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投稿日:2017年11月09日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
引越しや遺品整理などを行う際には、もちろん残す物もありますが、多くの荷物を処分することになります。
物を処分する方法は、通常のごみと一緒に出すことが最も簡単な方法です。
洋服や本などであれば、この方法で処分して問題ありません。しかし電化製品となると、ごみと一緒に出すわけにはいきません。
電化製品の処分方法がわからないために、なかなか引っ越し準備が始められない、遺品整理が行えないという人も多いものです。
そこで今回は、引越しや遺品整理などで電化製品を処分したい場合に、回収してもらう方法をご紹介します。
普通のごみとして処分することができない厄介な電化製品ですが、どのように回収してもらえばよいのでしょうか。
電化製品の回収方法は主に2つあります。
まず挙げられる回収方法は、自体体ゴミで捨てるという方法です。
電化製品と聞くと、何か特別な方法をもって回収してもらう必要がありそうな感じがしますが、自体体ゴミでも捨てることができます。
自体体ゴミの場合、1辺が30cm以内かどうかが重要になってきます。多くの自治体ではこの長さを基準として粗大ゴミかどうかを分けています。
粗大ゴミでない場合には、燃えないゴミとして電化製品を回収してもらうことができますし、粗大ゴミの場合には300〜1,500円ほどで回収してもらうことができます。
しかしテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機に関しては、家電リサイクル法でリサイクルが必要な電化製品であるため、以上の回収場所では回収してもらえません。
別途、指定された回収場所があるので、そちらに持ち込むようにしましょう。
電化製品を回収してもらうもう一つの方法が、業者に依頼をする方法です。
こちらの方が負担も少なく済むのでおすすめです。
この場合に依頼をする業者は、不用品回収業者などです。
電化製品の回収を業者に依頼すれば、搬出や運搬などの面倒な作業も全て任せることができます。またリサイクルが必要な電化製品も一括で回収してもらうことができます。
ただし回収費用に加え、運搬費用や出張費用が必要になる場合もあります。
電化製品を回収してもらう際の料金相場はどれくらいのものなのでしょうか?
ここでは、上記で紹介した自治体ゴミで処分する方法と業者に依頼して回収してもらう方法の2つに分けて説明します。
自治体ゴミとして電化製品を回収してもらう場合、既にお伝えしたとおり、小さければ無料、大きくても300〜1,500円ほどで回収してもらうことができます。
自治体は業者に依頼して回収してもらうよりも安いのが特徴です。
業者に依頼して回収してもらう場合には、5,000円〜10,000円ほどになります。
トースター1個だとしても、人件費と車両費が必要になってくるため、どうしてもこれくらいになってしまうのです。
業者に依頼して回収してもらうかどうかは、「回収までの期限」「粗大ゴミかどうか」の2点で決めると良いと思います。
引越しなどで「どうしても明日までに回収してもらう必要がある」といった場合や、「粗大ゴミの収集置き場まで持っていくのが大変」といった場合には、業者に依頼する意味があります。
業者に依頼することによって、自分はほとんど何もやることなく、キレイに回収をしてくれるからです。
費用よりも早さや簡単さを重視する場合には、業者に依頼して回収してもらうようにしましょう。
テレビ、エアコン、洗濯機・乾燥機、冷凍庫・冷凍庫といった電化製品は、リサイクル家電と呼ばれており、通常の電化製品とは違った扱いになります。
この場合に必要となる費用は「家電リサイクル料金」と呼ばれるものであり、メーカーに支払われるものです。
そのため電化製品のメーカーによって料金が異なります。
エアコンは2,000円前後、テレビは小型であれば約2,000円、大型であれば約3,000円、冷蔵庫は約5,000円、洗濯機は3,000円前後が相場となっています。
業者によっては、回収費用と別に家電リサイクル料金が必要となる可能性もあります。依頼する前にしっかりと確認しておきましょう。
またリサイクルが必要な電化製品は、仮に自分で回収場所に持ち込んだとしても、家電リサイクル料金を支払う必要があります。
家電リサイクル法のリサイクル料金は、下記のWEBサイトから確認することができます。
このように電化製品を回収してもらう場合には、様々な料金を支払う必要があります。
しかしまれに無料で電化製品を回収している業者を目にすることはないでしょうか。
電化製品は処分するにもお金がかかるにもかかわらず、なぜ無料で回収している業者は存在しているのでしょうか。こういった業者は危険なのでしょうか。
無料で電化製品を回収している業者の多くは、回収した電化製品を修理して販売したり、輸出したりしていることが考えられます。
つまり無料で回収しても販売した際に儲けが出る仕組みになっているのです。
そのため無料で電化製品を回収している業者の全てが危険とは言い切れませんが、回収後に不法投棄される危険性も全くないわけではありません。
不法投棄は行った人ではなく、持ち主に責任が課されるので、トラブルに巻き込まれる可能性もあるのです。
またテレビや洗濯機といった電化製品を無料で回収している業者は避けておいた方が良いでしょう。
前述したように家電リサイクル料金が必要になるにもかかわらず無料で回収しているのは不自然です。
無料という言葉に惑わされず、きちんと回収や運搬の料金を設定している業者に依頼をすることをおすすめします。
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引越しなどで不要となった電化製品を回収してもらう方法や、料金の相場を見ていきました。
電化製品の回収料金はある程度決まっていますし、リサイクルが必要な電化製品の場合はメーカーによって料金が決められているので、業者ごとの違いがありません。
しかし回収してもらう電化製品が多くなると、それだけ料金がわかりにくくなります。それにつけ入って高額な料金を請求してくる業者もいないとは限りません。
電化製品を回収してもらう際には、本当に安全な業者であるかを見極めるためにも、見積もりをしっかりと取るようにしましょう。
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