洗濯機の引き取りにはいくらかかる？

洗濯機は、ほとんどの家庭にあります。

家庭にはなくてはならない洗濯機ですが、引っ越しなどで不要になったときや故障などで使えなくなり、引き取ってもらうことを考えた場合、いくらくらいかかるのか気になりますね？

果たして、洗濯機のような大型の家電品の引き取りにはいくらくらいの金額がかかるのでしょうか？

洗濯機の引き取り料金

そもそも「洗濯機はどこで引き取りしてくれるんだろう？」と思った方はいませんか？

洗濯機は、普段ゴミを捨てている自治体の回収では扱っていないので、別の方法で引き取りしてもらう必要があります。

なぜかというと家電リサイクル法という法律のリサイクル対象機器となっているためです。

家電リサイクル法の対象機器となっているものは、購入したお店、もしくは買い替えのため新しく洗濯機を購入したお店、指定された業者が引き取りしなければならないという決まりがあるのです。

洗濯機の引き取りをしてもらう場合、買い替えなどで古い洗濯機が不要になった場合と、買い替えはしないけれど不要になったため引き取りだけをして欲しい場合の2パターンがあると思います。

今回は、下記の3つのパターンに分けて引き取り方法をご紹介していきたいと思います。

買い替えのために洗濯機を引き取りしてもらう場合

不要のために洗濯機を引き取りしてもらう場合

売って洗濯機を引き取りしてもらう場合

買い替えのために洗濯機を引き取ってもらう場合

買い替えのため、引き取ってもらうことが必要な場合は、新しい洗濯機を購入する販売店で引き取ってもらうことができます。

リサイクルにかかる費用は、洗濯機のメーカーにより異なります。

リサイクル回収料金が平均で2,500円～3,500円+収集運搬料が500円～1,500円くらいで合計3,000円～5,000円ほどかかります。

※購入する家電量販店、小売店により価格が異なりますので、詳細は購入時に家電量販店や小売店で確認するようにしてください。

また、購入の際に古い洗濯機の引き取りを依頼する方法もあります。（家電量販店のインターネットのサイトで購入の際もリサイクルの申し込みという項目があるところがあるようです。詳しくは購入の家電量販店や小売店などのサイトで確認してください）

直接店舗で購入の場合は、お店でリサイクルの手続きを行います。

インターネットなどで購入の際は、リサイクルの申し込みを行い、商品とリサイクル料金の決済をします。

インターネットでリサイクルの手続きをした場合は、回収前に郵送でリサイクル券が送られてきます。回収時にリサイクル券を渡します。

不要となった洗濯機の引き取りのみをしてもらう場合

不要となった洗濯機の引き取りのみをしてもらう場合は、洗濯機を購入した家電量販店や小売店で引き取ってもらうことができます。

それ以外では不用品回収業者に依頼することもできます。

家電量販店や販売店で引き取りをしてもらう場合の手順としては、事前に郵便局に振り込みをしておく方法と引き取りをしてもらう販売店に直接リサイクル料を支払う方法があります。

事前に郵便局でリサイクル料金を支払っておく場合の手順

事前に郵便局でリサイクル料を支払っておく場合の手順は下記のようなものです。

不要になった洗濯機を引き取ってもらう場合はリサイクル券の購入が必要になります。
リサイクル料金は洗濯機のメーカーにより料金が異なります。（※郵便局に家電リサイクル券システム郵便局手続き用料金表が備え付けてあります。但し、ない場合もあるかもしれませんので事前に振り込みに行く郵便局に電話で確認しておいたほうがいいようです）該当の洗濯機のメーカーのページにアクセスして、リサイクル料金を事前に確認する方法もあります。

郵便局で家電リサイクル券用紙をもらい、必要事項を記入します。

必要事項を記入し、リサイクル料金を支払います。

引き取りをしてもらう販売店に連絡をして、洗濯機の引き取りを依頼します。
その際にリサイクル券の購入が済んでいることを伝えてください。
不要な洗濯機を引き渡し、リサイクル券を渡してください（その際、リサイクル券の控えを受け取ります）。

販売店が遠方の場合や廃業している、また不明な場合は指定の引き取り場所に自分で運んで処分することもできます。
この場合、運搬料はかかりません。
※持ち込む前に指定引き取り場所となっている業者に連絡しておきましょう。

引き取りをしてもらう販売店にリサイクル料金を支払う場合の手順

また、引き取りしてもらう販売店にリサイクル料金を支払う方法もあります。

洗濯機を購入した販売店に連絡をして引き取りを依頼します。

その場でリサイクル券を発行してもらうことができますので、控えを受け取ります（運搬料もかかります）。
リサイクル料+運搬料は前述で記載したとおり、5,000円～6,000円ほどかかる場合が多いようです。
洗濯機のメーカーや引き取りを依頼する販売店によりリサイクル料や運搬料は異なります。詳細につきましては、引き取り販売店等に確認をしてください。

不用品回収業者に引き取りを依頼する場合

不用品回収業者に洗濯機の引き取りを依頼する方法もあります。

不用品回収業者に洗濯機の引き取りを依頼すると、費用としては5,000円〜10,000円が必要となります。

もし大きな洗濯機のような場合には、10,000円以上必要だと考えておいた方が良いでしょう。

不用品回収業者に依頼するメリットは、スピード感です。今日、明日に洗濯機を引き取りして欲しいというニーズにも対応してもらうことができます。

費用は他の方法と比較すると高めですが、簡単である点はオススメです。

売って洗濯機を引き取りしてもらう場合

洗濯機を引き取りしてもらう方法の最後は、売って洗濯機を引き取りしてもらう場合です。

洗濯機の年式が新しい場合については、洗濯機を売って引き取りしてもらう事が可能です。

売ることによって収益が得られるわけですから、これまで紹介してきた方法の中では一番うれしいものになります。

洗濯機の引き取りをしてもらう時に注意する点

ここまでは洗濯機を引き取りしてもらう方法をご紹介してきました。

しかし、洗濯機を引き取りしてもらう時に注意するべきことはあるのでしょうか？

ここからは、引き取りを依頼する際の注意点をご紹介したいと思います。

不用品回収業者の選定には注意

不用品回収業者に洗濯機の引き取りを依頼しようと思ったら、しっかりと業者選定をすることを忘れないで下さい。

引き取りした洗濯機を不法投棄したり、引き取り後に追加料金と言われて高額請求をされたりするトラブルが発生しています。

不用品回収業者の選定のポイントは下記の2点です。

選定ポイント1 - HPがあるか？

不用品回収業者の選定のポイントの1つ目は、HPが存在しているかどうかです。

不用品回収業者の中にはHPを持っていないところがあります。HPには会社の住所や電話番号、代表者の名前などが書いてあるはずです。

もし何かトラブルがあった時には、その情報を警察などに見せて相談をすることが出来るため、HPを持っている業者に依頼するようにしましょう。

できれば株式会社化している会社の方が、より責任の所在が明確で、安心して依頼することが出来ます。

どこの誰か分からない人に依頼するのは止めるようにしましょう。

選定ポイント2 - お見積もり書を紙で出してくれるか

不用品回収業者の選定のポイントの2つ目は、お見積もり書を紙で出してくれるかどうかです。

お見積もり書がなく口頭だけで済ませようとしている業者には注意が必要です。

不用品回収においてのトラブルでは、「言った言わない」が非常に多く発生しています。

紙としてお見積もり書を出しておいてもらうだけで、何かあった時にしっかりと反論することが可能です。

また、もし追加料金が発生するのであればどのような条件下で発生するのかも紙に書いておいてもらった方が良いでしょう。

備えあれば憂いなしですので、とにかく記録を残すという事を徹底させて下さい。

不用品回収ならオコマリにおまかせ

全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。洗濯機1個だけであればそこまで差はありませんが、まとまった量の不用品回収の場合、法外な金額を請求してくる悪質な業者がいます。

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売る場合には製造年度を確認しよう

続いての注意点は、売る場合における製造年度に関してです。

先ほど「新しいものであれば洗濯機を売って引き取りしてもらうことができる」とお伝えしました。

どれくらいのものが「新しい」と判断されるのでしょうか？

正解は「5年以内」となります。ただし、注意しないといけないのは、購入から5年以内ではなく製造年度から5年以内です。

市場に出回ってから古くなった洗濯機は、どんなにキレイだったとしても市場価値はありません。

洗濯機の場合は蓋の裏か、洗濯機の側面に製造年度が書いてあるはずです。もしなければ、製品番号からいつ製造されたのかを調べることも可能です。

売りたいと考えている場合には、調べて見るようにしましょう。