高木の剪定費用相場や業者の選び方をご紹介します。
投稿日:2020年01月21日 更新日:2022年06月29日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
高木の剪定の料金費用相場は、1本あたり22,000~38,000円程度になっています。この料金費用相場の中には、剪定の作業費(人件費)に加えて処分費、出張・駐車費が含まれています。
このページでは、高木の剪定の料金費用相場をお伝えするととともに、高木の剪定の料金費用がどのように決まるのか?、高木の剪定の料金費用を抑える方法はあるのか?などを解説していきます。
高木の剪定の料金費用相場について詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読み進めていってください。
オコマリは、剪定を始め木の木の伐採・抜根や庭の手入れ、遺品整理、生前整理、ゴミ屋敷片付け、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。剪定に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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高木の剪定の料金費用相場は、1本あたり22,000~38,000円になります。この料金費用相場には「剪定費用」「処分費用」「出張・駐車費用」が含まれています。
2本の高木の剪定を依頼する場合には単純に2倍にはならず、1.3~1.5倍くらいの料金費用で剪定をしてもらえると考えても良いでしょう。これは、1本を剪定するのも2本を剪定をするのも変わらない費用項目があるからです。
下記には高木の剪定の料金費用相場の表をまとめておきましたので、確認してみましょう。
料金費用項目 | 相場 |
---|---|
剪定費用 | 15,000~20,000円 |
処分費用 | 5,000~10,000円 |
出張・駐車費用 | 2,000〜8,000円 |
重機費用(発生しない場合が多い) | 20,000~50,000円/日 |
合計(重機費用は含まず) | 22,000円~38,000円 |
重機費用については、使用する場合にのみ発生します。高木の場合、どれくらい高い樹木になるのか?によって高所作業車のような重機が必要かが変わってきます。
ここからは、それぞれの料金費用項目とその料金費用相場を解説していきたいと思います。
高木剪定の料金費用項目の1つ目は、剪定費用です。剪定費用は、高木剪定の作業そのものについての費用で、費用形態は下記のように2通りあります。
時給制・日当制 | 単価制 |
---|---|
職人1人1日あたり、または1時間あたりの作業報酬 | 生垣1㎡あたり、または庭木1本につき○○円といった報酬 |
このように基本的な価格は決まっていますが、庭木の品種や状態によって料金が変動することもあります。
どちらの費用形態になるかは高木剪定業者によって異なります。どちらの費用形態をとっても、最終的な剪定費用の金額はあまり変わらないことが多いようです。
下記には「時給制・日当制」「単価制」の料金費用相場表を掲載しますので、確認してみましょう。
時給制 | 日当制 |
---|---|
2,000円~3,000円/1時間 | 15,000円~20,000円/1日 |
木の種類 | 高さ | 費用相場(1本あたり) |
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高木 | 5m~7m未満 | 15,000円程度 |
中木 | 3m~5m未満 | 7,000円程度 |
低木 | 3m未満 | 3,000円程度 |
時給制・日当制の場合、経験の浅い職人が作業を行うと熟練の職人に比べて作業に時間がかかってしまうため、費用が高くなってしまう可能性があります。
高木剪定の場合、作業日数としては約丸1日かかってしまうケースが多いですので、時給制も日当制も結局はあまり変わらない料金費用になることが多いです。
また、単価制における高木の庭木剪定の費用相場は、1本あたり15,000円前後となっています。
ちなみに、高木とは5m~7m未満の庭木をさし、それ以上の高木の場合は、別途料金がかかることが多いです。庭木の高さだけではなく、太さによっても料金が変わる高木剪定業者もありますので、事前に確認が必要です。
高木剪定の料金費用項目の2つ目は、処分費用です。処分費用は高木剪定で出た枝や草の処分にかかる費用になります。処分するごみの量が多いほど料金が加算されていきます。
なお、高木剪定業者によっては、剪定費用に含んでいるところもありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
下記には処分費用の料金費用相場表を掲載しました。ゴミ袋1袋計算よりは、軽トラック1台での計算をされる高木剪定業者の方が多いです。高木剪定となるとある程度の草や枝のゴミが出ますので、それが要因になっています。
ごみ袋1袋(45ℓ) | 500円程度 |
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軽トラック1台 | 5,000~10,000前後 |
高木剪定の料金費用項目の3つ目は、出張・駐車費用です。出張費用は、高木剪定業者が遠方から来る場合、出張費として交通費を請求されることがあります。
また、駐車費用は都心になるとトラックを駐車するスペースが家の前などに確保できない場合に、有料の駐車スペースを利用するために費用が発生するのです。
出張費用を抑えるためには、できるだけ近場の高木剪定業者を選ぶことがポイントになりますが、ちょっとした違いであれば殆ど違いは出ないでしょう。
出張及び駐車料金は一概にこの金額ということが出来ません。やはり東京や大阪といった都市圏の方が高速道路を利用して出張費用が高くなったり、駐車料金が高くなったりする傾向にあります。
全国平均費用で考えた場合、1回の高木剪定あたり2,000〜8,000円程度必要と考えておきましょう。
高木剪定の料金費用項目の4つ目は、重機費用です。高木剪定で発生する重機としては高所作業車が主になるでしょう。
通常の高木剪定であれば梯子をかけて作業を行いますが、あまりにも高い場合や梯子が使用できないケースでは、高所作業車が必要になります。
下記には高所作業車の長さ別の料金費用相場表を掲載しておきました。レンタルをする前提での料金費用相場になりますので、高木剪定業者が高所作業車を保有していた場合には、もう少し安くなる可能性もあります。
長さ | 高所作業車の料金費用相場 |
---|---|
10m | 20,000円/1日~ |
12m | 21,000円/1日~ |
17m | 31,500円/1日~ |
21m | 42,500円/1日~ |
27m | 52,500円/1日~ |
高木剪定の料金費用を抑えるコツには、下記の3つがあります。
ここでは上記の3つの高木剪定の料金費用を抑えるコツについて詳しく解説すると共に、シルバー人材センターに依頼して料金費用を抑える方法もご紹介します。
剪定の際に出たごみを高木剪定業者に処分してもらうと、ご紹介したように1袋あたり、または軽トラック1台あたりの料金を請求されてしまいます。
しかし、自治体指定のゴミ袋に入れてご自身で処分できればその分の費用を節約することができます。
草や枝の量によって自治体のゴミの日に出せるかどうかは決まってきますが、もし1度で出しきれない場合には数回に分けて処分をすれば問題ありません。
また自治体がクリーンセンターと呼ばれる焼却施設を持っている場合には、そちらに自ら持ち込みをして処分できるケースがあります。クリーンセンターに持ち込みができれば、大量の不要な枝や草を1度に処分できます。
クリーンセンターへの持ち込みは、有料である場合もありますし、自治体によってクリーンセンターがないところもありますので、事前にしっかりと調べてから持っていくようにしましょう。
事前調査がなく、剪定の当日にいきなり作業を開始すると、必要な道具や車両の準備ができていないことがあります。
出直して作業を始めるとその分費用もかさんでしまうので、事前に剪定する高木や周辺の状況を確認してもらい、追加料金が発生しないようにすることも大切です。
予算通りに高木剪定を行ってもらうためにも、必ず事前の現地調査は行ってもらいましょう。
複数の高木剪定業者から相見積もりを取ることで、費用を抑える効果があるだけでなく、より信頼できる業者を選ぶことも可能になります。
複数の見積もりを比較すると、自ずと適正価格が見えてきますし、値引き交渉の材料にも利用できるのでおすすめです。
高木の剪定を業者に依頼する前に、もしかすると「シルバー人材センターでも頼めるのでは?」と思う方がいるかもしれません。
シルバー人材センターは様々な作業を安く頼めるというイメージがあるので、高木の剪定費用を節約する為に依頼したいと考える方もいるでしょう。
しかし、シルバー人材センターでは、センターにもよりますが3.5m~4m以上の高さの庭木の剪定はお断りしているところがほとんどです。
高木は5m以上とされていますので、シルバー人材センターでは対応外となっているのです。
したがって、ご自身でできない高木の剪定は専門の業者に依頼することになります。
ここまでの高木剪定の費用を見てきて、自分で行った方が良いのでは?と考えた方も多いかと思います。
実際、高木剪定を業者に依頼すると料金を支払わなくてはなりませんが、もしご自身でできればお金をかけずに剪定ができますよね。
しかし、高木に限った話ではありませんが、剪定は特別な技術を要する作業です。
庭木によって剪定する方法が異なり、仮に間違った方法で剪定してしまうと、全体的なバランスが崩れてしまいますし、さらには庭木自体を枯らしてしまう可能性もあるのです。
また、高木の剪定には様々な道具が必要になり、それらすべてを揃えると高額な費用がかかってしまいます。
このようなリスクを考えると、やはり費用をかけてでも庭木剪定業者に依頼する方が安心だと言えます。
高木剪定の費用が安くなる時期はあります。
高木剪定をする業者には繁忙期があり、それが「冬季剪定」と「夏季剪定」の時期になります。
また、どうしても業者の繁忙期には費用が高額になりがちです。
したがって、この繁忙期を避けることで、剪定の費用を抑えることが可能になるのです。
具体的に言えば、9月~11月と4月~6月です。
下記は、冬季剪定と夏季剪定についてまとめた表になります。
冬季剪定 | 庭木の新芽が出始める前に、不要な枝や葉を切除するといった基本的な剪定を行う。比較的大掛かりな剪定となるのが一般的。 |
夏季剪定 | 伸びすぎた枝や葉を切除し、全体的な形を整えるために行う。また、日照や風通しをよくする効果もある。 |
このような剪定を行う時期は、高木剪定業者への依頼が集中することもあり、料金が高くなることもあります。
したがって、もし高木剪定の料金費用を抑えたいのであれば、高木剪定の依頼は依頼が集中する前後にするのが良いでしょう。
ただし、樹木の種類によっては剪定する時期を間違えると樹木を痛めてしまう可能性もありますので、高木剪定の業者に相談しながら決めるようにしましょう。
高木剪定の料金費用を気にするのは理解はできますが、高木剪定の料金費用だけで業者を選ぶのは危険です。もちろん費用も大切ですが、それ以外にも保有資格や対応など、充分に考慮すべき点があります。
また、高木の剪定には高い技術力が必要となるため、通常の庭木の剪定よりも高額になってしまうことも事実ですが、高木剪定の費用を気にしすぎた結果、トラブルに巻き込まれてしまった例もよく聞きますので、高木剪定業者選びはしっかり行うようにしましょう。
費用が極端に安い業者に依頼することは、技術力の面からしてもおすすめはできません。
ここでは、高木剪定を費用以外で選ぶポイントを3つご紹介します。
高木剪定を費用以外で選ぶポイントの1つ目は、保有資格です。
高木の剪定を依頼するとき、せっかくなら知識と経験豊富な業者に依頼したいですよね。
とは言え、高木の剪定をするには特別な資格は必要としないため、腕のいい業者を見つけるのは難しいです。
そこで注目したいのが、「造園技能士」や「造園施工管理技士」といった資格を保有しているかどうかという点です。
これらの資格は国家資格であり、保有しているということはそれだけ高い技術を持っていることの証とされています。
腕のいい業者かどうかを判断する際の一つの目安となるでしょう。
高木剪定を費用以外で選ぶポイントの2つ目は、見積もりをしっかりと出してもらえるかです。
いくつかの高木剪定業者に候補をしぼったら、見積もりを依頼してみましょう。
見積書をもらうと、つい高木剪定費用に目が行ってしまいますが、記載されている項目も念入りにチェックしなくてはなりません。
見積書にあいまいな点や不明な点はないか確認し、疑問がある場合はすべて質問し解決してから依頼することが大切です。
もし、見積書があいまいで、質問してもはっきりと答えてくれない業者であれば、依頼を見送った方が無難です。
事前にご自身である程度の費用を計算しておくと、見積書との料金の相違を理解できます。
伐採にかかる料金の計算方法や単価相場などは以下の記事で詳しく説明しています。
高木剪定業者に見積もりを依頼する時には電話かメールかのいずれかになるかと思います。
この時、高木剪定業者の対応が悪いようであれば、その業者には依頼しない方が身のためでしょう。
対応が悪い業者はトラブルが発生する確立が高くなってしまいます。
どんなに高木剪定の費用が安かったとしても、トラブルに巻き込まれてしまっては意味がありませんので、そのような高木剪定の業者は避けるようにしましょう。
木の伐採ができる業者について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
この記事を執筆しているオコマリが実際にご依頼をいただきました剪定の事例を2つご紹介したいと思います。
また、作業後にお客様からいただいた口コミも併せてご紹介したいと思いますので、ぜひチェックしてください。
サービス | 金額 | 住居 | 本数 | 剪定 | 39,000円 | 一軒家 | 複数本 |
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作業時間が短く、とてもテキパキとした作業をしていました。高いところの剪定で自分では出来ない場所だったので、対応してくれて助かりました。
サービス | 金額 | 住居 | 本数 | 剪定 | 94,000円 | 一軒家 | 複数本 |
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急ぎでの庭の木の剪定の作業を依頼しましたが、スムーズに作業を進めてくれました。非常に助かりました。ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
この他にも数多くの口コミ、作業実績を掲載しておりますので、興味のある方は「剪定の口コミ一覧」や「剪定の作業実績一覧」をご覧くださいませ。
高木の剪定業者を探す場合、初めて依頼する人は戸惑うでしょう。
そこでどのようにして高木の剪定業者を探せばよいのかお伝えしていきます。
以下の4ステップをご覧ください。
この4ステップで業者を探すことができます。
しかし、わざわざ複数社に連絡をするのが面倒だと思われる方もいるでしょう。
そんな方は、「高木の剪定をどの業者に依頼しようか迷われている方へ」をぜひご覧くださいませ。
ここまで高木の剪定についての費用相場や業者を見極めるポイントについてお伝えしてきましたが、もう一度「剪定」をする必要があるのか考えてみましょう。
もし、今後も定期的に剪定をして、管理しようと思われている場合は「剪定」をいう判断は正しいです。
しかし、10年後には管理する人がいなかったり、定期的に剪定をする費用を払えるかわからないという人は「伐採」や「抜根」という手段も選択肢の中に入れてみてはいかがでしょうか?
「剪定よりも伐採をする方が、費用がかかる」という理由で伐採を選択肢から外している人がいましたら、下記の記事から伐採や抜根の費用を確認して見てください。
今だけでなく数年後のことを想像して、後悔のない判断を行いましょう。
全国に高木の剪定を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
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高木剪定の料金費用相場について、料金費用の決まり方や高木剪定の料金費用を抑える方法、業者選びのコツを解説してきました。
高木の剪定は専門的な知識や技術が必要とされるので業者に依頼してきれいに仕上げてもらうのがおすすめです。
業者を選ぶ際には「費用の安さ」で選んでしまいがちですが、大切なのは「信頼できる高木剪定業者に依頼すること」です。
そのためにも、業者の対応や見積書、保有資格などを考慮し、納得のいく業者選びをしていただきたいと思います。
記事を読んで、庭の手入れや伐採などのことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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