ひろ

ひろ|伐採部編集長

家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。

庭の植木1本ずつにはそれぞれ大切な思い出があるものです。

その植木は家を建てた記念のシンボルツリーや子供の誕生記念の木や旅行先で買い求めた思い出の植木などだったりします。

しかしいずれは年月と共に大きく成長をした植木を伐採しなければならない日が来るかもしれません。

大切な植木、あなたならどのような方法で伐採しますか?

今回の記事では自分で植木を伐採する方法や植木の伐採を業者に依頼する場合の料金相場および伐採業者の選び方などについてご紹介していきます。

目次

植木の伐採の方法とは?

植木の伐採

植木を伐採しなければならない状況になったら伐採方法を早めに決めて実行しましょう。

植木を伐採をしないで放っておけば、植木がますます成長して事態の悪化を招いてしまいます。

自分で伐採していい植木かどうか確認する

「植木の1本や2本、簡単に伐採できる」と考えていませんか?

実のところ植木は皆さんが考えている以上に硬くて重くて扱いづらく危険なものです。

そのため素人が安全に伐採できる植木は高さが3m未満、幹の直径が20cm未満の木とされています

同時に植木の大きさだけではなく木の種類や性質も確認しておきましょう。

木の種類ごとに枝葉の付き方や根の張り方、伐採する際の作業難易度が違うからです。

シンボルツリーとして人気の植木であるアカシヤやシラカシ、オリーブや桜の木は木材の硬度としてはかなり硬いか硬い部類です。

*参考サイト:木材の強度/硬さ「木材博物館」(https://www.wood-museum.net/hardness.php)

伐採予定の植木が硬い性質であるならばそれに適した道具が必要となります。

また一人での作業は大変に危険なので一緒に作業をしてくれる人を探しておきましょう。

植木の伐採前にお祓いは必要か?

本来であれば人間の何倍も長生きする植木、樹齢を重ねた木には神や精霊が宿るとされています。

それを人間の都合で伐採してしまうのですから感謝や謝罪の気持ちを込めて伐採前にお祓いや供養をする習わしが日本にはあります。

お祓いのやり方はその土地により異なるようですので正式に行う場合は神社に依頼するといいでしょう。(初穂料や交通費などが必要)

自分で行う場合はお酒と塩を用意して植木の四隅に撒きます。

そして手を合わせながら今日までの感謝の気持ちを伝えましょう。

植木の伐採道具

自分で植木の伐採を行う場合に用意しておきたい道具は次の9点です。

  1. 防護服※長袖、長ズボンなどで代用可能
  2. 防護メガネ※チェーンソーを使用しない場合はなくても可
  3. グローブ
  4. ヘルメット
  5. 脚立
  6. のこぎり、チェーンソー※チェーンソーについては注意点あり
  7. シャベル
  8. ロープ※直径10㎜以上の太くて丈夫なもの
  9. ゴミ袋

なお植木の伐採後には切り倒した木および木くずなどが出るので運搬用の小型トラックがあると便利です。

植木の伐採にチェーンソーを使用する際の注意

ホームセンターなどで手頃な価格のチェーンソーが販売されていますが植木の伐採時に初心者がいきなりチェーンソーを使うことは大変に危険です。

最悪の場合には死亡事故となることも考えられますので安易な使用は避けるべきです。

植木の伐採にどうしてもチェーンソーが必要な場合にはチェーンソーの有資格者または使い慣れている人に作業してもらいましょう。

植木の伐採手順

実際に植木の伐採作業に入る前には安全面に考慮し十分な計画を立てておきましょう。

手順1 – 植木の状態をよく調べる

植木の生え方や枝葉のつきかたから重心がどこにあるのか、などを調べます。

手順2 – 植木を伐採する方向を決めロープをかける

植木を伐採した時に家屋や車などに当たらないか周りの安全を考慮しつつ伐採する

方向を決めたらロープをかけて誘引します。

手順3 – 植木を伐採する

  1. 細い木の場合は自分の肩と足元を目安に2か所で切り倒すようにします
  2. 太い木の場合はまず倒す方向に「受け口」という切り込みを入れます。受け口とは幹の3分の1ほどのところまでに35°~45°の「くの字」の切り込みのことで倒れる側になります
  3. 受け口の反対側に「追い口」を入れます。追い口とは幹の3分の1ほどのところまで入れるまっすぐな溝のことで押す側になります
  4. 周囲の安全を確認したら追い口側からゆっくりと木を押します

手順4 – 根を始末する

植木の伐採が終わったら残った根の始末をします。

根をそのままにしておくと新芽が出たりシロアリなどの害虫が繁殖したり腐食したりするのでできるだけ取り除きましょう。

伐採後に残った根の周辺をシャベルで掘り起こして根を抜きます。

土や木が濡れているほうが抜きやすいので水をかけて作業をするといいでしょう。

手順5 – 伐採した植木の処分

伐採した植木は可燃ゴミとして出せる自治体もあります。

または各自治体のゴミ収集センターに直接持ち込んで処分することもできます。

植木の伐採前に各自治体のホームページなどで確認をしておきましょう。

植木伐採の値段の決まり方

植木伐採の値段の決まり方

ここまで自分で植木を伐採する方法についてお伝えしてきましたが人手や手間、なによりも安全性を考えると植木の伐採業者に依頼するほうが安心できるという考え方もあります。

そこでここからは植木の伐採を業者に依頼する場合についてご紹介していきます。

植木の伐採をしてくれる業者とは?

植木の伐採と聞いてすぐに思いつくのは「庭師」や「造園業者」ですが「解体業者」やエクステリアなどを得意とする「建設業者」も植木の伐採に対応しています。

最近では「便利屋」で植木の伐採を受けてくれるところも増えています。

植木をただ伐採するだけでいいのか、伐採後に庭のデザインを変えたいのか、家のリフォームと同時に伐採も行うのか、など自分の希望に沿う業者を選ぶことが大切です。

植木の伐採業者の料金の内訳とは?

植木の伐採を業者に依頼しようとする時にいちばん気になるのが金銭面です。

植木の伐採料金なんて見当もつかないし業者の言い値をそのまま払って大丈夫なのか?と心配になりますよね。

植木の伐採の料金は大きく分けると「①作業費+②処分費+③その他」からなっています。ここからはそれぞれの植木の伐採の料金項目を見ていきましょう。

①作業費

植木の伐採時の作業費には伐採する植木のサイズごとに基本料金が設定されていますが、植木の種類や状態などにより異なります。

また重機の使用の有無や作業の難易度や環境、作業人数や作業時間によっても料金が異なります。

植木の伐採で見積もりを出してもらう時には作業費の内訳を必ず記述してもらいましょう。

②処分費

伐採した植木を運搬しやすいサイズに切り分ける作業や運搬に使用する車両などの費用が処分費に当たります。車両の大きさや使用台数により料金が異なります。

③その他

植木の伐採後に残った根の抜根作業や整地作業はその他料金となります。

また重機を使用する際の道路使用許可申請費や駐車場代など植木の伐採工事に関わる①②以外の料金がその他となります。

植木伐採の料金相場

植木伐採の料金相場を伝える女性

植木の伐採料金には相場はありますが適正価格というものが存在しません。

植木の伐採料金は植木の種類や状態、伐採作業の難易度、作業環境、伐採業者の料金設定、自治体ごとに異なる処分費などから算出されるためそれこそケースバイケースであるからです。

植木の伐採の料金相場表

植木の伐採料金の相場は以下の表の通りです。

●伐採

植木のサイズ 伐採料金
3m未満 3,000円~5,000円
3m~5m 15,000円~18,000円
5m以上 25,000円~30,000円

※植木の種類や枝葉の広がり、幹の太さなどにより異なる

●抜根

幹の太さ 抜根料金
30cm未満 6,000円~10,000円
30cm~50cm未満 15,000円~25,000円
50cm~80cm未満 25,000円~35,000円

※根の張り具合や土の状態などにより異なる

●伐採した植木の処分費

植木のサイズ 処分費
3m未満 3,000円~5,000円
3m~5m 8,000円~10,000円
5m以上 12,000円~15,000円

※多くの伐採業者では伐採費用の半額程度を処分費としている

●重機

ユンボ(ショベルカー) 使用料/1日
1,5t 20,000円前後
5t 30,000円前後
クレーン車 使用料/1日
10t 100,000円前後
20t 150,000円前後

※作業環境によっては重機の使用のための敷鉄板が必要になる。相場は6~8枚使用で50,000円前後

※重機使用の際の道路使用料金は自治体により異なる。2,000円~2,500円の自治体が多い

※参考サイト:都道府県別道路使用料金一覧(https://www.dourokyoka.com/siyou-cost/)

植木の伐採を業者に安く依頼するコツ

植木の伐採を業者に安く依頼するコツを伝える人

植木の伐採業者を選ぶ時に気をつけたいのが「価格の安さだけで業者を決めること」です。

植木の伐採の相場と比べてあまりにも安い料金を提示している業者の中には、後から高額な請求をしてきたり植木の知識がないままに作業をした結果周りの植木や家屋を傷めてしまったりというようなトラブルを起こしている事例もあるからです。

安いつもりで選んだ植木の伐採業者のおかげで結局高くついたなどということがないように慎重に業者を選びましょう。

植木の伐採業者を選ぶ前に

安心して植木の伐採を依頼できる業者を選ぶためには事前の下調べも大切です。

下調べの時には次のようなことをチェックしましょう。

  1. ホームページがわかりやすく書かれている
  2. 料金の設定が明確である
  3. 実績がある
  4. 植木の伐採は1本からでも引き受けてくれる
  5. 電話の応対がきちんとしている

なおネット上にある口コミや評判などは信ぴょう性が高いとはいえないので参考程度に考えておきましょう。

植木の伐採業者から見積りを取る

実際に現場に来てもらい伐採したい植木や周辺環境などを見てもらったうえで見積書を作成してもらいます。

この時に植木の伐採の見積書の内訳が細かく設定されている伐採業者は合格といえます。

伐採する植木のサイズや作業内容、使用重機、処分方法などについてきちんと見積書に記載をしているかを見るとともに追加料金の発生の有無も確かめておきましょう。

また対応がよく信頼できそうか、自分と相性がいいか、なども重要なポイントです。

植木の伐採や剪定など庭全般の相談ができそうな業者であれば長いお付き合いになることも予想されるからです。

料金体系が明確で人柄も信頼できる伐採業者であれば安心して依頼しましょう。

ご近所さんや庭仲間から伐採業者を紹介してもらう

自分で伐採業者を探さなくてもご近所さんや庭仲間が長年懇意にしている植木の伐採業者を紹介してもらうという方法もあります。

地域で昔から商売を続けている地元の伐採業者であれば実績は申し分ありませんしコミュニケーションも取りやすいですよね。

一般的には全国展開している大手の伐採業者に比べて小規模な地元の伐採業者のほうが料金の相談や価格交渉にも応じてくれる傾向にあります。

「植木の伐採の方法とは?料金相場も徹底解説」まとめ

植木の伐採

記事中でも触れていますが植木の伐採を日延べするほど植木はどんどん成長していきますし近年はこれまでに経験のない規模の気象災害が起きています。

こうした背景を考えると植木の伐採は不測の事態の予防策としてもぜひ取り組んでおきたいですね。

自分で植木を伐採する人は安全面を第一に考えた方法で、業者に植木の伐採を依頼する人は料金だけではなく総合的に信頼できる業者を選んで、早めに対処して下さい。

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