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投稿日:2018年03月09日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
自分自身が遊んだおもちゃや、子どもたちが小さい頃に遊んだおもちゃ。
おもちゃは、「またいつか誰かが遊ぶかも」という事で押し入れやクローゼットなどに収納したままにしてしまうものです。
引越しや大掃除、断捨離をするタイミングで片付けていると、おもちゃが出てきて「どうしよう・・・」となりやすいのもおもちゃの特徴です。
今回は、そんなおもちゃの処分方法についてお伝えしていきたいと思います。
おもちゃの処分方法に困っている方は、必見です!
それでは、早速おもちゃの処分方法について6つご紹介していきたいと思います。
自分に一番合った方法を探してみて下さい。
おもちゃの処分方法の1つ目は、自治体ごみで処分することです。
おもちゃが何の材質で作られているのかにもよりますが、基本的には可燃ごみ若しくは不燃ごみで処分することが出来ます。
東京都渋谷区では、プラスチック製のおもちゃであれば可燃ごみ、金属類が入っているおもちゃであれば不燃ごみになります。また、30cm角を超えるおもちゃは粗大ごみ扱いです。
東京都渋谷区の場合には、粗大ごみは有料になりますので、別途手続きを自分で行って処分する必要があります。
自治体によって処分方法が異なりますので、自分の住んでいる自治体の処分方法を確認するようにして下さい。
おもちゃの処分方法の2つ目は、寄付することです。
寄付する先は、幼稚園や保育園、NGOやNPOなどがあります。
寄付する先を探すには、インターネットで検索したり、保育園や幼稚園であれば最寄りのところに問い合わせたりするのが良いでしょう。
寄付するといっても、有料で受け付けているところもありますので、しっかり寄付の仕方をチェックするようにしましょう。
また、寄付するおもちゃは、キレイで傷ついていないものだけを選ぶようにして下さい。「自分がそのおもちゃを貰って嬉しいかどうか」で判断すると良いでしょう。
NPO法人もったいないジャパンでは、おもちゃを無料で寄付することが出来ます。
特に事前連絡の必要はなく、おもちゃを任意の箱に詰めて送るだけで寄付が完了です。
もったいないジャパンでは、衣類や日用品、スポーツ用品などおもちゃ以外にも寄付出来るので、おもちゃ以外にも寄付出来そうなものがあれば、一緒に寄付してみてはいかがでしょうか。
おもちゃの処分方法の3つ目は、譲ることです。
おもちゃを譲る先は、友人や親戚などが考えられます。
「無料で譲るなら、簡単に譲る先は見つかるでしょ」と思ったら大間違いです。意外と中古のおもちゃを欲しがる方は少ないのが現状です。
簡単に見つかればラッキーくらいの感覚でいて、出来る限り広く募るようにしましょう。
寄付と同様、譲るおもちゃはキレイで傷のついてないものだけを選ぶようにして下さい。
希少価値が高いおもちゃや、人気があるおもちゃであれば売って処分することが出来ます。
これまでの方法は、無料かお金を支払う必要があるものだったので、お金を貰えるのは嬉しいですよね。
リサイクルショップやおもちゃ専門の買取屋さん、オークションやフリーマーケットなど売る場所はたくさんあるので、試してみると良いでしょう。
ただし、売れるおもちゃは本当に少ないので、売れたらラッキーくらいの感覚が良いでしょう。
おもちゃを処分する方法の5つ目は、寺社で供養してもらう方法です。
思い入れがあるおもちゃは、しっかり供養してもらって処分したいという方もいると思います。そういう方は、寺社に依頼して供養してもらうのがオススメです。
ただし、すべての寺社が供養に対応しているわけではありません。
供養を出来る寺社は限られていますので、インターネットで検索したり、最寄りの寺社が良ければ問い合わせてみたりするようにしましょう。
供養の料金は、みかん箱1つで5,000〜30,000円が相場です。
自分の周りの寺社で人形やおもちゃの供養が行われているのかを確認するのは、非常に時間がかかり大変です。
この記事を執筆しているオコマリでは、700年以上の歴史を持つ群馬県にある富士浅間神社と提携し、人形やおもちゃの供養を実施しています。
オコマリで人形やおもちゃの供養をするには、「申し込み→配送→供養」のたった3つのステップだけ。
費用もダンボールの大きさ毎に決まっているため、ダンボールの中に何個人形やおもちゃを入れても定額です。また、ガラスケースの処分も受け付けています。
供養後には、「供養報告書」がちゃんと送られてくるので安心です。
人形やおもちゃ以外にも、写真やアルバム、万年筆、神棚にも対応しており、全国どこからでもお申込みいただけます。
お問い合わせも無料で行っていますので、気になる方はHPをチェックしてみて下さい。
おもちゃの処分方法の6つ目は、業者に回収してもらうことです。
処分するおもちゃの量が多い場合や、自治体のごみの日まで待てないという方にはオススメの方法です。
不用品回収業者に依頼する場合には、悪徳業者に気をつける必要があります。
不当請求や不法投棄などトラブルに巻き込まる事例がありますので、しっかりと精査をして不用品回収業者を選びましょう。
不用品回収業者に依頼する際の相場観は、45リットルのごみ袋10〜20袋で10,000円〜20,000円です。
業者とおもちゃの回収場所の距離でも費用が変わってきますので、気になる方は問い合わせて費用を聞いてみると良いでしょう。
さて、先に紹介したおもちゃの処分方法は、自分が主体となって不要なおもちゃの選別をしていくことを前提としています。
しかし、自分の子どもが遊んでいたおもちゃの場合、「子どもたち自身に処分させることで教育になる」という意見があります。
自分で遊んだおもちゃに感謝の気持ちを伝えた上で処分させることで、物を大切にする精神などが養われます。
もし、教育の一環としておもちゃを処分させたい場合には、子どもたち自身に選別させて、処分してもらうようにしましょう。
おもちゃの処分価格は、おもちゃの処分方法をお伝えした際に簡単にご紹介しました。
下記には、念のためおもちゃの処分方法別に処分価格を表でまとめておきます。
無料のものは無料なりに処分日が決められていたり、自分で処分先を探したりと手間がかかります。
有料のものと比較した上で、一番自分に合う処分方法を決めていきましょう。
おもちゃの処分方法 | 処分価格 |
自治体ごみ | 無料〜1,000円程度(粗大ごみの料金による) |
寄付 | 無料〜3,000円程度(団体の値段設定による) |
譲る | 無料 |
売る | 無料。むしろお金が貰える |
供養 | みかん箱1つで5,000〜30,000円程度 |
業者に依頼 | 45リットルのごみ袋10〜20袋で10,000円〜20,000円程度 |
最後におもちゃを処分するタイミングについてお伝えしたいと思います。
おもちゃを処分するタイミングで一番多いのは、引越しのタイミングです。
新居に持っていくものを選定する際、やはり出来る限り不要なものは処分したいということで、おもちゃを検討するようです。
また、最近は断捨離が流行っており、出来る限り物を減らして生活する価値観が浸透しています。
クローゼットや押し入れを除くと、ある程度のスペースを専有しているおもちゃを見て、「処分しよう」と思うのです。
おもちゃの処分方法を6つ紹介してきました。
おもちゃはこれまでの思い出が詰まっているため、単純に捨てるのは嫌だという方もいると思います。
他の人に使ってもらう方法や供養してもらう方法など様々なので、自分の状況に合った方法を選択するようにしましょう。
どんな方法を取ったとしても、おもちゃに感謝して手放すことが、一番大切です。
記事を読んで、おもちゃや人形、ぬいぐるみの処分についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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