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投稿日:2019年11月17日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
故人の遺品を整理することを遺品整理というのに対し、生きている間に自分自身やご家族と協力して所持品を整理していくことを生前整理と言います。
どちらも、自分の人生の節目に向けてしっかりと正しい方法で片付けや整理を行うことで、自分自身や残された人にとって暮らしや思い出が豊かなものになるという大切な意味を持っています。
特に生前整理は、生きている間に行うことで一緒に片付けることもでき、多くの人にとって納得感のある方法で整理を行うことができます。
今回は、どんな方法で生前整理をしていけばいいのかを具体的に書いていきます。
誰にとっても訪れる大切な思い出の整理を、最適な方法で行えるよう、最後までお読みください。
オコマリは、生前整理を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。生前整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの生前整理のサービスの詳細については、「生前整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
生前整理の方法についてお伝えする前に、生前整理の必要性についてまずは解説してみます。
断捨離やミニマリストなんて言葉が出るくらい、今の若い人たちは物に対しての執着が薄いです。
反面、60歳以上の方は物の少ない環境に生まれ、その後はたくさんの物を消費していくことを推奨されるような時代の中で生きていきました。
同じ日本でありながら、生き方の方法や選択肢が全く異なる環境で育ったため、どうしても物に対しての意識には大きな差があり、生前整理や片付けに対しての方法や価値観も異なってきます。
そのため、ただ「生前整理は必要だからするべき」と伝える方法では、「ぜんぶ大事なもの」「今でも片付いている」などの答えが返ってくることが多く、あまりお互いにとって前向きな方法とはいえません。
周囲の人から見るとなんてことないと思っているような物でも、ご高齢者にとっては大切な思い出の詰まったものである可能性もあるのです。
生前整理をする際には、まず心の整理をする方法を探らなければいけません。
最初に書いたように、思い出を深めるためやご両親のこれからの生活をより豊かなものにするためなど、きちんとした方法で生前整理の必要性を伝え、前向きに片付けができる環境を一緒に考えていくことが大切です。
ですが、いきなり「生前整理をしよう!」とご両親に話してみて、やっぱり驚かれてしまうかと思います。
せっかくご両親を気遣っていても、「早く片付けたいのか?」「いなくなってほしいのか?」など変な食い違いを生んでしまうこともあります。
生前整理は正しい方法とタイミングで伝えないと、余計な軋轢を生んでしまうのです。
生前整理のタイミングと誘い方として多いのは、例えば老人ホームの入居に合わせて生前整理を行う方法や、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどの大型連休で実家に帰省をした際に一緒に片付ける方法です。
このような自然な流れの中で生前整理を提案する方が、両親が嫌な気持ちをする事がなくなるので、よい方法です。
いつ、どんな方法で行うのかは、しっかりと考え、いい方法で生前整理を行えるように配慮してみてください。
具体的に生前整理を進めるには、まずはご自身で片付ける方法が一番早く、お金もかからない方法です。
アルバムや着物などの昔から存在しているものについては、人によって価値が全く異なります。
自分にとっては不要でも、両親にとっては大事なものである可能性があるので、注意して整理するようにしましょう。
自治体のゴミの日を活用すれば、無料でゴミを処分できるので便利です。
ただし、ほとんどの自治体では粗大ゴミというカテゴリーが存在しており、1辺が30センチメートルを超えるものを粗大ゴミと定義している自治体が多いです。
粗大ゴミは無料で処分できる自治体もありますが、有料の所がほとんどですので、事前の確認が大切です。
生前整理では物を減らすことが非常に重要ですが、片付けた後の掃除も必要になります。
片付けた後にホコリが溜まっていたら、暮らしやすい空間とは言えませんよね。
その時に気をつけたいのが掃除用品です。古い掃除用品は壊れにくく使えるものも多いですが、掃除機などの家電製品は日々進歩しており、最新のものの性能に古いものは及びません。
しっかりと生前整理をするためには、中途半端に費用を出し惜しみして、整理も中途半端な方法となってしまうことがないよう、まずはきちんと道具類を揃え、万全の体制で整理に望むことが大切です。
生前整理の方法で大切にしたい他の点が、自分自身で生前整理を行う際には、あまり無理をしないことです。
長く暮らした家を生前整理で片付けると、あまりにも多くの処分品や、不要になった大きな家具や家電など、処分をするのにとても苦労をするようなもので溢れる状況が予想されます。
重たいものを持ったり、ホコリ被った空間を自分で整理したりすると、せっかくの生前整理で体調を崩してしまうような事態にもなりかねません。
生前整理は、安全に配慮して、無理のないような方法で行うことが大切です。
生前整理においては、不用品をしっかり処分しなければ、生前整理を行ったことにはなりません。無理をせずに行うのは難しいような状況では、どうしたらいいのでしょうか。
そんなときは、プロの業者頼む方法であれば、生前整理を驚くほどのスピードでやってくれます。
家具の移動から、物の廃棄処分、庭の片付けまで、生前整理したい部分を、まとめて片付けることができます。
もちろん費用もかかりますが、生前整理の中で、思わぬ掘り出し物が出てきて最終的には片付け費用がほとんどかからなかったような嬉しい誤算も期待できます。
業者によっては、買取オプションもつく方法などもあるので、相談してみてはいかがでしょうか。
ただし、実家の片付けを依頼する業者選びには注意が必要です。
生前整理業者の中には、高額な追加費用を請求してきたり、いいかげんな方法で生前整理を行ったりといった悪質な業者も存在します。
最悪のケースでは、生前整理を頼んだら警察に事情聴取を受けたなどというケースもあります。
実は、廃棄物の処理は、各自治体で厳格に処分方法が決まっているのですが、これをしっかり守ると、処分費用がどうしても高くなってしまいます。
そこで悪徳業者は、生前整理で出た不用品を、適切な方法で処分をするふりをして、周囲の山や人目につきにくい空き地などに不法投棄をすることがあるのです。もちろんこれは犯罪となる方法です。
そのため、後日警察が不法投棄されたゴミの中から生前整理の片付け処分品だとわかるようなものが発見されると、確認のために連絡がきます。
これは大変な事態で、生前整理をしたいと思っていただけなのに、犯罪者にされてしまう危険性も出てくるのです。
残念ながら、以上のようなトラブルは、度々起こっています。生前整理を専門業者に依頼する際には、慎重に業者を選ぶようにしてください。
良質な生前整理業者を見つけるいい方法とはどんなものでしょうか。
最も大切なことは、あまりにも安い価格を提示してくる業者には注意することです。
どんなものでも同じですが、安いものには理由があります。レストランで、すべての料理が10円で売られていたら、怪しくて食べたくないなと思うかと思います。
どんな食材を使っているのかわからず、不安を感じられるかと思います。生前整理業者も同じで、他の業者に比べてあまりにも安い金額を提示してくる業者は、必ずおかしな理由があると思ってください。
また、料金をはっきり提示しないような業者も注意が必要です。
あとから追加料金を徴収するような生前整理業者は、最初の時点では安めの大雑把な値段しか伝えてきません。
そして、作業終了後に高額な追加費用を請求してくるのです。いずれにしても、料金が安すぎたり、はっきりしていない業者は注意が必要です。
また当然のこととして、電話対応が乱雑だったり、態度の悪い業者も注意が必要です。
せっかくの生前整理で、余計な負担を感じることのないよう、しっかりと注意して業者を選ぶようにしてください。
生前整理は、その後の暮らしを豊かにし、思い出を一層深くする良い方法です。
ですが、生前整理をしようと伝える方法やタイミングを間違うと、余計な軋轢を生んでしまうこともあります。
また、生前整理をあまり無理をして行えば、体調を崩してしまうようなこともあります。そういった時には、専門の業者に依頼をするなど負担の少ない方法をお勧めします。
ただし、生前整理業者を選ぶ際には、悪質な業者もいるため、慎重にご検討ください。
記事を読んで、生前整理についてもっと知りたい!という方は、下記の記事も参考にしてみてください。
生前整理のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは生前整理について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に生前整理に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。