庭木の抜根費用や業者の選び方をご紹介していきます
投稿日:2020年01月13日 更新日:2022年10月25日
ひろ |伐採部編集長
家の庭いじりが趣味で、木の伐採や剪定を習慣的に行っています。秋・冬には落ち葉拾いをして焼き芋を作るのが楽しみ。不要な木を抜根してフルーツを育てようと奮闘中しています。草木関係の情報を定期的にお伝えしていきます。
庭木の抜根費用の相場は、1本5,000円~8,000円程度になります。
庭木を伐採すると、切株や根っこが残ってしまいますね。自力でなんとかして抜根しようとしても、素人の手には負えないのが実情です。
とは言え、そのまま切株や根っこを放置したままにしておくと、シロアリやスズメバチなどが棲みつく可能性があり、大変危険です。
そのような状況になる前に、庭木の抜根をプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
「でも、庭木の抜根の費用がどのくらいかかるのか心配…」と不安な方もいると思いますので、ここでは庭木の抜根の費用にはどのような項目があるのか、庭木の抜根費用の相場、料金が変動する理由、抜根費用を抑える方法などについてご紹介していきます。
庭木の抜根を業者に依頼するときの参考にしましょう。
オコマリは、抜根を始め伐採や剪定、庭の手入れ、遺品整理、生前整理、片付けといった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。抜根に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの抜根のサービスの詳細については、「伐採・抜根|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
庭木を伐採した後に残るのが、根っこの部分ですが、抜根する必要はあるのでしょうか?
抜根をしない場合に起こるデメリットを下記にまとめましたので、ご覧ください。
あくまで、可能性の話になりますが、上記のデメリットが発生してしまうと、非常に時間や手間がかかります。
せっかく伐採をしたのであれば、伐根までしてお庭をスッキリさせましょう。
また、害虫の駆除にかかる料金相場を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
庭木の抜根にかかる費用の相場や単価を確認していきましょう。
庭木の抜根作業を業者に依頼する場合、「抜根費用はどのくらいかかるのか?」と不安になりますよね。
一般的に、細くて小さな切り株や庭木1本の場合、費用の相場は5,000円~8,000円程度となっています。
しかし、庭木が大きい、重機を使用する、抜根した根を回収してもらうといった条件が加わると、その分費用が高額になります。
ここからは、細かく分類した作業別の抜根費用についてご紹介します。
庭木の抜根費用は、根の幹回りや直径により費用が異なります。
ここでは例として、幹回りによる費用の相場を紹介します。
幹回り | 庭木の抜根費用 |
---|---|
~30㎝ | 5,000円~10,000円 |
31㎝~50㎝ | 15,000円~25,000円 |
51㎝~80㎝ | 25,000円~35,000円 |
81㎝~ | 35,000円~50,000円 |
庭木の抜根において、重機(ユンボ)を使用する場合の費用は次の通りです。
重量 | 費用 |
---|---|
1.5t | 20,000円/1日 |
7t | 35,000円/1日 |
10t | 50,000円/1日 |
庭木の抜根において、重機(クレーン)を使用する場合の費用は次の通りです。
重量 | 費用 |
---|---|
10t | 80,000円~100,000円/1日 |
20t | 130,000円~200,000円/1日 |
抜根した庭木を回収してもらう場合は、幹回りによって費用が異なります。
下記には幹回りの大きさにおける抜根した庭木の処分費用を紹介します。
幹回り | 抜根した庭木の処分費用 |
---|---|
~30㎝ | 3,000円~5,000円 |
31㎝~50㎝ | 5,000円~8,000円 |
51㎝~80㎝ | 8,000円~15,000円 |
81㎝~ | 10,000円~30,000円 |
このように、庭木を抜根する場合は、重機の使用の有無や根の回収の有無などによって費用が大きく異なります。
幹回りの大きさを見ても、ピンとこない方に向けて庭木の種類別の抜根費用相場をご紹介していきます。
以下に表をまとめましたので、ご覧ください。
庭木の種類 | 抜根費用相場 |
---|---|
オリーブ | 5,000円~10,000円 |
シマトネリコ | 15,000円~25,000円 |
金木犀 | 10,000円~20,000円 |
アオダモ | 25,000円~35,000円 |
モッコク | 5,000円~15,000円 |
クロガネモチ | 25,000円~35,000円 |
ツバキ | 5,000円~15,000円 |
ゴールドクレスト | 5,000円~10,000円 |
ここからは、伐根の作業を業者に依頼したときにかかる料金の内訳を詳しく解説していきましょう。
庭木の伐採について詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
庭木の抜根を業者に依頼する場合の費用には、主に次の4つがあります。
では、それぞれの費用について詳しく紹介していきます。
人件費とは、庭木の抜根の作業料金や技術料金、チェーンソーなどの道具使用料にかかる費用を言います。
なお、抜根業者により出張費が含まれるところもありますが、別途費用が必要になるところもありますので、抜根費用の見積もりの際に確認するようにしましょう。
抜根する庭木の大きさや立地条件によって、作業の難易度が異なるため、作業の難易度に応じた割増料金が発生する可能性があります。
たとえば、抜根する庭木の付近に他の木や家屋があったり、作業に必要な重機を入れるスペースがなかったりする場合などは、割増料金が費用としてかかることが多いです
ただし、逆に抜根作業がしやすい場合は割引になることもあるので、こちらも事前に確認しておくと安心です。
抜根した庭木をそのまま放置しておくと、木から虫が湧くなどのデメリットがあります。
そのため、抜根後は抜根業者に処分を依頼する必要がありますが、その際にも費用が発生します。
庭木の大きさによっては、運びやすい大きさにカットするなどの作業が必要になりますし、トラックの運賃や移動費用などもかかります。
ただし、庭木によっては買取り可能なものもありますので、その分抜根費用から相殺してもらうこともできます。
庭木がそれほど大きくない場合は、基本的に人力で抜根することができますが、大きい庭木となると重機を使って抜根するケースが多いです。
しかし、重機を扱えるのは国家資格を持った人のみであり、状況によって申請なども必要になることがあります。
さらに、重機を抜根する現場まで運搬する費用も必要になりますので、人力で抜根する場合に比べて費用が高くなります。
以上が、庭木の抜根の際に必要になる主な費用になります。
では次からは、庭木の抜根費用はどのようにして決まるのか、その仕組みについて確認していきましょう。
庭木の抜根にかかる費用については、次の2点が大きなポイントになります。
先にも少し触れましたが、庭木の抜根の際に重機を使用すると人力での作業よりも費用がプラスされます。
また、庭木を抜根した後、穴を埋めるなどの整地までを希望するのであれば、別途整地にかかる費用も発生することを忘れてはいけません。
大きな庭木を抜根する場合、重機を使用することになりますが、使用する重機の種類や使用する期間によって費用が異なります。
より大きな重機を使用する方が費用は高くなりますし、使用する期間が長いほど費用もかかることになります。
庭木を抜根した後の土地は、穴が開いた状態になっています。
そのままにしておくと危険ですし、景観も良くないため、整地して穴を埋める作業が必要になります。
整地は、穴を土や砂、砕いた石などで埋めますが、ただ埋めるだけでは不十分です。
そのため、上から何度も平らに踏み固める作業をしなければなりません。
大きな抜根跡の場合、整地作業は大きな労力や高い技術を要しますので、費用はかかりますが抜根業者に依頼する方がよいでしょう。
庭木の抜根費用相場をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
庭木の抜根費用相場がわかっても請け負ってくれる業者がいないと伐根作業に取り組めません。
そこで、庭木の抜根を請け負う業者を3つご紹介していきますので、ご確認ください。
庭木の抜根を請け負う業者の1つ目は、庭木の専門業者です。
庭木の専門業者は、剪定や伐採、伐根作業を普段から行っていますので、庭木の扱いに関して、非常に慣れています。
ただし、便利屋のように他の依頼(片付けや不用品回収など)は請け負ってくれないので、他にも依頼したいことがある人は注意してください。
庭木の抜根を請け負う業者の2つ目は、便利屋です。
便利屋の特徴は、庭木の抜根以外にも不用品の回収やお部屋の片付け、害虫駆除などの他の依頼を請け負ってくれるので、複数の依頼をしたい人におすすめの業者です。
ただし、抜根費用だけ依頼するとなると、庭木の専門業者に比べ費用が少し高くなる傾向がありますので、注意してください。
庭木の抜根を請け負う業者の3つ目は、ホームセンターです。
ホームセンターは、気軽に立ち寄れますし買い物をしたついでに抜根の依頼ができるから便利です。
ただし、費用は、便利屋や庭木の専門業者に直接依頼するよりもはるかに高い金額を請求される場合があります。
したがって、お金に余裕がある人で気軽に依頼したい方にはおすすめですが、費用を抑えたい方にはおすすめできません。
「庭木の抜根を依頼するならシルバー人材センターが良いのでは?」と思われる方は多いと思いますが、それは違います。
確かにシルバー人材センターでは、伐採や剪定の費用が安いと言われているかもしれませんが、多くのシルバー人材センターでは、庭木の抜根作業はお受けできないのです。
理由は明記されていませんが、気になる方はお住まいの近くのシルバー人材センターのホームページをチェックしてみてください。
結論から申し上げますと、都道府県別で庭木の抜根の費用相場に違いはでませんが、業者によって費用相場に差が出ることは事実です。
また、庭木の抜根費用は、各業者がそれぞれ個別に設定していますので、費用に大きな差がでることもありますので、業者選びは慎重に行いましょう。
しかし、過去に庭木の抜根を業者に依頼したことがないと、業者の選び方がわからないと思いますので、下記に記載しました。
詳しく知りたい方は「庭木の抜根費用を抑えるコツ」や「庭木の抜根費用だけを気にするのは危険?業者の選び方のコツ」をご覧くださいませ。
庭木の抜根を業者に依頼した場合の費用相場や費用の決まり方をご紹介してきましたが、庭木の抜根自分でDIYしたいという人もいると思いますので、ここからは、庭木の抜根を自分で行う方法と費用相場を解説していきます。
まずは、庭木の抜根を自分で行う場合に必要になる道具からご紹介します。
庭木の抜根作業に必要な道具は、非常にシンプルで以下の3点になります。
また、薬剤を使用する場合は上記の3点に追加で下記の2点が必要になります。
ノコギリは、スコップやシャベルで穴を掘っていくと根が出てきますので、その根を切断するために使用します。
ドリルは、薬剤を流し込む際、切り株に穴をあけるときに使いますので、薬剤を使用しない場合は必要ありません。
ここからは、庭木の抜根を自分で行う方法を薬剤を使う場合と使わない場合に分けて説明していきます。
庭木の抜根をスコップ・シャベルのみで行う方法の手順は以下の通りです。
手順としては非常にシンプルですが、体力と気合が必要になる作業ですので、体力に自信のない方やお時間をあまりとれない方にはおすすめできません。
庭木の抜根を薬剤を使って行う方法の手順は以下の通りです。
こちらも非常にシンプルな手準にはなりますが、注意点が2つあります。
1つ目の注意点は、スコップ・シャベルのみで庭木の抜根をするときと同じで、体力と根気が必要になる作業になることです。
2つ目の注意点は、薬剤の種類や切り株の大きさによっては、根が枯れるまで数か月かかることがありますので、お急ぎの方には向かない方法かもしれません。
庭木の抜根を自分で行う場合の費用相場は、業者に依頼するときと比べてどれくらい違うのでしょうか?
以下に庭木の抜根を自分で行う場合の費用相場を表にまとめましたのでご覧ください。
必要な道具 | 費用相場 |
---|---|
ノコギリ | 2,000円程度 |
スコップ・シャベル | 1,000円程度 |
軍手 | 100円程度 |
薬剤 | 1,000円~4,000円程度 |
ドリル | 5,000円~15,000円程度 |
合計 | 9,100円~22,100円程度 |
庭木の抜根を自分で行って場合と業者に依頼した場合をご紹介しましたが、結論から言うと庭木の抜根は自分で行うよりも業者に依頼する事をおすすめします。
庭木の抜根費用は、自分で作業したほうが安くはなりますが、費用の差以上に体力や時間を浪費してしまいますし、抜根作業自体を失敗してしまう可能性もあります。
その点、プロの抜根作業業者は、失敗することもありませんので、満足のいくお庭になります。
どうしてもご自身で庭木の抜根作業に取り組みたい方以外は、業者に依頼しましょう。
庭木の抜根費用を抑えるには、「相見積もりを取る」ことが何よりも大切です。
相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを出してもらい、価格やサービス内容を比べることをいいます。
庭木の抜根費用は抜根業者によって異なりますので、作業内容に対する価格が妥当なものかを判断するために、相見積りを取ることが欠かせません。
もちろん1社で決めるのも良いと思いますが、最低でも2社の庭木の抜根費用を比較すると良いでしょう。
庭木の抜根費用を比較する為に、相見積もりを取るときには一定のルールがありますので、それに従って依頼するようにしましょう。
庭木の抜根を業者に依頼する場合、やはり「安いところに依頼したい!」と考えてしまいがちです。
しかし、抜根費用の安さだけで抜根業者を選んでしまうのはおすすめできません。
後のトラブルを回避するためにも、庭木の抜根業者選びは費用だけで判断せずに、作業内容や対応などをしっかりと見極めて決めることが大切です。
庭木の抜根を依頼するのにおすすめな抜根業者は、次の3つのポイントを満たしている業者です。
まずは、庭木の抜根費用について明確に提示し説明してくれることがポイントです。
また、庭木の抜根の作業内容についてあらかじめ説明をしてくれると、安心して作業をお任せすることができますね。
さらに、後から別途費用が追加されないように、事前に現地調査を念入りに行い状況を的確に把握する抜根業者がおすすめです。
庭木の抜根作業の費用相場や抜根費用を抑えるコツをご紹介してきましたが、庭木の伐採を考えている人は、抜根をするかどうか考えるようにして下さい。
切り株のまま残しておくと、数年~数十年後には、今と同じように庭木が生えている状況になるかもしれません。
伐採を考えている庭木が再び生えてきても良いという方以外は、抜根までしておく事をおすすめします。
庭木の伐採について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
全国に庭木の抜根を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して庭木の抜根を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
庭木の抜根を業者に依頼した場合の費用は、小さな切り株や庭木1本であれば1万円以下で対応してもらうことができます。
しかし、重機の使用、切株の回収、整地などが必要となる場合は、さらに費用が上乗せされます。
費用は抜根業者によって異なりますので、複数の業者に相見積もりを取り、作業内容や費用をしっかりと比較し安心して依頼できる業者を見極めることが大切です。
伐採や伐根について、もっと知りたい方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
伐採・抜根のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは伐採・抜根について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に伐採・抜根に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。