オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年04月27日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
自転車は、経済的で小回りがきく健康に良い乗り物として、利用者や利用するシーンが増えてきています。なかでも、電動自転車の人気は高く、買い替えるなら電動自転車という方も少なくありません。
しかし、自転車による交通事故も増加しているため、走行の規制も強化されています。
特に高齢者の場合、被害者にも加害者にもなりやすいため、自転車を回収して欲しいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ところが、自転車の回収方法をまちがうと、とんでもないトラブルに見舞われることがあります。注意点を確認して、適正な自転車の回収を行うことをおすすめします。
ほとんどの方が、自転車を購入した時に「防犯登録」していますが、自転車を回収してもらう前に必ずやらなければならないこと、それが「防犯登録」の解除です。
まずは防犯登録の概要を確認しましょう。
防犯登録とは、自転車の所有者情報と自転車の個体番号を一致させて警察が管理するデータベースです。
これにより、盗難の抑止と、盗難にあった自転車が持ち主に戻ることを目的としてスタートしました。
自転車の防犯登録の有効期限は都道府県によって異なりますが、東京都の場合、登録をした日の翌年初から10年間です。
また、登録データは、警視庁において10年間保管されます。そして、自転車が新車、中古車に関わらず、防犯登録の対象となります。
たとえば、友人に自転車を譲った場合、防犯登録の解除と再登録が必要です。なぜなら、その自転車の所有者データの変更が行われていないと、自転車を譲った友人が泥棒あつかいされることもありうるからです。
また、本人の転居の場合も、防犯登録の再登録が必要になります。転居先が近所なら良いですが遠方に転居していた場合、再登録をしていないと、最初に防犯登録した自転車店に問い合わせるところから始めることになりかねません。
自転車を回収してもらう場合も同様です。
トラブルのない回収のためには、まず防犯登録の解除からはじめましょう。防犯登録を解除しないでおくと、何かが起こった時にあなたに警察から連絡がきます。面倒なことに巻き込まれないためには必要な手続きだと考えてください。
防犯登録を解除するためには、まず自転車防犯登録カードと、現住所が確認できる身分証明書を用意して、回収して欲しい自転車とともに、購入した自転車店(防犯登録した店)に行きましょう。登録抹消には費用はかかりません。
自転車を持参するのは、自転車に刻印された車体番号が必要になるためです。防犯登録カードがない場合には、自転車の所有を証明する書類が必要になります。
などがあれば証明可能です。
通販やインターネットで自転車を購入した方は、防犯登録を行った自転車店・警察署などに行ってください。
東京都の場合、自転車店で登録・解除をすることになっていますが、東京都以外では警察署で受け付けている場合もありますから、まずはお住いの住所に応じて確認してください。
坂道など、脚力を必要とする場所でその力を発揮する電動自転車を処分する場合には、バッテリーの存在を忘れてはいけません。
「電動自転車=自転車+バッテリー」というものですから、電動自転車でもバッテリーを処分してしまえば、その後はただの自転車として回収してもらうことが可能です。
バッテリーを外すなんて面倒!という方は、購入店に持ち込んで、適正な回収を依頼してください。
バッテリーは、自転車メーカーや「一般社団法人JBRC(小型充電式電池リサイクルセンター)http://www.jbrc.com/」に申し込むと処分してもらえます。
バッテリーは多方面で必要とされている資源です。また環境面でも廃棄は絶対にしてはいけないものですから、責任をもって処分してください。
状態の良い電動自転車であれば売却も可能です。電動自転車は高齢化の影響もあって、ニーズが高い商品です。
そのため高額で買い取ってくれる業者も少なくありません。
高く買い取ってもらいたいなら、きれいにすることが大切です。修復できるなら、サビや傷は直しておいたほうが高額買い取りを狙えます。
クリーニングで汚れは落として、できれば磨いておいたほうが良いですね。査定を受けるなら、複数の業者に依頼してみて、相場観をつかむことも大切です。
査定は無料という業者が多いので、まずは業者に連絡するところからはじめてはいかがでしょうか。業者が自宅まで来てくれる出張査定もあるので、依頼しやすいと思います。
家電リサイクル法の対象となっている品目のなかに自転車は含まれていませんから、自転車は粗大ごみとして回収してもらうことが可能です。
まずはお住いの自治体のホームページなどで、回収方法を確認してみてください。
回収サービスに申し込むことで、粗大ごみとして処分してもらえます。申し込みは電話またはインターネットで行うことが可能です。
回収可能な日を確認できるので、電話よりもインターネットでの申し込みのほうがおすすめです。
回収サービスの申し込み後、有料ごみ処理券取扱所(コンビニなど)で、品目に応じた金額の有料粗大ごみ処理券を購入します。
東京都では、自転車のサイズにより300円または700円の料金がかかります。
回収予定日に、処分する自転車のサドルなどに粗大ごみ処理券を料金分貼り付けて、所定の場所に出しておくと回収されます。
回収サービス以外に粗大ごみの直接持ち込みも可能です。
東京都の場合、持ち込みの場合も料金がかかりますが、安くなります。ただし、回収サービス同様、事前の申し込みが必要です。
自治体のなかには、不用品のリユース(再利用)を推奨しているところも多いため、まだ乗れるような自転車の場合は、情報登録することで自転車を必要としている方に譲ることが可能です。
自治体によって方法は異なりますが、おおむね、次のような流れとなります。
対面して自転車を渡すことになるので、その後のトラブルにならないように、譲る方と会う場合には一人では行かないという注意が必要です。
また、このサービスの場合には登録から処分まで時間がかかるため、急いでいるときにはおすすめできません。
自転車の販売店なら、防犯登録の解除と回収をワンストップで依頼できます。
購入した自転車店なら、もしかすると無料で回収をお願いできるかもしれません。
有料で処分を引き受けてくれる自転車店も多いので、近くの販売店に問い合わせをしてみてください。
イオンバイクの場合、新規に自転車を購入すると、不要となった自転車を無料で回収してくれます。
回収に来てくれることはしないので、持ち込まないといけません。
また1台購入につき1台回収というルールなので、複数台の回収を検討している場合には不向きです。
イオングループなので、全国展開している点がメリットといえるでしょう。
自転車をリサイクルショップに持ち込んだ場合、自転車の状態によって買い取り価格が大きく異なります。
自転車が下記のような状態にあると、無料では回収してもらうのは難しいでしょう。
リサイクルショップに売りたいのであれば、事前に修理・点検しておきましょう。
まだまだ乗れる人気の車種の場合は、高額で引き取ってもらえる可能性も高いので、お近くにリサイクルショップがある場合は持ち込んでみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者の場合は、運搬費や処分費用などを含む手数料がかかります。大体自転車1台あたり、5,000〜10,000円ほどで回収してもらえます。
手数料は地域や条件によっても違うため、近くの業者を探して、まずは手数料がどのくらいになるのか、見積もりを出してもらってください。
不用品回収業者の場合、トラック1台に詰め込めるだけ!というサービスが主流のため、引っ越しなどで大量に不用品を処分するときに向いています。
自転車1台だけの処分は割高になる場合が多く、自転車を引き取り処分してくれる専門業者もまだ少ないので、まとめて処分するときに不用品回収業者を利用するほうがメリットがあります。
また、全国の消費生活センターに寄せられている不用品回収業者トラブルとしては、
というものがありますので、詳細な事前確認などの注意が必要です。
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
自転車を回収してもらう際には、防犯登録という分厚い壁が自転車の処分時にたちはだかります。
本人が解除申請を行うことで回収することが可能になりますので、忘れずにしっかり行うようにして下さい。
自転車の処分方法はさまざまありますが、自治体の粗大ごみ回収サービスが、もっとも安価に処分することができます。
ただし、自治体は申し込みから回収まで時間がかかりますから、急いでいる場合にはリサイクルショップに持ち込んだり、不用品回収業者に依頼して処分するほうが良いでしょう。
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