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投稿日:2017年04月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
家電の引き取りは、家電の種類によって家電の引き取り方法や家電の料金費用相場が変わってきます。下記には家電の種類ごとの引き取り方法と引き取りにかかる料金費用相場をまとめてみました。
家電の具体例 | 家電の引き取り方法 | 引き取りの料金費用相場 | 参考サイト | |
---|---|---|---|---|
家電リサイクル法に基づく家電 | テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機、エアコン | 小売店に引き取りしてもらう/自分で引き取り場所に持ち込む | 990円~(リサイクル料金+運搬料金がかかるが、自分で持ち込めば運搬料金は不要) | 一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センター |
小型家電リサイクル法に基づく家電 | パソコン、携帯電話、電子辞書など | 自治体の回収ボックスに持ち込む/自治体のゴミで引き取りしてもらう | 無料 | 環境省 |
その他の家電 | 掃除機や布団乾燥機など | 自治体のゴミで引き取りしてもらう | 原則無料だが、粗大ごみとして出すと300円~4,000円ほどかかる | 家電を引き取りしてもらいたい自治体のホームページ |
家電の引き取りが必要になる状況は様々な場面で発生します。家電が壊れたり、家電を買い替えたくなったり、引越しするので不要な家電を引き取りして欲しいなどです。
家電の引き取りの方法は、家電の種類によって異なります。家電の引き取り方法が変われば、家電引き取りの料金費用相場も変動してきます。
このページでは、家電の引き取り方法や料金費用相場、引き取りを無料で行ってもらう方法をご紹介していきます。家電の引き取りを行ってもらいたい方は、ぜひ最後まで読み進めていってください。
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家電の引き取りの方法は、「家電リサイクル法に基づく家電」「小型家電リサイクル法に基づく家電」「その他の家電」という3つのカテゴリに分けられ、家電別で変わってきます。
ここではそれぞれのカテゴリごとの家電の引き取り方法について解説していきます。
家電の引き取り方法の1つ目は、家電リサイクル法に基づく家電の引き取りです。
家電リサイクル法で定められた家電としては、エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機となっています。これらの家電を引き取りしてもらう方法は、下記の3つです。
買い替えの際であれば、購入する際に小売店が「古い家電の引き取りは必要ですか?」と聞いてくれるので必要あれば依頼しましょう。もし買い替えではなく、処分として引き取りして欲しい場合には購入した小売店に依頼しましょう。購入していない小売店でも引き取りを受け入れてくれることもあります。
自分で持ち込む場合には、市町村区が定める引き取り場所に自分の車などを活用して運び込みをします。
どの方法で家電を引き取りしてもらうにしても「リサイクル料金」を支払う必要があります。また、自分で持ち込む以外の方法では「運搬費用」を別途支払う必要があります。
ただし、自分で指定の引き取り場所に持ち込む方法では、郵便局で「リサイクル料金」を支払って家電リサイクル券を発行してもらいます。そして、その券を引き取りしてもらう家電に貼って持ち込むのです。
家電の引き取り方法の2つ目は、小型家電リサイクル法に基づく家電の引き取りです。
小型家電リサイクル法では、鉄やアルミ、銅、レアメタルといった有用な金属が含まれており、これらの金属を有効利用するために作られた制度になります。小型家電リサイクル法で定義される家電は、パソコンや携帯電話、デジタルカメラ、オーディオプレーヤー、電子辞書、ゲーム機、電源アダプター、電気カミソリなどがあります。
これらの家電については、それぞれの自治体で独自の回収場所を設けており、無料で引き取りをしてもらえます。どのような小型家電を引き取りしているのかについては、それぞれの自治体で異なるため、自分の住んでいる自治体のホームページなどを見て確認しましょう。またどこに回収場所があるのかも自治体で異なります。
家電の引き取り方法の3つ目は、その他の家電の引き取りです。
掃除機や布団乾燥機などの家電については、引き取りをしてもらう場合には自治体の燃えないゴミなどで引き取りをしてもらう必要があります。一定の大きさを超えると粗大ごみとして処分する必要があり、事前の申し込みの必要な自治体がありますので注意しましょう。
家電の引き取り方法を3つご紹介しましたが、家電リサイクル法の家電以外については、自治体によって回収している家電に違いがありますので、自分の自治体のホームページや自治体に問い合わせをして確認する必要があります。
ゴミとして処分するとしても、燃えないゴミなのか粗大ごみなのかも自治体で異なってきますので、家電によって臨機応変に対応することをオススメします。
家電の引き取りの料金費用相場は、最も安いもので0円、高いと8,000円ほどかかります。ここでは家電の引き取りの方法別に料金費用相場を見ていきたいと思います。
家電リサイクル法に基づく家電引き取りの料金費用相場は、990~8,000円程度になっています。家電リサイクル法に基づく引き取りでは「リサイクル料金+運搬料金」で料金費用が決まってきます。ただし、依頼する小売店によっては「訪問料金」というものを別途もらっている所があるようです。
「リサイクル料金」はメーカーと家電別で既に決まっており、全国一律の料金費用になります。下記にはメーカーと家電別の引き取り料金費用相場の表を作ってみました。一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページからでも確認できますので、下記に記載されているメーカー以外の家電を調べたい方はアクセスしてみてください。
メーカー | 冷蔵庫(170リットル以下) | 冷蔵庫(171リットル以上) | 液晶・プラズマテレビ(15型以下) | 液晶・プラズマテレビ(16型以上) | エアコン | 洗濯機・乾燥機 |
---|---|---|---|---|---|---|
パナソニック株式会社 | 3,740円 | 4,730円 | 1,870円 | 2,970円 | 990円 | 2,530円 |
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 3,740円 | 4,730円 | 1,870円 | 2,970円 | 990円 | 2,530円 |
シャープ株式会社 | 3,740円 | 4,730円 | 1,870円 | 2,970円 | 990円 | 2,530円 |
三菱電機株式会社 | 3,740円 | 4,730円 | 1,870円 | 2,970円 | 990円 | 2,530円 |
「運搬料金」は小売店や業者によって異なりますが、1,500~4,000円が相場です。この運搬料金は全国一律で決まっているわけではないので、依頼する予定の小売店や業者に聞いてみるようにしましょう。
小型家電リサイクル法に基づく家電引き取りの料金費用相場は無料になっています。回収場所には自分で持ち込む必要があるため運搬料金もかかりません。
その他の家電引き取りの料金費用相場は、粗大ごみで出さないのであれば無料です。粗大ごみで出すのであれば、自治体ごとで決められた粗大ごみの回収料金を支払う必要があります。
そもそも粗大ごみを無料で引き取りしてもらえる自治体もありますので、まずは自分の住んでいる自治体のホームページを確認するところからスタートです。
東京都渋谷区で家電を粗大ごみで捨てる際の料金費用相場を例として下記に列挙しておきますので、参考にしてみてください。
これまでご紹介した家電の引き取り方法以外にも、不用品回収業者に依頼することで不要な家電を回収してもらうこともできます。
不用品回収業者に依頼する場合の料金費用相場は、5,000~20,000円とご紹介してきた家電の引き取り方法よりは少し高めになってしまいます。
それでも不用品回収業者に依頼すると、即日・翌日家電を引き取りしてくれたり、部屋までの引き取りに来てくれるので急いでいる方や自分で家電を運べない方にはオススメの方法です。
家電を引き取りしてもらう1つの方法として覚えておきましょう。
家電の引き取りは無料で行ってもらうことも可能です。無料での家電の引き取りの方法は、売るか譲るかのいずれかになります。使える状態の家電であれば、まずは無料で引き取りしてもらえる方法を試してみるのも良いかもしれません。
家電の引き取りを無料で行ってもらう方法の1つ目は、フリマアプリやリサイクルショップで家電を売ることです。
傷や汚れがあまり付いていなかったり、製造年から5年以内(フリマアプリであれば10年くらいまでは可能)と比較的新しい家電である必要がありますが、売ってお金がもらえるのは嬉しいですよね。
フリマアプリの場合には自分で出品する必要がありますが、リサイクルショップであれば出張買取をしてもらえる可能性もあります。出張買取の方が自分で売るよりも売却価格は低くなる可能性がありますが、確実に売れることと、時間がかからない点がメリットです。
10年以上の古い家電であったとしても、アンティークの飾り用として買い求める方もいる可能性もあります。昔の炊飯器やポット、テレビなどはレトロで味があるということでアンティーク好きにはたまらない商品になっています。たとえ古くても、まずは売れるかどうかの可能性を調べてみることをオススメします。
家電の引き取りを無料で行ってもらう方法の2つ目は、家電を知人や友人に譲ることです。
SNSやメールなどで自分が引き取りしてもらいたい家電が必要な人がいないかを探してみるも良いでしょう。
また最近では家電を寄付することも可能です。引き取りした家電を必要な人に届けたり、家電を売ったお金を使って寄付をしたりする団体がいるのです。そのような団体に不要な家電をプレゼントするのも良いでしょう。
家電の引き取りは大手電気屋でも実施しています。ここでは、家電リサイクル法に基づく家電と小型家電リサイクル法に基づく家電の2つの種類の家電を、それぞれの大手の電気屋がどれくらいの料金費用相場で引き取りしてくれるのかをまとめてみました。
電気屋 | 家電リサイクル法に基づく家電 | 小型家電リサイクル法に基づく家電 |
---|---|---|
ヨドバシカメラ | 「リサイクル料金+運送費」で対応。運送費は税込み550円だが、例外的に2,750円もある | 持ち込めば無料回収してくれる。ただし家電によっては回収料金が550~4,400円かかる |
ヤマダ電機 | 「リサイクル料金+収集運搬料+訪問料金」で対応。収集運搬料は税込み1,650円で、訪問料金は税込み2,750円 | 持ち込めば500円~で回収してくれる。訪問回収の場合には別途料金が発生 |
ビックカメラ | 「リサイクル料金+収集運搬料」で対応。収集運搬料は税込み1,650円 | 3辺が160センチ以内の箱1つ1,958円(税込み)で回収してくれる(自宅から宅配便で回収) |
エディオン | 「リサイクル料金+収集運搬料」で対応。収集運搬料は税込み1,100円~で家電によって異なる | 特定の家電であれば無料回収してくれる。それ以外は家電によって550円(税込み)~で回収してくれる |
ケーズデンキ | 「リサイクル料金+収集運搬料」で対応。収集運搬料は税込み1,430円~ | 特定の家電であれば0円で回収してくれる。それ以外は税込み550円~で家電によって回収料金が異なる |
表から分かるように、家電リサイクル法に基づく家電に関しては電気屋によって収集運搬料金が異なります。リサイクル料金は一律ですが、収集運搬料金では電気屋ごとに差ができるのです。もし自宅の家電を引き取りしてもらい場合には、その料金費用も勘定に入れて一番安い電気屋はどこかを確認するようにしましょう。
また小型家電リサイクル法に基づく家電についても、各電気屋で対応が異なります。自治体での回収が一番安いですが、どうしても電気屋を活用したいのであれば料金費用を比較して決めるようにしましょう。
家電引き取りの方法については、家電毎の方法と家電毎の料金費用相場、無料で家電を引き取りしてもらう方法をご紹介してきました。
家電を買い替えした際や家電が故障した際には、家電を引き取りして欲しい!という気持ちが出てきますが、家電の種類によって家電の引き取り方法や料金費用相場が変わってきます。
今回ご紹介した方法のうち、自分の状況に一番合う方法でぜひ家電の引き取りを実現させてください。無事に家電の引き取りが完了できることを願っています。
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