オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年04月24日 更新日:2023年05月29日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
事故は、いつどこで起こるのかわかりません。
自分が加害者になってしまうこともあるかもしれませんし、被害者になってしまう可能性もあります。
そのほかにも、自分の所有する土地において事故が起こってしまった場合は、事故現場の清掃をしなくてはいけない事態に陥ることもあります。
このように、事故現場の清掃をしなくてはいけないような事態は、人生で一度、あるかないかの経験です。
どのような手順で、清掃を行えばよいのか、また、費用はどれくらいかかるのかなど、分からないことがたくさんあると思います。
今回は、そのような疑問を解決するような、事故現場の清掃に関する情報をまとめます。
テレビやネットなどでは、毎日、交通事故や殺人事件などのニュースが伝えられています。
交通事故の原因や、殺人事件の犯人など、事故や殺人事件の核心の部分は、ニュースで伝えられますが、事故現場の清掃に関してのニュースは流れません。
実際は、事故現場の後の土地であっても、通常通りに使用出来るように、清掃を行っている業者や、担当の方がいるのです。
事故現場といっても、様々な種類の事故現場があります。
ここで指す事故現場とは、まず、バイクや自転車、車などの衝突や、歩行中に起きる、交通事故のことです。
また、異性関係のトラブルや、金銭関係のもつれ、介護疲れや親族間のトラブルなど、様々な理由から起きてしまう、殺人事件の現場のことも指します。
そして、人生に希望を抱くことが出来ず、自ら命を絶ってしまう、自殺の現場のことも指します。
自殺には、電車などへの飛び込みや、首つり、高い建物からの飛び降り、睡眠薬などの薬を大量に摂取して自殺するものなど様々な種類があります。
また、最近の高齢化や、一人暮らしの方が増えてきた状況が原因で増加の傾向がある、孤独死もこの事故現場の一つです。
このような事故現場に残された、血の跡や、体液、肉片などをきれいに片付けることが、事故現場の清掃です。
警察は、遺体や、重要な証拠などしか持っていかないため、残されたものは清掃する必要があります。
事故現場の清掃を専門に行う業者のことを、特殊清掃作業業者と呼びます。
ここでは、このような特殊清掃作業の基本的な作業の手順を紹介します。
業者によって、多少手順が異なる場合がありますので、参考にしてください。
まず、一番初めに行うことは、消毒作業です。
交通事故など、すぐに遺体が見つかる場合はあまりない事ですが、孤独死や、殺人事件など亡くなってから遺体が発見されるまでの期間が長くなるケースの場合、腐敗臭が、漂っています。
発見されるまでの期間が長ければ長いほど、腐敗臭はきつくなっていきます。
このような状態の場合は、様々なウイルスが発生している可能性がありますので、感染を防ぐために、消毒作業を行います。
消毒の方法は、薬剤を散布するというものです。
この際に使用する薬剤は様々ですが、ウイルスの感染を防ぐとともに、消臭の効果のあるものを使用することが多いようです。
次に、室内にある不用品の処分を行います。また、貴重品などに関しては、きちんと整理をしていきます。
その後、害虫駆除を行います。死後数日ほど経つと、遺体には、害虫が発生してきます。
害虫が発生している場合は、害虫の種類や、数、場所などに応じて、適切な方法で、駆除します。
汚染の状況がひどく、床や壁の内側にまで汚染されている場合は、その個所を解体して清掃作業を行うこともあります。
最後に、一般的な清掃では落とすことが困難な、においのケアをします。
オゾン消臭や脱臭を行うことで、事故現場の特有の臭いを消します。業者によって、清掃の手順や、使用する薬剤などは異なりますので、その業者ごとの手順をしっかりと確認し、納得をしてから業者に頼むことをお勧めします。
家の掃除などの清掃とは違い、事故現場の清掃を行う事は、専門の技術が必要です。
そのため、事故現場の清掃を専門とする業者も数多くあります。
自分ただけでは、清掃が難しい時は、事故現場の清掃を専門とする、特殊清掃業者に依頼します。
事故現場の清掃を、自分の手で行うことは、とても大変なことです。
特殊清掃の業者に依頼してしまうと、おそらく金額が高くなるという思いがあると思いますが、ある程度のお金をかけて清掃をしておかないと、事故現場のにおいや害虫、シミなどが残ってしまう可能性があります。
専門の業者であれば、必要な薬剤もそろっています。
また、汚れの位置や、度合いによって様々なノウハウを駆使して清掃を行ってくれます。
事故現場の清掃は、専門の業者に依頼することをお勧めします。
実際に、どのような手順で特殊清掃の業者を選ぶのかを紹介します。
まずは、インターネットのサイトにアクセスをして、どのような事故現場であるのかなどの情報を伝えます。
その後、無料見積もりを依頼し、納得することが出来れば、仕事を頼みます。
最近では、インターネットでアクセスすることが主流になってきていますが、電話での問い合わせを行っている業者もあります。
分からないことがあれば、納得がいくまで、説明を求めましょう。
特殊清掃の業者に仕事をお願いすることは、何度もあることではありません。
そこで、特殊清掃の業者選びに失敗しないように、業者を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
まずは、値段についてです。
安ければ良いというものではありません。
料金表を見たときに、不明な点がある業者は、やめておきましょう。
実際にかかるお金をはっきりと伝えている業者であれば、信用できます。
基本料金だけしか分からないような業者に依頼してしまうと後々、多額の追加料金を請求される可能性があります。
また、保証がついている業者を選びましょう。
消臭などに自信のある業者であれば、保証を付けることが出来ます。
保証がついていない業者は、すぐに、においが再発生してしまうなどの事態が起こったときに、対応してくれない可能性があります。
また、無料の見積もりを行ってくれる業者を選びます。
見積りの段階で、分からないことや聞きたいことは、聞いておきます。
電話の対応の仕方なども業者の特徴を感じることが出来る、貴重な情報源です。しっかりと見極めましょう。
特殊清掃が必要になった場合、悪臭や害虫により周辺住民の方に迷惑を掛けてしまうので「緊急でとにかく早く対処して欲しい!」という要望が多いと思います。
しかし、いくら緊急とはいえ、焦って業者を選んで悪質な業者に依頼してしまっては意味がありません。
では、なるべく時間を掛けずに安心できる業者を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか?
この記事を執筆しているオコマリでは、依頼者さまに最適な特殊清掃業者を紹介するサービスを提供しています。
オコマリに登録されている特殊清掃業者は、オコマリのスタッフが一社一社面談して厳選しているので安心です。
さらに、オコマリで依頼すれば、24時間以内に対応可能な業者を紹介してくれるのと同時に、お見積もり金額以上の追加請求がないのも安心できるポイントです。
問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
事故現場の清掃は、普通の清掃とは違います。
そのような清掃のノウハウを持った、専門の業者に依頼することが、安心できる方法です。
普通の清掃と違うところは、臭いの部分です。
表面上はきれいに見えても、においを消すことは、とても大変な作業で、技術がいる作業です。
専門の業者であれば、薬剤も道具もそろっていますので、確実ににおいを消すことができます。
しかし、悪徳業者も増えてきています。無料の見積もりが出来るのか、また、保証がきちんとついているのかなど、様々なことをチェックしながら、納得のいく業者を見つけてください。
また、特殊清掃の業者は、同時に遺品整理を行ってくれるところもあります。
故人の大切な遺品ですので、きちんと気持ちも汲んで整理をしてくれる業者を選びましょう。
記事を読んで、事故現場や特殊清掃について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
特殊清掃のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは特殊清掃について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に特殊清掃に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。