垣根の選定方法や剪定料金をわかりやすくご紹介
投稿日:2020年02月10日 更新日:2021年04月28日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
家に立派な垣根があっても、垣根の手入れの仕方がわからず、そのままにしてしまうとあちらこちらに新しい芽が出てきてボサボサになってしまい、見た目が悪くなってしまいますね。
垣根の剪定の方法は慣れた方でない限り、なかなか学ぶ機会がないのではないでしょうか。
そこで今回は、垣根を自分で剪定する方法や業者に剪定を依頼する場合の業者の選び方や剪定費用についてご紹介します。
オコマリは、剪定を始め木の伐採・抜根や庭の手入れ、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付け、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。剪定に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの剪定のサービスの詳細については、「剪定|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
垣根の剪定をする目的は、大きく分けて3つあります。
その3つの目的は、以下に記載しましたのでご覧ください。
また、垣根をこれ以上成長させたくない人でも、定期的に剪定してあげないと近隣のお家に垣根が伸びて侵入してしまう恐れもありますし、道路沿いなら、道路を通る車に垣根がこすってしまう可能性もあります。
自分のためだけではなく、周りの人のことも考えると定期的な剪定は必ず必要になります。
垣根の剪定を行う適正な時期は、植えた樹木によって異なります。
常緑樹の場合は、新芽や木の成長が止まる6月と10月の2回行うことがおすすめです。
針葉樹の場合は、10月頃、落葉樹の場合は葉が落ちたあとの11月~3月頃に剪定を行うと良いでしょう。
ただし、寒さが厳しい地域の場合は、剪定した垣根の切り口が枯れてしまうことがあるため、常緑樹の場合は新芽が出始める前に、落葉樹の場合も12~2月頃は寒さが厳しい時期なので垣根の剪定は避けた方がよい場合がありますので注意してください。
一般的には垣根として植えている木の成長サイクルを調べ、木の休眠期と呼ばれている時期に垣根の剪定を行うことがおすすめです。
しかし、垣根の剪定に適していると言われる時期であっても、寒さが厳しいときに垣根の剪定をしてしまうと、木がダメージを受けてしまい、生垣が枯れてしまう可能性があります。
特に寒い地域にお住まいの方が垣根の剪定をする場合は、真冬の寒い時期を避けて剪定をするようにしてください。
垣根の剪定を自分で行う場合は、まず道具を準備しましょう。
垣根の剪定に使う道具には、剪定バサミや垣根の剪定用電動バリカン(ヘッジトリマー)などがあります。
剪定バサミは、材質や機能によって価格はさまざまですが、2,000円~5,000円程度で購入することができます。剪定用電動バリカン(ヘッドトリマー)も機能の違いでさまざまな価格帯のものが販売されていますが、1万~3万円ほどで購入することができます。
剪定用電動バリカンは1泊2日で3,000円程度からレンタルすることも可能です。
剪定道具については下記の「垣根・生垣の剪定に必要な道具」でより詳しくご説明しているので、チェックしてみてください。
道具を準備したら、いよいよ垣根の剪定作業を行います。垣根の剪定の作業手順は以下の通りです。
垣根の剪定は側面から始めます。垣根の側面の下から刈り込みを始め、上に向かって刈り込んでいきます。
垣根の上部は新しい芽がどんどん出るので勢いがありますが、垣根の下部は発芽力が弱い部分です。
そのため、垣根の下部を必要以上に刈り込んでしまうと、木が弱ってしまう可能性があります。
垣根の下部の刈り込みは飛び出している枝を整える程度にして、あまりたくさん刈り込まないように注意しましょう。
剪定バサミを使って剪定を行う場合、左右の刃を一緒に動かしてしまうと垣根の形がきれいに整いにくくなります。
垣根の剪定は剪定バサミの左側の刃は動かさずに固定し、右側の刃だけを動かして切っていくようにすると形が整いやすくなりますので試してみてください。
垣根の側面の剪定が終わったら、垣根の上部をまっすぐになるように剪定していきます。
生垣が目隠しの役割を果たしている場合は、あまり切りすぎてしまうと目隠しとしての役割が果たせなくなってしまいます。
垣根の上部を切るときは、最初に垣根の高さをどのくらいにするかを決めて、目印をつけておくと剪定をしているときに垣根を切りすぎてしまうことを防ぐことができます。
側面、上部の剪定が終わったら、余分な枝を間引いて風通しを良くします。
枝が込み合ってきてしまいますと、日光が内部に届かなくなってしまい、病気や害虫の発生の原因になります。全体の形を整えたら、日光が通りやすくなるように余分な枝を間引いておきましょう。
垣根・生垣の剪定に高さがあるときは、高枝用の道具を使うか、自分が垣根や生垣の高さに合わせるかの2択だと思います。
高枝用の道具というと、高枝ばさみを思い浮かべる人が多いと思いますが、高枝用のチェーンソーもあります。体力の消耗を抑えたい方や、力を使わずに剪定をしたい方におすすめです。また、1度使うと、高枝ばさみには戻れないという人も多いようです。
しかし、チェーンソーには変わりないので、取り扱いには十分注意しましょう。
垣根・生垣は生きている植物ですので、剪定以外にもお手入れが必要になってきます。
もしかすると、気が付かないうちに垣根・生垣が枯れてしまったり、害虫が住み着くようになるかもしれません。
そこで、基本的な日常のお手入れ方法を3つご紹介しますので、ぜひ実践してください。
今回ご紹介する日常のお手入れ方法は、以下の3つです。
垣根・生垣の日常のお手入れ方法の1つ目は、水やりです。
基本的に垣根・生垣の水やり頻度は、そこまで高くありませんが、晴れが続いたときなど乾燥している時は水やりを行いましょう。
また、植えてから半年ほども、根がしっかりと張っていないので、水やりをする必要があります。
垣根・生垣の日常のお手入れ方法の2つ目は、肥料をあげることです。
垣根・生垣には、土に混ぜることで徐々に効果の出る肥料をおすすめします。
また、花や実のなる植物を植えている場合は、春・夏ごろに肥料を与えるのが良いです。
ただし、肥料の与えすぎも垣根・生垣を弱らせてしまうことになるので、使用容量をよく確認してください。
垣根・生垣の日常のお手入れ方法の3つ目は、 害虫の駆除|消毒をすることです。
垣根や生垣にも、害虫が発生することがあります。
特に弱った木に害虫が発生することが多く、その状態のままにしておくことは木にも、ご自身にもメリットはありません。
薬剤の散布はもちろん、適度に剪定をして風通しを良くしてあげましょう。
垣根・生垣の剪定を自分で行おうと思ったら、初めに用意しなければいけないのが、剪定のための道具を購入・レンタルすることです。垣根・生垣の剪定に必要な道具は以下の物です。
垣根が低い場合は、高枝ばさみ(高枝切りチェーンソー)は必要ありませんので、ご自宅の状況によって購入する必要があるのか検討してください。
電動バリカンには、各メーカーによって様々な機能がありますが、基本的な性能を確かめてから購入する事をおすすめします。
基本的な性能のチェックポイントは、以下の3点です。
1つ目の電源式か充電式に関して、垣根の近くにコンセントなど電気を取れる場所がない人は、充電式にしましょう。
2つ目の刃の形状に関して、標準の刃よりも切れ味が良い形状のものと標準の形状の刃がありますが、切れ味が良い形状の刃になるにつれて価格も上がることに注意してください。
3つ目の刈り幅の違いに関して、刈り幅が大きなものは広い範囲を刈ることができますが、その分本体の重量も重くなります。
この3点を確認したうえで、各メーカーのバリカンに備わっている機能の違いを確認し、購入することをおすすめします。
垣根・生垣の剪定にバリカンを使うときのやり方は、「垣根・生垣の剪定を自分で行う方法」でご紹介したように「側面→上部」の順番で刈りこんでいきます。
焦らずに2~4秒で1メートルを刈る意識で、剪定しましょう。
垣根・生垣の剪定にバリカンを使うときの注意点は、太い枝がある場合、事前に刈っておくことが大事です。バリカンには、最大切断経が設定されているため、それ以上の太さの枝を切ることはできません。注意してください。
垣根・生垣の剪定につかうチェーンソーには、電動バリカンと同じように、各メーカーによって様々な機能がありますが、基本的な性能を確かめてから購入する事をおすすめします。
基本的な性能のチェックポイントは、以下の3点です。
1つ目のポイントの電源式か充電式に関して、電動バリカンと同じように、垣根の近くにコンセントなど電気を取れる場所がない人は、充電式にすることをおすすめします。
2つ目のポイントの持ち手の向きに関して、持ち手が上についているトップハンドルのチェーンソーと持ち手が後方についているリアハンドルのチェーンソーがあります。
トップハンドルのチェーンソーは、コンパクトで小回りが利くが、パワーがそこまでありません。リアハンドルのチェーンソーは、パワーはあるが、大きく小回りが利きません。
持ち手の向きをどちらにするかは、垣根の大きさや垣根の剪定以外にも使用することがあるかどうかで判断してみてはいかがでしょうか?
3つ目のポイントの切断幅の違いに関して、電動バリカンと同じように、切断幅が大きなものは広い範囲を刈ることができますが、その分本体の重量も重くなる特徴があるので、注意しましょう。
垣根の剪定を自分で行うのではなく、業者に依頼したい場合、垣根の剪定料金がどれくらいかかるのか気になりますね。
次に、垣根の剪定を業者に依頼した場合、剪定料金はどれくらいかかるのかご紹介します。
垣根の剪定を業者に依頼する場合、職人さん1人あたりの工賃として剪定費用が決められている業者と、生垣1mあたりの単価が決まっていて、単価×生垣の長さで垣根の剪定費用が計算されている業者があります。
垣根の剪定を業者に依頼する場合は、どちらで計算される業者なのかを確認して相場価格を調べてみましょう。
垣根のサイズに関係なく、垣根の剪定作業を行う職人さんの工賃として費用が決められている場合の剪定料金の相場は、1日当たり15,000~30,000円、時給で計算されている場合は、1時間当たり2,000~3,000円が相場です。
しかし、垣根の剪定費用は地域によって異なることがあります。一般的に都市部は高めになる傾向があり、地方では相場価格よりも低めに設定されていることが多いです。
垣根の長さで剪定費用が決められている場合は、以下が剪定費用の相場になっています。
垣根の長さ | 垣根の剪定費用の相場 |
1m未満 | 500円前後 |
1m~2m未満 | 1,000円前後 |
2m~3m未満 | 2,000円前後 |
3m以上 | 別途見積もり |
垣根の剪定を業者に依頼する場合、剪定にかかる費用以外にごみの処分費用が必要になります。
45ℓのごみ袋1つ分程度であればごみの処分費用は500〜1,000円程度です。
垣根の剪定を依頼する業者によっては、剪定料金の中にごみの処分費用も含まれている場合もありますので、垣根の剪定費用の確認をするときにごみの処分費用が含まれているかを確認してみるようにしてください。
ごみの量が少ない場合は、業者に依頼しても大きな負担になりませんが、できるだけ剪定料金を抑えたい場合は、自分で処分すればごみの処分費用を節約することができます。
可燃物のごみ袋に入れることが可能であれば、ほとんどの自治体では通常の可燃物として出すことが可能です。
高木の剪定費用について詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみましょう。
垣根の剪定を業者に依頼する場合の相場観を見てきましたが、垣根の業者であればどの業者であっても安心・安全に依頼できる訳ではありません。
ここでは、垣根の剪定業者を選ぶときのポイントをご紹介します。
垣根の剪定は、「植木屋」「造園業者」「庭師」など、樹木の知識がある専門業者に依頼することがおすすめです。
ご紹介のように、垣根はご家庭によってさまざまな樹木が使われています。
垣根に使用されている樹木によって適正な剪定時期が異なりますし、何より樹木の専門家に依頼すると垣根の剪定の仕上がりが全く異なります。
便利屋と呼ばれている業者などでも垣根の剪定作業を行っているところもありますが、垣根を健康な状態できれいに保つためには、多少費用が高くなってしまったとしても、樹木の知識がある専門業者に依頼することをおすすめします。
また、作業を依頼したあとに高額な追加費用を請求する悪徳業者もいますので、作業を依頼する前には以下の内容にも注意するようにしましょう。
垣根の剪定にできるだけお金を掛けたくないと思う人も多いと思いますが、垣根の剪定を業者にお願いするメリットはいくつかあります。
垣根の剪定を業者に依頼する最大のメリットは、見た目の仕上がりです。
自分で垣根を剪定してしまうと、業者のように見た目をきれいに整えて形良く仕上げることは困難です。ですが、業者に依頼すればきれいに仕上げてもらうことが可能です。
2つ目は、植えている樹木によって剪定を行う時期が異なるため、適正な時期を見極めるのが難しいことです。垣根の剪定は、一般的には木の成長が止まる休眠期に行うのが良いと言われています。
しかし、住んでいる地域によって気温に差があるため、剪定時期を誤ってしまうと垣根の樹木を痛めてしまい、垣根を剪定したことによって垣根が枯れてしまう可能性があるのです。
その点、樹木のプロの業者に依頼すれば垣根の剪定時期を誤ってしまうことはありません。
定期的に垣根の剪定を業者に依頼すれば、樹木が元気な状態で垣根の見た目もきれいに保つことができます。
オコマリが請け負った垣根等の剪定事例を2つご紹介いたします。
また、お客様から頂いた口コミも記載しますので、ぜひご覧くださいませ。
サービス | 金額 | 住居 |
---|---|---|
剪定 | 110,000円 | 一軒家 |
剪定を行ったお客様の感想
現地でのお見積りの際に、こちらの要望をしっかりと聞いてくれていると感じられました。安心して垣根と庭の木々の手入れを依頼できました。この度はどうもありがとうございました。
サービス | 金額 | 住居 |
---|---|---|
剪定 | 94,000円 | 一軒家 |
剪定を行ったお客様の感想
急ぎでの庭の木の剪定の作業を依頼しましたが、スムーズに作業を進めてくれました。非常に助かりました。ありがとうございました。
オコマリは、この他にもたくさんの剪定作業をさせていただいております。
さらに口コミや作業実績を見たい方は、『オコマリの剪定の口コミ』をご覧ください。
全国に垣根の剪定を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して垣根の剪定を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
垣根を剪定せずにそのままにしてしまうと、新しい芽がどんどん出てきて見た目がボサボサになってしまうだけではなく、垣根の内部に日光が届きにくくなるので、垣根の樹木に害虫が付きやすくなったり、枯れやすくなったりしてしまいます。
見た目のきれいさを保つだけではなく、樹木を健康に保つためにも垣根の剪定は定期的に行うことがおすすめです。
今回ご紹介したように垣根の剪定は、自分で行うことも可能ですが、プロのようにきれいな形になるように剪定をするのはかなり難易度が高いといえます。
見た目をきれいに垣根の剪定を行いたい場合は、植木屋や造園業者などのプロの業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
記事を読んで、草木の手入れに関して興味を持った方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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