オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年05月28日 更新日:2023年10月09日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「ぬいぐるみを心残りなく処分する仕方をしっかりと理解している!」と言える方は、そう多くはないのではないでしょうか。
子供が独立して置いていった大量のぬいぐるみや、劣化してしまったもの等、思いきって処分しようと決心しても、ぬいぐるみの処分の仕方についてわからず、結局処分できないといった方が多いのです。
通常に出るごみとは違って、愛着もあり、生命を宿しているかのような愛らしいその姿に、何度も処分を躊躇してきたのではないでしょうか。
引っ越しや、持ち主の死亡等で、止む無くぬいぐるみを処分しなければならない方もいらっしゃいます。ぬいぐるみの処分にお困りの方の為に、今まで支えてくれたぬいぐるみに感謝しつつ、心残りなくぬいぐるみを処分する仕方を伝授していきます。
ぬいぐるみは子供のころに親から買ってもらったものや、大人になってからもプレゼントとしてもらうなど、人生のさまざまなシーンで私たちの生活にかかわっています。
しかし、成長するにつれ、生活の場面が変わると、身の回りの物を片付ける時、亡くなった方の遺品整理をしたときなど、いらなくなったnぬいぐるみを手放さなければいけないことも多いです。
今まで、そばに寄り添ってくれていたぬいぐるみに感謝の気持ちを伝えたい、そんな思いから、ぬいぐるみの供養をしたいと思う人はたくさんいます。
ぬいぐるみの供養の方法には、自分で行う以外にもお寺や神社に持って行ったり、寄付をしたりする方法があります。それでは、ぬいぐるみの供養の方法についてご紹介します。
自分に合ったぬいぐるみの供養の方法でぬいぐるみに感謝の気持ちを伝え、お別れしましょう。
ぬいぐるみの供養の方法で一般的なのは、人形供養を行っているお寺や神社にお願いする方法ですが、それ以外にもいくつか方法があります。ひとつひとつご紹介します。
ぬいぐるみの供養でいちばん大切なのは、ぬいぐるみに感謝の気持ちを伝えることだと思います。今までの感謝の気持ちを伝えながら、自分で供養を行います。
自宅でぬいぐるみの供養を行う場合は、ぬいぐるみの汚れやほこりをきれいにふき取りましょう。お清めの塩などがあれば、感謝の気持ちを伝えながらふりかけ、清めます。
そのあと、和紙や包装紙で包んで一般ゴミとして出すことができます。自治体によって素材や大きさにより処分の方法が異なります。
例えば神奈川県相模市の場合、ガラス製・陶器製の人形は燃えないごみ、金属製の人形は金属類へ、50cm以上の大きな人形に関しては (金属製は30㎝以上)は粗大ごみとして扱われます。
お住いのある自治体で事前に確認しておく方がいいと思います。
可能な場合はお焚きあげとして、供養してあげるのもよいでしょう。
最もシンプルな方法です。近くのお寺や神社が人形供養を実施しているかどうかはインターネットや電話を使い、簡単に調べることができます。
お寺や神社の中には人形供養に特化したところもあります。
ぬいぐるみの供養のやり方は、持ち込んだ人形やぬいぐるみにお経を唱えて供養した後にお焚き上げで処分してもらうという形です。
しかし、ぬいぐるみの供養のデメリットにもあるように消防法や焼却時に出る恐れのある有害物質などの関係でお焚き上げではなく、ごみ収集に出されることがあるので注意が必要です。
ごみ収集に出すと言っても、しっかりとお経を唱え供養した後にごみ収集に出している場合もあるので、それで良いのかどうかは人形やぬいぐるみの処分をしたい本人の気持ちによります。
ぬいぐるみの供養を実施しているお寺や神社の中には供養の様子を公開しているところもあるので、確実にお焚き上げによる処分を望むのであれば、インターネットや電話で調べてそのようなお寺や神社にぬいぐるみの供養を依頼するのが確実でしょう。
トラブルを避け、納得のいく人形供養をしたいのであれば一度お寺や神社に問い合わせることをおすすめします。
直接人形やぬいぐるみを持っていかずとも郵送や宅配でのぬいぐるみ供養に対応しているお寺や神社が数多くあります。
近くにぬいぐるみの供養を実施しているお寺や神社がない場合や体調が悪い場合、直接持っていくことのできない大きさや量の人形やぬいぐるみを供養してもらいたい時に郵送や宅配は便利です。
もちろん梱包する手間や配送料がかかってしまうことを念頭に置いておいてください。
自分の周りの寺社で人形やぬいぐるみの供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形やぬいぐるみの供養を実施しています。
オコマリで人形やぬいぐるみの供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やぬいぐるみを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やぬいぐるみ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
次にご紹介する方法は、生前整理業者や遺品整理業者に依頼する方法です。生前整理や遺品整理をきっかけに、人形供養を行う方は多くいらっしゃいます。
生前整理業者や遺品整理業者はお部屋の片づけはもちろん、様々な品物の供養を行ってくれます。その中で、人形供養を依頼する方法があります。
生前整理業者や遺品整理業者は、整理の過程で出た思い出の品を供養することが多くあります。そのため、人形に限らず様々な品物の供養に長けているため、安心して供養を任せることができます。
供養の方法としては、専門の供養ホールなどで合同供養を行うことが多いです。
供養の場には立ち会える場合もあるので、生前整理業者や遺品整理業者に依頼する際は「立ち合いができるか」も確認すると良いかと思います。
費用に関しては、ほとんどの生前整理業者や遺品整理業者では、合同供養の場合であれば基本料金に含まれています。生前整理や遺品整理を行う予定の方は、生前整理業者や遺品整理業者に依頼する方法が便利です。
供養の受付は、ダンボール一箱供養か、一体ずつの供養があるようです。神社や寺によっても費用は様々ですが、ここでは、ダンボール一箱あたりの費用の目安をお伝えします。
[小]三辺のサイズ(縦・横・高さ)が80cm以内 | 3,000円~ |
[中]三辺のサイズ(縦・横・高さ)が100cm以内 | 4,000円~ |
[大]三辺のサイズ(縦・横・高さ)が120cm以内 | 5,000円~ |
[特大]三辺のサイズ(縦・横・高さ)が120cm以上 | 6,000円~ |
神社やお寺によっては、サイズや量で供養の料金が細かく設定されているところもあるので、依頼する場合には必ず確認しましょう。郵送を受け付けているか、持ち込みのみの対応かも確認が必要です。
神社やお寺のホームページで調べれば、供養の料金や郵送に対応しているかなどの情報が記載されています。なお、郵送する場合は送料もかかるので注意しましょう。
10時〜16時まで供養の受付を行っています。
ゆうパックでの、郵送受付も行っています。2,500円〜です。
【webサイト】http://www.ryoganji.com/ningyoukuyo_2.html
【人形供養料】ダンボール1箱:2,500円
【住所】〒170-0012 東京都豊島区上池袋3-39-1
【電話番号】03-3916-2755
毎年の秋に、人形感謝祭という催しが有ります。人形の魂を鎮める美しくも厳かな儀式が執り行われます。
【Webサイト】http://ningyou-kanshasai.com/index.html
【人形供養料】1袋:3,000円~
【住所】〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
【電話番号】03-3379-9281
「処分する」という言葉は、長年愛着を持ってきた人形に対して使うには少し抵抗があるかもしれません。
結果的には捨てることになってしまうとしても、感謝の気持ちを込めてぬいぐるみの供養をしてあげることが、ぬいぐるみにとっても幸せなことだと思いますし、持ち主であるご本人にとってもスッキリと気持ちの切り替えができるのではないでしょうか。
モノを大切に扱う気持ちはぬいぐるみにもきっと伝わると思います。納得のいく、ぬいぐるみ供養の方法でぬいぐるみに感謝の気持ちを伝え、お別れしましょう。
記事を読んで人形供養に関してもっと知りたい!と思った方は下記の記事も参考にしてみてください。
人形供養のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは人形供養について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に人形供養に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。