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投稿日:2017年04月10日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「終活」という言葉はすでに聞かれたことがある方は多いのではないでしょうか。
何か漠然と、終活は人生の終わりに行うことと捉え、人生という長いお祭りの「後片付け」には楽しみがない、やり甲斐がない、まだまだ自分には必要ない、とマイナスイメージに感じる方もいらっしゃると思います。
しかしながら、現在の日本経済の急激な変化は私たちのエンディングのあり方にも大きな影を落とし始めています。
家制度の崩壊と個の確立が、人生の終焉のあり方についても、「個々人が己に責任を持つこと」を求め始めているのです。
終活とは、人生のエンディングを考えることを通じて、自分を見つめ、人生の最後を理想的なものとするために、事前に行う準備のことをさします。
あなたの人生の主役はあなたご自身です。映画のエンドロールが流れる時、その映画を「また観たい」という感想をもたれることは多いと思います。
人生の最後の瞬間に、ご自身の人生を振り返り、「なかなか悪い人生ではなかった、生まれ変わってもまた同じ人生を送りたい」と思えるために、ご自身が最高のエンドロールを準備する「終活」があるのです。
ご自身の思いをご家族に伝えずに、突然亡くなられてしまわれた方のご遺族は、悲しみにくれる間もなく、法律で規定されている時間的制限の中で、様々な重要な決断(相続・遺言・保険などについて)を迫られることになります。
また、葬儀・お墓等、即刻対応しなければならないことが数多く存在します。
生前に遺言書を作成されている方はまだ少数です。また遺言書があっても重要事項が記されていない事も多々あります。
遺族は重要な件について至急の判断を迫られることになるのが実情です。
つまり、故人の身近にいて、故人の死を一番悲しむ人に故人を偲ぶ余裕が与えられないことになってしまうのです。
これは、何より故人とご遺族の大変な心残りになってしまうのではないでしょうか。
終活には、相続・遺言・保険・葬儀・お墓・介護・等々、決めておくべき事は山ほどあります。
果たして、何をどう準備すれば良いのか?いつまでに?どのように?法的には?誰に相談?費用は?といった様々な疑問が生じます。
こういった問題を円滑に、速やかに解決するために終活カウンセラー検定があることは、まだあまり知られていないかもしれません。
終活カウンセラー検定とは、終活準備において相談者の漠然とした不安や疑問を詳細に聞き取り、問題を具象化し、どの専門家(保険会社、弁護士、税理士、病院、葬儀会社、等)にコンタクトすれば良いのかを見極める、相談者と専門家との架け橋となる技能を十分もっているかどうかを認定する試験です。
相談者の方が“とりあえず”保険会社・弁護士・税理士・葬儀会社といった方に“漠然と”終活に関する質問をされることもあるでしょう。
その際、この終活カウンセラー検定資格を保持していれば、専門以外の相談についても他の専門家へのスムーズな橋渡しも容易です。
また何より、終活カウンセラー検定を取得していることで、専門以外であっても相談を持ちかけることができるので相談者にとって安心、という絶対的な信頼を得ることにつながります。
一般の方が終活カウンセラー検定を取得することによって、少子化・高齢化社会に備え、終活に関して幅広い知識を得ることで万全な準備が可能です。
家族との悲しい別れの際にも、雑事に追われることなく、大切な人との限られた時間を穏やかに過ごすことができるという安心を得ることができます。
終活カウンセラー検定を行っているのは、一般社団法人終活カウンセラー協会(東京都品川区)です。
終焉活動(終活)に関する事柄の知識を得るための講座を開催し、講座後に実施される試験に合格した方には、レベルに応じた認定資格が授与されます。
どなたでも受講できます。受講申込で送付される「終活カウンセラー初級」テキストを試験当日までに勉強してください。試験日は、テキスト解説後に試験となります。
初級終活カウンセラーに合格した終活カウンセラー会員のなかで、本年度、協会が開催する勉強会に1回以上参加したことがある方が受講可能です。
上級終活カウンセラー合格者で、協会が開催する勉強会に年間2回受講した方が申し込み可能です。
終活に関しての幅広い分野の基礎知識を得ることができます。自分のエンディングノートが書けるようになるようになります。
終活に関してのカウンセリングスキルと案内スキルを得ることができます。また、他の人にエンディングノートを書くアドバイスができる知識とスキルを得ることができます。
終活カウンセラー検定資格所得者を育てる講師の資格です。
これまで終活カウンセラーについてを解説してきましたが、実際に終活の第一歩としてなすべきことは何があるのでしょうか?
ここではエンディングノートと生前整理についてを詳しく見ていきたいと思います。
完璧ではなくとも、エンディングノートに既往症・終末期医療の希望・保険・年金・貴重品・友人・葬儀・お墓・解約が必要な契約・形見分け等が記載されていれば、認知症が発症したり万が一のことが起こっても、エンディングノートを元にご本人の希望に添った判断を家族ができることになります。
遺書とは異なり法的拘束力がないため、堅苦しく考えることなく、家族へのメッセージとお考えいただければ、記載も比較的容易で準備の敷居も低くなるのではないでしょうか。
エンディングノートの書き方は、終活カウンセラー検定資格所得者にご相談されると、満足のいくエンディングノートが作成できるものと思われます。
「終活」は、人生の最後をより良い形で迎えるため、人生の終わりに向けて準備を進めていく「全般」としての活動であるのに対して、「生前整理」は終活の一環として、生きている間に身の回りの整理を行うことです。
自分の死後は誰も使わないであろうと思えるものであっても、「自分は今生きているから」「今使っていなくても使うことがこれから先あるかもしれないから」と考えがちです。
しかし、故人の遺品を整理する遺族の負担を考えると、終活の一環としての生前整理は遺族の負担を減らせると共に、残りの人生を綺麗さっぱりした新たなものにすることができます。
生前整理も、家族はそれぞれの日々の生活をこなすことが精一杯であることが多いです。
自分一人で生前整理をしようと考えても、老化とともに体力・視力・気力が衰えによって、今まで見えていた部屋のほこりは見えなくなり、重く大きなかさばる物は一人では動かせません。これはいたし方ないことです。
しかし、「今日は生前整理にはまだ良い、明日から・・・」と一日延ばしにしていると、いつまでたっても生前整理する日を迎えることはありません。
そこで、「誰かに少しだけ手伝ってもらったらすぐに整理できるのに・・・」とお考えでしたら、生前整理を専門業者に依頼することも一案かもしれません。
しかしながら、どの生前整理業者に、いくらの費用で、どの程度の生前整理を依頼するか、果たして依頼した生前整理業者が適正かどうか、悩みはつきません。
これらの生前整理業者に依頼する際、詳細な見積もりを出してくれることができるか、というのも生前整理業者選定のポイントとなります。
また、生前整理業者選定についても終活カウンセラー検定資格所得者は的確な助言をしてくれます。
終活カウンセラー検定資格所得者は様々な形態の生前整理業者の中から、相談者の希望により添った形での提案も可能です。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
人生の最後の瞬間まで、あなたの人生の主役はあなたご自身です。
終活カウンセラー検定資格所得者のアドバイスを利用して、遺族、そしてあなた自身が、良い人生であったと感じられる、あなたの人生の最高のエンドロールを準備しましょう。
記事を読んで終活についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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