お部屋の片付けのコツや業者に依頼する際のコツをご紹介します。
投稿日:2017年11月10日 更新日:2021年09月21日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
お部屋の片付けにはコツがあることって知っていましたか?コツを学ばずにお部屋の片付けを行うと時間がかかって非効率的ですし、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
今回の記事ではお部屋の片付け方法について、自分で行う方法と業者に依頼して行う方法の2つをご紹介していきます。お部屋の片付けのコツを学んで、綺麗でスッキリとしたお部屋に変身させるようにしましょう。
ここからのお部屋の片付けコツ&捨てワザを3つご紹介していきたいと思います。
その前に「そもそもお部屋の片付けができない理由」からお伝えしていきたいと思います。
実は、汚部屋に住んでいる方の多くが、「自分の部屋は汚い」ということをちゃんと認識しているそうです。
自分でもわかっていながら、それでも汚いお部屋に住んでしまう心理とは、一体どのようなものでしょうか?
片付けられない方の心理を覗いてみると、主に以下の4つが原因となっているようです。
片付けられない方たちはその性格上、物を増やしてしまいやすく、また捨てるのも苦手なため、結果的にどんどん物がお部屋の中に溜まっていっているようです。
しかし、近年「断捨離」が流行しているように、捨てることに重点を置いた片付け方法に注目が集まっています。
「増えた物は捨てることで減らす」中には抵抗がある人がいるかも知れませんが、思い切ってお部屋の中の不要なものを全て捨ててしまうと意外に気分がスッキリするのです。
次からは、その他のおすすめ片付け術を紹介していきます。
まずはお部屋の中で片付けをする場所にピンポイントで狙いをつけ、そこにある確実に不要なものからどんどん捨てていきます。
1年使わなかったものは、今度も使うことがないと思って間違いありません。代わりのものがいつでも買えるなら、古くなったものは全部捨ててしまいます。
これらが、真っ先に不要物とされるものです。
しかし、確実にゴミだとわかっていても捨てられないのが「片付けられない」人たちです。淡々と、ゴミ袋の中に入れていきましょう。
特に洋服は意外と場所を取るので、着ないものを全て捨ててしまえばかなり量が減り、それだけでお部屋の大半が片付いてしまったような楽な気持ちになります。
テレビのバラエティ番組などで、その道の第一人者たちが自分の持っている日常生活に関する裏技を披露することがよくあります。
片付け術についても同じで、これまでも多くの人物や企業がその秘策を公開してきました。
それらはかなり実践的であるので、お部屋で実践するとかなり高い効果が得られるはずです。
そんな有名な片付け術を取り込んでみるのもひとつの方法ではないでしょうか。
大手自動車メーカー・トヨタの片付け術において最も重要とされているのは、徹底してムダを省くこと。
そして「いる物」と「いらない物」の判断基準を明確にすることです。
しかし例え「いつか使う」と判断した物でも、1週間・1ヶ月間など保管しておく期限を具体的に設定し、それを過ぎたら処分します。
また、都合の悪い物は隠すことを前提とし、中身が見えている収納はカーテンなどで目隠しをしてしまいます。
この目隠しがあるのとないのとでは大きな差があり、片付けの効果も違ってくるのだとか。
トヨタが提唱した、生産効率をあげるための「カイゼン」をお部屋の片付けに応用するやり方です。
アルフレッド・アドラーは、著作『嫌われる勇気』が100万部を超えるベストセラーとなったことでも有名なオーストリアの心理学者です。
彼が創始した「アドラー心理学」は、個人が目標のために行動するものだという「目的論」や、個人は相対的マイナスから相対的プラスに向かって行動するという「仮想論」など様々な5つの理論から形成されています。
このアドラー心理学をお部屋の片付けに応用し、お部屋をきれいにしようという方法です。
例えばアドラーの「目的論」でお部屋の片付けを考えた時、片付けられない「原因」を探すのではなく、片付けをする「目的」を明確にすることで、お部屋の片付けを成功させるという仕組みです。
「何のために片付けをするのか?」という目的がわかれば、その目指す方向に向かってお部屋を片付けることができます。
そして「お部屋にどんな物を置いて暮らしていきたいのか?」を考えることで、自分の生活スタイルへの理解と、お部屋への愛着が深まります。
お部屋の片付けをするためにはまず心を整理し、自分というものを理解しながら片付けを進めることが必要だと気付かせてくれるやり方です。
「こんまり」こと近藤麻理絵さんは、「片付けコンサルタント」として活動している片付けの第一人者的存在です。
テレビでその姿を見たり、もしかしたら著書『人生がときめく片付けの魔法』を実際に読んだりしたことがある人もいるかも知れませんね。
近藤さんは「王様のブランチ」などに出演してお部屋の片付け術を披露したことから大反響を呼びました。
近藤麻理絵さんがおこなうお部屋の片付け術の柱となるものは、物に対して「ときめき」を持つか否か。そして片付け方にも順番があります。
こんまり流では、この順番にお部屋を片付けていきます。
例えば洋服はすべてお部屋の床に並べてしまい、ひとつひとつを手に取って「ときめき」を感じるかどうかを判断します。
ときめかない場合は、服に「ありがとう」と伝えて処分に回します。
本も同様で、全てお部屋の床に並べます。「いつか読む」と思っているものは、結局ほぼ読むことはないと判断し、捨ててしまうのです。
このように、自分の「ときめき」を判断基準にした、女性らしいお部屋の片付け方法です。
お部屋の片付けにおいて重要なことのひとつは、「習慣にする」ことです。
いくら片付けや断捨離をするといっても、一度にお部屋の全部を片付けていては時間がどれだけあっても足りません。
また、自分自身も疲れてしまい、お部屋の片付けに対するモチベーションが逆に下がってしまうことにもなりかねません。
お部屋の片付けは、毎日少しずつでも良いので習慣にすることが肝要です。
日頃からジャンルごとに箱にまとめたり、よく使うものを手前に置いたりと工夫をしてお部屋が散らかるのを最小限に留めておきましょう。年末の大掃除など、慌てることにないように…。
「お部屋の片付けのコツ&捨てワザ3選【片付けられない人でも大丈夫】」でゴミを捨てるというをご紹介しましたが、その後、物を収納しなければなりません。
収納がある部屋なら問題ありませんが、収納がない部屋の片付け方葉工夫が必要になります。
ここでは、具体的な方法を4つご紹介していきます。
具体的には、以下の方法になります。
気軽に取り組める方法は、カラーボックスやラックを購入し、設置する方法とつっぱり棒で収納スペースを作る方法です。
ただし、カラーボックスやラックを設置する際は、設置物の大きさと色をしっかり考えてから購入するようにしてください。
何も考えないで購入すると、逆に生活しづらくなってしまいます。
おすすめの方法は、デッドスペースにつっぱり棒を設置することで、今までの生活を崩すことなく収納を増やすことができますよ。
また、カラーボックスやラックを置いた部分につっぱり棒と布でカーテンのように隠すことで、部屋の雰囲気をガラッと変えることもできます。
どの方法をするにしても、設置する予定の場所のサイズを事前に測っておくと、スムーズに収納を作れるでしょう。
この頃、お部屋が汚くなってきた…わかってはいるのに、どうしても片付けをするためのやる気が出ないことは誰にでもあります。
そんな時、無理にやる気を奮い起こそうとしても、結局は逆効果。
お部屋を片付けなくては!という焦燥感ばかりが募ってしまいます。
お部屋を片付けるためのやる気を少しでも発揮したい時、どのように片付けをするのが一番良いのでしょうか?
「お部屋を片付けないと」「でもどこからやれば」「しかもあまりやる気が出ない」…そのように頭の中で考えている間は、どうしても体が動きません。
そこで、思い切ってまずは何も考えずにお部屋の片付けを始めてしまう方法です。
例えば、目の前にある出しっぱなしの本を本棚に戻してみる、一枚でもいいのでお部屋に落ちている洋服をクローゼットに片付ける、床に落ちているゴミを拾うなど、やることは何でも構いません。
そうして「お部屋の片付けができた」と自分に思わせることで小さな達成感が得られ、少しずつ片付けに対するやる気が回復してきます。
お部屋の片付けができない人は「自分はダメな人間だ」と自分自身を責めてしまいがちですが、この片付け方を少しずつ繰り返すことで、自分に自信を取り戻しながらお部屋もだんだんときれいになっていくはずです。
先述の片付けの方法をもう少しレベルアップさせたものです。
まず、「今日は、このゴミ袋1枚がいっぱいになるようにお部屋を片付けよう」「この机の上を片付けて、天板が見えるようにしよう」といった、片付けに関する小さな目標を自分の中で設定します。
そしてその目標を達成できたら、自分に何かご褒美をあげるのです。
食べたかったスイーツでもいいですし、ちょっと贅沢して、良い香りのするバスソルトを入れたお風呂に浸かってみるなど、こちらも何でも構いません。
そうして継続するうち、欲しい物がある時は片付けの「ご褒美」に設定するなど、目標を上手く利用してお部屋の片付けができるようになってきます。
お部屋の中で、片付ける場所をある程度限定しておこなう方法です。
ある日はタンスの一番上の引き出しだけ、またある日はテーブルの上だけというように、お部屋の中でできるだけ狭い範囲から限定して片付けをおこなっていきます。
また、すぐに片付けができるようになれば、少しずつ片付ける範囲を広くしてみます。
小さな場所から片付けを進めていくことで、時間をかけてゆっくりとお部屋全体を片付けることに繋げていくのです。
さらに、場所を限定することで「お部屋を片付けなければ」という焦燥感も軽減することができます。
すると自然と「お部屋の片付けができない自分」への自己嫌悪も解消されていきます。やみくもにやるのではなく、できるだけストレスを回避しておこなうことも片付けには重要です。
お部屋の場所ごとに片付ける方法の時間設定バージョンです。
時間を決めて動くと、不思議と集中してお部屋の片付けをすることができます。
時間を計る時は、スマートフォンのタイマーなどを利用すると良いでしょう。
たった5分、というと短い時間に思ってしまいがちですが、その間は想像する以上にいろいろなことができてしまうのです。
せっかくやるのですから、できるだけ自分が楽しめるようなやり方でお部屋を片付けたいですね。
お部屋を片付けようと思っても、どうしても体が動かないという時があります。
しかし、トイレやお風呂など、生活の中で必要不可欠な行動を取る時は別で、何があっても体を動かさざるを得ないはずです。
ならば、その必要不可欠な行動の中に、片付けを取り込んでみましょう。
お部屋からトイレに立った時などについでにゴミを捨てたり、目に付いたものを何か1つでもいいので元の場所に戻してみたりするなど、立って動く「ついで」に片付けをおこなえば、それだけでお部屋が少しずつきれいになります。
テレビを見ている間にエクササイズをすると長続きする、という話をよく聞くことがありますが、その片付け版と考えてこの「ついで片付け」を実践してみましょう。
続けていれば、いつの間にかお部屋がきれいになっていた、という体験ができるかも知れません。
お部屋の片付けにおいて自分にやる気を出させるコツは、決して無理をしないことと、適度に甘やかしてやることです。
また、一度にお部屋のたくさんの場所を片付けようとすると逆に疲れてしまい、余計にやる気を失ってしまうことにも繋がりかねません。
楽な気持ちで少しずつお部屋の片付けを進めていきましょう。
インターネットや雑誌でおしゃれな部屋や片付けブログを見ることもやる気を出すおすすめの方法です。
なぜなら、おしゃれな部屋を見ることは、目標を再確認することができますし、片付けブログを見ることで実際に自力で片付けを行った人の方法を確認することができるからです。
他にも、片付け動画を見たり、目標となるおしゃれな部屋を形態の待ち受けなどにして、常に意識することも効果的でしょう。
今までのお話は、ご自身でお部屋の片付けをすることを前提としていました。
ここからは業者に依頼して、お部屋の片付けを行っていく方法をご紹介していきたいと思います。
お部屋の片付けをしたくても、時間的に無理であるとか、仕事が忙しく家に帰っても動く気が起こらない、という人もいるかも知れません。
そんな時は、専門業者にお部屋の片付けを依頼するのもひとつの方法です。お部屋の片付け専門業者は様々に存在します。
以上のような業者がありますが、お部屋の片付けを依頼するのであれば、ゴミ屋敷清掃業者が最もおすすめです。
家事代行はお部屋から出た不要品の処分をおこなってくれませんし、不要品の回収業者はお部屋から出た物をゴミのように扱うところがあります。
お部屋の片付けを業者に依頼するメリットは、何といっても時間や労力をかけずにお部屋の片付けができてしまうところです。
業者によっては不要品の買取や回収まで一貫しておこなってくれるところもあり、ほとんどの場合たった一日でお部屋が見違えるほどきれいになります。
ゴミ屋敷清掃業者はお部屋にある物の必要・不要の仕分けから整理、処分に至るまで全て安心して任せることができますので、ぜひ上手く活用しましょう。
お部屋の片付け業者をインターネットで検索して探してみると、非常に多くの業者がヒットします。
お部屋の片付け業者を選ぶときは、下記に挙げたポイントに注意して探してみましょう。
大事なお部屋の片付けを任せる業者ですので、慎重に選ぶことが大切です。
まずは、料金システムが明確かとお見積り書を提出してくれるかを確認しましょう。お見積り書がないと、作業日当日に「言った言わない」のトラブルになりやすいので注意が必要です。
また、お問い合わせをした際の電話やメールの対応を厳しくチェックしましょう。
業者によっては電話に出なかったり、電話に出たとしても作業中だったりして安心して相談できない業者があります。そのような業者は避けた方が間違いなく良いでしょう。
全国にお部屋の片付けを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心してお部屋の片付けを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お部屋の片付けサービスを行っている業者は、この記事を執筆しているオコマリの他にもお部屋片付け日本一さんもお部屋の片付けを行っています。
どちらのお部屋片付けサービスを利用すべきか迷う人もいるかもしれませんが、結論から申し上げますと、どちらのサービスを利用してもかまいません。
というのも、どちらのサービスの評判や口コミも良いですし、利用者からの評判も良いです。
どちらのサービスを利用するか迷って選べない人は、どちらの業者にも見積もりを出してもらう事をおすすめします。
実際に見積もりを出してもらうと、「料金」という比較しやすい項目ができるので判断しやすいでしょう。
また、他の業者さんに見積もりを依頼する際には、無料見積もりを行っている業者を選ぶ事をおすすめします。
番外編として、お部屋の片付けをモチーフにした漫画を2冊ご紹介します。
お部屋の片付けをモチーフにした漫画は以下の2冊です。
この2冊は、片付けを始めるにあたっての経緯から片付け作業、その後の話を書いた漫画になります。
自分の状況と照らし合わせたり、その後の生活を具体的に想像することができるでしょう。
記事を読むことで状況が想像できない人や漫画が好きな人は、一度読んでみるのも良いのではないでしょうか?
お部屋の片付けは、気分をすっきりさせる反面、溜めてしまうと案外辛いものです。
必要に応じて片付けの専門業者に依頼するなどして、ストレスを上手に回避しながら、快適な生活と過ごしやすいお部屋を手に入れましょう。
記事を読んで、片付け術のことをもっと知りたいと思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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