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投稿日:2018年03月26日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
人形供養を行ってもらいたいと思ったことはありませんか?
押入れや収納から人形が出てきた際、「もう使わなくなったから捨てたいな・・・」と思う方は多いのではないでしょうか?
人形は自治体のゴミとして出すことが可能ですが、人の形をしているからか躊躇してしまうものです。
そこで今回は、人形供養を寺社に依頼する際の費用相場と依頼先の決め方についてご紹介していきたいと思います。
早速人形供養の際の費用相場をお伝えしていきたいと思います。
下記は、人形供養を扱っている寺社名と費用、特記事項を紹介している表になります。
寺社名 | 費用 | 特記事項 |
千葉県 光胤山本光寺 | 1体1,000円~ | ガラスケースは含みません |
千葉県 長福寿寺 | ひな人形・五月人形の供養は一式1万円 | 宅配にて受付。近くに住んでいる場合は持ち込み可 |
神奈川 円宗院 | みかん箱1箱(縦+横+高さ=70cm以内)の大きさで、一箱5,000円~ | 宅急便、郵送で、全国から受付 |
和歌山県 淡島神社 | みかん箱1箱につき500円 | 仏滅の日は受け付けません。郵送付加。納める時、お気持ちを添えて下さい |
兵庫県 松泰山東光寺 | 1体あたり1,000円(高さ約30cmの基準人形=寺務所前に展示)数の多いもの(雛人形など)は別途割増供養料が必要 | 人形は持参。宅配は対応不可。供養できるのは普通の人形とぬいぐるみのみ |
東京都 富岡八幡宮 | 30cm以下、1体2,000円より | 公開人形供養を毎月第2日曜日開催 |
北海道 西野神社 | 45Lビニール袋に入る量で3,000円。2袋目から2,000円の目安で納める | 毎年3月3日(雛まつり)過ぎの最初の日曜日に供養祭がある。持参または宅配 |
表を見ると分かりますが、寺社によって費用相場が大きく異なるのがわかると思います。
箱単位で人形供養の費用が設定されているところもあれば、人形1体毎に費用が設定されているところもあります。
箱単位の費用相場になると、大体ダンボール箱1箱で5,000〜10,000円のところが多いでしょう。
また、ガラスケースなどの付属品も依頼しようとすると、追加費用として2,000〜5,000円ほど掛かってきます。
人形供養の費用は基準があるわけではなく、その寺社が自由に決められるものなので、「この神社(またはお寺)に供養してもらえるならいいかな」という納得感で選ぶのが良いでしょう。
さて、人形供養の費用相場を見たところで、どうやって人形供養の依頼先を決めるべきなのかについてお伝えしていきます。
人形供養の費用は、既に見たように各寺社によってバラバラで、なかなか単純比較出来るものでありません。
そこで、人形供養の依頼先の決め方を6つのポイントからお伝えしていきます。
人形供養の依頼先の決め方の1つ目は、ガラスケースを捨てられるかどうかです。
人形供養の費用を記載した表に記載のあるところがありますが、ガラスケースを人形と一緒に供養・処分してくれるかは寺社によって異なります。
ほとんどの寺社ではガラスケースを受け付けていませんので、もしガラスケースも一緒に供養・処分して欲しい場合には、依頼先を選定する必要があります。
人形供養の依頼先の決め方の2つ目は、歴史がある寺社かどうかです。
この項目は気にされない方は無視していただいて構いません。
人形供養を行っている神社やお寺は、歴史が浅いところもあり、「歴史のあるしっかりとした所で供養して欲しい」という方は、チェックしてみるのが良いでしょう。
人形供養の依頼先の決め方の3つ目は、神社なのかお寺なのかです。
人形だけの供養依頼であれば気にする必要はありませんが、神棚や仏壇といったものが入る場合には、神社なのかお寺なのかは分かれます。
仏壇であっても神社で良い、神棚であってもお寺で良いという方は、この項目は気にしないで良いでしょう。
人形供養の依頼先の決め方の3つ目は、供養に立ち会えるかどうかという点です。
月1回や年1回などの供養をする日に、依頼者が立ち会えるかどうかは寺社によって対応が違います。
もし人形供養の場に立ち会いたいということであれば、寺社に確認しておくようにしましょう。
人形供養の依頼先の決め方の5つ目は、供養証明書を発行してくれるかどうかです。
人形供養が完了した事をどのように依頼者に報告するかも、寺社によって異なります。
完了報告をホームページ上のみで済ませるところもあれば、供養証明書を発行してくれるところ、お守りを供養証明書に同封してくれるところなど様々です。
完了報告を気にされる方は、この点もチェックしましょう。
愛着のある人形だからこそ何か特別な行事を行った上で供養をしたいと考える方もいるかと思います。
そのような方は大規模な人形供養祭や地域の催し物を介して供養をしてみるといいでしょう。
有名な供養祭といえば明治神宮で毎年秋に開催されている明治神宮人形供養祭ですが、由緒正しい歴史のある神社なので、納得のいく供養となるでしょう。
また、勝浦市で開催されているビッグひな祭りでは、状態の良い雛人形であればお祭り期間中に大きな雛壇に飾られ、状態が悪いものに関しては供養をして処分をしてくれるので、安心して送付することができます。
自分の周りの寺社で人形供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形供養を実施しています。
オコマリで雛人形の供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用も、どんな大きさのダンボールの箱に入れても1箱たったの8,000円で受け付けており、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
人形供養の費用相場について概要をお伝えしてきました。
人形供養の費用は寺社によって色々と変わってきます。
費用だけで比較するのではなく、その寺社の歴史や供養の範囲、供養証明書を発行してくれるかといった観点も踏まえて決めると良いでしょう。
記事を読んで、人形供養についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。