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遺品整理士の資格取得を考える男性

投稿日:2017年04月26日 更新日:2021年03月30日

遺品整理士の資格取得のコツ!

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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「遺品整理士」という資格があることをご存知ですか?

遺品整理士は遺品整理を業務とする仕事ですが、単なる遺品整理業者ではありません。遺品整理に関係する法令の知識や供養に対する深い理解など、遺品整理に関するあらゆるニーズに応えられるスペシャリストが遺品整理士です。

「遺品整理士になってみたいけれど、資格取得の方法がよくわからない」「遺品整理士にはなれたけど、就職先はどのように探せばいいの?」

そんな方にぜひおすすめしたい「資格取得のポイント」や「就業のコツ」をまとめました。

目次

遺品整理士とはどのような資格か

遺品整理士の資格を取得したての人

遺品整理士は遺品整理を仕事とする資格です。仕事の内容は一般の遺品整理業者と似ていますが、両者は厳密には区別されるべき職業です。

遺品整理士認定協会が認定する資格

遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会が創設した資格です。同会の実施する講座を受講し、課題レポートを提出して審査に合格した人だけが遺品整理士の資格を授与されます。

遺品整理士が現場で行う仕事内容

「遺品整理」と聞いてすぐに思い浮かべるのが「孤独死された方の部屋の清掃や後片付け」や「残された遺品の整理分別をして遺族に引き渡す」といった作業です。しかし遺品整理士に求められる仕事はそれだけではありません。

現場・遺品の供養

亡くなった方に身寄りがない場合、「孤独死された現場に僧侶を呼んで読経してもらいたい」と思う大家さんも多いことでしょう。

また遺品のなかには、人形や写真など「ゴミ」として廃棄するのがためらわれるものも多くあります。

そのため、特に孤独死のケースでは、現場や遺品の供養を行いたいというニーズが多いようです。その場合、遺品整理士が提携する地域のお寺や神社に連絡をとり、僧侶や神職による供養の手配を行います

遺品の査定

残された遺品にどれほどの価値があるのか、素人では判別できません。経験豊富な遺品整理士であれば、遺品の価値についておおよその相場を判断できるでしょう。

遺品整理士に依頼することで、本当は価値の高い遺品なのに「これはゴミ」と間違って廃棄してしまうリスクも少なくなります。

また最近では「遺品査定士」という新しい資格も登場しています。遺品査定士は遺品整理士認定協会が認定する資格です。

この資格を取得すると、ブランド品・骨董品・貴金属・家電製品などの大体の価値を算定できる知識を身につけることができます

この資格を持っていれば、遺品について古物商への仲介を行うだけでなく、遺品査定士が自ら買い取ることも可能となります。遺品整理士とあわせて取得しておけば、依頼される仕事の幅が大きく広がる資格だといえるでしょう。

行政や関係機関との連携

孤独死された方の現場を最初に発見するのは家族ばかりではありません。部屋の大家さんや地域の民生委員など家族以外の方であることも多いのが現実です。

家族が看取らない孤独死の場合「不審死」として扱われるため、まず警察に連絡して検視をする必要があります。検視が終わった後、出番となるのが遺品整理士などの遺品整理業者です。

もし孤独死の現場が公営住宅だったら貸主は自治体ですので、市町村の担当部署から依頼を受けて遺品整理業者が現場に急行します。

最近では、公営住宅での遺品整理や特殊清掃作業をスムーズにすすめるため、遺品整理士として自治体に登録しておく例も増えているようです。

このように、行政や関係機関との連携は、遺品整理士にとって重要な仕事だといえるでしょう。

遺品整理士の資格取得のメリット

遺品整理士の資格を取得するメリットを教えてくれる人

遺品整理士の資格には、以下のような数々のメリットがあります。

仕事の幅が大きく広がる

これが最大のメリットです。遺品整理のニーズは年々増大し続けているので、遺品整理士はきわめて将来性のある資格といえるでしょう。

顧客からの信頼が高まり注文が増える

所属する会社の公式サイトや名刺に遺品整理士であることを明記できるのも大きなメリットだといえます。遺品整理士と単なる作業スタッフとでは、依頼者が感じる印象が大きく違ってくるからです。

「遺品整理士が行う作業なのだから、請求される料金も適正だろう」「作業内容についてあれこれ注文をつけず、プロである遺品整理士におまかせしよう」というように、遺品整理士の資格を持っていることで「この人はプロだから」という信頼性が大幅にアップしますから、仕事もやりやすくなるといえるでしょう。

「遺品整理士」という名称を使用できる

遺品整理士は国家資格ではないため、誰でも「私は遺品整理士です!」と名乗れるようにも思えます。しかし、その認識は間違いです。

遺品整理士は遺品整理士認定協会だけが唯一認定できる資格であり、「遺品整理士」という名称も同協会が創作したものです。

したがって勝手に遺品整理士であることを名乗り、業務の宣伝などに使えば、同協会から知的財産権の侵害で訴えられるおそれがあります。

これは逆に考えると、遺品整理士の資格を持っている人だけが、この資格の名称を自由に名乗り、自己の業務のために活用できるということを意味します。

遺品整理士の看板は「遺品整理のスペシャリスト」を表しますから、遺品整理士という名称を名乗れることは、遺品整理の仕事をする人にとっては大きなアドバンテージとなります。

就職がしやすい

遺品整理士の資格を持っていれば、遺品整理業の会社に採用されやすくなることは当然でしょう。また遺品整理業だけでなく、葬祭業や自治体の関連部署への採用度もアップします。遺品整理に関する知識を有していることは、葬祭業や自治体の福祉業務などにおいても即戦力となるからです。

収入アップが期待できる

遺品整理士の資格を持っていれば、相応の収入アップも期待できます。

具体的にどの程度の収入アップとなるかは就職する会社の規模や業績にもよるので一概には言えませんが、求人情報をチェックすると、「初任給で月給20万~25万円、時給1000円~1200円以上」という会社が多いようです。

学歴は求められていないことを考えると、初任給でこの給与額はかなり恵まれているといってよいでしょう。しかもこれは遺品整理士ではなく一般の遺品整理スタッフの求人情報ですので、遺品整理士の資格を持っていればさらなる厚遇も期待できます。

遺品整理士の資格を取得するには?

遺品整理士の資格取得に向けて勉強する

遺品整理士の資格を取得するには、遺品整理士認定協会から遺品整理士として認定されることが必要です。

遺品整理士の資格取得に必要なこと

遺品整理士に認定されるまでの流れは次のとおりです。

  1. 遺品整理士認定協会の実施する講義を受講
  2. 受講完了後、課題レポートを提出
  3. レポート合格者に対し認定証書が発行される

講義の内容

遺品整理士認定協会の実施する講義は、教本と資料集、DVDを利用した通信講座です。

スクーリングもなく、すべてのカリキュラムを自宅で完了させることができるので、定職を持つ人でも自分のペースで学習することができます。

講義の完了に要する期間は2ヶ月間、費用は「入会金」「会費(資格認定費用を含む)」あわせて3万円です。通信講座の内容は、「遺品整理の概要」「実際の作業手順」「遺品整理に関連する法律の解説」「具体例にもとづく事例研究」などで構成されます。

講師は現役の遺品整理士・弁護士・大学教授などが担当するので、実務と理論の両面から遺品整理に関するあらゆる知識を学ぶことができます。

課題レポートの提出~認定証書の発行

講習を終えると、次は課題レポートの提出です。レポートは講習内容に準拠しているので、教材を手元に置きながら作成すれば間違いなく合格できるでしょう。

レポートが合格となれば、正式に遺品整理士として認定されます。合格者には認定証書と今後参考になる資料が送付されるので、現場作業や就職活動などに活用しましょう。

就業のコツをおさえよう!

遺品整理士の資格取得者達

遺品整理士は法律や供養に関する知識を身につけています。したがって遺品整理士が現場に一人いるだけで、遺品整理作業の安心感は大きく増すといえるでしょう。

そのため、会社としても遺品整理士の資格を取得した従業員については厚遇することが予想されます。

また、これから遺品整理業の会社に就職したいと考えている人にとって、遺品整理士の資格を持っていることは大きな強みになりますから、就活にあたってはしっかりアピールしましょう。

以下では、遺品整理士の資格を取った方に役立つ就業のコツをご紹介します。

遺品整理士に特化した就職情報サイトを活用する

遺品整理士認定協会の運営する公式サイトでは、遺品整理士の資格を持っている人を対象に就職情報を豊富に紹介しています。

就業マッチングサイトの活用

まずおすすめしたいのが、遺品整理・特殊清掃就業マッチングサイト「ゆうき」です。

これは遺品整理士認定協会が運営する就職情報サイトで、遺品整理業の人材を募集している企業だけを紹介したサイトです。

遺品整理業はかなり特殊な業界ですので、就職を希望する人にとっては、一般の就職支援サイトを見ても遺品整理業の情報をなかなか見つけられないのが現実です。

その点「ゆうき」に掲載されているのは、すべて遺品整理業の求人情報だけですから、「遺品整理士の資格を取ったけれど、どうやって就職先をさがしたらよいかわからない」という人にとっては最適の就職情報サイトだといえます。

全国600社以上の遺品整理業者情報もチェック

遺品整理士認定協会の公式サイトでは、遺品整理の優良企業として同協会が推薦する全国600社以上(2017年4月現在)もの会社情報を見ることができます。都道府県別に検索できるので、希望する勤務地の遺品整理業者をすぐに見つけることができます。

上述したマッチングサイト「ゆうき」には登録していない会社でも、実はひそかに求人募集している会社があるかもしれません。希望する勤務地に良さそうな会社があったら、求人をしているか問い合わせてみるとよいでしょう。

「遺品整理士とは?資格取得のポイントはココ!」まとめ

遺品関係のビジネスマン

遺品整理業のニーズは年々増えています。大都市圏だけでなく、地方においても孤独死の増加を背景に遺品整理業そして遺品整理士の活躍が求められています。

「遺品整理の資格を取りたい!」「遺品整理士の資格を取ったので有利な就職先をさがしている」そんな方は、ぜひご紹介したポイントを参考になさってください。

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