片付けの順番でまるで効果が違う？

「今日やろう！」、「明日は必ずやろう！」などと思っていても、ついつい先伸ばしにしてしまう部屋の片付け。

片付けができない人は、片付けの順番がわからないからです。

なかなか自分の部屋や家を片付けられない人は、まず片付けの順番を知ることからはじめましょう。

ここでは部屋の片付けの順番について解説していきます。

片付けの順番1 - ゴミや不用品を捨てる
片付けの順番2 - カテゴリー毎に分類する
片付けの順番3 - 収納する
片付けの順番4 - 部屋の掃除をする
片付けの順番5 - きれいな状態の保持
どうしても片付けができない場合は専門業者に依頼する
「片付けの順番でまるで効果が違う？」

片付けの順番1 - ゴミや不用品を捨てる

片付けができない原因の中で一番多い理由が、物が捨てられないことです。

部屋を片付けていく上での順番の最初は、部屋にあるゴミや不用品を捨てることです。

片付けを行う時には、捨てる物と残しておく物の選別と残しておく物の収納を同時に考えながら行います。

しかし、片付けられない人の場合には、同時に作業を行うと頭が疲れてくるために挫折する可能性があります。

これを回避するためには、部屋の中の物で必要のない物だけを選んで捨てるようにすると作業が捗り、失敗の原因にもなりません。

迷う物は後から処分

片付けをする時には、人間誰しもが捨てるか捨てないかどうしても迷う物が出てきます。

特に、片付けられない人は片付けられる人に比べて、物事の判断には時間がかかる傾向があります。

捨てるか捨てないか迷った時には、段ボール箱などに一旦入れておき、第一段階の片付けが終わってから再度、必要か必要でないか考えてから処分します。

第二段階で収納スペースがなければ、捨てる選択肢を選びましょう。

片付けの順番2 - カテゴリー毎に分類する

片付けの順番の2つ目として行うのが、カテゴリー毎に物を分類することです。

選別して手元に残った物をカテゴリー別に分類し、箱やケースに入れていきます。

この時に、細かく分類するのではなく、ザックリと大雑把に分類してください。

例えば、文房具ならば、ボールペンやノート、消しゴムなどと細かく分けるのではなく、文房具として一括りに分類します。

片付けの順番3 - 収納する

順番3つ目は、収納することです。

片付けができない一つの原因には、物の置き場所が決まっていないことがありますので、カテゴリー別に置き場所を決めましょう。

カテゴリー別に分けた物を収納しますが、収納する場所は自分の生活スタイルや動線に合わせて行うのがベストです。

そして、片付けが苦手な人がよく行う行動の中で、脱いだ服を所定の位置に戻さず、ソファやベッドに置くことがあります。

その場合には、自分の動線を考えて服の収納場所を変更することでそれらの行動を防げることができます。

収納のポイント

収納する時にもただ単に収納するだけでなく、次の点に注意してみましょう。

収納量は8割までにする。
収納スペースいっぱいに物を入れてしまうと出し入れがしづらくなるために、片付けられない人には物の収納が苦痛になります。これを防ぐには、収納スペースの7～8割に物を納めます。
収納の固定概念をなくす。
「このペースには○○をしまう」という固定概念があると、使用頻度が高い物が使いにくいことがあります。「テレビの下だからDVDを入れる」と思いがちですが、DVDを毎日見る人は別ですが、リビングにあるテレビの下には日常生活でよく使用する物を収納すると便利です。

片付けの順番4 - 部屋の掃除をする

片付けの順番の4つ目は、部屋の掃除です。

選別、分類、収納と物が納まったら部屋の掃除をして、埃や汚れなどをさっぱりと落としましょう。

部屋の片付けを行う前と片付けを行った後の部屋の違いを実感してみましょう。気持ちも晴れやかになったのではないでしょうか。

片付けの順番5 - きれいな状態の保持

片付けの順番最後は、きれいな状態を保持することです。

きれいに片付いた部屋はとても気持ちが良いものです。

しかし、片付けが苦手な人に多いのが、きれいに片付けた部屋の状態を保持できないことです。

掃除をしないとチリや埃が溜まってくるのと同じで、片付けは継続しないとまた元の散乱した状態に戻ってしまいます。それを回避するためには、片付けを習慣化させることが重要になってきます。

片付けた部屋をいつまでもきれいに保つには、次の3つを実践し習慣づけましょう。

使用した物を元に戻すこと

就寝前にテーブルと床や畳の上を片付けること

定期的に不用品を処分すること

この3点を行うことによって、体に片付けを刷り込ませ習慣化させていきます。

そして、習慣化した片付けはリバウンドしにくくなります。

使用した物を元に戻す片付けは、ほんの数秒の労力ですみますが、まとめて行う片付けは時間や労力が何十倍もかかってしまうことを知っておきましょう。

どうしても片付けができない場合は専門業者に依頼する

時間がなくて自分では片付けられない場合や途中で片付けを挫折してしまった場合、最初から片付ける自信がない場合には、片付け業者に依頼することをおすすめします。

散乱した部屋などの片付けを業者に依頼する場合には、不用品回収業者と生前整理業者がありますので、その違いについて説明します。

不用品回収業者とは

不用品回収業者とは、壊れた家電製品や使用しなくなった家財などの不用品を有料で回収する業者です。

なお、不用品回収業者は不用品のみを回収する業務のため、必要な物や不用品などの分別はしませんので、不用品の選別は全て自分で行わなければなりません。

また、不用品回収業者の中には、回収した不用品を適正に処分せずに、不法投棄する業者もありますので、依頼する時には注意が必要です。

生前整理業者とは

生前整理とは生前に行う身辺整理のことで、その生前整理の手伝いを行う業者を生前整理業者といいます。

生前整理業者は不用品回収業者と違い、物の分別作業から不用品の回収処分作業、部屋の清掃までの片付けを行っています。

また、不用品で溢れている住まいの中から通帳や印鑑、貴金属などの貴重品を見つけ出してもらえます。

生前整理業者の中には、古物商の許可を受けている業者がありますので、値段が付く不用品の買い取りサービスも行ってもらえます。

その他、女性スタッフの派遣や片付けのアドバイスなどのオプションサービスも選ぶこともできます。

そのため、片付け業者に依頼する場合には、細やかなオプションサービスが選べる生前整理業者に依頼することをおすすめします。

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