周りを掘るため |
のこぎり | 道具 | 2,000円前後から購入可能 | 抜根時に切り株を切る必要があるため |
軍手 | 道具 | 500円前後から購入可能 | 安全に作業を行うため |
ゴミ袋 | 道具 | 500円前後から購入可能 | 抜根した後に根っこや切り株を処分するため |
抜根で活躍する重機や機械、道具は数百円から手に入るものから40,000円くらいするものまで様々です。ショベルカーは以外にも1日あたりでレンタルすればお手頃価格で利用できのでオススメですが、私有地以外で使用する場合には免許が必要なので気をつけましょう。
シャベルやのこぎりといった抜根に役立つ道具については値段がピンキリなので迷うところですが、ある程度の質を担保した抜根道具を購入することをオススメします。100円均一などで手に入るものも中にはありますが、抜根という特殊な現場で使用するには少し不安なところがあります。安全に抜根作業を行うためにも、道具の質はこだわることをオススメいたします。
伐採・抜根のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは伐採・抜根について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に伐採・抜根に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。