断捨離しすぎて困る事と断捨離しすぎない対策

断捨離とは、「不要なものを捨てて、物への執着心を無くすこと」を指します。

断捨離において重要なことは、継続していくことです。

それは、物への執着心は一朝一夕では消し去ることが出来ないからです。

断捨離を何ヶ月、何年も続けてこそ、ものへの執着心を無くして、本来の断捨離が成功したと言えるのです。

しかしながら、断捨離をしすぎるのも問題なのは事実です。

今回は、断捨離しすぎて困る事を紹介した上で、断捨離しすぎない対策をお伝えしていきたいと思います。

断捨離しすぎて困る事とは？

それでは早速、断捨離しすぎて困る事を説明していきたいと思います。

断捨離しすぎて困る事1 - 生活が出来なくなる

断捨離しすぎて困る事の1つ目は、生活が出来なくなることです。

特に食器類などを多く断捨離した結果、料理が出来なくなってしまうことがあるようです。

また服においても、過度な断捨離は着る服が無くなってしまう可能性もあります。

断捨離をしてシンプルな生活を目指すこと自体は素晴らしいですが、あまり過度にやるのは止めましょう。

痩せすぎが健康によくないのと同様なので、適度な断捨離が重要です。

断捨離しすぎて困る事2 - ストレスが溜まる

断捨離しすぎて困る事の2つ目は、ストレスが溜まることです。

断捨離をしすぎた結果、ものが無くなりすぎてストレスを感じることがあります。

これは、ものに囲まれて生きることになれてしまっている方に多いようです。

一種の好転反応のように捉えて良いと思いますが、断捨離しすぎた結果ストレスが溜まってしまい、リバウンドしては意味がありませんので注意しましょう。

断捨離しすぎて困る事3 - 新しいものを購入してしまう

断捨離しすぎて困る事の3つ目は、新しいものを購入してしまうことです。

これは2つ目の「ストレスが溜まる」と関連していますが、断捨離しすぎた結果ストレスが溜まり、ものを買ってしまうという人がいます。

また、生活ができないくらいに断捨離してしまい、結果的に新しいものが必要になるという事もあります。

断捨離後のリバウンドの症状の1つとして代表的なものですので注意しましょう。

断捨離しすぎない対策ってどんなもの？

さて、断捨離しすぎて困る事を紹介してきましたが、断捨離しすぎない為の対策はどのような事が出来るのでしょうか？

ここでは、3つの対策をご紹介していきたいと思います。

断捨離しすぎない対策1 - 「保留」を有効活用

断捨離しすぎない対策の1つ目は、「保留」を有効活用することです。

断捨離においては、一つ一つのものを「必要」「不要」に分けていくと思いますが、「保留」のカテゴリを作っておくのもコツです。

「保留」とは、「必要」か「不要」かの判断がつかなかった時に仕分けていくカテゴリです。

「必要」「不要」の判断は5秒くらいを上限にして、それ以上掛かるのであれば「保留」とするのが良いでしょう。

「保留」では、1ヶ月といった一定期間放置しておいてから、再度「必要」「不要」の判断を下すことをします。

「1ヶ月使わなかったから不要だな…」「やっぱりこれに代わるものがなかったから必要だな…」といった心の変化が一定期間置けばあるはずなので、その際に判断すれば断捨離しすぎることを防げるでしょう。

断捨離しすぎない対策2 - 一気に断捨離しようとしない

断捨離しすぎない対策の2つ目は、一気に断捨離しようとしないことです。

「連休だから、この連休中にすべての部屋の断捨離を終わらせるぞ！」といった具合に、一気に断捨離を終わらせようとすると本当は必要なものを捨ててしまったりします。

期限を決めることは非常に重要ですが、あまり短いスパンにしてしまうと、急ぐあまりにちゃんと「必要」「不要」の判断をせずに断捨離してしまうことがあります。

冒頭で断捨離では継続が重要であることはお伝えしましたが、長いスパンで断捨離をしていけば良いので、あまり焦って捨てることの無いようにしましょう。

断捨離しすぎない対策3 - 他人と比較しない

断捨離しすぎない対策の3つ目は、他人と比較しないことです。

断捨離を始めるきっかけとして、友人・知人がやっていたからという人は多いのではないでしょうか？

特に断捨離をした人の部屋を見た時の感動や驚きが頭のなかにあると、どうしても自分もそれくらい断捨離しないといけないんだ…と思ってしまいがちです。

しかし、断捨離はあくまで自分と向き合って行うもので、他人と比較する必要はこれっぽっちもありません。

納得のいく断捨離を行うためにも、他人と比較することは止めるようにしましょう。