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遺品整理士とはの説明図

投稿日:2017年03月30日 更新日:2021年03月30日

遺品整理士とは?遺品整理士の資格について徹底解説!

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会の遺品整理士養成講座を受講し、規定のレポートを提出後、合格となった人が認定される民間の資格のことです。遺族の心に寄り添いつつ、法に従い遺品整理を行う人を育てるために作られたのが遺品整理士の資格だといえます。

このページでは、遺品整理士の資格についての説明や、遺品整理に伴い問題点なども解説していきます。遺品整理士について学ぶことは、遺品整理についてを学ぶことにもなりますので一緒に学んでいくようにしましょう。

オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。

目次

遺品整理士とは?資格の内容や試験内容とは?

遺品整理士とは、遺品整理士認定協会の遺品整理士養成講座を受講し、規定のレポートを提出後、合格となった人が認定される民間の資格です。

遺品整理士の資格の合格率は65パーセント程度と比較的取得しやすい資格ですが、課題を提出した人が必ず合格するわけではなく、3人に1人程度の人は不合格となっています。

遺品整理士の資格の受験資格は、だれでも受験することができます。

受験費用は、受講料(入会金)25,000円と会費(認定手続き含む)が5,000円(2年間有効)となっています。2年過ぎると更新の手続きが必要になります。

遺品整理士の資格の試験内容としては、下記のようなものになります。

遺品整理士の資格の申し込みを行うとテキストが自宅に送られてきて、上記の内容を自主学習するような形です。そして、規定のレポートを提出します。レポート内容が合格判定となった場合、遺品整理士として認定されます。

遺品整理士が必要とされている社会的背景

遺品整理士とは何かを解説しましたが、なぜ今、遺品整理士という資格が必要になっているのでしょうか?

いま日本において、急速な高齢化、核家族化などの社会的構造の変移に伴い、遺品整理がご家族の負担となってしまうことがあるようです。故人の部屋の片づけ、清掃、不要品の処分などの遺品整理は、これまではご遺族の方の手で行われることが一般的でした。

しかし、現代のライフスタイルでは、時間的にも人手の面でもご遺族の力だけではまかないきれなくなっているのが現状です。故人が遠方で暮らしていることも多く、遺品整理のために出向く時間の確保が難しい場合もあるでしょう。

そのような中で遺品整理を遺品整理業者に依頼する方が多くなっていきました。遺品整理業者は現在全国に10,000社以上あると言われており、遺品整理業者によってはモラルが欠如している「悪徳な遺品整理業者」が発生しています。最初の見積り金額と異なる高額請求をされる場合や遺品の不法投棄など問題のある遺品整理業者が増加しているのです。

そのような遺品整理の業界を健全化するべく創設されたのが「遺品整理士」なのです。遺品整理士という資格を作るって業界を健全化することで、遺品整理を安心して行ってもらえるような社会を作ることが必要とされているのです。

遺品整理士に依頼するメリット・デメリットとは?

遺品整理士を取得している遺品整理業者に依頼するメリット、デメリットとは、どういったことがあるのでしょうか。順を追ってみていきたいと思います。

遺品整理士に依頼するメリット

遺品整理士に依頼するメリットは、比較的短時間で遺品整理を終えられるという点にあります。

遺品整理の難しいところは、故人との思い出が多く、故人の品物への思いを知っているご遺族だからこそなかなか思い切って片づけられない、捨てられないことです。しかし、思い出に浸ってばかりでは一向に遺品整理は進みません。

また、故人が遠方に住んでいた場合、遺品整理のために何日も出向くのは難しいというようなこともあるでしょう。

遺品整理士を取得している遺品整理業者に依頼すれば、遺品整理をスムーズに終えてくれるので自分たちの時間を有効活用することができます。

遺品整理士に依頼するデメリット

遺品整理士に依頼するデメリットとしては、遺品整理のための費用が発生するということです。

遺品整理はご遺族で行うことも可能です。その場合、かかる費用は粗大ゴミの処分料やゴミ袋代くらいでしょう。しかし、それを業者に依頼すれば安くて数万円、高ければ数十万円の費用が発生します。

さらに、中には最初の見積もりとはまったく違う高額を請求されたり、故人の貴重品を無断で回収されたりという、悪徳業者に引っかかってしまうケースがあります。

遺品整理士に依頼する場合の遺品整理の料金・費用相場の料金表は下記のようになっています。もし遺品整理業者に依頼する場合には、御見積書をしっかりともらうようにして、御見積書の金額が遺品整理の料金・費用相場と比較して乖離していないかをチェックするようにしましょう。

部屋の大きさ 遺品整理の料金相場
1K・1R 18,000円〜100,000円
1DK 36,000円〜150,000円
1LDK・2DK 54,000円〜200,000円
2LDK・3DK 72,000円〜350,000円
3LDK・4DK 90,000円〜500,000円
4LDK・5DK・それ以上 108,000円〜650,000円

遺品整理士が今後向き合うべき問題

遺品整理士の資格内容や遺品整理士が必要されている社会的背景を解説してきましたが、最後に遺品整理士が今後向き合うべき問題についてお伝えしていきます。

遺品整理士の資格を持っているすべての遺品整理業者が優良な遺品整理業者だとは残念ながら言えません。遺品整理士の資格を持っていても悪徳なことを行う遺品整理業者が存在するのは事実です。

ここでは下記の2点についてどのように遺品整理士が向き合うべきかを解説していきます。

1.遺品整理でのトラブル

遺品整理を業者に依頼する人が増加するのと同時に、様々な問題も起こっています。下記は遺品整理業者が依頼者との間に起こすトラブルの多いもの3つです。

遺品の盗難は、遺品の中には家具類などに紛れる形で故人が内密におこなっていた箪笥貯金やヘソクリなどが人知れず存在している場合があります。これらを遺品整理中に発見した際、しっかりとした遺品整理士であればお客様に返却しなければいけません。しかし、悪徳な遺品整理士に関してはポケットにお金を入れてしまうのです。依頼者は遺品整理士にずっと張り付いていることはできないので、気づかずに被害に遭ってしまうのです。

不法投棄に関しては、買取したり回収した遺品を山林に処分してしまうものです。不法投棄された物の中に個人情報が含まれているものが発見されると、そこから依頼者に警察から電話があり取り調べを受けるのです。

最後の不当な追加料金では、最初に言っていた金額とは違う高い金額を作業日当日に請求されてしまうトラブルになります。

いずれのトラブルも遺品整理士が良識の範囲で行動していれば良いのですが、すべての遺品整理士がそうではないという現実があります。

2.不用品回収との差別化

遺品整理士が行うのは遺品整理であり、不用品回収とは異なります。遺品整理士の中には両方を混合させてしまって、質が低い遺品整理を提供しているケースがあります。

遺品整理とは、人が亡くなった時に行う部屋や荷物を片付けることをいいます。遺品には廃棄するもの、リサイクルに回すもの、供養するものなど、状況に応じて法規制に準拠しながら整理しなければいけません。また供養する場合は、亡くなった方や遺族の宗教に合わせた対応をする必要があります。

いらない物をただ処分するだけではないのが「遺品整理」、すべて処分するのが「不用品の処分」ということになるのです。遺品整理と不用品の処分は、一見似ているようですが、本質が異なります。

不用品の処分とは、文字通り「いらない物をすべて処分する」ということです。一方遺品整理は、不用品を処分することもありますが、遺品を選別し、整理することなので、単なる不用品の処分作業ではないのです。

遺品整理では、遺族のご意向を伺いながら、必要なものと不必要なものを選別します。場合によっては形見分けも行なわれます。つまり、故人の所有していた物を心を込めて選別し、整理をする作業が遺品整理ということになるのです。

不用品処分の場合は、すべて処分されてしまうためご遺族が立ち会わない状態で作業をされてしまう可能性もあります。しかし遺品整理の場合、処分ではなく選別する作業となるので、業者の判断だけですべての作業を行うことはできません。

そのため、ご遺族の立ち合いのもと作業が行われます。作業内容をその場で確認することができるので、安心できるのではないでしょうか。

「遺品整理士とは?遺品整理士の資格について徹底解説!」まとめ

遺品整理士とは何かを定義の説明から、資格の内容の説明、遺品整理士が必要とされている背景などを解説してきました。

遺品整理は単なる片付けや整理ではありません。遺品整理業は、高齢化社会の中でますます需要が高まる可能性があります。だからこそ、専門的知識を習得し、適切な対応を行うことができる『遺品整理士』が今現在、求められているのです。

大切なご家族の遺品と向き合うということは、“いのち”と向き合い、故人の意思を汲み、ご遺族が次の一歩を踏み出すということです。遺品整理士とは故人とご遺族に寄り添える素晴らしいお仕事なのです。

記事を読んで、遺品整理についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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