不用品処分の料金表や業者の選び方を徹底解説します!
投稿日:2017年04月23日 更新日:2021年08月19日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
不用品処分の料金は、1つあたり500円~4000円と幅があります。この不用品処分の料金の差は、どのような所に不用品処分を依頼するかによって変わってきます。
不用品処分は主に自治体に依頼するか、不用品処分を扱っている業者に依頼するかの2択になります。前者は料金は安めですが、申込が必要だったり、処分できる頻度が月1度だったりと限られています。一方で、後者は料金は少し割高になりますが、即日・翌日の処分が可能になります。
今回の記事では、不用品処分についての料金表をご紹介しつつ、どちらの処分方法が良いかを解説していきたいと思います。
不用品処分に困っている方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
それでは、まず不用品処分の料金について解説していきたいと思います。
まずは不用品処分を自治体に依頼した場合の料金相場をご紹介した後に、不用品処分業者に依頼した場合の料金相場をご紹介します。
また、どういう場合に自治体に依頼し、どういう場合に不用品処分業者に依頼すべきかも記載しておきますので、参考にしてみてください。
自治体に依頼した場合の不用品処分の料金相場は、物の種類によって大きく変わってきます。また、自治体によって同じ不用品の処分でも料金が違うことが殆どですので、まずは自分の住んでいる自治体のホームページ等で不用品処分の料金を確認することをオススメします。
下記の不用品処分の料金表は、全国の自治体の処分料金の平均を取ったものになります。
処分する品 | 料金相場 |
---|---|
テーブル | 1,200円程度 |
ベッド | 2,000円程度 |
タンス | 400~2,800円程度 |
ソファー | 2,000円程度 |
ストーブ | 800円程度 |
椅子 | 1,000円程度 |
気を付けていただきたいのが、テレビ、エアコン、洗濯機(乾燥機)、冷蔵庫は自治体に処分を依頼することができないという点です。これらの家電を処分する場合には、別途手続きが必要になりますので注意しましょう。
また、ドライヤーやミニ扇風機などの小物家電は「燃えないゴミの日」に無料で回収してくれる自治体が多くありますので、各自治体のごみの捨て方のホームページを確認してみるようにしてください。
不用品処分の料金で業者に依頼する場合には、どれくらいかかるのでしょうか?
不用品処分の料金相場を「不用品別」「間取り別」「2tトラックの種類別」の3つをご紹介しています。処分する不用品が多い場合には、「間取り別」「2tトラックの種類別」を見てもらえると良いかと思います。
処分する品 | 料金相場 |
---|---|
テーブル | 3,000円程度 |
ベッド | 4,000円程度 |
タンス | 8,000円程度 |
ソファー | 6,000円程度 |
ストーブ | 2,500円程度 |
椅子 | 3,000円程度 |
間取り | 料金相場 |
---|---|
1K/1R | 20,000〜70,000円程度 |
1DK/2K | 50,000〜100,000円程度 |
1LDK/2DK/3K | 80,000〜180,000円程度 |
2LDK/3DK | 110,000〜310,000円程度 |
3LDK/4DK | 150,000〜390,000円程度 |
4LDK以上 | 170,000円以上 |
ゴミの回収量 | 料金相場 |
---|---|
2tトラック(ショート) | 45,000~70,000円 |
2tトラック(ロング) | 60,000~100,000円 |
「不用品別」には出張経費が含まれていませんので、「+3,000~4,000円」を考えると良いと思います。一方で、「間取り別」「2tトラックの種類別」は人件費・ゴミの処分費・車両費を合わせた概算になっています。
不用品の処分を1点だけ行うのであれば、自治体で処分する方が確実に安く抑えられます。しかし、大量の不用品を一気に処分したいのであれば、業者に依頼してしまった方が、安くなる可能性がありますし、なにより1日で終わるので楽になります。
自分で自治体に依頼するより費用が高くはなりますが、作業時間がグッと短縮されるほか、体力を使う必要もありませんので、処分するものがたくさんある人には向いているのではないでしょうか?
表を比較して分かるように、ベッドだけの処分料金としては自治体の方が格段に安くなります。一方で、不用品処分の業者に依頼すると料金は高いですが、業者の場合は自宅まで取りに来て、分解して運んでくれるので、自力で運べない人には便利です。
また、不用品処分の業者が気を付けて不用品を搬出するため、あちこちに傷がつくことがありません。
ここから分かることは、不用品処分の料金だけを気にするのであれば自治体に依頼する方が良い事になり、楽を取るのであれば業者の方が良い事になります。ただし、不用品処分の量が多くなると業者の方が安くなるケースもありますので、「部屋の中のもの全てを処分したい!」という場合には不用品処分の業者に依頼する方が良いでしょう。
最近「不用品回収業者にぼったくられた」という方が目立つようになってきました。
残念なことに不用品回収業者にも、悪質な業者がいることは事実ですので、後述する「不用品処分の業者は料金で決めない方が良い!?危険な業者が増えている!」をぜひチェックして、優良業者に依頼してください。
また、不用品の回収に10万円もかかるのか?と不安になる方もおられますが、「不用品処分の料金はどれくらい?自治体と業者の2つを紹介!」でお伝えしたように物の種類やお部屋の状況などによっては、不用品処分で10万円以上の請求がされることもあります。特に2部屋以上の不用品処分を依頼しようとすると、10万円という金額は超える事が多くなります。
不用品処分の料金にどうしても納得できないという方は、複数の不用品処分の業者に見積もりを出してもらうことで納得することができるでしょう。
不用品回収業者を選ぶ際に、インターネットで探すことが多いと思います。
一括見積もりのサイトや業者がたくさん登録しているサイトがありますので、そこで比較検討するのも便利です。
しかし、不用品処分を料金だけで業者選びをするとトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので注意が必要です!
最安値だと思って依頼した不用品処分業者が、実は最終的は一番高くなったというケースや、値段は安かったけど作業内容が雑だったというケースなどが多数報告されていますので、注意をする方が良いでしょう。
ここからは、不用品処分業者を選ぶ際のポイントを4つお伝えしたいと思います。
不用品処分業者をホームページを開いたら、まず、どのような許認可を持っているか確認しましょう。
不用品を回収して処分するためには一般廃棄物処理業の許可が必要です。
「一般の家庭から出る不用品やゴミの回収には一般廃棄物処理業の許可が必要です。産業廃棄物処理業の許可は、工場や企業の廃棄物処理をするための許可なので、この許可しかない業者では一般家庭の不用品処分はできません。古物商の許可は、中古品などの売買を行う許可なので、不用品の回収はできません。」(環境省HPより)
ということなので、まずここを確認しましょう。
一般廃棄物処理の許可を持っていない業者は非常に多いです。
そのような業者は、一般廃棄物処理の許可を持っている業者と連携している場合が多いです。
買い取りして欲しいものがある場合は、一般廃棄物処理業の許可+古物商の許可を持っている業者に不用品処分の際に買い取って貰えるかどうか確認するというのも良いのではないでしょうか。
買い取り代金を、処分費用の一部にあてることが可能な場合もあります。
ちなみに、買い取って貰えるかどうかを自分から尋ねないと、黙って不用品扱いで持って行ってしまう、ということが起きることもあります。
この様な理由から、買い取って貰いたい場合は、しっかり「これは買い取って貰えますか?」と尋ねましょう。
不用品処分業には無料回収業という分野があります。
軽トラックで「無料で回収します」とスピーカーから流しながら走っていることもあります。
なんでも無料で回収してくれるなら便利です。
しかし、いざ不用品を見せると、これは有料、などと言い出す業者もいます。
なので、無料回収を頼む前には、軽トラックに書かれている業者の名前をネットで調べるなどの調査をしてから処分を頼む方が安心です。
許認可を持っていない無料回収業者も多いので警戒が必要です。
いくつかの業者のホームページを見ていくと、さまざまなプランの価格設定があることがわかってきます。
例えば、軽トラック一台に積み放題、というプランを選んだとします。
A社 | B社 | C社 | D社 | E社 | F社 | G社 |
---|---|---|---|---|---|---|
10,000 | 23,000 | 12,000 | 18,000 | 9,000 | 8,000 | 15,000 |
このように金額が業者によってかなり違います。
また、細かい価格設定をしている業者の中には、トラックの積載量ぎりぎりまで不用品を積み込むか、半分までか、3割くらいまでか、などの設定もあります。
まず、自分が処分したい不用品がどのくらいの量あるのかを確認して、それから見積もりをとって比較していくのが良いでしょう。
プランの金額だけで比較すると、どうしても安い方に目がいってしまいがちになりますが、希望する条件によってはオプションが必要になりますから、サービス内容の詳細まで気を付けて見てください。
例えば、オプションには次のようなものがあります。
オプションにかかる料金も業者によって違いますので、「私は3階だから階段を使う料金を加えないといけない、養生も特にしっかりしないといけない」などの事情を考えてみると、だんだん自分だけのプランが出来上がっていきます。
また、以下のサービスがあるかどうかのチェックも必要です。
パソコンの廃棄方法は物理的破壊をするということだったのに転売した、家電リサイクル料を払ったのに不用品回収業者の店頭で販売されていたなどのトラブルもございますので、ご注意ください。
全国に不用品の処分を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して不用品の処分を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
不用品処分の料金相場について自治体に依頼する場合と業者に依頼する場合に分けて解説してきました。
自治体で不用品処分をする方が料金が抑えられることは確かですが、搬出を自分で行う必要があるので面倒だったり大変だったりするのも事実です。
自治体に依頼する場合と業者に依頼する場合のどちらが良いかは、自分の状況に合わせて決めていくのが良いでしょう。
ただし、不用品処分業者に依頼する場合には、料金を気にしすぎないことも大切です。料金が安すぎる結果、トラブルに巻き込まれるケースも増えていますので、注意をするようにしましょう。
記事を読んで、不用品処分や不用品回収についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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