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投稿日:2017年07月29日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
家の片付けが発生する状況には、次のようなことが考えられます。
引っ越し、ゴミ屋敷になってしまった家や部屋の片付け、高齢となった親の家や部屋の片付けを行う「生前整理」、亡くなってしまったあとで行う「遺品整理」などです。
このような理由で家の片付けを行う場合は、専門的な知識や技術を持つ代行業者による片付け代行サービスを利用することでスムーズに片付けを行うことが可能です。
今回は、家の片付けが発生する状況別に、片付け代行サービスを利用する際の注意点や料金相場などを紹介していきます。
片付け代行サービスは、引っ越しの準備が自分で出来ない!という時に活用できます。引っ越し時の片付け代行サービスの見積もりを依頼する場合、荷物の量で判断されます。
あまり散らかっている状態で見積もりを依頼してしまうと、必要以上に代行サービスの見積もり金額が高額になってしまうことがあります。
できれば、自分である程度あらかじめ片付けておいたほうがよいと言えるでしょう。
しかし、急に引っ越しが必要となったときなど、片付け代行サービスを利用して家の片付けを早急に済ませてしまったほうがよい場合もあります。
そのときの状況に応じて判断するとよいでしょう。
引っ越しの際に片付け代行サービスを依頼できる代行業者には大きくわけて2つあります。
1つは、家事代行サービスを行っている代行業者です。
家事代行サービスを行っている代行業者では、引っ越し(車を使って別の場所に荷物の移動)を代行もらうことはできませんが、引っ越し前に事前に家の片付けや食器類などのこまごまとしたものの片付け、引っ越し前の荷造りや引っ越し後の荷ほどきを代行してもらうことができます。
2つめは引っ越し業者に、荷造り~荷ほどきまですべて代行してもらうプランで引っ越しを行う方法です。引っ越し業者に片付け代行サービスまでお願いできるのは楽ですよね。
但し、引っ越し業者によって作業内容が異なりますので、事前にどこまでの内容がプランに含まれているのか確認しておくことは必要となるでしょう。
業者に片付け代行サービスを依頼する前に段ボールを購入し荷造りを行ってしまうことは避けたほうがよいでしょう。
代行業者によっては、引っ越しに必要な段ボールを無料でもらえる場合や、引っ越し専用に作られた資材(食器などを包まずにまとめることができるものなど)を無料でレンタルできる場合もあります。(資材をレンタルすることができれば、引っ越し後に不要な段ボールの片付けの手間を省くこともできるので便利です)
不要な手間や出費を抑えるために事前に代行サービスに確認をしてから荷造りを始めることをおすすめします。
片付け代行サービスを最大に活用する方法としては、まずは自分でやってみることです。
すべての片付けを代行してもらうのも良いのですが、出来る所までは自分で行う事で費用を安く抑えられます。
片付け代行サービスを受けるという事は、そこに人と時間を使うという事でもあります。
多くのものを片付けてもらえば、それだけ費用がかかってしまいますので、まずは自分で行って、無理だと感じたら片付け代行サービスを使いましょう。
引っ越しにかかる費用ですが、家族構成、荷物の量、移動距離、引っ越しを行う時期によって大きく異なります。
引っ越し時期には「繁忙期」と「通常期」があります。
引っ越しする人が増える3~4月が繁忙期となり、それ以外は通常期となります。
繁忙期の引っ越し料金は、通常期の1.3~1.5倍近くになると言われています。
また、業者によっても大きく異なります。
通常期の引っ越し料金の平均額です
単身(荷物少) | 単身(荷物多) | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族以上 | |
15km未満 (同じ市区町村程度) | 20,000円 | 25,000円 | 51,110円 | 60,000円 | 64,800円 | 76,000円 |
50km未満 (同じ都道府県程度) | 21,600円 | 29,800円 | 56,000円 | 75,600円 | 95,000円 | - |
200km未満 (同一地方程度) | 30,000円 | 42,400円 | 75,600円 | 85,000円 | - | 150,000円 |
500km未満 (近隣地方程度) | 43,200円 | 58,000円 | 122,240円 | - | 130,000円 | 195,000円 |
500km以上 (遠距離地方程度) | 54,000円 | 73,500円 | 150,000円 | 168,000円 | 260,200円 | - |
ゴミ屋敷になってしまった部屋や家の映像をテレビなどで見た人いるのではないでしょうか。
散らかっている程度であれば、家事代行サービスなどに依頼して清掃をしてもらうことは可能ですが、ゴミに埋もれてしまい、日常生活に支障が出ている場合は片付けを一人で行うことは困難です。
また、離れて生活をしている親の家がゴミ屋敷になっていて、片付けのための時間も取れないため困っている人も増えているようです。
このような場合は、一人で悩まず片付け代行サービスを利用し、ゴミ屋敷を片付けることが賢明です。
片付け代行サービスをゴミ屋敷で利用する際に注意する点は、悪徳な代行業者に注意するということです。
代行業者に回収したゴミを不法投棄されてしまった、作業終了後に代行業者から高額な金額を請求されてしまったという被害が実際に起きているのです。
悪徳な代行業者の被害に遭わないために事前に適正な仕事内容や金額を把握したあとに依頼することが大切です。
片付け代行サービスをゴミ屋敷で利用する場合にかかる費用は、ゴミの量、片付けを行う部屋の数などにより金額が異なります。
また、作業内容によっては追加のオプションが必要な作業もあります。
間取り | 作業員人数 (人) | 物量 (㎥) | 料金 (税抜き) |
1K | 2 | 2 | 80,000円~ |
1DK | 2 | 6 | 120,000円~ |
1LDK | 2 | 8 | 170,000円~ |
2DK | 2 | 12 | 230,000円~ |
2LDK | 2 | 14 | 260,000円~ |
3DK | 3 | 16 | 300,000円~ |
3LDK | 3 | 18 | 320,000円~ |
上記の表のように間取り、作業人数で金額が設定されている場合とトラック積み放題プランのように金額が設定されている場合があります。
1部屋であれば、数万円~10万円ほど、2部屋以上であれば10万以上の金額が必要なようです。
また、同じ間取りであってもゴミの量や部屋の状態によって金額は大きく異なりますので、実際に片付け代行サービスを代行業者に依頼する前には十分に注意してください。
生前整理とは、生きている間に必要なもの、不要なものを分け、家の片付けを行うことをいいます。
遺品整理とは、家や荷物の持ち主が亡くなってしまったあとに、必要なもの、不要なものに分け、家の片付けを行うことです。
最近では、親と離れて暮らす人が増えたため、生前整理や遺品整理を片付け代行サービスを行っている代行業者に依頼している人が増えています。
生前整理の場合は、事前に荷物の持ち主に確認をしながら家の整理、片付けを行うことができます。
亡くなったあとでは、大切な書類や価値のある品物など本人に確認をすることができません。家の整理も兼ねて生前整理を行う人が現在増えているのです。
遺品整理の場合は、相続などに関わることもあるので専門知識のある片付け代行サービスを行っている代行業者に依頼することが必要です。
片付け代行サービスを生前整理、遺品整理で利用する時に注意することは、ゴミ屋敷の片付けのときと同様、悪徳な代行業者の被害に遭わないようにするということです。
生前整理や遺品整理を代行業者に依頼した際に高額な品物を黙って持ち去られてしまった、片付けたゴミを代行業者に不法投棄されてしまった、あとから高額な請求をされたなどの被害を受けた人もいます。
遺品整理などはその場で形見分けなどを行う場合もありますので、専門知識のある片付け代行サービスを行っている代行業者に依頼するようにしましょう。
片付け代行サービスに生前整理、遺品整理を依頼する費用は、部屋の数、荷物の量などによって大きく異なります。
下記は部屋の間取り別の片付け代行サービスの相場観になります。
部屋の広さ | 料金 |
1K・1R | 70,000 円〜 |
1DK | 105,000 円〜 |
1LDK・2DK | 120,000 円〜 |
2KDK・3DK | 180,000 円〜 |
3LDK・4DK | 250,000 円〜 |
部屋の状態や荷物の量などにより金額が異なるため、家1軒分で荷物が多い場合は100万円に近い金額となることもあるようです。
家の片付けに片付け代行サービスを利用する場合、信頼のできるよい代行業者に依頼したいですね。
そのためには代行サービス業者にお見積り書をしっかりと提出してもらって、いくらでどこまで行ってもらえるのか?を確認しましょう。
安い値段に惹かれて代行業者に依頼したら、希望の半分の量しか片付けをしてくれなかったという例もあるので注意してください。
また、片付け代行サービス業者の電話やメール対応が悪い、もしくは慣れていない代行業者にも注意しましょう。仕事の基本とも言える対応マナーが悪い代行業者が、作業を丁寧に行えるはずがありません。
自分の身を守るのは自分自身ですので、納得して依頼できる片付け代行サービスを行っている代行業者に依頼しましょう。
全国に片付けをしてくれる業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
片付けをする場面によっては、専門の知識を持つ代行業者に片付けの代行を依頼したほうが便利です。
代行業者を選定する時には、お見積り書を提出してくれるかや電話やメールの対応を厳しくチェックして、悪徳な代行業者の被害に遭わないよう注意しましょう。
部屋の片付けや遺品整理についてもっと知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
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