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投稿日:2017年03月30日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
廃品回収無料とうたっている不用品回収車が町を巡回していたり、家のポストにチラシが入っていたりした経験がある方も多いのではないでしょうか?
廃品回収を無料でしてくれるのは嬉しい話ではありますが、廃品回収を無料だと言っておきながら「この廃品は有料です」と嘘をつかれてしまったという方も少なくありません。
このページでは、廃品回収を無料で本当に行ってもらえるのか?を廃品回収を無料で行ってもらう方法も含めて解説していきます。
オコマリは、不用品回収を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。不用品回収に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの不用品回収のサービスの詳細ついては、「不用品回収|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
廃品回収を無料で行うこと自体は不可能ではありません。しかし、もし処分料をとって廃棄物を回収するためには、まず所属する自治体から『一般廃棄物処理業(収集運搬業)』の許可を取る必要があります。
廃品回収をしてくれる会社に『産業廃棄物収集運搬許可証』と書かれた金色の看板を見たことがある人もいると思いますが、それは『産業廃棄物』なので『一般廃棄物』とは異なります。
軽トラでスピーカー営業をしている廃品回収業者に、廃棄物処理業の許可が下りることはまずないでしょう。
違法業者であることを知っていて、引き取ってもらった場合には、依頼した側も罪が課せられる可能性があるので、注意することが必要です。
他にも無料で回収すると言われたので依頼したら、「この品物は無料では回収できません」と言われ、あとから料金を請求されたというトラブルの発生や、違法で回収した品物の部品などを売って収入を得ている廃品回収業者がいるのも事実です。
『廃品回収無料』の言葉につられてしまいがちですが、安全かどうかは自分自身でも必ず確認する必要があると言えるでしょう。
もし、一般廃棄物処理業の許可がなく廃品回収をしている場合は、「廃棄物処理法違反」になります。
冷蔵庫などの家電品の処分するのも、許可を得る必要があり、許可がない廃品回収業者が家電品を引き取り、処分を行った場合は「家電リサイクル法違反」になります。
また、スピーカーから大音量で宣伝している場合も実は、「拡声器使用違反」に問われます。
このように不用品処分をするには、処分する品物に対し廃品回収業者が各行政に許可を得る必要があります。
許可なく業務を行うことは、法律違反をしている業者ということになるのです。
廃品回収を無料で行うこと自体は可能で、その仕組みとしては下記の3つになります。
ここではそれぞれの廃品回収を無料で行う方法を解説していきましょう。
不用品回収業者やリサイクルショップで廃品回収を無料で行ってもらえる可能性があります。買取してもらえる品としては、廃品の年式が新しかったり、未使用であった場合です。
家電は5年、家具はほぼ未使用であった場合については不用品回収業者に買取してもらえる可能性が高くなります。
また、リサイクルショップであれば例え壊れていたとしても、アンティーク調で飾りとして使えるものであれば扱ってくれる可能性もあります。
自分で売れると思ったら、フリマアプリやオークションアプリで出品するのも良いでしょう。買取の方法を使えば無料で廃品を回収してもらえる可能性があります。
廃品回収を無料で行う方法の2つ目は、他人に譲ることです。他人に譲れば、廃品回収を「廃品」で無くすことができます。家族や身近な人でその品物が必要な人がいたら、譲ってあげましょう。
各自治体で廃品や不用品の交換情報を受け付けていることもありますので、処分する前に一度問い合わせをしてみるといいでしょう。また、ジモティというサイトで不要品交換の情報サイトがあります。
ただしポイントとしては、他人が欲しがるような廃品を譲ることです。汚れがついていたり、傷がついているような場合には他人に譲るは止めておきましょう。
自治体のゴミで捨てれば、廃品を無料で回収してもらえます。自治体のゴミは、燃えるゴミ・燃えないゴミなど既に皆さんが身近で捨てていることだと思いますので馴染みもあるでしょう。
粗大ゴミのように大きな廃品の回収になると有料になってしまう自治体も多いので、そこは自分が住んでいる自治体のルールを確認するようにしましょう。
関連記事:リサイクルショップでの買取について詳しく知りたい方はこちら
「不用品は回収に出さずに買取で得をしましょう!」
廃品回収を無料で行ってもらう方法をお伝えしてきましたが、「家電で5年」「家具は未使用」といった条件を満たすのは結構困難なのではないかと思います。
無料での廃品回収が困難な場合、有料で廃品回収を行ってもらうかは難しい判断ですが、急いでいる場合には依頼するのも良いでしょう。
ただし、廃品回収を不用品回収業者に依頼する際には注意点があります。不用品回収業者の中には悪徳業者が存在しており、誤ってそのような業者に依頼するとトラブルに巻き込まれる可能性があるので気をつけましょう。
下記には、どのように悪徳業者を見極めるのかを説明していきます。
悪徳不用品回収業者は連絡先に携帯電話番号しか記載していません。
優良な不用品回収業者であれば、本社があり、所在地の確かな固定電話番号を有しています。
最初に不用品回収業者を接触するのは、私達から業者に連絡した時ですよね。その際、数点の家具家電回収なら、電話でも見積もり確認が可能です。
優良不用品回収業者なら、ホームページでおおよその料金を公開していますので、依頼前に確認する事もできます。
しかし、悪徳不用品回収業者は、電話での見積もりではっきりした金額を出さなかったり、聞いていた見積もり金額と実際に払う金額が大きく違う事があります。
見積もりは、業者を比較する上で大切なポイントですが、これが適当だと話になりませんね。見積もりが定まらない業者は利用しないように気をつけましょう。
公共のマナーの話になりますが、悪徳不用品回収業者は人間性にも問題があります。電話対応が雑であったり、仕事する上での礼儀作法がままならなかったり…。
しかし、依頼するまでは相手がどのような人物かは分からない物ですよね。そのひとつの見極めポイントとして、宣伝カーの騒音があります。
悪徳不用品回収業者は自分をアピールする事が最優先となってしまい、周囲への配慮が欠けています。
車から大きな音楽や声を流して宣伝している不用品回収業者は、悪徳である可能性が高まります。
先ほど少しご説明した中で、「悪徳不用品回収業者は情報がない」をお伝えしました。
逆を言うと、優良な不用品回収業者は依頼者が知りたい情報をはっきりとホームページで公開しています。
例えば、本社所在地や社長・スタッフの情報、今までの作業実績や、持っている資格、利用した方々の感想などです。
もちろん、料金設定や不用品処分のルートも公開しています。
例えば、優良な業者でも「パソコンは無料回収!」という業者は、なぜ無料で回収できるのか、その経緯まで記載されていました。
無料で不安だと思っていたら、修理技術もある業者で、必要な許可を持ち、正規のルートで中古販売をしているという事でした。
ホームページがしっかりしている業者は、安心すると同時に好感が持てますね。
また、知りたい情報がない場合でも、問い合わせに真摯に答えてくれます。
悪徳不用品回収業者は情報開示する事も所在を知らせる事もできません。一度、インターネットや地域の方々の口コミを参考にしてみましょう。
廃品回収を無料で行ってもらう方法をご紹介してきました。
無料で廃品を回収する方法は、無料業者に頼むことだけではありません。使えるものは、「リサイクルにまわす」または、「人に譲る」なども無料で片づけが行える一つの方法ですね。
逆に違法営業を行っている業者に依頼したときは、トラブルに巻き込まれる危険性もあります。
無料ではありませんが、専門的な知識を持った業者を上手に利用することを考えてみるのも上手な片づけを行う一つの方法なのかもしれません。
記事を読んで不用品回収について詳しく知りたい方はこちらを御覧ください。
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