不要な家具を買取してもらう方法

引越しや模様替えで、家具の買い替えを検討している場合、不要になった家具はどのように処分すべきなのでしょうか？

不要になったとはいえ、家具はまだまだ使えるものであれば、お金を払って捨てるのはためらってしまいますよね。

その場合は、不要な家具の買取を依頼してみてはいかがでしょうか？

不要な家具を買取してもらうには？

家具が不要となる背景には様々な状況があるかと思います。

引越しで家具を買い替える場合や、結婚や子供の成長などで今までより大きな家具が必要になった場合など、生活していく中でたびたび家具が不要になることがあります。

最近では、不要な品を少しでもリサイクルしようと、不要な家具の買取を積極的に行っている企業も多くありますので、不要な家具の処分に困ったときは、買取を利用することをおすすめします。

不要な家具の買取を依頼できる方法は、下記の4つです。

不要な家具の買取をリサイクルショップに依頼する

不要な家具の買取といえば、最も知られている方法として、リサイクルショップに買取してもらう方法があります。

リサイクルショップで買取してもらうメリット

リサイクルショップで不要な家具を買取ってもらうメリットは、簡単に不要な品を買取ってもらうことができるという点です。

リサイクルショップは、不要な家具はもちろん、雑貨や家電などの不要な品の買取も行っています。

断捨離などで、衣類やバッグなどの不要な品も同時に買取してほしい場合には、リサイクルショップに買取を依頼すると一度にすべての不要な品を買取ってもらえるので便利です。

また、大きな家具などは運び出すのが困難なこともありますが、リサイクルショップによっては出張買取をしていることもあるため、簡単に不要な家具の買取をしてもらうことができます。

リサイクルショップで買取してもらうデメリット

一方で、リサイクルショップに不要な家具を買取ってもらう際のデメリットとしては、お店によって買取価格や取り扱いに差がある点があげられます。

リサイクルショップはそれぞれに独自の買取の基準があるため、お店ごとに買取価格が異なります。

また、出張買取が可能かどうか、家具の買取は可能かどうかなどもお店によって異なるため、買取を依頼する前に確認する必要があります。

リサイクルショップの不要な家具の買取価格はあまり高くないため、できるだけ高く買取ってもらいたいという方には不向きかもしれません。

不要な家具の買取を不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者といえば、不要なものを有料で処分してくれるイメージですが、実は不要な家具などの買取も行っています。

不用品回収業者で買取してもらうメリット

不用品回収業者に不要な家具を買取ってもらうメリットとしては、買取と処分を同時にできるという点です。

買取ってもらいたい不要な家具を査定し、もしも買取金額が付かなかった場合は有料で処分してもらえます。

例えば、大きな傷があったり、部品が足りなかったりして、買い手がつかないような家具は買取金額が付かないため、処分となります。

不要な品の買取と処分をそれぞれに依頼するとなると手間がかかりますが、全てを一括で依頼できるのはとても便利だといえます。

不用品回収業者で買取してもらうデメリット

不用品回収業者に不要な家具を買取ってもらう場合のデメリットとしては、出張費やスタッフやトラックの費用はかかってしまうという点です。

不用品回収業者に不要な品の買取や回収を依頼した場合は、必ずかかってくる費用であるため、不要な品の買取金額よりも出張費が上回ってしまう可能性もあります。

不用品回収業者に不要な家具の買取を依頼する場合は、買取ってもらいたい家具が複数あり運搬が困難な場合や、買取の他に回収してもらいたい不要な品がたくさんある場合などがおすすめです。

不要な家具の買取を引越し業者に依頼する

家具が不要になる状況としてよくあるのが、引越しのときではないでしょうか？

引越しで家具を買い替えたり、新居のサイズとは家具が合わなかったりする場合などは、今まで使っていた家具が不要になるかと思います。

その場合は、引越し業者に不要な家具の買取を依頼してみましょう。

一部の引越し業者では、不要な家具の買取を行っています。

引越し業者で買取してもらうメリット

引越し業者に家具の買取を依頼するメリットは、引越し業者とのやり取りのみですべてが完了するという点です。

引越しの見積もりを取るときに同時に不要な家具の買取査定をしてもらうことができるので、手間がかかりません。

引越しの場合は、荷造や不要なものの処分の他にもやるべきことが多く、不要な家具の買取を別の業者に依頼する時間がないこともあります。

また、ベッドやテーブルなどの家具は引越し日まで使いたいことが多く、事前にリサイクルショップなどに買取ってもらうことができない場合もあります。

その点、引越し業者であれば、引越し日まで家具を使うことができる上、買取金額が付かない場合でも、引越し業者が不要な家具を回収してくれるので安心です。

不用品回収業者で買取してもらうデメリット

一方で、不要な家具を引越し業者に買取ってもらうデメリットとしては、不要な品の買取サービスを行っている引越し業者が少ないという点です。

不要な家具の回収や処分を行っていることは多いものの、不要な品の買取を行っている引越し業者はわずか数社です。

その為、不要な品の買取サービスを行っている引越し業者の引っ越し費用やサービスなどが希望に沿わないこともあります。

引越しで不要な家具の買取を依頼する場合は、不要な品の買取サービスの他、引っ越し費用や作業内容もきちんとチェックしましょう。

不要な家具をフリマサイトやオークションで買取してもらう

近年利用者が急増しているフリマサイトやオークションでは、不要な家具を出品しているケースも多く見られます。

フリマサイトやオークションで買取してもらうメリット

フリマサイトやオークションで不要な家具を買取してもらうメリットは、買取金額を自身で設定できる点や、どんな品でも出品できるという点です。

リサイクルショップなどでは買取不可とされているベッドやマットレスを出品している方もいます。

フリマサイトやオークションで買取してもらうデメリット

一方で、発送の手間がかかることや、希望の日までに買い手がつかない可能性もあるというデメリットもあります。

また、家具の発送には手間も送料もかかります。

家具の梱包をしてもらえる宅配便のプランもありますが、費用はより高額になります。

引越しなどで、引越し日までに手放さなければならないにも関わらず、買い手が付かないという可能性もあります。

もしも不要な家具に買い手が付かなければ、別の方法で買取を依頼するか、処分しなければなりません。

不要な家具を買取してもらう際の注意点

いくら不要な家具とはいえ、どこに買取を依頼しても良いというわけではありません。

一部とはいえ、違法な業者も存在します。

また、不用品買取はお金が関わることであり、それに伴うトラブルも多数あるので、注意点をきちんとチェックしておきましょう。

不用品買取では買取不可な家具もある

傷もなく、きれいな家具とはいえ、実は買取不可な家具もあります。

基本的には、どの業者であってもベッドの買取は行っていないことが多いです。

理由としては、他人が使用したベッドを購入する人がいないからです。

買取を行う側としては、売れない品は買取ができないため、ベッドの買取には消極的な場合が多いとされています。

しかし、ベッドであっても使用期間が短く、シミや汚れがない場合は、フリマサイトやオークションなどで買取可能なことがあります。

また、人気のブランド家具であっても、傷があったり、部品が足りなかったりすると、買取してもらえないこともあります。

傷や汚れがある場合は、買取を依頼する前に自身で修復しておくと買取ってもらえることもあります。

不用品の買取に関連した違法業者も存在する

実は買取に関連した違法業者も少数ながら存在します。

特に、不用品回収業者などにおいて、買取できるとうたって契約させたものの、買取できないといって逆に処分料金を請求されることもあります。

そういった違法な業者と契約しないためにも、複数の不用品回収業者に見積もりを取ることをおすすめします。

不要な家具の買取額には差がある

特にリサイクルショップなどでは、買取商品に得意不得意があります。

家具や雑貨、衣類などなんでも取り扱ってはいますが、家具が得意なお店もあれば衣類が得意なお店もあるということです。

一方のお店では不要な品に買取金額が付かない場合でも、別のお店では買取金額がつく場合もあります。

できるだけ高額で不要な家具を買取してもらいたい場合などは、複数のリサイクルショップに見積もりを取ってみましょう。

中には、家具を専門に買取しているリサイクルショップもあるので、家具の買取のみを依頼するのであれば、家具専門のリサイクルショップの方が高額で買取をしてもらえることが多いようです。