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投稿日:2017年03月30日 更新日:2021年03月30日

孤立死とは?孤立死増加の背景や発見した時の対処法を解説!

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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孤立死とは主に一人暮らしの人が誰にも気づかれず、病気などが原因で、自宅で亡くなってしまうことを言います。孤立死は、孤独死とも呼ばれており、同義と考えて良いでしょう。

孤立死は今後一人暮らしの高齢者が増えていく日本社会ではさらに問題になると考えられています。

このページでは、孤立死の増加とその背景や孤立しをさせないための対策、孤立死を発見したときに行うべき行動について解説していきます。

オコマリは、特殊清掃を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。特殊清掃に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

オコマリの特殊清掃のサービスの詳細については、「特殊清掃|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。

目次

孤立死とは?孤立死の定義を紹介

孤立死とは、前述にもお伝えしましたが、一人暮らしの方が誰にも気づかれずに自宅で亡くなってしまうことです。

現在、いろいろな理由で一人暮らしをしている人が大勢います。家族と一緒に暮らしていれば、必ず声をかける、様子を見にいくということがあるので、何か異変が起きたとしても気づくことができます。

しかし、一人暮らしをしていると体調が悪くなり、緊急事態が発生したとしてもそのことに気付いてもらえる人が周りにはいません。このようなことから一人暮らしをしている方は、『孤立死』という状況になりやすいと言えます。

孤立死の増加とその背景

孤立死が増加している背景にはどのようなものがあるのでしょうか?ある統計によりますと、100人に1人の割合で『孤立死』が起きていると言われています。

そして、その割合は年々増加の傾向があるようです。なぜ孤立死は増えてしまうのでしょうか。高齢者だけではなく、若者にも起こりうる孤立死の現状をお伝えしていきます。

ここでは孤立死が増加している主な背景を下記の3つに絞って解説します。

1.高齢者世帯の増加

孤立死が増加している背景の1つ目は、高齢者世帯の増加です。特に核家族化が進んで、お年寄り世帯のみの家族や配偶者を亡くしそのまま単身で居住をしているお年寄りが増加していることが背景にあると考えられます。

子供たち家族が別の場所で暮らしている場合、単身になってしまったお年寄りがご家族と急に一緒に暮らすということが難しい現状があるのかもしれません。

実際、親側からしてみれば、長年住み慣れた場所を離れ、新しい場所での生活を始めるということはかなりハードルの高いことであると言えます。親しい近所の方も知人もいない生活には不安があるのだと思います。

子供から同居しようという提案をされる人は少なくないと思われますが、実際に同居を始めた人の話を聞くと今まで慣れ親しんだ自宅を離れ、新しい場所での生活は決して簡単なものではないということがわかります。

このような状況下で、一人暮らしの高齢者世帯の増加しており、孤立死が発生してしまう背景の1つとなっています。

2.未婚の増加

孤立死が増加している背景の2つ目は、未婚世代の増加です。未婚世代の増加は、高齢者に多いというよりは若者に多いのが現状です。

未婚でも親と一緒に住んでいれば孤立死をすることを回避できますが、一人暮らしをして自由になりたい若者は多いでしょう。一人暮らしのまま歳を重ねてしまって、一人暮らしのままでいると孤立死の可能性が高まってきます。

孤立死は高齢者だけのものではなく、近年では若者でも増えていると言われています。ストレスなどから急に亡くなってしまう若者も少なくありません。

3.コミュニケーションが苦手な人の増加

孤立死が増加している背景の3つ目は、コミュニケーションが苦手な人の増加です。こちらも高齢者に多いというよりは、若者に多い傾向にあるでしょう。

パソコンやスマートフォンの普及に伴い、直接的なコミュニケーションが不得手な若い世代が増えています。コミュニケーションを取る相手は、インターネット上にいる人だけという人も少なくないようです。

結果として、人との付き合いが億劫になってしまい、食事はコンビニ弁当。だんだん社会との間に距離ができ、引きこもりがちになり、身近な人がいなくなったしまい、最終的に、緊急事態が起こっても周りの人に気づいてもらいにくくなってしまいます。

このような悪循環で、若い人が孤立死となってしまうケースもあるようです。

孤立死をさせないための対策とは?社会全体で孤立死を防ごう

孤立死を防ぐには、どのような対応策が考えられるのでしょうか?

先ほどお伝えした孤立死が増加している背景から、それぞれの背景に対してどのような対策ができるのかを見ていきましょう。

高齢世帯の場合

高齢者の場合は、都会ほど周りの人とのコミュニケーションが希薄になってしまう傾向があります。最近では、地方においても年齢とともに自宅に引きこもりがちになり、ご近所の方と話をするということも少なくなってきているように思います。調べによると、何か困ったことがあったときに相談できる人がいないと答える高齢者が増えているそうです。

おこさんがいても、子供は子供の家族があるからと遠慮して何も言えない高齢者の方が多いのかもしれません。また、すぐに来てもらえる距離に住んでいない場合もあるでしょう。

そういった場合、お子さんとしても、頻繁に様子を見に行くことは、現実として難しいということがあると思います。近くにたまに様子を見てもらえる方がいればいいのですが、それも難しいという方も多いと思います。

そのような状況で孤立死を防ぐ方法として考えられるのは、例えば週に何回か近くのデイサービスを利用するということです。

ご本人の体調や1人でどこまでできるかということで、受けられるサービスの内容が異なりますが、定期的にデイサービスを利用することが出来ればお迎えの職員さんが必ずきてくれますし、連絡が取れなければ保証人となっている方に連絡が来るはずです。

他にも何かの集まりに参加するようにすることも良いでしょう。自治体などで企画する高齢世帯の集まりに定期的に参加しておくことで繋がりが出来て、連絡が取れない・集まりに来ないという状況の時に対応してくれる可能性があります。

未婚の場合

1人暮らしになるのは危険なのですが、結婚を考えるというのはあまり現実的ではありません。

このような場合、若いころから知人、友人またはご兄弟などとある程度の付き合いをしてコミュニケーションを怠らないことが大切なのではないかと思います。

高齢者だったとしても、若い世代だったとしても、やはり周りに繋がりがあるかどうかで孤立死を防げるかどうかが随分変わってきます。

「自分は一人で生きていけるんだ」というのは事実かもしれませんが、何かあった時に気軽に相談できる人を1人は作っておくようにしましょう

コミュニケーションが苦手な人の場合

人とのコミュニケーションを嫌い、引きこもってしまっている場合は、知人、友人との付き合いも希薄になってしまっているかもしれません。

自分自身の孤立死を防ぎたいと思うのであれば、「見守りサービス」を利用するのも良いでしょう。「見守りサービス」は郵便局や新聞配達など様々な業種が提供しています。

家に訪問する機会のあるサービスの提供者が、家に訪れたついでに安否確認をしてくれるというサービスなのです。

また最近は、お湯を沸かすポットにセンサーが組み込まれていて、毎日お湯を沸かす人が沸かさなくなった際にアラートが登録されている人に飛ぶようなシステムもあります。

コミュニケーションを取る必要はなく、あくまで機械的に安全装置が働いてくれるので、コミュニケーションが苦手な方には良い仕組みになるでしょう。

孤立死を発見したときにまず行うべき行動とは?

孤立死を防ぐ方法はお伝えしましたが、万が一孤立死を発見してしまった場合にはどのような対処をすればよいのでしょうか?

不幸にして万が一ご家族が『孤立死』をされてしまった場合、まずは何をしたらよいのでしょうか?

動揺していますから、迅速にかつ必要な行動をとるには正しい知識が必要です。

このような場合、まず何をすべきなのかを順を追ってみていきましょう。

孤立死発見時に最初に行うべきこと

孤立死を発見したら、最初に行うべきことは『救急』または『警察』への連絡です。

生死の状態に判断に迷う場合は『救急』へ、明らかに死亡していることがわかる場合は『警察』です。

孤立死を発見して気が動転している可能性もありますが、落ち着いてまずは連絡をしましょう。

指示を仰ぎながら葬儀屋の手配

孤立死の現場に救急や警察が到着したら、彼らの指示に従って動きます。自分が孤立死した人の親族であれば、自分以外の親族に連絡を取る方が良いでしょう。もし親族でないならば、まずは親族に連絡を取るところから始めます。

次に考えるべきは、葬儀屋の手配です。『病院』または『警察』へご遺体を引き取りに行っていただかなければならないからです。

ご本人が互助会などに入っていた場合は、そちらの葬儀社に連絡をしてください。もし、それがなければ近くの葬儀社を探して連絡をしましょう。葬儀社は、24時間対応しています。連絡が深夜であっても対応可能です。

まずは、今ご遺体がどこに安置されていて、どこに搬送したいのかということを伝えると葬儀者の方がお迎え、搬送をしてくれます。そのあとは、担当の方と葬儀について打ち合わせがあり、葬儀の日程、方法などを相談して決めていきます。

孤立死した部屋の特殊清掃

孤立死した部屋に自由に入れるようになったら、孤立死した部屋の清掃を行う必要があります。孤立死しても遺体に損傷がなければ清掃を行う必要はないかもしれません。

孤立死して数日経つと死臭が漂ってきてしまうため、もしそのような状況にお部屋がなっているのであれば対応するようにします。賃貸で借りている部屋であれば、大家さんや管理会社への連絡をして、彼らの指示に従って動くようにしましょう。大家さんや管理会社が指定する清掃業者に依頼しなければならない可能性があるからです。

孤立死した部屋の清掃は、「特殊清掃」と呼ばれており、特殊清掃専門の業者が存在しています。

特殊清掃業者に依頼すると、お部屋の死臭の消臭や汚染箇所の除去、除菌などを行ってくれるほか、遺品整理やリフォームなどまで行えます。

孤立死した部屋の特殊清掃を依頼すると下記のような料金・費用相場が必要になります。下記の表はあくまで料金・費用相場となりますので、実際に依頼する際には現地にお見積りに来てもらうようにしましょう。

特殊清掃料金・費用項目 料金・費用相場
オゾン脱臭・消臭 40,000円~
除菌剤・消臭剤の散布 13,000円~
浴槽の清掃 60,000円~
畳の撤去 6,000円~
床上の特殊清掃 35,000円~
リフォーム工事 要見積もり
遺品整理 1K/1Rは20,000円~

「孤立死とは?孤立死増加の背景や発見した時の対処法を解説!」まとめ

孤立死に関して、孤立死の意味や孤立死が増加している背景、孤立死を防ぐ方法をご紹介してきました。

『孤立死』が起こる背景の一番の原因は、周りの人とのコミュニケーション不足ということが大きいです。特に家族が離れている場合、普段の日常が当たり前のようにあり、当たり前に続いていくものだと信じて生活していることがほとんどだと思います。

孤立死を防ぐためには、特に一人暮らしをしている場合は、家族、友人、知人などと定期的に連絡を取り合うことが必要だということです。

また、万が一不幸にしてご家族が孤立死をされてしまった場合は、初期行動として何を行うべきかを把握しておく必要があります。

元気でいるときは、あまり深く考えることがない人が多いとは思いますが、このような不幸を少しでも減らすことができるよう今、一度考え、個々に対応策を講じておく必要があるでしょう。

ページを読んで孤立死について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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