終活という言葉も一般的になってきてずいぶん経ちます。

どんなものにも終わりがあるように、人間の一生にも必ず終わりは訪れます。

最後の瞬間は、人によって千差万別ですが、できるだけ安らかに、誰にも迷惑をかけることなく終わりを迎えたいというのは多くの人が抱く気持ちかと思います。

ただ、最近はお一人で暮らしを営まれている、いわゆる「おひとりさま」も多くいます。

ご家族がいればお葬式やお墓のことなど、あまり心配しないでもうまく取り仕切ってもらえますが、おひとりさまの終活は事前の準備が大切になります。

今回は、おひとりさまの終活の進め方を、丁寧に説明していきたいと思います。

目次

おひとりさまの終活の第一歩は体調の管理

体調管理としての終活

おひとりさまの終活でなによりもまずすべきは、体調の管理です。

必ず終わりが来るからといって、わざわざ最後を早めるような行いはすべきではありません。

不摂生が過ぎれば、自分の体を思うようにコントロールできなくなり、突然の体調不良から、突発的な死へつながり、準備どころか孤独死でしばらく人に見つからないといったことも起こりえます。

ご老人のおひとりさまは、特に体調の管理をおろそかにしがちとなるため、終活の第一歩として、体調の管理をお勧めします。

体調の管理といっても、おひとりさまの終活に向けてですので、まずはご自身の体の状態を正確に把握することです。どんなリスクがあり、なにに気をつけていけばいいのか。専門医からきちんとアドバイスをもらうようにしてください。

新しいコミュニティに入るのも終活の一環

終活中のシニア

おひとりさまの終活としてすべきことの2つ目は、新しいコミュニティに入ることです。

これも、健康管理と同様に大切なことです。ご家族のいないおひとりさまは、自然とひとりの時間も多くなり、会話も少なくなっていきます。

そうすると、認知症のリスクなどが格段にあがったり、抑揚のない生活からうつ状態になるなど、深刻な健康面のリスクを抱えてしまいます。

こうなってしまうと、おひとりさまの安らかな終活とは程遠い状態となり、とても嫌な気持ちを抱えていってしまうことになります。

そこで、新しいコミュニティに入り、会話や、社会との接点を増やしていくことが、おひとりさまの終活にとってとても良い影響となるのです。

とはいえ、突然、新しいことを始めようとしても、若い時のようにはかないと思われるかと思います。

終活を考える年齢のおひとりさまでも安心して始められる趣味としてオススメなのは、将棋や囲碁、麻雀などの、対戦型の卓上ゲームです。

こういったものでしたら、初心者向けの講座や本も豊富にありますし、近所で同世代の愛好家と出会うことも容易です。はじめの一歩はなかなか大変だと思いますが、ぜひ勇気をもって踏み出してください。

相続関係を整えて死後に備える

遺言書を書くシニア

ここまでできた段階で、いよいよ本格的なおひとりさまの終活がはじまります。

なんといってもおひとりさまが終活において絶対にしなければならないのは、相続関係の整理です。

通常であれば、相続は配偶者と血族のみが対象となります。つまり、妻や夫、子ども、兄弟姉妹のみです。

もし、これらの相続人資格のある者が死亡していた場合は、その子どもが代襲者として相続人となります。これらの方々の相続するものは、法律でその割合が定められています。

ただ、遺留分や、特別受益など、生前の関係や行動によって変動するものもあり、相続は一般的にとても複雑で面倒なものです。

相続の争いによって、親族の不協が生まれることもよくあります。自身の死が引き金となって誰かが争いを始めることは、とても悲しいことです。

そこで、終活として、きちんと遺言を残したり、財産をあらかじめ整理することが大切です。これは、おひとりさまの場合も全く変わりありません。

遺言は、自筆で書き、押印もしくは署名をしてあれば、効力を発揮します。ですが、より確かな方法として公正証書遺言があります。

遺言書の内容が曖昧だったり、形式が満たされずに効力がなくなるなどの不測の自体をさけるため、おひとりさまの終活では、公証人役場での公正証書遺言をお勧めします。

また、財産がほとんどなく、逆に借金などの、債務があるような方の終活は、その事実をなんらかのかたちで相続人となる可能性のある人へ伝えておくことも大切です。

相続は包括承継となり、プラスの財産も、マイナスの債務も、すべてを包括して承継するのが基本です。そのため、債務の状況などをあらかじめ伝えて、対応を誤らないようにしておくことも、おひとりさまの終活といえます。

おひとりさまだからこそ終活でお墓の準備

終活でのお墓選び

おひとりさまの終活として相続関係の次は、お墓の準備です。これも、おひとりさまの終活では大切なことのひとつです。

家族があれば、代々のお墓など、あらかじめ入るべき場所が明確になっていることが多いですが、おひとりさまの終活では、これを一から自分で探す必要があります。

宗教や土地など、特別な理由やこだわりを持つ方は問題ありませんが、多くの人は「お墓はどこがいいですか?」と聞かれて、明確な答えは出てこないと思います。

通常はお寺の分譲墓地を購入し、お墓を建てることが一般的ですが、おひとりさまで、お参りに来る人も多くないことが見込まれるのであれば、屋外のいわゆる墓地は管理も大変ですし、あまりお勧めできません。

最近は、建物の中でマンションのようなかたちで、遺骨を納めることができるタイプのお墓などあり、こういった場所の方がおひとりさまの終活には向いているかもしれません。予算や、その後の状況など、複合的に考えて、最適なお墓を終活の中でご検討ください。

生前整理でおひとりさまの生活に適した環境を

生前整理をするおひとりさまの女性

相続やお墓など、長期的なことが決まったら、終活の最後として家の中の整理です。生前整理、つまり、自分の持ち物の総合的な整理整頓です。

これは、最もポピュラーな終活の活動といえるので、何より大事なことかもしれません。

おひとりさまの家だからといって、1Kや1Rといったお部屋の大きさだけではないでしょう。一軒家にお住まいの方や3LDKなどのファミリー向けの間取りにお住まいの方もいると思います。

1Kや1Rといった部屋の大きさで言えばそこまで大きくなくても、長年の暮らしの中でいろいろな物を購入してきたかと思いますので、それらはしっかりと整理しておく必要があります。

自分自身で生前整理を行う方法

生前整理を行おうと決めたら、まずは大型の家具や家電を処分することをおすすめします

これらのものは家の中で場所を取るだけでなく、余計なものを購入・保持してしまう原因となってしまいます。

「あの収納はまだ入るからもうちょっと買っても大丈夫」といって余分なものを購入しかねません。

収納が無ければないほど、物を少なくするしかなくなりますので、物を減らすことに繋がるのです。

大きな家具や家電を捨てたら、細々とした雑貨や衣類、食器類などを処分していきましょう。

業者に処分を手伝ってもらう

大きな家具や家電を自分で処分するのは非常に大変です。

自分で処分する所まで運ばなければいけないため、おひとりさまにとっては難しいからです。

そこでオススメなのが生前整理業者に依頼して、大きな家具や家電を処分してもらう方法です。

生前整理業者に依頼すれば、自分はほとんど何もすること無く不要な物を処分する事ができます。

おひとりさまの終活で生前整理をしようと思ったら、無理をせずに業者へ依頼することをご検討ください。

良質な生前整理業者の見極め方

ただし、どんな業者に依頼をしてもいいというわけではありません。

生前整理の業者は参入障壁が低いため、数も多く中には悪質な業者もいます。

よくあるトラブルとしては、聞いていた料金とは別に高額な手数料や追加料金を請求されることです。

最悪のケースは、回収された不用品を近所の空き地や河川、森や林などに不法投棄され、警察から事情聴取をうけるといったようなことも考えられます。

こういったトラブルを避けるために、おひとりさまの終活では、慎重な業者選びが大切です。

大事なポイントは、料金や作業内容を具体的に明示してくるかどうかということがあります。やはり、作業料金を聞いても、曖昧にしたままの業者というのは、後から追加料金を徴収されるようなリスクが高くなります。

同様に、態度が悪かったり、言葉遣いの悪い業者も一般的にはリスクが高いと言えます。相談できる人の少ないおひとりさまはトラブルに会うことも多くなってしまいますので、こういった点に注意しながら、業者を見極めてください。

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「おひとりさまの終活の仕方」まとめ

おひとりさまの終活について考える男性

いわゆるおひとりさまは、ご家族で暮らしている人に比べて、終活として事前に準備をしておいた方がいいことが多くあります。

まずはご自身の健康状態を把握し、相続やお墓など、長期的なことをじっくり決められたのちに、身の回りの物の整理を行ってください。

その際は無理をせず、プロの業者に依頼をすることがおひとりさまの終活のポイントです。

記事を読んで、終活や生前整理のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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