芝生の除草剤のおすすめや除草方法をご紹介します。
投稿日:2020年01月15日 更新日:2021年07月06日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
庭に茂った青々とした芝生は大変美しいものですね。
しかし、手入れを怠るとすぐに雑草が生えてきてしまいますので、定期的に芝生を除草をしなくてはなりません。
もし除草を怠ると、雑草のために芝生の生育が妨げられたり、害虫が出たりする原因になってしまいます。
「自宅の庭の除草は自分でする」という方も多いですが、どうしても手に負えない場合は業者に芝生に除草を依頼するという方法もあります。
ここでは、芝生の除草について、ご自身で行う場合のやり方や除草剤の種類、おすすめの時期などをご紹介するとともに、業者に依頼する場合のメリットや料金相場、依頼する際の注意点などについてもあわせてご紹介していきます。
オコマリは、芝生の除草を始め庭の手入れ、木の伐採・抜根、剪定、遺品整理、ゴミ屋敷清掃といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。芝生の除草に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの芝生の除草のサービスの詳細ついては、「庭の手入れ|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
芝生の除草をするには、ご自身で行う方法と業者に依頼する方法とがありますが、「家の芝生なら自分で除草する。」という方が多いと思います。
では芝生の除草を業者に依頼するのはどのようなケースかというと、芝生が伸び切ってしまって自分ではどうしようも出来ないと思った時や、遠くにする両親の家の芝生を自分が代わりに除草しなければならない時などがあります。
そこで、芝生の除草の仕方について、ご自身で行う方法と業者に依頼する方法とに分けてご紹介していきます。
芝生のベストな除草方法は、芝生の状態をこまめにチェックしながら雑草を手で抜く方法です。
雑草が大きくなってしまうと除草するのが困難になりますので、見つけたらなるべく小さいうちに抜くことがポイントです。
特に、夏は雑草の伸びるスピードが早いので、あっという間に芝生よりも大きくなってしまいます。
夏の間は「見つけ次第除草する」ということを心がけるといいでしょう。
とは言え、すでに大きくなってしまった雑草がはびこっている場合は、手で抜くには限界があるため、除草剤や芝刈り機を活用することをおすすめします。
では、次に芝刈り機を使った芝生の除草野注意点をお伝えしていきます。
除草剤を使いたい人は、「除草剤の選び方」をご覧ください。
芝刈り機を使って芝生の除草を行う場合、注意すべきことは2つあります。
1つ目は、どのくらいの芝の長さにするのか決めること、2つ目は、芝の長さに対して1/3以上短くしないことです。
まずは、芝生の長さを決めてください。
短い状態が好きな人もいますし、長い状態を好む人もいます。
どちらが良いということはありませんので、ご安心ください。
ふさふさした感じが好きなら長めに、スッキリとした見た目にしたいなら短めに刈りましょう。
次に、芝の長さに対して1/3以上短くしないことを意識しましょう。
芝生は上から1/3以上刈ってしまうと「生長点」も刈ってしまうことになるので枯れてしまいます。
※生長点とは、植物が成長する土台となる部分
短い芝生が好きでも、1/3以上は絶対に刈らないでおきましょう。
また、生垣の手入れ方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
芝生の除草は、造園屋、植木屋、便利屋に依頼できます。
中には除草・草刈り専門業者もありますので、ご自宅の近くにそういった業者があれば相談してみるといいでしょう。
もし近くに業者があるかどうか分からないという場合は、インターネットで検索してみるのもいいですね。
芝生の除草に使う除草剤は、必ず「芝生に使える除草剤」を選ぶようにしてください。
と言うのも、普通の除草剤を使用すると、芝生まで枯らしてしまう可能性があるからです。
芝生に使える除草剤には「土壌処理剤(発芽抑制剤)」と「茎葉処理剤」の2タイプがあります。
土壌処理剤(発芽抑制剤) | 雑草が大きくなる前に散布し、芝生が雑草で荒れるのを予防する。効果持続期間は数か月にも及ぶため、計画的な除草対策ができる。 |
茎葉処理剤 | 雑草がすでに大きくなっていても、茎と葉を枯らせる。雑草を今すぐに枯らしたいときに効果的。 |
雑草が育つ前に土壌処理剤をまき、それでも抑制できなかった雑草に対して茎葉処理剤を利用すると雑草対策に効果的でおすすめです。
また、芝生の除草剤には、顆粒タイプと液体タイプがあります。
顆粒タイプの特徴は、長い時間をかけて土に成分が浸透していき、土から雑草を生えなくさせることです。長い時間がかかるため、即効性を求める方には不向きですが、梅雨のシーズンなどでは、雨によって除草剤の浸透が早まります。
液体タイプの特徴は、何よりも即効性があることです。
しかし、除草剤を散布した雑草が枯れたら、また新しい雑草が生える可能性があります。
芝生以外の庭の除草について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ここからは、芝生をきれいに保つために除草剤を使用される方に、雑草別におすすめの除草剤をご紹介します。
以下の表にまとめましたので、ご自宅の芝生に生えている雑草と照らし合わせてご覧ください。
植物名 | おすすめの除草剤 |
---|---|
クローバー | MCPP薬剤 ザイトロンアミン液剤 |
スギナ | MCPP薬剤 ザイトロンアミン液剤 |
ドクダミ | グリホサート系除草剤 |
カタバミ | MCPP薬剤 |
セイヨウタンポポ | サンフーロン |
また、除草剤によっては、芝生を傷めてしまうことがありますので、購入前に注意書きや除草剤と芝生が適合しているかを確認してください。
特に、グリホサート系除草剤はかなり強めの除草剤になりますので、取り扱いには十分ご注意ください。
有名な除草剤として、シバキープやシバゲン、mcppなどがありますが、どれが安全なのかご存じでしょうか?
特に、小さなお子さんや犬などのペットを飼われている方は心配になると思いますので、安全な薬剤を2つお伝えしていきます。
この2つの除草剤は比較的安全性があるとされていますが、除草剤には変わりありません。
散布し終わった後の芝生に小さなお子さんや犬などのペットが近づくことのないよう、目を離さないでください。
芝生の除草のおすすめの時期は、「雑草を見つけたその時」です。
雑草が出る時期は地域によって異なりますが、春先暖かくなってくると小さな雑草が生え始めます。
雑草は小さければ小さいほど手で抜きやすくなりますので、「見つけたら抜く」ということを習慣づけるといいでしょう。
ただし、除草剤をまくオススメの時期は決まっていますので、ベストな時期にまくようにしてください。
次に除草剤をまくオススメの時期をご紹介します。
土壌処理剤(発芽抑制剤)は、雑草が生えてくる前にまくのが基本となるため、3月、6月、10月頃にまくのがオススメです。
また、茎葉処理剤は雑草が生えてきてからまく商品なので、雑草が大きく育つ5月~10月がオススメの時期となります。
ただし、芝生を張った年は芝生自体も除草剤の影響を受けやすいため、手で抜くようにしましょう。
芝生に除草剤と肥料を撒く際、どちらを先にすべきか迷われている人はいませんか?
結論から言うと、どちらから先に撒いても特に問題はありません。
肥料は土の中に浸透し、除草剤は雑草の葉や茎に浸透していくためです。
しかし、1~2週間程度、期間をあけてから撒く事をおすすめします。
芝生に除草剤を使用する人に知っていてほしい注意事項が2つあります。
注意事項は、下記の2つです。
1つずつご説明していきますので、ぜひチェックしてください。
芝生の除草剤における注意事項の1つ目は、芝生の種類と除草剤の種類を確認することです。
庭木にも様々な種類があるように、芝生にもさまざまな種類があります。
また、芝生の種類によって効果がでる除草剤とでない除草剤があります。
したがって、除草剤を購入する前にご自宅の芝生が何という種類の芝生なのか確認しましょう。
確認ができたら「【植物別】おすすめの除草剤」を見て、ご自宅の芝生に合った除草剤を購入してください。
芝生の除草剤における注意事項の2つ目は、強風の日に除草剤を散布しないことです。
どうしても今日除草剤を散布したいという人以外は、強風の日を避けましょう。
理由は単純で、除草剤が風に流されて均等に散布することができなかったり、近隣のお庭まで除草剤を散布してしまう可能性があるからです。
したがって、どうしても強風の日に除草剤を散布したい人は、できるだけ除草剤が風で流されないよう注意し、最悪の場合、近隣の庭が枯れてしまった場合は、弁償する覚悟をしておきましょう。
それが難しいのであれば、除草剤の散布は風があまりない穏やかな日にしてください。
芝生の除草はご自身の手でされることが多いですが、冒頭でもご紹介したように、芝生が伸び切ってしまって自分ではどうしようも出来ないと思った時や、遠くにする両親の家の芝生を自分が代わりに除草しなければならない時など、業者の手を借りたほうが効率的に除草ができることがあります。
では、芝生の除草を業者に依頼すると、どのようなメリットがあるのか確認していきましょう。
主にこのようなメリットがあります。
芝生の除草は定期的に行わなければならず、その都度体力も使う上に、除草のための時間も確保しなくてはなりません。
そしてなにより、業者が除草したほうが芝生がきれいになるという大きなメリットがあります。
芝生の除草を業者に頼む場合、気になるのが「料金がいくらかかるのか?」ということですよね。
芝生除草業者の料金体系は、主に次の3つがあります。
このように3つの料金体系がありますが、一般的には①の面積当たりの料金を設定している業者が多いです。
そこで、①の面積当たりの料金について詳しく確認していきたいと思います。
芝生除草業者に依頼した場合の料金相場は、50㎡あたり7,000円~2万5,000円が相場となっています。
「料金に幅があるのはどうして?」と疑問に思った方もいるでしょう。
これは、料金に含まれる費用項目が業者により異なるためです。
一般的な費用項目としては、人件費、交通費、道具材料費、機械使用費などがありますが、提示された料金にどこまでが含まれていて、追加でどの項目を支払う必要があるのかを確認する必要があります。
また、機械のレンタル代や除草した雑草の処分費用なども別途請求される場合もあります。
芝生除草業者の中には、防草シートの施行や消毒散布などのオプションを付けられるところがあります。
費用の相場としては、防草シート施行が50㎡あたり5万円~10万円程、消毒散布作業が50㎡あたり2,000円程となっています。
以上が芝生除草業者に依頼した場合の費用の相場になります。
ご紹介したように、費用にはどこまでの項目が含まれているのかを充分に確認しなければ総額を把握することができません。
そこで、芝生除草業者に依頼する際に気を付けていただきたい点がありますので、次章で詳しくご紹介していきます。
芝生以外の草刈りについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
さて、芝生の除草を業者に依頼する際の料金相場はお伝えしてきましたが、作業日当日に高額な追加料金を取る芝生の除草業者が多いのも事実です。
芝生の除草を適正な価格で依頼する為にも。芝生除草業者を探す際には以下の4つのポイントを押さえるようにしましょう。
先にもご紹介したように、芝生の除草業者から提示された金額にはどこまでの項目が含まれているのかを確認しなくてはなりません。
後に追加で高額な費用を請求されないためにも、芝生除草業者からの料金の総額をしっかりと教えてくれる業者を選びましょう。
もし、芝生除草料金に疑問点がある場合には遠慮なく質問して、対応をしっかりしてくれるか?を見極めましょう。
芝生除草業者が実際の作業工程や内容をきちんと説明してくれるか、見極めることが大切です。
質問に対して丁寧に受け答えしてくれる芝生除草業者であれば安心して依頼することができますね。
逆に内容についての説明が適当な芝生除草業者であれば、避けておいた方が良いでしょう。
芝生の除草についての相談は、電話やメールで行うことが一般的です。その際の担当者の対応にも注目しましょう。
電話やメールの対応が雑な業者が、芝生の除草をしっかり行ってくれるとは思えません。
分からない点や疑問点はお問い合わせ時に解決しておいた方が安心ですので、芝生の除草に関しての質問は積極的に行いましょう。
インターネットで、実際に芝生除草業者を利用した方たちの口コミや評判を見ることができます。
これから業者を選ぶ方にとって、実際に利用した方の芝生の除草作業に関する感想はぜひとも知りたいところですよね。
とは言え、コミを全部鵜呑みにするのは危険ですので、参考程度にとどめておきましょう。
全国に芝生の除草を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して芝生の除草を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
芝生の除草の方法を自分で行う場合と、業者に依頼する場合に分けて解説してきました。
芝生の除草をご自身で行う場合は、春先草が生え始めたころからこまめに手で抜くことがおすすめです。
また、除草剤を利用する場合は、土壌処理剤(発芽抑制剤)と茎葉処理剤をそれぞれ適した時期にまくことで、より除草の手間を省くことができます。
一方で、芝生の除草を業者に依頼する場合は、作業内容や料金など、納得のいく業者を見つけるために、今回ご紹介した注意点を参考にしていただければと思います。
庭の手入れのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは庭の手入れについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に庭の手入れに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。