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投稿日:2019年02月18日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
実家に帰省した時に「え!?こんなに散らかっているの?」と驚いた方はいませんか?
また、そこまで散らかってはいないけれど、親が躓いて転倒してしまう事を心配して実家を片付けたい方もいると思います。
自分が住んでいた実家とはいえ長い間留守にしていた事を考えれば、親に許可なく勝手に片付けを始めるわけにもいかないですし、かといって「実家が汚いから片付けたい」とストレートに伝えるのもいい方法ではありません。
どんな方法で実家を片付けるのがベストなのか、今回は実家を片付ける方法について書いていきます。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの片付けサービスの詳細については、「片付け|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
断捨離やミニマリストなんて言葉が出るくらい、今の若い人たちは物に対しての執着が薄いです。
反対に60歳以上の方は物の少ない環境に生まれ、次第にバブル景気でたくさんの物を消費していくことを推奨された時代の中で生きていきました。
同じ日本でありながら、生き方の方法や選択肢が全く異なる環境で育ったため、どうしても物に対しての意識には溝があり、必然として実家の片付けに対しての方法や価値観も異なってきます。
そのため、ただ「実家を片付けたい」と伝える方法では、「ぜんぶ大事なもの」「今でも片付いている」などの答えが返ってくることが多く、あまりお互いにとって前向きな方法とはいえません。
自分ではなんてことないと思っているものでも、大切な思い出の詰まったものである可能性もあり、実家を片付けることは、まず心の整理をする方法を探らなければいけません。
そのため、なぜ実家を片付けたいと思っているのかを最初に伝えるのがいい方法です。
「お孫さんをできるだけ安心して長い時間遊ばせたい」「転倒したりして怪我をして欲しくないから」と言えば、多くの人は賛成してくれます。
そして、実家を片付ける具体的な方法をいっしょに考えていきましょう。ご両親にも片付けたい気持ちはあるけれど、体の自由が効かずなかなか片付けができないケースも多くあります。
どんな方法がいいのか、どんな方法だったらできるのかを、共に考えていくことが大切です。
まずは、ご自身で片付ける方法が一番早く、お金もかからない方法です。
ここで重要な点を最初にお伝えいたします。
「片付け」と言っても、単に物を元の場所に戻したり収納したりするだけに留めないという点です。
つまり、片付けるのであればしっかりと物を捨てることを意識して動くことが大切だという事になります。
ここでは、「掃除や整理という意味での片付け」と「捨てるという意味での片付け」の両方の意味での片付け方法をお伝えしたいと思います。
まず実家の掃除や整理をしての片付けをする場合、最初に気をつけたいのが掃除用品です。
歴史のある、古い実家では、片付けや掃除の道具も古いものをそのまま使っているケースが多く、片付けの効率がよくないことが多くあります。
例えば掃除機。掃除機は片付けの際にとっても役立つのは周知の事実ですが、古いものは吸引力も弱く、重くて大きいため、隅々まで片付けが行き届きません。
思い切って最新型の掃除機に変えてみると、驚くほどゴミを吸ってくれます。
さすがに掃除機は値段も高いので…という方は、モップや使い捨てクロスなど、ホームセンターやドラッグストアで手に入る片付けグッズを揃えるだけでも、実家の片付けを大幅に効率化することができます。
また、「つっかえ棒」を利用するとデッドスペースを無くし、これまで使えていなかった空間を有効活用することができます。
片付け方法や収納の方法については、本や雑誌、テレビなど様々なところで取り上げられていますので、今回紹介した方法以外にも是非探してみて下さい!
続いて、実家の物を捨てて片付ける方法についてお伝えしたいと思います。
こちらの方法の場合、実家にある物を「必要」と「不要」に分類して不要になったものを思い切って捨てていく必要があります。
物を捨てる片付けを始める際には、まずは自分が使っていた部屋や物から捨てていくのが良いでしょう。
自分の所有物であれば、実家の物であっても親が文句を言うことはないはずです。また、自分の部屋が片付けば、最悪そこに親の物を移動できるので親が使っているスペースをスッキリさせることができます。
「必要」か「不要」かの判断をする基準は、「1年以内に使ったかどうか」というのが一般的です。
思い出のアルバムなどはその基準では判断できませんが、読んでいない本や衣類などは、一定の基準を設けて捨てていくと作業がはかどります。
実家の親の物も捨てたいのであれば、親と協力して行うのが良いでしょう。勝手に捨てたりすると喧嘩になってしまいますので、十分に注意してください。
これまで実家の片付けを自分たちで行う方法についてお伝えしてきましたが、大きなタンスや余分な家具家電など、あまりにも物が多い場合には、ご自身で実家を片付ける方法はおすすめできません。
無理に重いものを動かそうとする方法は、怪我の恐れや、かえって実家を傷つけてしまうことにもなりかねません。
では、物が多くて動かすことができないような実家の片付けをするには、どんな方法がいいのでしょうか。答えは簡単です。プロの業者に頼んでしまいましょう。
プロの業者頼む方法であれば、実家の片付けを驚くほどのスピードでやってくれます。
家具の移動から、物の廃棄処分、庭の片付けまで、実家の片付けたい部分を、一貫して片付けることができるいい方法です。
もちろん費用もかかりますが、逆に実家の片付けをしていたら、思わぬお宝が出てきて最終的には片付け費用がほとんどかからなかったような嬉しい誤算も期待できます。
業者によっては、買取オプションもつく方法などもあるので、相談してみてはいかがでしょうか。
ただし、実家の片付けを依頼する業者選びには、注意が必要です。
片付けを請け負う業者はとても種類と数が多く、業者の質や片付け方法もまちまちです。
聞いていた金額と違うなどという料金に関するトラブルも起こりやすく、実家の片付けたい部分がこんなに安く済むのはラッキーと思っていたら、とても高額になってしまったケースもよくあります。
それでも、実家の片付けたい部分が、しっかりときれいになるのであれば、頼んだ甲斐もあるのですが、片付け業者の経験不足や作業方法の知識不足などの理由から、頼んだにも関わらず実家の片付けたい部分がきれいにならないというトラブルもあります。
また、回収した不用品を不法投棄したために警察が実家に事情聴取に来たという例もあります。
「自分たちは捨ててないんだから関係ない…」という風に思いますが、警察としてはなにか関係があるのでは…?と思っているため、警察に協力する必要が出てきてしまいます。
残念ながら、以上のようなトラブルは、本当によく起こります。実家を片付けたいと感じて、片付けを依頼する際には、慎重に業者を選ぶようにしてください。
まず大切なことは、事前にしっかりと料金を伝えてくるかどうかです。
悪徳業者は「現場の状況見ながらじゃないとなんとも言えないので」「目に見えない部分もあったりするので」などと、料金が決められない言い訳をしながら、実家の片付け費用をなかなか伝えようとしてきません。
また、料金は伝えてきたけれど、実家のどこまでを片付けてくれるのかが不明確という場合も、同様にトラブルの危険が高まります。
良質な業者は「ご実家はこことここが汚く、片付ける必要があるので、料金は全部でいくらです」というように、はっきりと明確に費用の全額を伝えてきます。
次に、業者の距離と片付けたいと思っている汚い実家の距離が近いからといって、安易に信用しないことです。
よく考えれば、近くにあることと、信用できることはまったく別問題なのですが、なんとなく近くの業者さんは安心なのではないかと思い込みやすく、汚い実家の片付けを任せてしまいがちです。
また、汚い実家の近くの業者の方が、交通費なども安くなるのではと思われがちですが、実家が汚い場合の整理費用の多くは、人件費とごみの処分費用です。
少しぐらい遠くても、今の時代は車を1時間も走らせればある程度の場所へ向かうことができます。
したがって、距離だけの理由でそこまで大きく料金が変わることはありません。実家の近くにあるというだけで、安易に信用しないことが大切です。
そして、もちろん大切なのが、電話やメールの対応です。当然ながら、お客様に対して、失礼な対応しかできない業者が、作業をきちんとできるわけがありません。
気持ちよく対応をしてくれるかどうかは、とても大切な指標であり、これができない業者に依頼をすることは控えてください。
居心地の悪さを感じ、実家を片付けたいと感じたけど方法がわからないときは、まずは実家を片付けたいと感じていることを正しく伝える方法が大切です。
そのためには、実家が片付けが必要な原因とその解決方法をしっかりと探ること。
多くの場合、実家には古い片付け道具しかなく、ご自身でとりうる方法も限られています。また、ただ単に整理整頓をして、物の量が減っていないという状態もよく見受けられます。
掃除しやすい環境を整え、またしっかり物を捨てて減らすことが、結果的に簡単に実家を片付けるコツとなります。
もし自分たちだけでは困難だと感じたら、業者に依頼して実家の片付けを手伝ってもらう方法も1つです。
その際には、トラブルなく、実家をしっかりと、適切に片付けてくれる業者を見極める方法が大切です。
記事を読んで、片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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