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投稿日:2017年02月24日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
近年、一人暮らしをする高齢者が増えてきています。2015年時点で既に約600万人の一人暮らしの高齢者がおり、2035年になると約760万人の高齢者が一人暮らしをする計算です。
その理由としては、高齢化が進んでいることはもちろん、核家族化で高齢の親や親戚を故郷に残し、都心に移り住むことが多くなっていることがあげられます。そのような中で、日々高齢者が孤独死するといったニュースを耳にするようになってしまいました。
みなさんは、亡くなった方の遺品整理について考えたことはありますか?
遺品整理と聞くと、「遺品を片付けるだけだから簡単でしょ?」と思われるかもしれません。しかしながら、高齢になると物を捨てることができないため、「故人の遺品が思っていた以上に多かった」ということはよくあることです。大量の遺品を整理するのには、時間も労力も必要になってくるのです。
そんな時、遺品整理業者と呼ばれる遺品整理を代行してくれる所があることはご存知でしょうか?
今回は、「遺品整理を依頼すると、どういうことをしてくれるの?」という人のために、遺品整理のお仕事がどのようなものなのか、また遺品整理のお仕事を依頼するメリットについてご紹介していきます。
オコマリは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの遺品整理のサービスの詳細ついては、「遺品整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
まずは、遺品整理のお仕事とはどのようなものなのでしょうか?
遺品整理とは簡単に言えば、故人の住まいにある遺品を適正に処理していくことです。
もちろん、遺品整理の主なお仕事は遺品を片付けることにありますが、ただ単に遺品を「片付ける」わけではありません。住まいに残る遺品を、相続する品・思い出の品・リサイクル品・不要品に分別し、適正に整理していきます。
遺族の意向をくみ取り、写真や故人のお気に入りの品を丁寧に分け、引き渡してくれます。また、まだ使用できる家電などはリサイクル品として買取してくれます。
不用品とはいえ、直前まで故人が使用していた大切なもの。そのままごみとして処分するには忍びない、という場合には、お寺にて合同供養をするサービスもあります。また、遺品整理後の居宅の清掃や、必要に応じてお部屋の供養をしてくれることもあります。
では、遺品整理のお仕事を依頼した場合の遺品整理の料金・費用相場はどれくらいかかるのでしょうか?
もちろん、依頼する居宅の広さや依頼内容などにより費用は大幅に変わってきますが、アパートなどの1Rでおよそ35,000円~130,000円程度、4LDK・5DKでは170,000円〜850,000円程度となっています。
孤独死などによる異臭を伴う特殊清掃などの場合は別途費用を取られることがほとんどのようです。
遺品整理はもちろん遺族が行うことも可能ですが、あえて遺品整理業者に依頼するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは2つのメリットを紹介します。
先に述べたように、遺品整理には時間も労力もかかるものです。遺族が高齢の場合や、遠方に住んでいて多くの時間が取れない場合には、遺品整理業者に依頼する方が効率的ですよね。
24時間対応してくれるところもあるので、お仕事が忙しい方や、急遽遺品整理が必要になった方も安心して利用することができます。
遺品の中には、日用品、衣類、大型家電、大型家具など様々な物品があります。不用品を処分するにも、分別するだけで一苦労です。
ほとんどの遺品整理業者は、不用品の分別はもちろん、大型家電や大型家具のリサイクルをすべて請け負ってくれます。また、アパートなどの場合、退去までに清掃を行うこととなっていますが、遺品整理業者は遺品搬出後の居宅の清掃も行ってくれるところもポイントです。
遺品整理業者はここ数年で数多く見かけるようになりました。
「単純に安いから」と費用だけで決めるのはとても危険です。なぜなら、悲しみに暮れた遺族につけこみ、基本料金を安く見積もり、遺品整理を進めていく中で追加料金を取るという悪意のある業者も一部存在しているからです。
たくさんの遺品整理業者から自分にあった業者を選ぶには、どのような部分に注目すればよいのかご紹介します。
遺品整理業者にはそれぞれ特色があります。例えば、24時間対応、特殊清掃士常駐、役所等の手続き代行サービスなどです。
遺族の方の生活上、夜間に対応してほしい方は24時間対応の業者を、孤独死などによる異臭除去・お部屋の供養が必要な場合にはそれぞれ特殊清掃士などの専任スタッフのいる業者を選ぶとよいでしょう。
故人と遺族が遠方で生活している場合には、全国に拠点がある業者を選ぶとスムーズにやり取りができます。
遺品整理を行う上で、遺品整理士という資格があります。
一般社団法人遺品整理士認定協会が認定している資格を有する、遺品整理士が在籍していることも遺品整理業者を選ぶポイントの一つになります。
遺品整理士は、遺品整理の取り扱い手順、遺品整理に関する法規制等の知識を十分に身に着けているので、安心してお任せすることができます。
遺品整理のお仕事は、高齢化が進む今、需要が増えていくことが予想されています。
今後、私たちの生活にさらに身近なお仕事になることでしょう。遺品整理のお仕事は、故人の想いや遺族の方の想いをくみ取り、遺族の方が気持ちよく新たなスタートを切るためのお手伝いをするお仕事です。
遺品整理のお仕事に就くには、様々な命と向き合う確固とした覚悟が必要となります。その反面、自分の人生についても改めて向き合うことのできるお仕事でもあります。
いかがでしたでしょうか?今回は、遺品整理のお仕事についてご紹介しました。「遺品整理」と一言で言っても、お仕事の内容は多岐にわたります。
遺品整理は、遺品をいかに「処分」するかではなく、故人の持ち物や住まいをどのように「供養」するか、が大切です。身近な方が亡くなり、心にぽっかりと穴が開いている状態では、遺品整理のことまで頭が回らない方が多いはずです。
遺品整理のお仕事は、遺品をきちんと供養してくれるので、プロにお任せすることを検討してみてはいかがでしょうか?
記事を読んで遺品整理に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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