片付けの手間を減らす整理整頓術

今回は言葉の意味から片付けと整理整頓について説明をしていきます。

整理整頓を1度やることで片付けの手間を大幅に減らすことが出来るようになります。

今回は片付けをほとんどしなくて済むような部屋作りの秘訣を紹介していきます。

片付けと整理整頓とは？

「片付け」「整理」「整頓」この3つの言葉は似ているようで実はそれぞれ別の意味合いを持っています。

「整理整頓」とは「整理」と「整頓」から成り立っています。

「整理」の意味

「整理」とはいわゆる不要なものを無くすという意味合いです。

部屋にあるものを「要る物」と「要らない物」に分け、「要らない物」を処分し必要な物だけ残していくのが「整理」です。

不必要な物を処分する「整理」という作業をしないと片付けてもすぐに散らかってしまいます。

「整頓」の意味

「整頓」とは散らかっているものを整えることです。

不要なものを処分するという意味合いはありません。

書類や本を整頓するというように使います。

片付けと整理整頓の違い

「片付け」とは散らかったものをもとの位置に戻すことです。

「整理整頓」とは不要なものを捨て必要なものだけにし、そして必要なものだけを収納することです。

ついつい「片付け」をやってしまいがちですが、「整理」をしないことには永遠に「片付け」を繰り返すことになり兼ねないのです。

片付けと整理整頓の手順

ここからは片付けと整理整頓の手順について見ていきたいと思います。

片付けの手順については、整頓と類似しているため、一緒に説明してしまいます。

「整理」の手順

整理は下記のような手順で行っていきます。

片付けた後の理想な部屋の姿を思い描く

最初に片付ける部屋を決める

クローゼットやタンスにしまってあるものを全て出す

クローゼットやタンスから出したものを「要る物」と「要らない物」に仕分ける

「使っていない物」を処分する

ここでの注意点は2つあります。

1つ目は、物量が小さいものから整理するということです。

なぜかというと、物量が大きいものから整理していくと時間がかかってしまい途中で挫折する原因となるからです。

2つ目は整理すると決めた物を「要る物」と「要らない物」に分ける前に全て収納から出すということです。

このように整理する物を全部把握することによって、スムーズに整理をしていくことが出来るようになります。

「整頓」の手順

「整頓」の時では「要る物」だけを収納していきます。

このときの注意点は2つあります。

1つ目は次に使う時に「パッと出せるように」収納することです。

例えば、よく使うものを手前にしまったり、届きやすいところにしまったりすることです。

2つ目は物の定位置を決めておくことです。

物の定位置を決めておけば迷わずに整頓が出来るようになります。また、定位置を決めておくことで探し物が減ります。

このように整理整頓を行っておくと、片付けが楽になります。

片付けと整理整頓で困ったら業者に依頼するのも一つの手

ここまでの話はすべて自分で行うことを前提としていました。

しかし、「整理の途中でどうしても挫折してしまう…」という方もいるでしょう。そんな時には業者に依頼して片付けや整理整頓を行ってもらうのが良いでしょう。

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「何から捨てるのか分からない…」という方も相談に乗ってもらいながら進めることが出来ます。

ただし、ある程度の判断は自分でしないと、一向に仕分けが進まないことになりますので、全く検討もつかない場合には業者に依頼するのは避けましょう。

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