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投稿日:2017年03月30日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
終活はいつからすればよいのか?と悩む方も多いかと思います。終活はいつから始めても問題ないのですが、実際に終活を始める方の平均年齢では50代~60代が多いようです。
このページでは、終活をいつから始めるべきか?について、オススメの開始時期や終活で行うべきことを解説していきます。
終活をいつから、何を始めれば良いのか分からない方はぜひ最後まで読み進めていってください。
人生の終わりに向けた活動=終活。いつからかすっかり一般的に知られるようになった終活ですが、いつから行えばいいのか、また何から始めたらいいのか、よくわからないという方も多いでしょう。
オコマリは、生前整理を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。生前整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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終活はいつから始めれば良いのか?という質問をオコマリでは受けると、「終活はいつから始めても、意義のある活動です」と答えるようにしています。
終活をいつからでも始めても良いですが、終活を始めるキッカケとして多いのは、配偶者や親しい友人が亡くなった時などの節目となるような出来事が起きた場合と、定年退職といった人生の区切りを迎えた場合です。
終活を行うことで、これからの自分の人生を見つめなおし、どのように暮らしていくかを考えるキッカケとなるとともに、自分の死後の葬儀や埋葬をどのようにして欲しいかの希望や、財産などの処理の意向を示しておくことが出来ます。
終活はいつからでも行うことができますが、元気で気力のあるうちからスタートしておく方が、元気が無くなってしまったりした後よりも良いでしょう。
終活をいつから始めるにしても、まずどんなことを行うか把握しておきましょう。
終活で行うことを大きく二つに分けると「身の回りの整理」と「必要事項を書き残すこと」になります。
身の回りの整理とは、具体的に物を減らして片付けることです。「必要事項を書き残すこと」とは、介護や医療・葬儀、または自分の資産などについて、希望や意思を書き表すことです。
では次から「身の回りの整理」と「書き残すこと」に分けて、終活で何をいつからどうやって行うかを詳しく見ていきます。
身の回りの整理とは、物を減らしていくことの他にプライベートなものや情報を整理しておくことも含まれます。
最近話題になっている「デジタル遺品」の処理もこれに当たります。
また、身の回りの荷物の整理は、「生前整理」とも呼ばれており、これまで溜めてきたものを整理して、これからの人生で必要なものだけにすることを指します。
生前整理で処分することの多い身の回り品としては、タンスや食器棚といった大型家具や炊飯器やポットといった小型の家電、衣類などです。今はもうほとんど使ってないけど保管してあるものは家に沢山眠っていると思いますので、それらを整理してしまうのです。
生前整理では足腰が丈夫でないと難しい時があります。特に重量のある家具や家電を処分する際は尚更です。もし自分で生前整理を行えないという事であれば、家族に手伝ってもらったり、生前整理業者に依頼して対応してもらうようにしましょう。
「書き残しておく」にはエンディングノートが便利です。
終活用のいつから、何から書いてもいいエンディングノートは市販もされていますが、自分が書きやすいようにパソコンで作成したり、必要なことをファイルなどにまとめたりしてもいいでしょう。
終活をいつから行うか迷っているという方は、葬儀などの死に関することをまだ考えたくないのかもしれません。しかし、介護や医療、財産管理について自分の意思を書いておくのも終活の作業です。
いつからやっても役に立つ自分らしく生きるために欠かせない内容なので、まずはそうした内容を書くことから始めてみましょう。
ただし、エンディングノートに関しては1点注意すべきことがあります。それは遺言書とは違って法的拘束力は一切ないという点です。エンディングノートで「財産は〇〇のように分けて欲しい」と書いてあったとしても、その通りに遺族が行う拘束力は全くないのです。
ここでは、終活としてエンディングノートに内容を記載すべきことを6つご紹介していきます。
自分に何かあった時、どこに連絡してほしいかを書いておきます。
この連絡先リストは亡くなった時ばかりでなく、思いがけないケガや病気のときにも役立つので終活に限らず予め準備しておくと、身内と離れて住んでいる方やひとり暮らしの方にとって安心です。
リストには、お子さんなど家族や親しい人の他、かかりつけ医の連絡先も書いておきましょう。
もしもの時に備えて互助会や葬儀社の会員になっているのでしたらその連絡先、お寺の檀家になっている場合はお寺の名称と連絡先、キリスト教では所属している教会の名前と連絡先なども記載しておきます。
「葬儀」に関する終活よりも、いつ始まってもおかしくない「介護」のほうがより身近で先に準備をしておきたいと感じる方も多いでしょう。
老後を自分の家で過ごしたいか、それとも老人ホームに入居したいか、といった介護に関する希望もエンディングノートに書いておくことができます。
実際に終活を進めながら、いつからホームに入居するか、などのようなことがが具体的に決まっている場合はそれも記しておきましょう。
また、民間の介護保険などに加入している場合は、加入している商品名や会社名を記録しておいて、保険証券の保管場所もわかるようにしておきましょう。
必要になった時にどんな医療を受けたいのか、終末期に出来る限りの手を尽くしてほしいのか、それとも自然に看取られたいのか、また、延命措置を望むのかなどを書いておきます。
医療に関することは自分のためになるのはもちろんのこと、重い決定をしなければならない家族のためにもなります。ですから、いつでも思い立ったときに書いておきましょう。
お金に関する情報をまとめておくことも、終活ではいつから準備しておいてもいい大事な作業のひとつです。
預金や不動産、その他の資産について、誰にどのような分配を希望するのか、認知症などで意思が示せなくなった時の後見人、また通帳や印鑑、カード、その他必要な書類はどこにあるかを確認して書いておきます。
この資産に関する内容は管理が大事なので、場合によっては遺言と共に弁護士などに委ねることも検討しましょう。
終活により、いつからか生前に葬儀の準備をしておくことも、珍しいことではなくなりました。
葬儀に関する記入は元気な時に思いついたことから徐々に書いていくと、気持ち的にも負担が無くて進めやすいでしょう。
内容は、一般葬か家族葬か、宗旨があるのか無宗教なのか、会場に流す音楽や飾ってほしいもの、使ってほしい写真、花の色の好みなどです。
終活をはじめる時期は人によりますが、知人や家族の葬儀をきっかけにして始めた方が多いです。
おそらく身近で葬儀の苦労を目の当たりにして、準備の必要を感じたのでしょう。どのように見送られたいかを書き残すことは葬儀の手配をする子どもや親戚をの手助けになります。
また、家族や親せきに「本人の希望通りに見送ることができた」という思いを残すことができます。
埋葬については、お墓をすでに所有しているならその場所、納骨堂や合祀墓、また、墓標の代わりに樹木を植えるのであれば樹木葬、海や山への散骨を希望するのであればその方法を記入します。
もしもの時のための終活ですが、いつから取り組んでもいいのが、家族に対するメッセージを書くことです。
普段は言えない思いも、この機会に書いてみると家族との関係を見直せたり、改めて良い部分が見えてきたりします。今現在の家族関係にも良い影響を与えてくれるでしょう。
自分が生きてきた中で学んだことや、子どもに伝えておきたいことも書いておくと、万一の時にそれは家族を支えてくれるものになります。
終活をいつから何を行えばいいかをお伝えしてきましたが、参考にしていただけたでしょうか。
元気なうちに葬儀について決めることがタブー視されていた時代もありますが、高齢化社会になった今では、より良い死に関する準備=終活はいつから取り組んでもよい、より良く生きることにつながる前向きな活動とされるようになりました。
終活はいつから始めたとしても、大切な家族のためになり、自分自身の生き方にとってもプラスになるものです。終活をいつからしようか。と迷っていた方はこの機会に始めてみてくださいね。
記事を読んで、終活についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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